あらすじ
魔都大江戸で年を越したかわら版屋の少年記者・雀。新春早々、仕事仲間の桜丸やポーと連れ立って歌舞伎見物へ出かける。日吉座の花形役者・蘭秋(らんしゅう)の艶やかな魅力とともに、物語に惹かれた雀は、脚本を書いたのが雪消(ゆきげ)という白鬼の娘であることに驚く。美しく若い女の姿をした雪消は、ある理由で座敷牢の中にいた。シリーズ第三作。
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読み終わりました!
後半は、もう目がウルウルしました。:゚(。ノω\。)゚・。
涙が止まりませんでした…
ラスト良かった。。
解説も読みました!
この巻から第2ステージなのですね♪
雀にこれからどんな出会いが待っているのか
成長が楽しみです(〃^^〃)
次の巻はもうすぐ発売されるので、待ち遠しいです♡♡
あと、前のレビューで洒落のこと感想を書いたので
解説でそのことについて触れていたのが
嬉しかったです!
香月さん自ら考えて洒落を作ったのかなと思ってました。
本当に昔からあったんですね!!!
洒落の意味も最後に載っていて、
楽しみに読んでいました!こういう意味なんだなって勉強になります(笑)
例えば『料られる』という言葉があったのですが
最後の洒落の意味を見るまでは、
『料られる』の言葉。。雀食べられちゃうの?!と思ってました(゚Д゚;)
あと『佐太郎』って名前じゃなかったんだ。。
違ったんですね…(笑)
洒落はユニークな言葉が多いですね!
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安定の香月先生の脳裏に映像が浮かぶような江戸の美を書き表した作品。
年の瀬の江戸の活気ある情景や行事がこと細かに華やかに、また妖しく書かれていた。
みんな大好き鬼火の旦那が今回は割と出てくるので歓喜でした!
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シリーズ3作目。
喉元すぎれば熱さを忘れてしまう。自分が何にもわかってないのが露呈する。
それではだめと、大事なことを見失っていないかと、そういうことを思い出させてくれる貴重な作品。
気づいたときには遅いのだから。
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今回の「大江戸妖怪かわら版」は、座敷牢の中に封印された白鬼の娘・雪消とお馴染み雀を中心に話が進む。
魔都・大江戸での暮らしもすっかり慣れて、仕事でミスをしたり、美味しいものを食べたりキレイなものを見たり。
でも「魔都」の中には、雀が知らないことも、怖気がするようなことも。
でも雀はいつも明るく、生きることを楽しんでいて、回りの人が幸せであればいいと願ってる。
そんな雀の、当たり前の純粋さに、読んでいてふっと笑ってしまったり、同調したりした。
誰かのために走れることは、それだけで才能だと思う。
前を向いて走る雀が次に何に出会うのか、楽しみだ。
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元気な雀が怖い思いをする。美しくて怖い思いを。怖いほど美しいという究極の思いを仮に味わえた気分。不思議の国の大江戸で雀がこれから出会うことが楽しみでもある。
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おもしろかったです。
大切な人を失うことの恐さ、日吉座の雪消に対する愛情。
読みながら、ひしひしと伝わってきました。
雀はかわいいですね。
何歳の設定だか忘れてしまったので、
もう一回一巻から読み直してみます。
Posted by ブクログ
大江戸の年越しは、綺麗で楽しそうでいいなぁ。
また新しい人(鬼)と出会って色々思ったり、鬼火の旦那の傍で生まれ直してる雀が微笑ましいです。
大切な人がいなくなるかもしれない怖さや、痛み、苦しみを味わう事も生きていく上では大事なんだな‥。
Posted by ブクログ
雪消との邂逅!
雀の恋心というより魂を分け合ったものに対する親しみみたいなのが可愛かった。
そして、雪消に対する理解と努力を惜しまないに日吉座は本当に粋だわ。
わらびもち食べたい