【感想・ネタバレ】大江戸妖怪かわら版1 異界より落ち来る者ありのレビュー

あらすじ

三ツ目や化け狐たちが平和に暮らす、おだやかな魔都「大江戸」。かわら版屋の少年・雀は、この町に住むたったひとりの人間だ。面白話を求めて奔り回る雀のところに「人間を拾った」との一報が。おかっぱ頭の童女が、人間の住む異界から落ちてきたというのだ――。朗らかな妖怪たちの姿を鮮やかに描いた、優しい人情噺。

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香月日輪さんのシリーズ本が好きで購入。
一冊は短く簡単に読める。世界観にすぐ入り込めて一気に読めた。

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2023年12月07日

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夢中になって読んでしまいました。
時代は江戸だと思うのですが、雀が住んでいた世界は、平成前期くらい…?
たまごっちとか言ってるし…
読んでいけばわかるかしら?
笑いあり涙あり、すんごいカッコいい花魁も出てきたり…
鬼滅の刃アニメ遊郭編もやってるのでタイムリーに楽しめます!

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2022年01月19日

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江戸庶民の情緒満載
妖怪宇宙は並行宇宙的存在だけれど
人間界と一味違う所は
人間味あふれる人情を失ったシガラミや
理不尽な力関係による抑圧が無いところかな〜

人間界の江戸も庶民の暮らしは今から思うと
信じられないほどに人情豊かで
憧れてしまうのだけれども
妖怪の江戸はそれにも増して自然体の関係が
忍ばれてホッコリとしている感じだ

多様性もここまでくれば
差別やイジメなど微塵もあり得ず
云うことなし❢❢

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2015年08月05日

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ネタバレ

読み終わりました!

何人(人?)かは顔に面をつけていて
人と妖怪たちが暮らす。。
何だかまるで夏目友人帳の世界のよう…


読んでいたら。。
魔都・大江戸へ私も落ちてみたくなりました////
色んな妖怪さんたちに会いたいです♡♡

ポーが気になるo((〃∇〃o))((o〃∇〃))o
猫のダヤンの少しかわいくなったバージョンが
思い浮かびますww
桜丸も気になるし!!登場人物みんなも気になる(笑)


雀にも会いたいなぁ(#^^#)


なんといってもお食事のシーンは
どの料理もおいしそうで、
お腹がすきそうになります(〃゚σ¬゚)ジュルリン..

風景の情景も素敵に描かれていてワクワクしました♪

会話が、時々洒落を言っているのも魅力です!笑
例えば…お頼みあげ豆腐とか(〃^^〃)

この作家様はユニークな方ですね!
洒落を色々と考えたり調べたりしたのかなと
想像してしまいます////



物語の続き気になります!
それに…ここに来るまで雀に何が起こったのかも
とっても気になります。。



かわら版の雀が書く字が達筆のようで
こういう字。。好きだな♡

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2014年07月24日

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舞台は江戸。しかしそこに住んでいるのは妖怪たち。その中に一人だけ人間が住んでいます。
多分この人間、雀は現代の日本に住んでいた子。大江戸に落とされて瓦版を作りながら生活しているようです。

相変わらず設定が面白い。そしてこの小説、香月先生の他の作品に登場した人物も登場してるんです。そういうのが苦手な方もいらっしゃると思いますが、私はかなりテンションが上がった口でして…一気に引き込まれてしまいました(笑)
続きが気になる大好きな作品の一つです。

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2014年01月30日

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綺麗な世界だし、
登場するキャラがみんな個性が強くて優しいから、
読んでいて、
とても幸せな気持ちになれるから好きです。

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2013年04月14日

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旦那がイケメン過ぎて。周りのひとたちの優しさや言葉がしみいります。雀が今までの世界から新しい世界へ移り、毎日を改めて一所懸命生き直す姿が楽しそうでキラキラして、続きも楽しみです。

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2012年09月02日

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ネタバレ

妖怪が通りを闊歩する大江戸で、ただ一人の人間である雀が住んでいる。
「幽雅な日々」のように、美味しそうな食事も出てくる。

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2013年04月30日

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同じようで少し(?)違うもうひとつの江戸。そこは魑魅魍魎が闊歩するとところで、妖怪たちが平和に暮らしていた。そしてある日突然、異界から人間の女の子が落ちてきて....という話。解説の田端さんも書いているように自分が今見ている世界は慣れているだけで、実はほかの人から見たらすごいのかな。とか思えました。あと、花魁すごい。

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2013年02月25日

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ネタバレ

「妖怪アパートの幽雅な日常」を執筆している香月日輪さんの新シリーズ。
今回の舞台は江戸。
妖怪たちが住む大江戸でただ唯一の人間である主人公「雀」や、個性豊かなキャラを巻きこんだほのぼの系ストーリーです。
殺伐とした雰囲気はなく常にほのぼのな雰囲気が流れていますが、飽きることなく楽しめました。
妖怪やほのぼの系が好きな方にはぜひお勧めです。
主人公がその時何を想い何を感じて成長していく姿に、今度注目したいと思います。

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2012年11月05日

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面白かったー。お小枝ちゃんが可愛かったなぁ。一緒に大江戸を観光してる気分になりました!
親の良かれと思う行動、子供に伝わらないことだっていっぱいあるんですよね。
お小枝ちゃんが、帰ってきて、ご両親はどれだけ喜んだことでしょう。
どう生きて欲しいか、も大事ですが、どれだけお小枝ちゃんが大好きで愛してるかを、もっと伝えてあげて欲しいなーと思いました。
雀は、お小枝ちゃんと違い、大江戸に残る決断をしたんですよね…雀はどんな生い立ちだったんでしょうね…これから、語られていくとは思いますけど。
続巻も読もうと思いますー。

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2012年05月29日

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妖怪が普通に暮らす魔都、大江戸にただ一人暮らす雀の活力や成長が、とても前向きで素敵なお話。難しい言葉もなく、すんなりと世界観に浸れる。ライトノベル(だと思われる)なので台詞、改行が多く、文字数も少ないと思われ、非常に読みやすい。面白かった。

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2012年01月18日

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ネタバレ

江戸から明治頭くらいの文化レベルの江戸を舞台にした小説。
ただしキャラクターは主人公以外は妖怪ばかり。

姿は妖怪だけど、やってる事は人間と何も変わらない。

第5期鬼太郎の妖怪横丁をイメージしたらわかりやすいかも。

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2011年12月25日

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三つ目や魔人、ろくろっ首など異形の者どもが平和に暮らす魔都「大江戸」。この町で唯一の人間であるかわら版屋の記者・雀は、面白話を求めて東へ西へ…。

つるりと読める、ゆかいな妖怪小説でした。

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2011年12月21日

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誰かが恋をするわけでもなく、誰かが殺されるわけでもなく。
けれども周りを巻き込んで話は楽しく進み解決する。
平和であるからこそおもしろいお話が、どこかわくわく感を引き出してくれる。
だから香月日輪の世界はおもしろいと感じます。

主人公の男の子と周りの妖怪たちが織り成す物語は、今までの香月さんの作品のように成長があったり、また、友情や夢を与えてくれるのかなと考えると続きが楽しみになります。

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2011年12月12日

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もう一つの大江戸の世界。

妖怪が住む江戸の町。
その中でただ一人の人間、雀。

空を天女が飛んでるなんて、すごく素敵です。

香月さんの描く世界ってほんとにすごいですね。

雀の過去も気になります。

桜丸と旦那がかっこいいです。

続き早く出てほしいです。

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2011年12月08日

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もう一つの大江戸の世界。さまざまな妖怪の織りなす情緒あふれる流れが香月さんらしい作風。相変わらず食風景が鮮やか。

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2011年11月23日

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シリーズ第1弾

雀、蜃気楼に永遠を見る
異界より落ち来る者あり
天空の庵にて思う
童女、異界を見聞す
桜貝の海に遊ぶ
月下に白菊咲く
風かわりて夏きたる
『大江戸妖怪かわら版(1)』用語辞典!

いきなり火事場の描写と、いなせなお江戸言葉。
けれど登場人物は妖怪だらけで、人間は雀ただ一人。
これは魔都・大江戸という異世界でのお話。
テンポの良い語りと話の進み方が香月 日輪さんだぁ~と
嬉しく思いながら、一気に読み進められます。

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2025年07月20日

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香月さんらしさっていうのはとても出ていて、ラストの締めはまさにって感じでした。表現というところでこだわっているなと感じるけれど、それが少しだけ読み辛さを思わせてしまう。1巻だけだと世界観には浸れない、巻数を積むたびに世界観は感じられると思う。設定は普通に良いですよ、女性向けだけれど。

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2017年04月29日

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江戸が舞台の妖怪が住むパラレルワールド。
香月氏の作品に期待する、ほのぼのとした中にある優しく力強い教訓が足りなかったなぁ。

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2015年08月08日

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妖怪達の愉快な日常にわくわくしっぱなしでした。最後まで飽きずに楽しめる一冊だと思います。あと食べ物の描写がおいしそう・・・

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2013年09月30日

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魔都・大江戸にたったひとりだけいる「人間」雀と妖怪達の日常、朝起きてご飯を食べて、釣りや将棋や散歩、蜃気楼を見に行ったりかわら版を読んだり。
そんな中、雀とはまた別の人間の女の子が、この世界に「落ちて」きたという。

冒頭からいろんな妖怪達が出てきて、絵がない分だけ想像を掻き立てる。
江戸らしく火消しや同心や花魁も出てくるが、それらはみな人ではなく妖怪なのだ。
人となんら変わらないやり取りに微笑ましく思い、今いる場所との違いに不思議な魅力を感じた。
個性溢れるキャラクターと起こる事件の非日常的さ加減がとてもいい。
所々に散らばる重さと普段の軽快さが、すらすら読ませてくれたような気がする。

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2013年08月24日

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まあ普通に面白い程度。江戸の洒落言葉になれてないと、とても違和感を感じる。(若干入れすぎな気もする)キャラクター達を生かしきれてないのも残念すぎる。
題名には「かわら版」と書いてあるけど、肝心のかわら版にはあまり期待せず、全体のお話を楽しむ方向で呼んだほうがおもしろいかもしれない。

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2013年08月05日

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読み易くて一瞬で読み終わった。
キラキラした表現がいっぱいあって、読んでてテンション上がります。
蜃気楼がハマグリのあくびだなんて、香月さんファンタジスタ〜
「極彩色の〜」とか「青地に金縁の〜」とか、なんか色の描写が多い気がした。
なんか常にポジティブポジティブ!!みたいなお話でした。
いいことしか起こらないみたいな。
読み応えはないけど、サラッ読んでスッキリした気持ちにはなれる。
そしてやっぱりこの人の食べ物の表現はすごく美味しそう〜

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2012年11月03日

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ネタバレ

☆3
香月日輪の新シリーズの文庫化版。
手にとって思ったことは、内容ではなく紙質。何ですかこれは。厚めの紙で、嵩上げしてるのかしらとか思ってしまう紙でした。何か意味があるのかもしれませんが、講談社文庫の普段の薄いつるつるの紙にそれなりに満足していた身としては、ちょっとびっくりで、ショック。薄くてもいいので普段の紙がいいです・・・。
それで、メインの内容ですが、悪くないし面白いけど、薄いです。最近なのか、もともとなのか。最近、文庫版になった作品だけを読み始めた身としては、分かり兼ねますが、薄いです。気楽に30分読みの小説?という感じで、楽しいけれど、可もなく不可もなくという感じに落ちてしまいます。ラノベってこんなものなのでしょうか。後は、なんとなくですが、いろんな設定や、言葉やテーマが、妖怪アパートと重なってきて・・・微妙な気分にもなりました。まぁ、同じ著者なので、しょうがないのかもしれませんが、ちょっと過食気味な感じ。それでも、主人公が、きちんと成長してくれるとうれしいなと思います。妖怪アパートでは、それが感じられなかったので。

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2012年02月22日

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ネタバレ

三つ目や化け狐たちが暮らす、おだやかな魔都『大江戸』。
かわら版屋の少年・雀はこの町に住むたったひとりの『人間』だ。

毎日面白話を求めて走り回る雀の元に「人間を拾った」との一報が・・・


粋で元気な雀とそれを取り巻く妖怪の面々が、かっこよかったり、かわいかったり、おっかなかったりで一息たりとも読み手を飽きさせません。
情景の描写がわかりやすく綺麗に書かれるので、魔都大江戸の町並みが
容易に想像できます。

余談ですが、この作者はご飯を書くのが上手すぎて読んでるとお腹が空きますw

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2012年02月11日

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ネタバレ

火事と喧嘩は江戸の華という。そこにもう一つつけ加わえたい、《妖怪》。
着物姿で町を闊歩する鬼面、世話焼きの一つ目女、天をかける魔人と登場する妖怪は独特だが、江戸を舞台にごくごく普通の人間と変わらない生活を送っている。それが本書の大江戸だ。

主人公で唯一人間の雀は『大江戸妖怪かわら版』を通し、江戸の妖怪たちにニュースを伝えている。そこに幼女が落ちきて、さぁ大変、という内容になっている。

本書の見どころは江戸の世界観と妖怪たちの個性的なキャラクター。ただ個性的なキャラクターは妖怪だからというわけでなく、妖怪は単なる外見的記号でしかなく、その中に彼の妖怪身(?)溢れる個性にこそ豊かさがある。自分的には特に桜丸がお気に入り。何このイケメンキャラの典型って感じ。

まだまだ、先が気になるシリーズ。

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2012年02月07日

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ネタバレ

自分にはありふれたつまらない日常でも,見る人が変われば非常に魅力的に感じ,その良さに気がつく。ほっこりするお話

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2012年09月05日

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妖怪達の町 大江戸  人間が一人だけ一緒に暮らしている。
少年の名は 雀 。
とりあえず 住んでいる妖怪達とお知り合いになる段階かな。
人間の世界から落ちてきた お小枝。 
やっぱり両親がこいしくて帰っていくけれど、少しでも覚えていて欲しいと思う大江戸でであった出来事や妖怪達のことを。

天女や龍が飛ぶ大江戸の空を見てみたいなぁ

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2011年12月06日

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大江戸の雰囲気だけでも楽しめました。天女がひらひら飛んでるのを想像したくなっちゃう文章でした。
聞き慣れない言い回しも、巻末に意味が載っていたので助かった。
雀は近未来からきたのかな〜続きが楽しみ。

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2011年11月28日

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