あらすじ
共同浴場は地下洞窟にこんこんと湧く温泉、とてつもなくうまいご飯を作ってくれる「手首だけの」賄いさん――13歳で両親を失った俺が高校進学と同時に入居したのは人呼んで“妖怪アパート”! 次々と目の当たりにする非日常を前に、俺の今までの常識と知識は砕け散る。
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中毒?
表紙が気になって読みはじめたら面白くて!
夢中になって気がつけば8巻を読み終えていました。
続巻がまちきれないかも。
時には考えさせられたり、じーんときたり。
良い本買ったなと思ってます(^^)
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とにかくご飯が美味しそう! こんなご飯を作ってくださる幽霊さんと同居したい。こんなお風呂に入りたい。こんな親友が欲しい。そして学生のうちに読めてよかったシリーズでもある。
料理が美味しそう!
学生の時に図書室で借りて読んでいました。
寮生活する予定だった主人公がとある事情から一時的に妖怪アパートに住むことになり、そこに住む住民達から大切なことを学んでいく話です。
食事シーンは思わずお腹が鳴るくらい描写が素晴らしい作品です。
Posted by ブクログ
読書にハマったきっかけの本の中の1つ。
ワクワクとドキドキ、人だったり霊だったり何か、誰かの事を想う暖かい気持ちが詰まっている作品です。
暗い部分もある。でも、それに対して立ち向かっていく。って感じのファンタジー小説。中学生ながらに納得したりして、色々考える事が出来て読んで良かったなって思ってる。好きな作品
Posted by ブクログ
友達に勧められて読みました。古いほうの表紙時代に勧められて、古典的な難しそうな本なんだろうと思っていましたが、読んだらびっくりでした。
こんなにテンポよくすらすら読めるとは…すらすら読めるのに、中身はちゃんと深くて、自分だったらどうするんだろうとか、ちゃんと考える必要があった。
登場人物1人1人も濃くて、すごくおもしろかったです。
どの人も悪い人ではないんだろうな。。。
るり子さんの作る料理ぜttttったい美味しい。私も食べたい。心のよりどころがあるってこういうことだろうなぁと思うし、私にも欲しい。
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人生のバイブル
「君の人生は長く、世界は果てしなく広い。肩の力を抜いていこう。」
このフレーズ読み返すとなんかもう何とかなるだろ人生って気持ちになって前向きになれます。ここの住民たちみたいに深みのある大人になりたい…
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子供の頃、狭い世界で息苦しく生きている時に読み、色々な言葉が心に刺さったことが忘れられません。今でも時々その言葉に救われています。大好きなシリーズです。
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はじめは児童文学みたいな軽い面白さで途中から段々重みを感じる面白さに…泣きそうにもなった。漫画にもなってて…漫画って読まないからほんと知らなかった。すごい気に入った。
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高校に進学が決まり、居候をしていた叔母さん、叔父さんのもとから出ていくことになった夕士。しかし、高校の寮が全焼して途方に暮れていた。そこに小さな子どもがやってきて、前田不動産という不動産屋を紹介してくれた。それによって、寿荘、妖怪アパートと呼ばれているアパートに住むことになった。アパートの暮らしは不思議なことが沢山あってそれでも楽しいことが続いた夕士。
普通とは何か?とてもおもしろかった。はやく続きが読みたい。
買って大正解
何となく面白そうかなと思って購入してみましたが思ったよりも断然面白い!
文庫本は現在7巻まで、最終的には10巻まであるようなので、早く続きが読みたいです。いつアップされるのかな。
1~5巻まで電子書籍で6巻から紙の本というのも何ですから。
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いいなあこんな心温まる幽霊アパート。
主人公も親友も大好き。深い話したいよね、わかる。
あとあとがきも面白かった笑 誰にも該当はしませんでしたがもちろん②も読みます。
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怖いのが苦手だけど妖怪には少し興味があるという矛盾した私でも読める物語でした。
価値観の違うもの同士が集まるって、
自分を知るには大事なことなのだなと気づかされました。
Posted by ブクログ
ゆるい温かな物語を想像して読み始めたら、予想を超えるハードな内容。結果、ハードで温かな物語…に自分の中でジャンルを変更。
久しぶりに先が楽しみなシリーズに出会えました。
「今が一番幸せ」という るり子さんの手首 が、ずっと幸せでありますように。
Posted by ブクログ
13歳で両親を亡くした夕士が、
高校進学を期に入居したのは、妖怪アパートだった!
個性豊かなアパートの住人との暮らし、
普通の暮らし、
色々と考えさせられるんだけれど、
最後まで一気読み!
シリーズ2も買ってよもうと思う
Posted by ブクログ
主人公は稲葉夕士、高校一年生。
13歳で両親を亡くし、親戚の家で暮らしていた。
ずっと肩身の狭い思いをしてきたが、寮のある高校に合格し、晴れて進学!と思った矢先に寮が火事になる。
で、暮らすことになったのが、妖怪アパート!
本当は「寿荘」と言うのだが、オバケの館だから、通称・妖怪アパート。
そこには、多種多様な幽霊たちが暮らしていて、その理由も様々。
賄い担当のるり子さんの作る料理は、本当に美味しそうで羨ましい。
朝食から豪華で、お弁当まて作ってくれる。
るり子さんも、幽霊(笑)
他にも魅力的な登場人物や幽霊が沢山!
一応、児童文学だからか、メッセージ性のある台詞も多いかな。
続きも楽しみ。
Posted by ブクログ
小学生か中学生で大好きだった本。
冊数稼ごうと薄い本読み直そうと思って思い浮かんだので読み直し。
久々に読んだら稲葉くんたちがいつのまにか私より年下になっていて、そうなると稲葉ってちょっといきってるよねと思ってしまった笑
ちょぴっと大袈裟で、くさいような気もして、むずがゆいのだけど、前とは違う発見があって面白かった。
歳を食っただけの大人というのは、昔はほんとにありえないとだけ思っていたけれど、歳を重ねると自分がそうなっていないか不安になる。
解説が良かった。
漫画を読みたくない派なので表紙は漫画の表紙にしないで欲しいなぁ。
Posted by ブクログ
漫画を読んでいたのでさらさらっと読めました。
大好きな日常に潜むファンタジーもの、シリーズもの。
こんな風に世界が広がってく、変わってくのは戸惑うだろうけど、楽しいだろうな。
妖怪やおばけにもし出逢ったら、自分ならどんな反応をするだろうか。
実は隣の人が妖怪かもしれない。
こんな"もしも"は、楽しいな。
Posted by ブクログ
産経児童出版文化賞フジテレビ賞を受賞した作品。
タイトルを見た限りはただの娯楽作品かと思っていたのだが、実際登場人物(妖怪?)は突拍子もなくぶっ飛んだ設定である。しかし、読み進めていくうちに「これは設定以上に深い内容だぞ」と思わず引き込まれてしまった。
特に最後の部分は、人間関係が希薄になっている現代社会への警鐘とも言える内容。個性的なキャラクター達と過ごす時間は濃密であたたかい。これこそ幽雅?
次作がどのような展開になっているのか、楽しみ。また、現代社会に一石を投じる内容になっているのかな。
Posted by ブクログ
青い鳥文庫にも入っているようなので児童文学なのでしょうが、大人が読んでも面白かったです。
中一の時に事故で両親を失った夕士は、親戚の家に引き取られたものの居場所はなく、寮のある高校に進学し、早く社会に出たいと思っていた。
ところがせっかく合格した高校の寮は、入寮する前に火事で焼けてしまった。
ひょんなことから格安アパートを紹介され、入居することになったが、そこは幽霊や妖怪がうろうろしている、”妖怪アパート”だった。
とはいえ、人に害を与えるようなものはおらず、とてつもなくうまいご飯を作ってくれる霊、一日中どこかここかを掃除している霊、人に紛れて会社員をしている妖怪、幼い子供や犬の霊など。
その中で夕士は、コミュニケ―ションの大切さ、安心感などを知る。
今まで頑なに殻を作って寂しさから目を逸らしていた夕士が、妖怪たちの善意に慣れてきた時、事件が起こった。
子どもを虐待死させた母親の霊が、自分の人生を台無しにした恨みを晴らしに、また子どもの霊の元にやってきた。
親がいたいけな子どもを殺すほどに憎むこと。死んでもなお。
人としての形を失いながら、恨みだけは忘れない。
そんな母親の霊を見ながら、自分の両親を思い出す夕士。
普通の家族だったけど、全身全霊で自分を受け入れてくれた両親。
夕士は両親を喪って初めて泣いた。
”悲しいことは、悲しんでいいんだ。
腹が立ったら、怒っていいんだ。
それが、そうしたところでどうにもならなくても。
そうすることによって、それは自分の世界の一部となって「生きる」んだ。その分だけ、確実に自分の世界は広がるんだ。”
寮が再建して一度はアパートを退去した夕士だったが、上っ面だけの付き合いではなく、なりたい自分になるために深く考えたり、話をしたりするために、もう一度アパートに戻るところで今作は終わり。
だけど、きっといつかクリのお母さんは成仏するんじゃないかと思う。
死んでも残ったのは恨みだけ?
何度も何度もクリに会いに出てくるのは、クリに会いたいからなんじゃないかな。
そうであってほしいと強く願う。
夕士は大丈夫。
妖怪アパートの人たちがいるし、親友の長谷もついている。
心配なのは、今のところクリの母親だ。
Posted by ブクログ
怒涛の展開!手に汗握る妖怪大戦争!
…みたいな話ではないのですが、優しい妖怪と怖い怨霊、優しい人間と弱い人間みたいにいろいろ混ざった世界が、なんてことない生活として描かれています。
実は隣に妖怪がいるかも?って思うとちょっと楽しくなる(*'ω'*)
多分読んだ人みんな思うと思うんだけど、ルリちゃんのご飯食べてみたい〜!!!
Posted by ブクログ
初めての香月日輪さん「妖怪アパートの幽雅な日常」①
両親を事故で失い自立する為高校入学で寮に申し込むも火災で半年延期。
困って怪しげな不動産屋で紹介された家賃、水道光熱費、賄い付き格安25,000円大正ロマン風物件。
格安の訳は妖怪さん付きだった。心優しい妖怪さんと変な人間達住民が主人公の閉ざされた人間性を成長させてゆくライトファンタジー。
何故表紙を変えてしまったのか
内容はすごく面白く、何度も読み返してしまうくらい大好きな作品。
ただ、本は内容だけでなく表紙もすごく大事な要素だと思うが、いつの間にか、アニメ絵に変わってしまったのがすごく残念。
以前の味わいある絵がよかった。
予想外
題名から想像して、十代の若者向けの
面白おかしいだけの娯楽小説と思っていましたが、
内容の深さに感銘しました。
自分の生き方を振り返る機会になりました。
Posted by ブクログ
お話し自体は☆3ですが
これからの続編が気になるので☆4。
ライトノベルなので読み易かったですが
大人が読んでも結構楽しめる作品でした。
登場人物が結構イィこと言いやがる(つД;)
1巻は★5かな
ライトノベルよりですが、オバケや霊に興味のない方でも気軽に読みたい小説としてはオススメです。
この作者さんは、他作品も含め、ゴハンの描写がすごく良いので、読んでるとお腹減ります(笑)
主人公が霊の集まるアパートへ引越す第1巻。
この作者さんは深層心理にDVなどがトラウマなのか、そういった題材が他小説にも多くて少し辟易しましたが、分かり易いし、さっぱりとしていて読みやすいです。
主人公が、魔法の力を手に入れる2巻。
このあたりから、和風の霊的なものと、ゲームのような洋風ファンタジーがごった煮になります。
そしてBLを狙ったような主人公と親友の関係が描かれますが、なんだか浅い。
というか、どうしたいか良く分からない。
主人公の学園生活が描かれた3巻。
女子に囲まれてお弁当をたべるなど、男子向け学園小説のようなシーンがあれば
親友とのBL風味で女子向けになるとこもあり、小説の方向性がよくわからなくなります。
「アニメのように戦うなんてことはない魔法の力」も「あ、そんな設定忘れてた」と思うほど小ネタすぎて入ってきません。
主人公が「頭のいい親友」に感化されたのか、ト書きも説教じみてきます。
多少ばらつきのある設定でも
1巻のように何も考えず読めるほうが、
個人的には好きでした。
何巻も続いてるので、
妙に達観した説教くさい主人公や
「大人はこうあるべき」的な価値観の語りも
一般的には受けてるのかもしれません。
私が(年齢が)大人になったので
「大人について」お説教がいやなのかもしれません。
お得なキャンペーンのうちに
お好きかどうか読まれるのがいいと思います。
Posted by ブクログ
読みやすい。今日読み始めて、今日読み終わる。
どのお話も嫌な気分にならない。
しかし、これといってグイグイ引っ張られるような力が無いように感じる。何だか文体や表現が少し凡庸な気がする。
批判ではない。何か惜しい気が、勿体無い気がするのだ。
続編があるようだから、機会があれば読んでみようと思う。
Posted by ブクログ
漫画化、アニメ化された人気作の第一巻。全10巻プラス外伝1巻だそうなので、導入編と言ったところか?主人公夕士が妖怪アパートに住むようになったきっかけが描かれている。
個性的な登場人物。淀みなくすすむストーリー。そして妖怪。メディアミックス向けの、卒無くよく出来た原作本だなぁと思いながら読んでたけど、それまで大して目立たなかった佐藤さんをあっちの世界を選ぶキッカケに、そして決め手となる最後の一押しに恵理子を選んだ点は秀逸。
「そんなの当たり前だよね。あんただって普通の人間だもん。楽しいとか幸せとか思うわよね。あたし、そんなこともわからなかった。」
理解しあえた事で、敢えてあちらの世界に行く事を決心する。今後の夕士くんの成長が楽しみな青春小説です。
Posted by ブクログ
スラスラ読めた。
妖怪や幽霊みたいな非現実的なものなんて信じなかった主人公が、妖怪アパートに住んで彼らを通じて自分の在り方を見つめ直す感じのストーリー。
妖怪も良いものも悪いものもいる、らしい。
Posted by ブクログ
多分中学生くらいの時に購入してずっと積読になっていました。
登録してびっくり表紙が全然違う笑
必要としてるタイミングで本って選ばれる的な話があると思うのですが、そうだったのかなと思いました。
いろんな人と中身のある会話ができてはじめて価値観がつくられていくことを改めて感じました。
とても読みやすいので朝読書とかある学生さんにおすすめです。
Posted by ブクログ
まあ、なんだ。
良くも悪くもライト級。
軽くて読みやすいのだが、そこから先がない。
所々端折られているところもマイナス。
出てくる料理は美味しそうなんだがなあ‥
面白い。ただ昭和の高校生?
主人公が引っ越す事になったアパートは妖怪アパートだった・・・
設定は面白いし文章は読みやすい。
ただ1つ気になるのが、主人公のセリフや出てくる単語の古くささ。
「裏番」「ツッパリ」「不良」出てくる単語や認識がここまで古くさいと意図したものかもしれないが、これが今の高校生だと言われるとどうしても違和感がある。
ただこの物語はやはりファンタジーであり、その世界の高校生はこうなのかと思えば違和感も多少は減る……かもしれない。随所に出てくる時代感覚のズレがちょいちょい読む手を止めるので★-2で。設定と話は面白いです。