香月日輪のレビュー一覧
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今回の「大江戸妖怪かわら版」は、座敷牢の中に封印された白鬼の娘・雪消とお馴染み雀を中心に話が進む。
魔都・大江戸での暮らしもすっかり慣れて、仕事でミスをしたり、美味しいものを食べたりキレイなものを見たり。
でも「魔都」の中には、雀が知らないことも、怖気がするようなことも。
でも雀はいつも明るく、生きることを楽しんでいて、回りの人が幸せであればいいと願ってる。
そんな雀の、当たり前の純粋さに、読んでいてふっと笑ってしまったり、同調したりした。
誰かのために走れることは、それだけで才能だと思う。
前を向いて走る雀が次に何に出会うのか、楽しみだ。 -
Posted by ブクログ
相変わらずの個性的なキャラクターの数々!
他作品もそうですが、よくもまぁこんなに魅力的な人たちが出てくるなぁと思います。全力で褒めてますよ!
レーベルが児童書ではないので、その分シビアな表現が多くて、おお、と思いました。
同じくレーベルのアレソレもあると思いますが、今回特にBL色というかそういうの強めですね。フフフ!
ストーリー的には、顔見せ、雰囲気見せ、といった感じです。
1冊だけ読むには少し物足りないかなぁと感じました。
でも続刊のようなので2巻以降期待です。
恒例ですが、香月さん作品を何作か読んでいる人には嬉しいあのキャラやあのキャラに関わる人々など沢山出来てたので読んでいて楽しいったら!
刑事ものなのであの人出るかな~?と思っていたらどんぴしゃで大変テンションあがりました。
ただ、その部分にページ割きすぎてて、この人すごく話に関わるのかなと思ったらそうでもないしで…んー?
他作品のリンクは大変うれしいんですが、本筋に関係ないとこばっかり多いと外伝とかでよくないか?と思ってしまったり。
正直「全裸男と柴犬男」2人より他作品キャラの方が目立ってる気が(笑)
やっぱりそこ含めて2巻に期待ですかね。 -
購入済み
予想外
題名から想像して、十代の若者向けの
面白おかしいだけの娯楽小説と思っていましたが、
内容の深さに感銘しました。
自分の生き方を振り返る機会になりました。 -
Posted by ブクログ
※1巻から5巻まで同じレビュー内容です
香月日輪(こうづき ひのわ)さんの「僕とおじいちゃんと魔法の塔」シリーズ。
不思議な出来事に巡りあい、戸惑いながらも自分に正直に成長していく少年の物語です。
【あらすじ(シリーズ)】
弟と妹との三人兄弟の長男として育った小学生の龍神。
出来の良い弟と違い物静かで目立たない性格の龍神は、
真面目で厳しい父親に誉められもせず叱られもせず淡々と生活を送っていたが、
岬にたたずむ不思議な雰囲気の黒い塔を知ったことで自我に目覚める。
そこは芸術家として名を馳せた龍神のおじいちゃんが住んでいた場所で、
死んだはずのおじいちゃんが現れていろいろな考え方を学んでいった。
自分自身の立ち位置が過程の中で見いだせなかった龍神は、
両親を説得して幽霊になったおじいちゃんのいる黒い塔で暮らし始める。
それから3年あまり。
龍神も高校生になり芸術家を目指して塔の中で絵筆を走らせる日々を過ごしていた。
親友で足の悪い信久とは小学生の頃からの仲の良さが続いていて、
時々黒い等に遊びに来ては自分らしく過ごすという生活を楽しんでいた。
そんな時、塔の3階にある魔法陣に今までに無い強い魔力を持ったものが降り立った。
それは魔女の中でも最上位の魔力をもったエスペロスという魔女だったが、
どういうわけかゴスロリファッションに身を包んだエスペロスは、
龍神や信久のことを気に入って人間界に居ついてしまう。
著者の香月日輪さんは『妖怪アパートの幽雅な日常』を書かれた方で、
妖怪のすむアパートで仲良く暮らす若者を描いたこの作品は大ヒットシリーズとなっています。
そのイメージが強かったので今回の作品もそういう感じなのかなと漠然と考えていましたが、
シリーズを読み進めていくうちに胸にしみる言葉の数々に一気読みしてしまいました。
この作品は幽霊となったおじいちゃんの豪快かつ哲学的な考え方を基に、
引っ込み思案で目立つことの無かった少年が徐々に自我に目覚め、
心を成長させていくという感動的な内容です。
1巻目では主人公の龍神が小学生でしたが、
2巻目からは一気に成長して高校入学の年を迎えます。
小学校です学校でも家庭でも「目立たないおとなしい子」と思われていた龍神が、
不思議な塔でおじいちゃんと出会ってから心を成長させていき、
家を飛び出して一人暮らしをしてから3年が経っています。
登場人物は1巻目とそれほど変わりませんが、
魔法陣から最強の魔女は飛び出してくるは、
学校一の天才少年が登場するはでストーリー展開に飽きることがありません。
なによりもおじいちゃんの教える言葉にいろいろと胸を打たれます。
「善人がかならずしも善人ではない」
「優秀だと大切に育てられた子どもは心の奥行きが無い」
「自分らしく、自分の思うままに生きていけばよい」
こういった言葉は大人だけではなく、
思春期を迎えた子どもたちにこそ知って欲しい内容だなと思います。
「自分」というのは誰が決めたのか。
「自分」は「自分」が作ってきたものだと思っていたけれども、
それは「周りから見た自分」を意識して作り上げてきたものではないのか。
読み進めていくうちにそんなことを思い浮かべたりもしました。
子どもの頃、特に中高生の頃には将来に対していろいろな希望や不安を持ち、
考えても考えても答えが見つからなくて悩んだ時期がありました。
大人になっても、中高年と呼ばれる年齢になっても、
自分はいったい何者なんだろうという考えにとらわれることが少なくありません。
そんな時にこのシリーズを読むことによって、
心や気持ちが悩める青少年の頃に戻って、
自分自身を原点から考え直すことが出来るような気がします。
悩んだときに一気読みすると気持ちがリセットされて、
元気がふつふつと沸いてくるようなシリーズです。 -
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※1巻から5巻まで同じレビュー内容です
香月日輪(こうづき ひのわ)さんの「僕とおじいちゃんと魔法の塔」シリーズ。
不思議な出来事に巡りあい、戸惑いながらも自分に正直に成長していく少年の物語です。
【あらすじ(シリーズ)】
弟と妹との三人兄弟の長男として育った小学生の龍神。
出来の良い弟と違い物静かで目立たない性格の龍神は、
真面目で厳しい父親に誉められもせず叱られもせず淡々と生活を送っていたが、
岬にたたずむ不思議な雰囲気の黒い塔を知ったことで自我に目覚める。
そこは芸術家として名を馳せた龍神のおじいちゃんが住んでいた場所で、
死んだはずのおじいちゃんが現れていろいろな考え方を学んでいった。
自分自身の立ち位置が過程の中で見いだせなかった龍神は、
両親を説得して幽霊になったおじいちゃんのいる黒い塔で暮らし始める。
それから3年あまり。
龍神も高校生になり芸術家を目指して塔の中で絵筆を走らせる日々を過ごしていた。
親友で足の悪い信久とは小学生の頃からの仲の良さが続いていて、
時々黒い等に遊びに来ては自分らしく過ごすという生活を楽しんでいた。
そんな時、塔の3階にある魔法陣に今までに無い強い魔力を持ったものが降り立った。
それは魔女の中でも最上位の魔力をもったエスペロスという魔女だったが、
どういうわけかゴスロリファッションに身を包んだエスペロスは、
龍神や信久のことを気に入って人間界に居ついてしまう。
著者の香月日輪さんは『妖怪アパートの幽雅な日常』を書かれた方で、
妖怪のすむアパートで仲良く暮らす若者を描いたこの作品は大ヒットシリーズとなっています。
そのイメージが強かったので今回の作品もそういう感じなのかなと漠然と考えていましたが、
シリーズを読み進めていくうちに胸にしみる言葉の数々に一気読みしてしまいました。
この作品は幽霊となったおじいちゃんの豪快かつ哲学的な考え方を基に、
引っ込み思案で目立つことの無かった少年が徐々に自我に目覚め、
心を成長させていくという感動的な内容です。
1巻目では主人公の龍神が小学生でしたが、
2巻目からは一気に成長して高校入学の年を迎えます。
小学校です学校でも家庭でも「目立たないおとなしい子」と思われていた龍神が、
不思議な塔でおじいちゃんと出会ってから心を成長させていき、
家を飛び出して一人暮らしをしてから3年が経っています。
登場人物は1巻目とそれほど変わりませんが、
魔法陣から最強の魔女は飛び出してくるは、
学校一の天才少年が登場するはでストーリー展開に飽きることがありません。
なによりもおじいちゃんの教える言葉にいろいろと胸を打たれます。
「善人がかならずしも善人ではない」
「優秀だと大切に育てられた子どもは心の奥行きが無い」
「自分らしく、自分の思うままに生きていけばよい」
こういった言葉は大人だけではなく、
思春期を迎えた子どもたちにこそ知って欲しい内容だなと思います。
「自分」というのは誰が決めたのか。
「自分」は「自分」が作ってきたものだと思っていたけれども、
それは「周りから見た自分」を意識して作り上げてきたものではないのか。
読み進めていくうちにそんなことを思い浮かべたりもしました。
子どもの頃、特に中高生の頃には将来に対していろいろな希望や不安を持ち、
考えても考えても答えが見つからなくて悩んだ時期がありました。
大人になっても、中高年と呼ばれる年齢になっても、
自分はいったい何者なんだろうという考えにとらわれることが少なくありません。
そんな時にこのシリーズを読むことによって、
心や気持ちが悩める青少年の頃に戻って、
自分自身を原点から考え直すことが出来るような気がします。
悩んだときに一気読みすると気持ちがリセットされて、
元気がふつふつと沸いてくるようなシリーズです。 -
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※1巻から5巻まで同じレビュー内容です
香月日輪(こうづき ひのわ)さんの「僕とおじいちゃんと魔法の塔」シリーズ。
不思議な出来事に巡りあい、戸惑いながらも自分に正直に成長していく少年の物語です。
【あらすじ(シリーズ)】
弟と妹との三人兄弟の長男として育った小学生の龍神。
出来の良い弟と違い物静かで目立たない性格の龍神は、
真面目で厳しい父親に誉められもせず叱られもせず淡々と生活を送っていたが、
岬にたたずむ不思議な雰囲気の黒い塔を知ったことで自我に目覚める。
そこは芸術家として名を馳せた龍神のおじいちゃんが住んでいた場所で、
死んだはずのおじいちゃんが現れていろいろな考え方を学んでいった。
自分自身の立ち位置が過程の中で見いだせなかった龍神は、
両親を説得して幽霊になったおじいちゃんのいる黒い塔で暮らし始める。
それから3年あまり。
龍神も高校生になり芸術家を目指して塔の中で絵筆を走らせる日々を過ごしていた。
親友で足の悪い信久とは小学生の頃からの仲の良さが続いていて、
時々黒い等に遊びに来ては自分らしく過ごすという生活を楽しんでいた。
そんな時、塔の3階にある魔法陣に今までに無い強い魔力を持ったものが降り立った。
それは魔女の中でも最上位の魔力をもったエスペロスという魔女だったが、
どういうわけかゴスロリファッションに身を包んだエスペロスは、
龍神や信久のことを気に入って人間界に居ついてしまう。
著者の香月日輪さんは『妖怪アパートの幽雅な日常』を書かれた方で、
妖怪のすむアパートで仲良く暮らす若者を描いたこの作品は大ヒットシリーズとなっています。
そのイメージが強かったので今回の作品もそういう感じなのかなと漠然と考えていましたが、
シリーズを読み進めていくうちに胸にしみる言葉の数々に一気読みしてしまいました。
この作品は幽霊となったおじいちゃんの豪快かつ哲学的な考え方を基に、
引っ込み思案で目立つことの無かった少年が徐々に自我に目覚め、
心を成長させていくという感動的な内容です。
1巻目では主人公の龍神が小学生でしたが、
2巻目からは一気に成長して高校入学の年を迎えます。
小学校です学校でも家庭でも「目立たないおとなしい子」と思われていた龍神が、
不思議な塔でおじいちゃんと出会ってから心を成長させていき、
家を飛び出して一人暮らしをしてから3年が経っています。
登場人物は1巻目とそれほど変わりませんが、
魔法陣から最強の魔女は飛び出してくるは、
学校一の天才少年が登場するはでストーリー展開に飽きることがありません。
なによりもおじいちゃんの教える言葉にいろいろと胸を打たれます。
「善人がかならずしも善人ではない」
「優秀だと大切に育てられた子どもは心の奥行きが無い」
「自分らしく、自分の思うままに生きていけばよい」
こういった言葉は大人だけではなく、
思春期を迎えた子どもたちにこそ知って欲しい内容だなと思います。
「自分」というのは誰が決めたのか。
「自分」は「自分」が作ってきたものだと思っていたけれども、
それは「周りから見た自分」を意識して作り上げてきたものではないのか。
読み進めていくうちにそんなことを思い浮かべたりもしました。
子どもの頃、特に中高生の頃には将来に対していろいろな希望や不安を持ち、
考えても考えても答えが見つからなくて悩んだ時期がありました。
大人になっても、中高年と呼ばれる年齢になっても、
自分はいったい何者なんだろうという考えにとらわれることが少なくありません。
そんな時にこのシリーズを読むことによって、
心や気持ちが悩める青少年の頃に戻って、
自分自身を原点から考え直すことが出来るような気がします。
悩んだときに一気読みすると気持ちがリセットされて、
元気がふつふつと沸いてくるようなシリーズです。 -
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ネタバレシリーズ4作目。
4作目での大きな出来事は、猫の話と、後半の和人と晶子の話でしょうか。
猫の話のほうは、いかにも、な展開というか出来事というか、ちょっとそういう気もするけれど、人間のある一面にこういう思いがあるからこそ、世の中いろいろな事件が起こるのでしょうね。
そういう自分の心の中の暗い、いえ、黒い部分にのみ込まれること無く、生きていかなくては。香月日輪作品は、妖怪系の話も多いけれど、今回は(別に他の作品がホラーなわけではないけれど)前半のホラーチックなイメージから先の明るいまとめ方になっていて良かったです。
和人と晶子の話ですが。
一般に出来の良い長子がいると、下の子は自分で意識するしないに関わらず、少なからぬプレッシャーを背負ってしまうもの(らしい)です。
龍神と和人を比較したら、世間一般に出来が良いのは弟の和人でしょうが、人間的の成長という意味では龍神が先を行っています。優等生の和人は自分が優等生であるのに、龍神の人間的な成長をきちんと見ているのがエライ。日々を頑張っているからこそ、ミロワールが出てきてもあぁいう展開になったのだと思うので、彼にはエールを送りたいです。
晶子のほうは、えっと、彼女はまだこれからの部分も大きいけれど、それでも着実に人間的に成長していて、それが読む側も嬉しいです。
そして、その二人を必要以上に心配してしまう龍神がまた微笑ましく。
3人で助け合って成長していけると良いです。