あらすじ
路地の向こうの不思議な町では師匠とちょっと怪しい仲間たちが温かく迎えてくれる……。ファンタジー長篇。
優しさと温かさが溢れる不思議が当たり前に隣にある。そんな物語はいかがですか?
小学六年生の直之は、西の方から引っ越して来た転校生。病気のせいで体が小さくても、方言をからかわれても、母親がいなくて厳しいおばあちゃんに辛くあたられても、明るく挫けない。その元気の秘密は、路地の向こうにあった。大都会のすぐとなりにある昔ながらの不思議な下町で、師匠とその怪しい仲間が温かく迎えてくれるから――。少年の成長を描いた、癒しと再生の物語。
〈目次〉
1 直之と師匠と不思議町
2 路地の向こうに
3 お化け屋敷にて
4 不思議町の仲間たち
5 破られたもの
6 「となりのトトロ」のように
7 修繕屋(リペアラー)におまかせ
解説 令丈ヒロ子
感情タグBEST3
続編が読みたかった
解説で香月先生がこの作品の続編を書く気持ちを持っていた事を知りとても残念に思いました。ナオの成長を修繕屋さんや古本屋さんと見守りたかったし…ナオに妖アパにも遊びに行ってほしかったです
Posted by ブクログ
1 直之と師匠と不思議町 2 路地の向こうに
3 お化け屋敷にて 4 不思議町の仲間たち
5 破られたもの 6 「となりのトトロ」のように
7 修繕屋におまかせ
転校生の直之。クラスの男子にちょっかいかけられても元気に立ち向かっている。それでも気持ちが沈みかけた時、手を差し伸べてくれたのは不思議な町。
妖怪アパートや大江戸妖怪かわら版を思い出した。
Posted by ブクログ
私が持ってる新潮文庫版は絶版?登録がなかった。
ずっと積んでると思ってたけど読んだたみたい。
あまり妖怪が出てことはなかったな。
どちらかというと家族の再生の話でした。