【感想・ネタバレ】黒沼 香月日輪のこわい話のレビュー

あらすじ

無邪気に見える子供の心にさえ巣くう「闇」をまっすぐ見据えた身も凍る怪談と、日常と非日常の間に漂う世にも不思議な物語。
夜中、読んじゃダメ。怖いけれど懐かしい。きっとあなたのすぐそばにも、奇妙な世界が存在する。放課後の学校で「永遠の鬼ごっこ」をする少女
たち、森の奥の禁断の地、海から男を呼び続ける人魚……。無邪気に見える子供の心に潜む〈闇〉や、ふとした瞬間に迷い込んでしまった奇妙な非日常を描いた背筋も凍る作品集。話題の新装版『桜大の不思議の森』の桜大が幼少期に体験した、祭りの夜に起きた不思議を描いた「黒沼」を収録。
目次
このさき、危険区域~学校のこわい話
ランドセルの中
たたずむ少女
扉の向こうがわ
呪い
鬼ごっこ
忘れもの
聖母
黒沼
譚の部屋
ねこ屋
鬼車
再見
海を見ていた
はげ山の魔女
人魚の壷
海を望む窓辺に
春疾風
断崖
春 茶屋の窓辺にて候
文庫版あとがき

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

後書きを見る限り、最初の学校系の話は児童向けだったようで、サクサクと読めた。というより、香月日輪先生の作品は大人のための児童書、と言った感じで、読みやすいけどでもそこには何か教訓が、といったものが多いので、あまり気にならなかった。めちゃくちゃ怖いと言うわけではないがなんとなく後味の悪い話もいくつかあり、面白かった。桜大の話は、過去に読んだことあるが、改めて読んでみたい。

0
2021年05月09日

Posted by ブクログ

読んでないと思ったら、2012年に新潮文庫で読んでた。記憶にございませんでした。

それでもやっぱり怖いものは怖い。不思議なものも奇妙なものも、何があってもおかしくはないということだ。きっと

0
2021年03月18日

「小説」ランキング