折原一のレビュー一覧

  • 二重生活

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    すっかり騙されてしまった〜
    騙されたままの、人物の関係の方が純粋に面白かった気もしますが(笑)

    真実を理解してもう1度読んだら感想は変わりそう。

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    2019年04月16日
  • 黄色館の秘密 新装版~黒星警部シリーズ3~

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    ネタバレ

    密室が好きすぎて失敗ばかりの黒星警部シリーズ、新装版。

    今回は密室で襲われそうになっている虹子からの救援要請で黄色館なる屋敷にやってきた黒星だが、最初から躓いてしまう。だが事件は密室殺人や、いかにもなドロドロ人間関係や、純金製の黄金仮面の盗難やら、もう黒星警部を歓喜させるものばかり。
    肝心な時に寝ていたり気を失ったり風呂に入っていたりと相変わらず役に立たないものの、それでも挫けない黒星は凄い。
    ポンコツ探偵なりに最後は見せ場も何とかあって、左遷ループは止まるのかどうか。

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    2019年03月22日
  • 愛読者 ファンレター

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    ネタバレ

    覆面作家、西村香にまつわる短編集。主に手紙やファックス形式でのやり取りで読みやすい。だが、たぶん少し経ったらもう内容忘れるだろうな…。似たようなオチの話が多く、誰かに成りすまされたり、危機一髪で逃げたり…。そして毎回、執筆依頼を断るのに美女が現れるとコロッと折れるとこが、笑ってしまう。結局謎のまま?

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    2019年03月06日
  • 猿島館の殺人 新装版~黒星警部シリーズ2~

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    ネタバレ

    読みやすい文体ながら、イマイチ須澄が悪い。不思議。
    シリーズ一気買いをしたがなかなか世界観に馴染めない・・・。

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    2019年02月17日
  • 放火魔

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    【収録作品】偶然/放火魔/危険な乗客/交換殺人計画/津村泰造の優雅な生活/黙の家-ボーナス・トラック-

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    2019年02月13日
  • 追悼者

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    東電OL事件を元にした小説。
    途中まではグイグイと引っ張られる様に読めたのだけれど、終盤あたりで段々と訳が分からなくなってしまった…。
    ちょっと残念。

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    2019年01月08日
  • 潜伏者

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    ネタバレ

    面白かった、、、のかな?
    最後の回収が早すぎて、驚く暇もなく一気に畳まれた感が、、、
    犯人わかった時点で終わりにするか、もう50Pあれば違ったのかなーって

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    2018年12月29日
  • 沈黙の教室

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    ネタバレ

    どこかのほほんとした雰囲気。粛清の言葉が腹立たしい。秋葉への制裁は卓郎の存在だけ?先生にはむしろ幸せになってほしい。幸せかな?女性の描写が中学生男子の妄想レベルでこっちが恥ずかしくなる。

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    2018年11月10日
  • 倒錯の死角 201号室の女

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    ネタバレ

    倒錯のロンドと同じで前半はとても惹きつけられ面白かった。
    が、後半につれ、あれれ?

    母親が娘の格好をして生活してるって無理ないか??
    意外性はあっだが、なんとなく釈然としない終わり方だったし、これは叙述トリックと呼ぶのか??
    といろいろ思うところはあるが、なぜか記憶に残るようなストーリーなのはさすがだと思う。

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    2018年10月31日
  • 漂流者

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    潜水中の事故で不倫関係の妻と編集者に見捨てられた推理作家が身一つで泳ぎ漂流し、娘を轢き逃げされた復讐後の漂流夫婦と合流し、生還後は船上で同乗者達が姿の見えない作家に次々殺されていく。錯綜してもわかりづらくはなく、出来事の絡み合いで紡がれる犯人の謎や遭難サバイバルさや海の神秘疑惑に引き込まれた。充実。

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    2018年10月14日
  • 遭難者

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    ネタバレ

    『異人たちの館』に続き、折原作品十作目。実際に起きた事件を参考にした“ —— 者”シリーズ。山岳ミステリィ。いろんな事件が合わさり、一番重要な雪彦、時子両殺人事件が隠されていた。折原さんらしい作品でした^^ 星三つ半。

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    2018年10月02日
  • 遭難者

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    構成がちょっと変わっていて面白い。
    北アルプスで滑落死した息子の慰霊登山に参加する母親。
    死の原因は何だったのか?誰かが関わっているのか?
    追悼集から謎を読み解いていく。

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    2018年09月18日
  • 沈黙者

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    沈黙者が一体何者なのかと想像しながらよみすすめていく。どうしてそうなるのかと納得出来ずに読み終えていく。しかし、犯罪とは誰もが納得出来なくても起きるものだ。

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    2018年08月18日
  • 倒錯の死角 201号室の女

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    覗き覗かれ…日記起点に視点があれこれ変わり、読んでる方は思考を振り回される。最後の落とし方がこれまたびっくり。全ての事件が解決して、ミステリーとしてはすっきり。

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    2018年08月18日
  • 鬼面(おにつら)村の殺人 新装版~黒星警部シリーズ1~

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    大幅に加筆修正された新装版。オリジナルは30年近く前に読んでいて、内容は忘れていたので初読みの感じで読めた。
    叙述トリックの名手である折原さんの、もう一つの顔はユーモアミステリ作家。それの代表がこの黒星警部シリーズで、第一長編である本作からもうドタバタ度全開。一作の中で何回気絶するんだ?(^-^)
    合掌造りの家が一晩で消えたり、密室殺人の様な事が起こったりと、次々に不可思議な現象が警部と若いヒロインを襲う。真相は唸る程には感心出来なかったが、ドタバタ劇の中に手掛かりを潜ませる手法は巧いと思った。まあ、著作の中では標準位かな?

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    2018年07月05日
  • 失踪者

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    ほんとにサイコパスっているのかしら?きっと社会のルールに沿った生活ができないってつらいよね。きっと常識を理解する気持ちと本能とのせめぎあいだもんね。

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    2018年05月26日
  • 倒錯の死角 201号室の女

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    ネタバレ

    ストーリーの展開は面白かったが、叙述トリックとはいえ、無理が有りすぎな気がする。
    高野広志がなぜ一年後にここに居る?

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    2018年04月17日
  • 倒錯の死角 201号室の女

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    ネタバレ

    アルコール中毒で入院経験のある翻訳家、同じくアルコール中毒で入院していた窃盗常習犯、旅行会社に務める新人女子社員、この三人で視点を変えて語られていき、三人が交錯するストーリーは面白く、リーダビリティーが高い。叙述トリックで有名な作者なので、騙されないように注意しながら読んだが、トリックを見抜くには手掛かりが不足しており、設定にもいささか無理があり、真相自体はそれほど面白いとは感じられなかった。また、最後に袋綴じがあるのだが、その内容を読むとわざわざ袋綴じにする必要があるとは思えなかった。

    (ネタバレ)
    大沢芳男が清水ミサ子を若いOLに間違えたり、清水ミサ子が真弓と同じことを繰り返すという設定

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    2018年03月09日
  • 黒い森

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    ネタバレ

    逆から読ませたり、袋綴じがあったり、面白い試みだと思った。
    前半の生存者から読んで、後半の殺人者を読み始めたとき「こっち読まずに袋綴じ読んでいいんじゃないか?」と思ってしまった。樹海をさまよう描写が長かった。逆から読んだらあまり面白くなかったのでは?犯人は途中でわかるし(るみお、鈍感すぎ笑)、怪しいと思ってた民宿のおじさんやライター、途中で抜けた人たちが怪しくなかったぐらいの驚きか?

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    2018年01月17日
  • 潜伏者

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     ○○者シリーズ。
     連続幼女誘拐殺人事件を題材にしている。

     小説の新人賞に応募してきた作品に、実際におきた少女失踪事件を書いたものがあって、興味をもったルポライターが調査にのりだす。
     
     被害者の家族、釈放された容疑者、謎の小説家、それらが混在して物語がすすんでいく。
     
     まあ、混在させて混乱させるのが目的なので、視界を半分遮られた感じですすんでいく。ルポライター主観のところだけ、視界が広がるのでありがたい。このへんのコントロールは上手いなって思う。

     にしても、最終的に皆、性格がおいおいって感じなっていて、びっくり展開なのだ。
     まぁ、異常な経験とか環境にいると歪

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    2017年12月28日