折原一のレビュー一覧

  • 101号室の女

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    「え、どういうこと!?これがオチ!?」って話も何個かあったけど、短編なので簡単に読めることができてよかった

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    2021年10月29日
  • グランドマンション

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    ネタバレ

    面白さはまずまず
    古い集合住宅の1番館隣に新築マンション2番館が建設されることとなり、その建設を巡り1番館居住者のストレスが募って行くところから話が始まる

    短編なのに、読み進めるとマンション内の住民があちこちに登場し始め、あらゆるところで事件が起きる。
    最終的に、1番館は放火で全焼し残った住民は2番館に移り暮らし始める
    2021/03/08 22:44

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    2021年09月20日
  • 遭難者

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    追悼集という形式だからこその臨場感は楽しめたし、著者が登山について綿密に取材したのだろうということも分かる。

    ただ、内容としては、著者の伝家の宝刀叙述トリックはもはや使われているのかどうかすら危ういレベルであり、特に騙されたというわけでもなく、特に驚いたというわけでもない。

    装丁が凝っているらしい単行本で読めばもう少し楽しめたかもしれない。

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    2021年06月20日
  • 101号室の女

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    母に勧められて。

    程よい長さの短編集。
    3話目くらいで、ああこういうタイプのやつねってなるけど犯人は当てられへんし、うわこんなトリックあったんか!ってなる。
    わりと考えさせるような、読者の憶測に任せるような終わり方もあったから、ズバッと書いてほしい人にはモヤモヤが残るかも。
    全部おもしろかったし、手軽に読めるのが良い。

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    2021年05月30日
  • 螺旋館の奇想

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    「螺旋館」というタイトルだから普段の折原作品とは違い、館モノなのかと思ったが、やはりそこは折原作品、そんなわけはない。
    あまり期待しすぎるとつまらなく感じてしまうかもしれないが、長さもちょうど良く、楽しめる作品。

    それにしても201号室は清水真弓、202号室は戸塚健一、203号室は山本安雄、そして田宮竜之助...
    狂ってるアパートだな...

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    2021年04月06日
  • 漂流者

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    一気読みしたから緊張感のあるサスペンスとしては面白いけど...
    湯川と三田村が入れ替わっていた、と明かされた時に「え、それだけ??」となってしまった。
    はっきり言って予想できてしまう。
    折原一の得意技である複雑なプロットや叙述トリックを期待していただけに残念。

    ただ、折原一さんも叙述トリックがあると分かっていて読まれるのは大変だろうな...

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    2021年03月23日
  • 侵入者 自称小説家

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    途中からオチが予想出来てしまったのが、ちょっと残念…
    面白いと感じる人と微妙と感じる人の紙一重な感じだった。

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    2021年02月20日
  • 漂流者

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    舞台は、四方に陸地の見えない海のど真ん中。それだけで不安感が増し、酷く船酔いしたような気分になる。
    復讐×復讐といった怨恨渦巻くドロッドロの感情とサバイバル。が、文章は乾いており、どこかアッケラカンとしている。古典名作ミステリが構想の背景にあるとのこと。

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    2021年01月23日
  • 水の殺人者

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    コピー機に忘れられた紙。そこに記された謎の「殺人リスト」。誰がつけ加えたのか4人から8人まで増殖するターゲット達。
    ーーーーーーーーーーーーーーメモ。

    「誰」はともかく、「どうやって」はまるで検討も付かず最後までハラハラドキドキしていた。問題となるHowの部分はつまり、ミラクルと奇跡と偶然とたまたまが重なった超計画的殺人だ。矛盾している。
    とは言え、読者が陥る「何故?」の疑問はしっかり回収してくれるし、綺麗に纏まっているのであまりぷりぷりするのも大人気ない。

    クライマックスの前フリは完璧で、こちらも戦闘態勢に入る。全貌はやや早送り気味な展開。脳内で再生される映像はまるで尺が無いからと巻かれたかの様で少し残念。エピローグがこの作品の魅力なのだろう。

    話の展開、視点の切り替えの目まぐるしさは読者の探究心をくすぐる流石の文章力だ。細かな粗探しをしてわざわざ埃を舞わせる必要は無かった。

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    2022年03月02日
  • 棒の手紙

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    いつもの折原さんのテイストと少し違う感じがしたけど、別名義で出していた本だったのね、納得。
    千絵と百絵のくだりは何となく予想ついたけど、結構パニックホラー的な展開で意外。

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    2020年10月02日
  • グランドマンション

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     「グランドマンション一番館」でおきる不思議の数々。

     まぁ、一番館っていうのがミソだよねって思っていたら…。
     でも、この住人がなかなか手ごわいのである。

     つか、マンションって普通、似たような家庭や収入の人が住んでないの?
     って思うのは、私が田舎にいるからな…。

     話がぐるぐるして、なんだかんだと着地するのが面白かった。
     うん。
     人生って、ある意味同じところをぐるぐるしているメリーゴーランドみたいなもんだもんね。
     
     不思議と読後がほんわかしたのである。
     全く、ほんわか要素なかったんだけどな。
     なぜ??

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    2020年08月30日
  • 冤罪者

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    暴行殺人犯が冤罪を訴え出所したものの、そこか始まる惨劇の第2幕。
    意外といえば意外だが、納得といえば納得の真犯人。ちゃんとまとまり、落ち着くところに落ち着いた話だが、女性の扱いがちょっと不快。時代なのかな。

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    2020年08月16日
  • グランドマンション

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    ネタバレ

    面白かったが、提示されている謎の答えが分かる話も結構多かった。

    民生委員の高田が事件解決のために動き回る話は、本筋と関係ない気持ち悪さがあって苦手だった(この人こそ問題ある人間なのに、と思ってしまって、素直に本筋を楽しめないというか)。そういう捻った感じが好きな人もいると思うので、好みの問題とは思うが。

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    2020年08月15日
  • 丹波家の殺人 新装版~黒星警部シリーズ4~

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    シリーズの中で、一番黒星警部の活躍(?)が控えめで、シリアスだった気がする。個人的には黒星警部の出番はこのくらいでいいかな、と。
    家族って、大勢集まると色々な感情がうずまいて、トラブルが起こって・・・。一番信頼できるはずの家族が殺したくなってしまうほどのどろどろの感情を生んでしまう。愛情と憎悪は表裏一体だと痛感させられるような話でした。

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    2020年07月19日
  • 行方不明者

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    『遭難者』に続き、折原作品12作目。——者シリーズ。キャラクタの行動があまりに強引過ぎる…。プロットも複雑で、訳がわからず——驚く段階までいけない…。決してつまらなくはないのだが…うーん(^^; 星三つ。

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    2020年06月24日
  • 二重生活

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    意外にも大どんでん返しでびっくりした。
    折原一さんと新津きよみさんが、結婚されてることにもびっくりやわ

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    2020年06月04日
  • 棒の手紙

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    好き嫌いの別れる話かも。
    いわゆる不幸の手紙にまつわるホラー。
    もはや、不幸の手紙がどんなものか知ってる若者は居ないかもしれない。
    電子メールだと、山ほど不要なメールが来るから、不幸のe-mailご来ても勝手にフィルタリングされるか、されてなくても内容を確認せず削除してしまうかもとふと思った。

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    2020年04月19日
  • 倒錯の死角 201号室の女

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    ネタバレ

    翻訳家の大沢の仕事部屋からは、向かいのアパートの201号室が見える。昔、この部屋で若い女性が殺される事件があり、その死体を大沢は窓越しに見てしまったのだ。それが彼のアルコール依存症の原因となる。
    その部屋はしばらく借り手がなかったが、ある日また女性が入居してきた。
    実は覗きの趣味がある大沢は、しばらく我慢していた屋根裏部屋からの覗きをまた始めることになり、それに伴い、入院して治療した依存症も再発してしまう。

    201号室の地方から東京へ就職で出てきた若い女性の日記に綴られる日常や彼女の母親との手紙のやり取り、変態大沢の日記、それに加えて大沢と同じ病院に入院していたコソ泥の曽根。語り手は次々と目まぐるしく変わり、飽きさせない。昔の小説なのでセリフもレトロで面白いと思うときもあった(驚いたときに「ウヘッ」って言ったり)。

    話が終盤に差し掛かると、あれ?あれ?っと何度も前のページの通り魔の記事を読み返したり、日記の日付を確認したりしたが、最後まで読んで『なるほど、そういうことか』と理解した。
    娘の代わりを母親がやるというのは、いくら若く見える母親でも無理があるだろう!
    でも、社会人一年目の女の子に対しての描写で、
    成熟した腰つき、とか
    化粧が濃い、とか
    違和感を覚える描写はいくつかあったし、怪しい箇所には字の横に「、、、」がついていたりして、そりゃないよーっていう結末ではなかった。
    読んでる間は先が気になったし楽しかった。

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    2020年03月20日
  • 異人たちの館

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    ネタバレ

    【一言で評価】
     折原一の作品らしく,読んでいるときのサスペンス感は抜群。しかし,オチが釣り合っていない。竜頭蛇尾というイメージの作品
    【感想】
    1993年に出版されたが,あまり売れず2002年に講談社文庫版が出版されたが,これもあまり売れず。2018年に本屋大賞の発掘部門で「超発掘本」となり,文春文庫で3度目の文庫化。あとがきでは,著者の折原一自らが,マイベストに挙げている作品
     あとがきによると「倒錯の死角」や「倒錯のロンド」のような叙述トリックの創出に汲々とするようになっていたところで,複数の太いスト―リーを並行して書いていき,途中で混ぜ合わせ,叙述トリックはサスペンスを盛り上げる要素とするという作風を確立させた作品とのこと。確かに,今後に書かれた「○○者」シリーズに通ずる作品のように思えた。
     個人的な感想をいうと,折原一は,やはり初期の作風が好みであり,多数のストーリーや作中作などの様々な文体を併せ,叙述トリックはサスペンスを盛り上げる要素とするようになってからの折原一の作風はあまり好きでない。読んでいる途中は面白いのだが,オチがそれほど面白くなく,読み終わってからがっかりする作品が多い。
     異人たちの館もそうで,読んでいる途中は面白いのだが,オチの部分がイマイチ
     この作品のメインプロットは「小松原淳」と「島崎潤一」を誤認させる叙述トリックだろう。小松原淳も島崎潤一も富士山麓の樹海で遭難しており,母親から「じゅんちゃん」と呼ばれている。島崎潤一の母親も,やや病的な人物で小松原潤一のアパートに忍び込んで原稿に手を入れるなどの奇行をしている。
     小松原淳の父親が「ジョージ」という外国人で連続幼女殺人事件の犯人。小松原淳をイジメていた少年なども殺害しており,小松原淳に殺害されているというスジは折原一らしいというか,かなり無茶なスジ。その後,ユキとの関係を責められ自殺しようとした小松原淳が,実は生きており,小松原家に帰ってきて地下室で生活をしているという展開も,折原一らしいと思うけど,かなり無茶なスジである。
     最後に小松原淳が島崎潤一の作品を乗っ取ろうとして,島崎葵(島崎潤一の母)とユキの逆襲に会うというオチがなんとも弱い。小松原淳の父が外国人のジョージで,謎の異人が小松原淳だということが,ラストに至るまでの段階で分かっているので、最後の終わり方がさっぱり意外性がない。
     トータルで感じることは,冗長だということ。読んでいるときは,サスペンス感があるのでそれほど感じないが,読んでから振り返ると冗長さを感じる。作品を支えるプロットが小松原淳と島崎潤一を誤認させる叙述トリックと,小松原淳の父がジョージという外国人で連続幼女殺人事件などの犯人だったということ。ジョージが外国人だったので,小松原淳もハーフで異人だとして登場していた人物が小松原淳だったというところ
     いくつかの作中作もあり,それらも若干スジに絡んでいるが,さほど効果的でない。作中作はなくても全体に影響がない。これも冗長さを感じさせる。読んでいるときは,もっと大きな伏線があるのかと思って読んでいるので,最後で作中作にあまり意味がなかったと分かると拍子抜けしてしまう。
     トータルの評価としては,ギリギリ及第点というイメージの★3。

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    2020年02月07日
  • 誘拐者

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    複雑に絡まりあった糸が、読み進める度に徐々に解けてゆく。
    いわゆる、叙述トリック。
    糸が解けた時のスッキリ感は、やはりどんでん返しの醍醐味。
    だが、少し長すぎた感がある。
    もう少し短く終わらせることはできなかったのか。

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    2019年12月31日