折原一のレビュー一覧

  • 遭難者

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    構成がちょっと変わっていて面白い。
    北アルプスで滑落死した息子の慰霊登山に参加する母親。
    死の原因は何だったのか?誰かが関わっているのか?
    追悼集から謎を読み解いていく。

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    2018年09月18日
  • 沈黙者

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    沈黙者が一体何者なのかと想像しながらよみすすめていく。どうしてそうなるのかと納得出来ずに読み終えていく。しかし、犯罪とは誰もが納得出来なくても起きるものだ。

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    2018年08月18日
  • 倒錯の死角 201号室の女

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    覗き覗かれ…日記起点に視点があれこれ変わり、読んでる方は思考を振り回される。最後の落とし方がこれまたびっくり。全ての事件が解決して、ミステリーとしてはすっきり。

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    2018年08月18日
  • 鬼面(おにつら)村の殺人 新装版~黒星警部シリーズ1~

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    大幅に加筆修正された新装版。オリジナルは30年近く前に読んでいて、内容は忘れていたので初読みの感じで読めた。
    叙述トリックの名手である折原さんの、もう一つの顔はユーモアミステリ作家。それの代表がこの黒星警部シリーズで、第一長編である本作からもうドタバタ度全開。一作の中で何回気絶するんだ?(^-^)
    合掌造りの家が一晩で消えたり、密室殺人の様な事が起こったりと、次々に不可思議な現象が警部と若いヒロインを襲う。真相は唸る程には感心出来なかったが、ドタバタ劇の中に手掛かりを潜ませる手法は巧いと思った。まあ、著作の中では標準位かな?

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    2018年07月05日
  • 失踪者

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    ほんとにサイコパスっているのかしら?きっと社会のルールに沿った生活ができないってつらいよね。きっと常識を理解する気持ちと本能とのせめぎあいだもんね。

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    2018年05月26日
  • 倒錯の死角 201号室の女

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    ネタバレ

    ストーリーの展開は面白かったが、叙述トリックとはいえ、無理が有りすぎな気がする。
    高野広志がなぜ一年後にここに居る?

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    2018年04月17日
  • 倒錯の死角 201号室の女

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    ネタバレ

    アルコール中毒で入院経験のある翻訳家、同じくアルコール中毒で入院していた窃盗常習犯、旅行会社に務める新人女子社員、この三人で視点を変えて語られていき、三人が交錯するストーリーは面白く、リーダビリティーが高い。叙述トリックで有名な作者なので、騙されないように注意しながら読んだが、トリックを見抜くには手掛かりが不足しており、設定にもいささか無理があり、真相自体はそれほど面白いとは感じられなかった。また、最後に袋綴じがあるのだが、その内容を読むとわざわざ袋綴じにする必要があるとは思えなかった。

    (ネタバレ)
    大沢芳男が清水ミサ子を若いOLに間違えたり、清水ミサ子が真弓と同じことを繰り返すという設定

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    2018年03月09日
  • 黒い森

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    ネタバレ

    逆から読ませたり、袋綴じがあったり、面白い試みだと思った。
    前半の生存者から読んで、後半の殺人者を読み始めたとき「こっち読まずに袋綴じ読んでいいんじゃないか?」と思ってしまった。樹海をさまよう描写が長かった。逆から読んだらあまり面白くなかったのでは?犯人は途中でわかるし(るみお、鈍感すぎ笑)、怪しいと思ってた民宿のおじさんやライター、途中で抜けた人たちが怪しくなかったぐらいの驚きか?

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    2018年01月17日
  • 潜伏者

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     ○○者シリーズ。
     連続幼女誘拐殺人事件を題材にしている。

     小説の新人賞に応募してきた作品に、実際におきた少女失踪事件を書いたものがあって、興味をもったルポライターが調査にのりだす。
     
     被害者の家族、釈放された容疑者、謎の小説家、それらが混在して物語がすすんでいく。
     
     まあ、混在させて混乱させるのが目的なので、視界を半分遮られた感じですすんでいく。ルポライター主観のところだけ、視界が広がるのでありがたい。このへんのコントロールは上手いなって思う。

     にしても、最終的に皆、性格がおいおいって感じなっていて、びっくり展開なのだ。
     まぁ、異常な経験とか環境にいると歪

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    2017年12月28日
  • 冤罪者

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    ネタバレ

    評価は3.

    内容(BOOKデーターベース)
    ノンフィクション作家・五十嵐友也のもとに届けられた一通の手紙。それは連続婦女暴行魔として拘置中の河原輝男が冤罪を主張し、助力を求めるものだった。しかし自らの婚約者を犯人に殺された五十嵐にとって、それはとても素直に受け取れるものではない。河原の他に真犯人がいるのだろうか。謎のまた謎の千枚。

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    2017年12月08日
  • 侵入者 自称小説家

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    実際の未解決事件二つをモチーフに作者が想像の翼を広げたミステリ。
    一気に読まないと、こんがらがるのがこの作者の特徴。

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    2017年10月04日
  • 潜伏者

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    この話は実際に1979~1990年にかけて栃木・群馬県で発生した未解決の「北関東連続幼女誘拐殺人事件」がモデルとなっているという。
    話の中では3人の幼女が行方不明になるが、様々な人物が登場する。容疑者、犯人に成り代わり小説を書く作家、事件を追うノンフィクション作家、幼稚園の園長、幼女の親たち等。そして、それらの人物が複雑に絡み合っていく・・・
    最後は色々と考えさせられるような結末だった。

    2017.5.17

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    2017年05月17日
  • 追悼者

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     「東電OL事件」以下は同事件を題材にした小説
    鳴海章『鹹湖 彼女が殺された街』(1998年、集英社)
    久間十義『ダブルフェイス』(2000年、幻冬舎)
    桐野夏生『グロテスク』(2003年:文藝春秋、2006年:文春文庫)
    真梨幸子『女ともだち』(2006年、講談社)
    折原一『追悼者』(2010年、文藝春秋)

    2017年4月16日時点で
    追記:『鹹湖 彼女が殺された街』『追悼者』二冊は未読

    早速、折原一『追悼者』(2010年、文藝春秋)読んでみた。『鬼畜の家』 2011年4月/原書房 は探偵で『追悼者』フリーライターっていう違いはあるが、容疑者たちのインタビュー形式っていうところがとても似

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    2017年04月30日
  • 赤い森

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    折原さんらしい世界が広がっている物語だった。
    一冊の小冊子・・・「遭難記-魔の森調査報告書」。
    樹海の山荘にたどり着き、遭難し、死亡した男が残した手帳を小冊子にしたものである。
    民宿の主人は、山荘にまつわる殺人事件を客である学生たちに語って聞かせる。
    来る客、来る客、そのすべてに聞かせるように。
    当然、話を聞いた学生たちは好奇心にかられ、興味本位で山荘を目指して樹海へと足を踏み入れる。
    繰り返される悲劇は徐々にその様相を変え、本来の事件すらもいろいろなものが付け足されて伝説の中へと飲み込まれていく。
    まるで山荘が樹海へと飲み込まれたように。
    三話に共通して登場する人物が民宿の主人である。
    彼は

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    2017年04月26日
  • 叔母殺人事件 偽りの館

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    中盤を過ぎたあたりで結末が見えてしまったことに驚いた。
    折原さんの物語はいつも最後まで楽しませてくれていたからだ。
    登場人物が限られた設定だと、どうしても重なる部分をまったく書かないわけにはいかなくなる。
    年齢もそうだし、話し方もそうだ。
    折原さんの物語の場合、二重、三重の仕掛けがしてあることを前提として読んでいるので、この人物とこの人物は同一だなと気づいてしまったら結末が見えてしまう。
    登場人物はみな欲望を胸に秘めている。
    何人かの人間が犠牲となり、何人かが生き残った。
    結局、強烈な個性と生命力のある清瀬富子の毒気にあてられ、その手のひらの上で転がされていただけのような気がしてきた。
    彼女の

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    2017年04月23日
  • グランドマンション

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    ネタバレ

    〇 概要
     グランドマンション1番館には,元「名ばかり管理職」の男,元公務員,三世代同居の女所帯から,独居老人まで,さまざまなアクの強い人達が住んでいる。騒音問題,ストーカー,詐欺,空き巣―グランドマンション1番館の住人達が引き起こすトラブル。そして最後に用意されているのは,どんでん返し。折原一らしさ満点の連作短編集

    〇 総合評価 ★★★☆☆
     「グランドマンション1番館」の住人にトラブルが相次ぎ,住人がどんどん減っていく「そして誰もいなくなった」テイストの味付けがされているのは面白い。民生委員の高田が出てくるまでの作品,「音の正体」と「304号室の女」の段階では,最後の部分までのアウトライ

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    2017年04月15日
  • 沈黙者

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    比較的軽い罪で逮捕された男は、なぜ頑なに素性を隠すのか?
    同時進行していく一家惨殺事件との関連はあるのか?
    物語は事件をノンフィクション作家が取材しているといった形で進行しているので、作家自身の視点もあり、インタビュー相手の視点の場合もあり、そのときどきによって視点が変わっていく。
    折原さんの物語ということで伏線や仕掛けがあることを承知しながら読み進んだ。
    終盤まで読者を振り回す筆致力といい、展開の妙といい、物語に引き込まれていった。

    だからこそ思う。
    「これが動機?」と。
    意外な結末を期待していたが、まさかこんな残念なものだったとは。
    あまりに弱すぎる動機に到底納得できず、表向きはこの動機

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    2017年04月14日
  • 水の殺人者

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    読み始めてすぐに引きこまれた。
    コピー機に置き忘れられた1枚の殺人リスト。
    そこには自分の名前が書かれていた。
    リストは名前を書かれた人たちへ次々に送りつけられる。
    それぞれの思惑でリストの名前は増えていく。
    真相がまったく見えてこない中盤までは面白かった。
    殺人リストを作ったのはいったい誰なのか?
    何のために作られたのか?
    連続殺人を実行しているのは誰か?
    けれど殺人リストに名前が書き加えられ、ぼんやりとだが目的が見えてきてしまうと一気に先が読めてしまう。
    折原さんの書く物語は好きなのだが、いまひとつ物足りない思いがした。
    いつもなら結末までに「ああ、そうだったのか」と騙されていた楽しさのよ

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    2017年03月28日
  • 螺旋館の奇想

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    折原さんの物語を読んでいるといつも途中で考えてしまうことがある。
    私はもう折原さんの仕掛けにハマってしまってるのではないか?
    いまはこんなふうに見えている物語も、最後にはまったく違う光景に見えてきてしまうのでは?と。
    最初から懐疑的な見方をして読むのはどうかと思うけれど、折原作品に対してだけは条件反射のように探りながら前に進んでいく感じだ。
    十年間も新作を書いていない作家が再び執筆活動へ戻ることを決意する。
    だが、プロットは編集者にけなされすっかりやる気を失ってしまう。
    突然現れた作家志望の女性は、いかにもな雰囲気をまとっている。
    想定内のトリックは、意外にも第一部のみで一応の決着をみる。

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    2017年03月19日
  • 遭難者

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    ネタバレ

    うーん……
    結局母が転落した時に複数人が聞いた「復讐してやる」という声は何だったのか、N子とSは野島さんと五十嵐さんだったのか?

    N子とSの話で引っ張った割にはそこをはっきりさせないまま終わり消化不良。付き合ってた過去があるのにN子冷たすぎ……。

    真相は真相でまあどうでもいいというか、最後の無理矢理ハッピーエンドな感じも白けた。

    装丁は非常に凝っており、一冊目を読んだ段階では非常に面白かっただけに二冊目のガッカリ感が残念だった。

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    2017年03月12日