折原一のレビュー一覧

  • 倒錯の死角 201号室の女

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    ネタバレ

    ミステリーらしいミステリー・・・ぐいぐい!
    にしては当たり前すぎて、へ~っと終盤までは。

    だがしかし、あのオチのつけ方は!と驚愕。
    うっかり睡眠を削って読み進めてしまいました。
    折原さんの「倒錯~」シリーズ、マニア好みですね。

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    2014年11月17日
  • 漂流者

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    頭がこんがらがりそうなプロットだが謎が謎を呼び最後まで一気に読んでしまった。

    夫婦になりすましたのはすぐに気づいてしまったがそれでも事件の全体像を把握するのは難しく最後にまとめてあったのを読んでようやく掴めた。

    しかし湯原の愛人が妻を殺そうとしたのはよく分からない。そのまま逃亡すればいいだけだったのでは

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    2014年10月01日
  • 追悼者

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    最後犯人が明かされて、それはいいけど、、
    ほかの人物がはっきりしない点がすっきりしない。
    でも、面白く読めました。

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    2014年08月09日
  • 七つの棺

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    ネタバレ

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    全編密室モノ、というのは推理小説フリークとしては書いてみたい(読んでみたい)魅力あふれるものである。
    そんな意欲作。

    密室の王者
    ・「バンザイ」のやつ、なんだかどこかで見たような見てないような。まさかなあ、と思ったモノが「正解」だとは。
    たまにこういう事故が起こっているし、それでデジャブるのかな。

    ディクスン・カーを読んだ男たち
    ・タイトルからミスリードさせる。
    腹にカギをおさめる等々のキーはわりかし予想がつく。ただ、面白い筋立て。

    やくざな密室
    ・組の抗争から、まさかまさかの密室殺人に発展。核シェルターの欠陥(換気扇)を利用したとは、、、。

    懐かしい密室
    ・うまく行き過ぎ

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    2014年06月17日
  • 沈黙の教室

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    文庫で700ページ近い分量だが、まさに一日で一気読み。

    ホラー、サスペンスの要素をふんだんに盛り込みながら話は進む。
    謎自体は、そんなに深いものではなく、途中である程度先は読める。

    続編もあるらしいので読みたいが、それにしても、イジメ問題は根が深い。人類が人間である限り、根絶は不可能
    なのかな。

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    2013年11月24日
  • 赤い森

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    樹海の恐ろしさとそれによって人間が狂っていく様が丁寧に描かれていて、読んでいて背筋が寒くなりました。

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    2013年11月18日
  • 灰色の仮面

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    「独り暮らしの女性を襲う連続殺人犯」と「ひょんなことから犯人と間違われる主人公」が軸になり物語が進行していきます。登場人物達は怪しいですし、複雑に入り乱れるので、途中からどちらが「本当の殺人犯」なのか分からなくなります。
    トリックはシンプルですが、ミスリードが強烈です。最後の一行まで気の抜けない力作だと思います。

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    2013年10月08日
  • 冤罪者

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    一人の冤罪者を追う物語です。新聞記事、雑誌記事、裁判傍聴とノンフィクションのような状景が繰りひろげられ、混迷の様相を呈していきます。捻りに捻ったプロットを破綻なく一気に収束させる展開は圧巻です。著者の代表作の一つだと思います。

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    2013年10月08日
  • 赤い森

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    樹海の奥深くの山荘で起こった一家惨殺事件。真相を知ろうとする者達がまた吸い込まれるように樹海の中へ。
    変なキャラクターが多くて、ある意味魅力的です。

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    2013年09月25日
  • 覆面作家

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    7年後に戻ってくると書き置きを残して消えた作家・西田操。7年後に自宅に帰還した西田操。疾走直前の自分に起きた事件を題材に小説を書き始めると共に起きるおかしな出来事。何者かが西田を家から追い出そうとしている。誰かが自分の家にいることを感じる西田操。kれの妻と愛人の正体。

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    2013年09月25日
  • 追悼者

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     東電OL殺人事件をモデルにしたミステリー。

     とはいえ、それは導入だけでどんどんはずれていくのでむしろ安心しましたww

     殺されてたOLの周りでは、子供のころから事件がおこっていた。
     それを雑誌記者が調べて行くのだが、生まれてからを丁寧に描いているから、どうしようもなくいつも間にか歪んでいく彼女の人生が切ない。
     
     面白かったけど、この手のモデル小説は…。
     折原氏は、普通にとっても面白いから、こういうのって<蛇足>だと思んだよな。

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    2013年09月15日
  • 沈黙の教室

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    前半はホラーのような雰囲気があり、読者を引き付ける趣向が沢山あり非常に読み応えがありましたが、最後は唐突に終わった感じでした。同窓会をクライマックスにしない理由がよく解らず消化不良でした。

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    2013年10月11日
  • タイムカプセル

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    美濃大樹

    中学校に数人で埋めたタイムカプセル。10年後にこれを掘り起こそうと約束してから10年が経ったある日、タイムカプセルを埋めたメンバーに届いた誘いの手紙は奇妙なものであった。
    この物語の主人公である女性は当時、事故による怪我でタイムカプセルを埋める時も卒業式にも参加できなかった。この女性はカメラマンをしていたため、このタイムカプセルをテーマにした写真集を出そうと旧友たちに取材をしていくところから話は始まる。
    取材を続けることによって主人公は「ホール」という言葉に出会う。旧友たちにそのことを話すと全員顔がひきつり、話をはぐらかされる。そこに疑問を持った主人公はあの日自分が行くことが

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    2013年07月04日
  • 沈黙の教室

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    自分の不注意でうっかりネタバレを読んでしまったので面白さが半減してしまったけど、なかなかの読み応えだった。
    暗闇の教室もいずれ読んでみたい。

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    2013年06月22日
  • 誘拐者

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    相性が悪いかなあと感じつつあった折原作品だったが、これは面白く気に入った!登場人物の気持ち悪さが突き抜けていてヨイ 笑。ちょっとしたホラー小説より怖かった。またミステリーという面でも、読みながらの推理が楽しかった作品だった。他の「〜者」シリーズも読んでみたい。

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    2013年06月06日
  • 誘拐者

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    手刀と回し蹴りと狂った妄執。

    世の中には冒頭の二節を読んだだけでオチが透けて見えるような薄っぺらな叙述トリックを用いた作品もあるが、本作ぐらい工夫されていれば、多少先が読めても文句はない。いやむしろそれ以外の部分の突き抜けた面白さがあるからこそ評価に値する。いろんな意味でやり過ぎかとも思うが、これぐらい突き抜けてるとコメディにも見えてくるから不思議。

    “自動巻売機”って何?と5秒も真剣に考えてしまい自己嫌悪。

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    2013年05月25日
  • 追悼者

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    東電OL殺人事件をモチーフにしたミステリー。
    ノンフィクションライターが、関係者にインタビューをしながら事件を追う。
    最後のどんでん返しはいつもの折原流。
    ちょっとややこしかった。

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    2013年05月24日
  • 冤罪者

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    これが折原ワールドなんですね。
    折原一は三作目ですが、この人の本の読み方はわかった。
    立ち止まったり、振り返ったり、読み返したりせずに読む進むべし!

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    2013年04月09日
  • 逃亡者

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    500Pを超える分量なのに、全く退屈させず一気に読みきった。
    主人公の典型的堕ち人生を哀れんで、逃げ切って〜と
    心で叫びながら、逃げ人生を応援してしまった。

    しかし、最後が今ひとつ納得いかねー。
    そこまで盛り込まなくても....って気がする。
    意外性を狙いすぎて、逆に冷めた。

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    2013年04月05日
  • 愛読者 ファンレター

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    2007年11月10日初版
    目次
    ・覆面作家
    ・講演会の秘密
    ・ファンレター
    ・傾いた密室
    ・二重誘拐
    ・その男、共謀につき
    ・消失
    ・授賞式の夜
    ・時の記憶
    ・エピローグ
    文春文庫版・補遺-西村香
    あとがき-覆面をはずす時-折原一
    解説者-新保博久

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    2013年02月23日