折原一のレビュー一覧

  • 倒錯の死角 201号室の女

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    ネタバレ

    マミちゃん…そういうことだったか…
    視点が入れ替わりながら進んでいく構成なので、何らかのトリックが使われていると予想してはいたが、母親が娘に成りすましていたのは予想外だった。

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    2021年07月08日
  • 倒錯の死角 201号室の女

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    のぞきがテーマの折原作品。折原一さんの登場人物は何かしら性的な嗜好が偏っているので、読んでいて飽きない。のぞきをする男とのぞかれる女の手記で淡々と話を進めていくが、終盤につれて若干文面が…。そして最後の見事な叙述トリック!さすがです!
    小説で袋とじなんて初めてで興奮しました笑

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    2021年03月31日
  • 誘拐者

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    とにかくプロットが複雑だが、最後にしっかり表のようなものを載せてくれるのがありがたい。
    叙述トリックも見事だし、○○者シリーズの中ではかなり上位の作品。
    複雑なミステリーを読みたい!という方におすすめ。

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    2021年03月11日
  • グランドマンション

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     初めての一っちゃん( ´ ▽ ` )ノ
     何の前知識もなかったから無心に楽しめた( ´ ▽ ` )ノ
     本格ミステリの人と知ってたら、むしろ敬遠してたかも……ああいう、人間が記号化してるような小説は苦手だから……(´ε`;)ウーン…

     あんまりミステリに詳しくない人間でも容易に先が読める展開で、とにかくスラッスラ読める( ´ ▽ ` )ノ
     遅読の自分でも3~4時間で読めちゃった( ´ ▽ ` )ノ
     社会問題や現代人の心の闇も描いてはいるけど、それはあくまで薬味ていど。(むかし学習雑誌の別冊ふろくによくあった)推理クイズブックというか、さまざまなトリックの それこそモデルルームみたいな連

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    2019年11月25日
  • 毒殺者

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    ネタバレ

    初めは普通の保険金殺人ミステリー。しかし、途中から何このカオス。夫がいなくなったマンションに義母と義弟、義妹がおしかけ監禁状態。さらに偽の夫が現れ、あわや殺されそうに。大どんでん返しに驚かされるが、義弟と偽夫のわいせつ行為はやりすぎでは。
    ずっと既読感あってどうやら2回読んでしまった。なのに結論忘れていた。読んだら思い出したが。。

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    2019年10月03日
  • 叔母殺人事件 偽りの館

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    ネタバレ

    解説にあるほどの「驚愕の真相」ではなかった。仕掛けられた謎の半分くらいは想像通りだったし。この手の作品で読者をおおぅっと驚かせる手法はまだ残っているのだろうか。本作は、スマホ普及前夜のため、監視カメラの大きさに成約がありそうな感じだけど、今や、スマホ普及のおかげでカメラが小型化して、作品内での監視カメラの配置は自由自在になったのだと思う。媒体を回収しなくても無線で動画データ飛ばせそうだし。時代の変化ですね。

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    2019年09月18日
  • 黄色館の秘密 新装版~黒星警部シリーズ3~

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    なんだかこのチープな感じの探偵役が、ちょっとクセになる。全然事件解決しないのに・・・。この、ヌルッと事件が解決してる、うん。いつの間にか解決してる感じあんまりない感覚かも。

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    2019年05月30日
  • 鬼面(おにつら)村の殺人 新装版~黒星警部シリーズ1~

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    ネタバレ

    終盤に来るまで、正直イマイチかなって思ってました。
    結構な大どんでん返し!!とりあえず次に期待します。

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    2019年02月10日
  • 二重生活

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    読み終わってからジワジワと謎がわかってきた。何人かの登場する人物の目線で語られていて、人物がつながるまではどういうこと?と何度も読み返したり。報告書や日記という語りも惹きつけられた。最後の最後まで誰が善人で誰が悪人かわからなかった。種明かしの後に再読したら全く違う目線で読めるだろう。

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    2019年02月04日
  • グランドマンション

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    「グランドマンション一番館」には、元「名ばかり管理職」の男、元公務員、三世代同居の女所帯から独居老人、謎の若者、はてはかなり変わった管理人までと、アクの強い人たちが住んでいる。騒音問題、ストーカー、詐欺、空き巣―次々に住人が引き起こすトラブル。そして、最後に待ち受けていた大どんでん返しとは…。

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    2019年01月21日
  • 誘拐者

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    生まれたばかりの赤ん坊が何者かに誘拐される。
    その一夜の出来事が、母親たちの母性を狂気へと変えてゆく。


    一気読みミステリ。複雑に絡まった糸が徐々に繋がっていくのが見事。動機を巧みに隠して読者をリードする。また、あとがきにもあったが、中盤のサスペンス描写が凄まじく中弛みさせない。

    お金や地位のためでなく、子どもという存在のために殺人を繰り返していくのがとても哀しかった。

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    2018年12月24日
  • グランドマンション

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    ネタバレ

    大好物の連作短編。
    時間軸や年齢や場所や人物や…アレコレ思いつく限りの叙述トリックオンパレードだけど、繋がり方がしっくりきて、テンポよく読める。
    高田さんの話、「善意の第三者」好きだな〜。おとめさんもお幸せに!最後まで残った組に幸多かれ!!

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    2018年07月29日
  • 螺旋館の奇想

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    ネタバレ

    盗作のロンド?確かに姉妹本な感じがしました。
    最後にいっぱい煙に巻かれたような。要するに自主出版?

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    2017年09月14日
  • グランドマンション

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    ネタバレ

    濃いわ。
    よくもまぁこんだけ次々とクオリティの高い叙述トリックが書けるもんだ(褒めてる)。

    グランドマンション一番館の住人たちの短編集。
    とにかくほとんどの住人がヤバイ。親殺しアリ、幼児虐待アリ、年金不正受給アリ、オレオレ詐欺アリ、孤独死アリ、……一作一作がけっこう現代社会の問題にリンクしてる。
    「地の文で嘘を書いてはならない」ってなことを言ったのは誰だっけ? 実は部屋が違ったり、時間軸が違ったり、ヒトが違ったりと、折原劇場やりたい放題な作品になってる。
    叙述トリックって短編の方が効果的なのかもしれない。一編一編充実してて、濃いなぁ、と思える本だった。
    最初は「こんな犯罪者と死人ばかりのマン

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    2017年06月30日
  • グランドマンション

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    ネタバレ

    *グランドマンション一番館」には、元「名ばかり管理職」の男、元公務員、三世代同居の女所帯から独居老人、謎の若者、はてはかなり変わった管理人までと、アクの強い人たちが住んでいる。騒音問題、ストーカー、詐欺、空き巣―次々に住人が引き起こすトラブル。そして、最後に待ち受けていた大どんでん返しとは…。希代の名手が贈る必読の傑作ミステリー連作集*

    この方の作品は初めて。叙述トリックの名手なのですね。確かにトリック満載で、久しぶりに頭をフル回転させました。重くはないけれど、じっくり読み込みながら進める感じなので、読み応えはたっぷりあります。読後感も悪くないです。

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    2017年06月15日
  • 倒錯の死角 201号室の女

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    ネタバレ

    2017年26冊目。
    叙述トリックは好きだけど、これは今まで読んだどの叙述トリックものとも違う作品。最後の最後まで面白かった。
    ただ、主にランチ休憩中に読んでたから色々辛かった・・。
    個人的にはオススメミステリー作品に入るけど、これは好き嫌いがわかれそうかも。

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    2017年05月22日
  • 倒錯の死角 201号室の女

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    そのままでも立派なサスペンスが、後半の展開でそれぞれの狂気が浮き彫りになって、さらに混迷化していく。

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    2017年06月03日
  • 倒錯の死角 201号室の女

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     いやあ、面白かった!ページをめくる手が止まらないというのはこういうことを言うんだろうか。この著者は初めて読んだが、今まで読んでなかったことを深く後悔するとともに、今後読める楽しみが増えた。
     覗く男と覗かれる女という、少し淫靡な世界感に食指をそそられ、そこに覗く男に恨みを持つコソ泥も入ったあたりから、一気に物語に引き込まれる。
     また、袋とじを破き、その先を読み進めていくと、またこれまでと違った顔が現れる。二度美味しい小説である。
     この物語には様々な狂った人物が登場するが、一番狂っているのは○○かもしれない。

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    2016年11月04日
  • 沈黙者

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    折原一に求めているものとはちょっと違った。
    「『沈黙者』?一応読みました。」という程度かと思います。
    辛口ですけど。。。

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    2016年10月26日
  • 漂流者

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    ネタバレ

    –––者シリーズ。流石の叙述トリックでしたな!まさか三田村夫妻と湯原とその愛人が入れ替わっていたなんて・・。漂流生活の描写もよく書けていたし、面白かったなぁ。

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    2016年09月02日