あらすじ
妻に五千万円の保険金をかけたMの殺人は、大成功のはずだった。だが、謎の脅迫者の電話に悩まされることになる。一方、五千万円の保険金をかけられた妻は、夫の行動に不信感をもった。もしかして……。どんでん返しに次ぐどんでん返し。実際の事件に想を得た「――者」シリーズの原点となった『仮面劇』を改訂改題して復刊!
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Posted by ブクログ
とても面白かった!
有名な作家さんでしたが、なかなか読む機会がなく今回初めてトライ。
自分自身、最初はMが誰か分かっていたと思っていたが…
どんどん話の展開が変わっていき、物語に引き込まれ一気読み笑
どんでん返し最高。
調べたら色々なシリーズがあるみたいなので、今後もぜひ読んでみたい!
Posted by ブクログ
実際にあったトリカブト保険金殺人事件を下地に書かれた作品。著者は叙述トリックの名手ということで、犯人Mは彼と見せかけて彼、とそこまでは読めるのだがラストの展開はわからなかった。そういうオチだったのか。
昔の小説は(小説に限らず?)不倫したらすぐ配偶者を殺そうとするが、なぜそんなに殺人のハードルが低いのか。警察の捜査能力が実際に低かったか、低く見積もられていたのかな。
〇〇者シリーズ予想以上に面白かったので続きも追いかけよう。
Posted by ブクログ
初めは普通の保険金殺人ミステリー。しかし、途中から何このカオス。夫がいなくなったマンションに義母と義弟、義妹がおしかけ監禁状態。さらに偽の夫が現れ、あわや殺されそうに。大どんでん返しに驚かされるが、義弟と偽夫のわいせつ行為はやりすぎでは。
ずっと既読感あってどうやら2回読んでしまった。なのに結論忘れていた。読んだら思い出したが。。
Posted by ブクログ
『倒錯の帰結』に続き、折原作品五作目。今作は実際の事件をモチーフにした「──者」シリーズ最初の作品です。いや~どんでん返しに次ぐどんでん返しでした!流石は“叙述使い“の折原氏w こうゆう事件(犯罪者)が大好きな私としては楽しめました(^^ この「──者」シリーズは順番に読んでいきたいなぁと思います。
Posted by ブクログ
中盤まではMが誰なのかを中心に話が進んでいく。そして後半は夫の家族が家に乗り込んで占拠し始めるホラーテイストに。
Мが誰かという謎だけで引っ張る話かと思ったが、その謎解きのあとも物語が展開することに驚き。