折原一のレビュー一覧

  • 倒錯のロンド 完成版

    ネタバレ 購入済み

    やっぱり騙された

    騙されまい騙されまいと意識して読んでいてもしっかり騙される。

    0
    2022年11月25日
  • 追悼者

    Posted by ブクログ

    最後の最後まで正解が分からない… 様々な予測を全てひっくり返されるのが、なんだか楽しい。

    丸の内OLは何故殺されたのか…こんな執念深い悪意があるものなのか?と思ったけど、全ては因果応報に尽きる。
    殺される時に名前を言わなかったのは本当に分からなかったのか、それともそれを越える悪意で言わなかったのか。

    どこの世界にも、こんな丸の内OLみたいな女っているんだよな〜関わらないのが一番です。どんなに恨んで反撃やら復讐やらしても、想像を超えた悪意で結局ヤられてしまいますから。

    0
    2022年07月01日
  • 愛読者 ファンレター

    Posted by ブクログ

    作家さんが大好きになるって本好きにはごく普通にありそうな事だけど、ファンの一線を越えると、こんな感じになっちゃうよねという短編。
    短編とはいえ最後まで話は繋がっていて、覆面作家、西村香の人となりが徐々に分かってきて、それまで関わってきた登場人物も総出のワチャワチャ?
    が面白かった。

    バレそうでバレない覆面作家。最後まで分からない所が良かった。

    0
    2022年06月28日
  • 天井男の奇想 倒錯のオブジェ

    Posted by ブクログ

    最後の最後まで…え?どういう事?の連続なのに、その都度の状況は分かりやすい。それぞれの場面が分かりやすいがために、え?え?
    それが堪らなく面白かった。

    ラストの種明かし?は想像を越えてきた。
    やっぱり折原一さんはクセになります。

    天井男の言い方もなんか良かった。

    0
    2022年06月23日
  • 冤罪者

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    久しぶりに折原一作品を読んだが、この狂気と拗れたプロットがクセになる。
    600頁超えの作品だが、リーダビリティはとても高く、一気に読み切れる。もはや登場人物が全員狂っているので、誰を疑えばいいのか分からなくなる。
    五十嵐の妻の正体ももちろんだが、河原が逆に監禁されていたという反転も面白い。一気に読み切ったあとでもう一周。
    読み応えのある大作だ。

    0
    2022年03月12日
  • 誘拐者

    Posted by ブクログ

    大好きな「者」シリーズ。
    何を書いてもネタバレになりそうで具体的な感想が書けない。どの切り口も真実に繋がっていて…裏表紙の「ある一点をめざして急激に動きだす。」に納得。
    とにかく初めから最後まで隙なく意味ある一行一句だったように思う。

    0
    2022年02月23日
  • 冤罪者

    Posted by ブクログ

    面白かった。

    これだけ枚数あると描写も丁寧だし状況が分かりやすい。その上2転3転4転…最後まで犯人がわからなかった。
    最後の最後まで読んで最後の一コマがカチッとハマって〜この爽快感。

    折原一さんの者シリーズ。まだ2冊しか読んでないけど大ファンとなりました。

    0
    2022年02月06日
  • 異人たちの館

    Posted by ブクログ

    ある男の伝記を執筆する事になったゴーストライター島崎潤一目線で、一人の人間の生い立ちを探っていくというあらすじ。
    長編ながら、インタビュー形式だったり、作中作があったりと形式がコロコロ変わるので最後まで弛れることなくスイスイ読めました。もちろん内容的にもずっとどうなるのだろうとドキドキさせてくれるもので叙述ものであると知っていても楽しめる一作でした。

    0
    2022年01月21日
  • 沈黙者

    Posted by ブクログ

    はじめての折原一さん、するする読みやすかった。

    2つの話がいい具合に絡み合って、どんどん引き込まれた。

    ラストの種明かし?が一捻りふた捻りで最後の最後まで楽しめた。

    しかし…自分の名前を明かさずに裁判、懲役、出所なんて出来るのかな?もし出来たら前科なしで社会復帰?この発想がすごいと思った。

    0
    2021年11月12日
  • 倒錯の死角 201号室の女

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    プロットがかなり緻密。まさに折原マジック。まんまと騙されたが、これは気づけん。
    そしてこの"繰り返される"っていう構成も面白いし、本書の雰囲気も好き。


    ↓トリックを少し整理

    真弓がアパートに入居し、高野と不倫。大沢は真弓の写真を撮り、脅迫。
    真弓は日記を記している。
    その後高野が真弓を殺し、大沢はその死体を見ておかしくなる。

    そしてその一年後、真弓の母ミサ子が真弓のアパートに"真弓"として入居。
    若い女を狙う通り魔となる。
    大沢は再び"真弓'を脅迫。(今回は写真はなし)
    ミサ子は手記を書き直し、それを曽根が読み、写真(一年前大

    0
    2021年03月20日
  • 倒錯の死角 201号室の女

    Posted by ブクログ

    折原マジック!
    素直に騙されましたー!
    きちんと種明かししてくれるのも嬉しい。
    その種明かしも意外な人物に語らせる(そして折原さんを感じさせる)のも面白い。
    そしてオチの不気味さ。ぞくっとしますねー!

    0
    2021年02月28日
  • 螺旋館の奇想

    購入済み

    折原一さんの作品ってどれも同じような感じなんですけど、それなのにどれも面白いので不思議。折原作品、改めて全制覇したくなりました。

    0
    2020年12月19日
  • 異人たちの館

    購入済み

    わあ~面白かった~! 夢中になって読みました。なかなかのボリュームでしたが、一気読み!! 折原ワールドはやっぱり楽しい。

    0
    2020年12月19日
  • 誘拐者

    購入済み

    面白かった!

    評価があまりよくなかったので、期待はしていなかったがとにかく面白かった。折原一さんの〜者シリーズの中でも一番良かった。最後も綺麗にまとまっててハッとする結末でした。評判のいい冤罪者より私は好きです。

    0
    2020年01月29日
  • 冤罪者

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    折原一の小説の中でも評価が高い本のようなので期待して読んだ。前半の冤罪を晴らすパートはなかなか進まなかったが、後半から加速。ミカの正体や、舞殺しの犯人とトリックに気付いた自分を誉めてあげたいが、純粋に騙されてスカっとしたかった方の気持ちが大きいかな?でもやっぱり面白かった!

    0
    2019年12月17日
  • 叔父殺人事件 グッドバイ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    こっちは叔母に比べてかなり面白かった。一番最後の事実は最後まで気付かなかった。気になることがあって二度読んだ。(一度目、四郎が参加しなかった理由、女じゃないといけなかった理由)

    0
    2019年12月04日
  • 潜伏者

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    面白かった。今回も笹尾と百合子が登場。今回も相関図を書いていたのだが、後半出てきたあの男性のことはすっかりノーマークだった。よって作家の本当の正体も…。失踪した少女たちの行方はなんとなくそうかなと思ってた。ぐいぐい引き込まれた。

    0
    2019年11月21日
  • 冤罪者

    Posted by ブクログ

    ストーリーやトリックはとても面白かったのですが、とにかく性描写や登場人物がことごとく気持ち悪いです。
    主人公も全然善い人じゃないし、「冤罪者」に至っては、結局極悪犯罪者でしたしね…

    0
    2017年03月18日
  • 誘拐者

    Posted by ブクログ

    やっぱり最後のどんでん返しが面白い!
    こうなるか、この女は実はこいつか?と推理しながら読むも全部裏切られる。

    0
    2016年05月26日
  • グランドマンション

    Posted by ブクログ

    ブレない人だなと思う。デビュー作以来殆どの作品を読んでいると思うのだが、叙述トリックを書き続けるということで一貫している。これだけ続けているとネタが尽きそうなものだけれど、本作を読むと、ますますさえわたっているという印象を受ける。建物を使ったトリックは筆者がよく使うパターンだと思うのだが、発想が変わっていて新しさがある。もっと有名になってもおかしくない人だと思うのだけれど。

    0
    2015年11月26日