折原一のレビュー一覧
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前から読めば孤島密室ミステリー「首吊り島」、後ろから読めば監禁ミステリー「監禁者」。2つを読んだ後、中央の袋とじを開けると。。。
折原氏の集大成とも言える叙述ミステリーの大作。Posted by ブクログ -
アルコール中毒の翻訳家・大沢芳男の家から見えるのは、新社会人・清水真弓の部屋。毎晩その部屋をこっそり覗き見る大沢、見られていることを感じながら日記をつけ続ける真弓。それぞれの覗き・覗かれる様子が交互に書かれて物語はすすんでいく。そんな中、アルコールのせいでとんでもないことが・・・!
なんと袋と...続きを読むPosted by ブクログ -
連続失踪事件の容疑者として逮捕された少年Aと、同じ場所で15年前に起きた失踪事件の容疑者少年A。二つの事件は関連性があるように見えるが・・・。少年法に守られた少年犯罪がテーマです。Posted by ブクログ
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ストーリーはとても面白いし読みやすく、すいすい一気読みできた。白鳥(本物)と山本の電話のあたりで違和感を感じ、「白鳥は本当に盗作していなくて山本の妄想っぽい流れだな」と気付き始め
この白鳥と永島はおそらく別人物。というところまで推理できたものの
ではどこからが山本の妄想?幻の女の本当の作者は?と少々...続きを読むPosted by ブクログ -
とにかく「人の話聞けよ」と言いたくなる域の人達が覆面作家西村香に手紙を一方的に送りつけ、西村香の返信なりその後の出来事の描写なりで経緯を記していくショートショート。96年って、手紙の描写こんなレベルなんだ…?と思ってしまったり。Posted by ブクログ
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とにかく、自分の中で考察していくのが楽しかった。この人が犯人で、こうなって、ああなるんじゃないか、って推理して、ハズレて、の繰り返し。〇〇者シリーズが沢山あるとのことで、もっと読んでみたいと思った。
あらすじ、めちゃくちゃ読みたくなる文章で凄い、かっこいい。Posted by ブクログ -
いやぁ、夏の読書にふさわしい、ぞっとするお話だった。
折原さんの倒錯シリーズ2冊目、こっちも凝ってるなぁ。おかしいと思ってからは読む手が止まらず。
気づいたものもあったけど、大体は騙されるよこれは。絶対序盤に出てきたアレでしょ!と思ったけど違ったー。シュッって…
最後まで読んでも理解できない所が途中...続きを読むPosted by ブクログ -
終盤からマシンガンのように小出しにひっくり返され、
スタボロに混乱させられました。快感!
叙述トリックだとハードルを上げられながらも、
多くの読者を引き込ませる作者に感服(600頁もあるし騙し続けるのは大変)
作者の本立て続けに読んだので、流石になんとなく分かったので暫く時間を置こうと思う
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前半は非常にテンポも良く進んで、どんどん先が気になる作品。途中から「アレ!?」という違和感と共に、その謎を気に留めながらモヤモヤと読み進めました。
伏線もしっかり書かれていて、フェアな作品かつ面白い作品でした。Posted by ブクログ -
折原一=叙述トリック
皆様騙されたくて読むのですよね?私もその一員
多人称視点で複雑に絡み合う言動/行動が
後半300頁位に違和感を感じだし、「ここからか!?」とワクワク感を覚える。快感
叙述トリック、一度脳が覚えるとこの感覚を欲すようになる。良いのか悪いのか、最高のエンタメですPosted by ブクログ