倒錯の帰結

倒錯の帰結

942円 (税込)

4pt

前から読むか? 後から読むか? 前代未聞の果てしなきミステリ! ――日本海の孤島で起こる連続密室殺人事件(『首吊り島』)と都会の片隅で起こる監禁事件(『監禁者』)。2つの事件に巻き込まれた作家志望の男が遭遇する奇想天外の結末とは? 「倒錯」シリーズ完結編は前代未聞、前からでも後ろからでも楽しめる本。ぜひ読み比べを!

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倒錯の帰結 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2011年07月26日

    『倒錯』シリーズの完結編。新津きよみが折原一の妻であることを知らないと面白さ半減。知らない人はいないですよね? 『首吊り島』という作中作、けっこうおもしろい密室ものです。前からも後ろからも読めて、ハッピーな読書体験でした。『倒錯』シリーズって、究極の自虐ネタって思うのですが、どんなもんでしょう?

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    前から読むか、後ろから読み始めるか…
    一冊で二度美味しい作品。
    時間を空けずに一気に読まないと頭が混乱してしまいます^^;

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    前から読めば孤島密室ミステリー「首吊り島」、後ろから読めば監禁ミステリー「監禁者」。2つを読んだ後、中央の袋とじを開けると。。。
    折原氏の集大成とも言える叙述ミステリーの大作。

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    Posted by ブクログ 2017年02月16日

    どこからが現実で、どこからが非現実なのか。
    まるで境目のない終わりのないミステリーを目指したのかもしれないけれど、「首吊り島」が連続殺人事件を扱っている密室ミステリーだったのに対し、「監禁者」はまるで幻覚症状のある男の妄想のような物語になっている。
    このアンバランスさが良いという人もいるだろうが・・...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年09月22日

    画期的な構成の本。三部作の三冊目だとか。
    楽しめたが、感想はまあまあ。
    年齢によって感じ方が違うにかもしれない。昔なら星5つだったかもしれないが。

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    Posted by ブクログ 2012年04月22日

    折原一の代表作とも言える、倒錯三部作の三冊目であり、
    表からも裏からも読めるという趣向を凝らした一冊。

    初読ということで、作中の勧め通り「首吊り島」→「監禁者」と読んだ。

    片側のストーリーではわからなかったことが、読み進めて行くうちにもう片方で起きたことと徐々にリンクしていく。
    するとどうだ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年06月29日

    前からは『首吊り島』
    後ろからは『監禁者』
    真中から『袋とじ』
    が始まる異色な本。

    倒錯シリーズの最後なので
    他二冊を読んでから読むのが面白いです。

    内容的には『首吊り島』が結構面白かった。
    全体的に見ると『え・・・』って感じで
    尻すぼみな感じで終わった感が。
    何だか最後がいまいちよく分からんか...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2010年09月01日

    前から読んでも後ろから読んでもよいという
    面白いつくりの本だが、前からよむ「首吊り島」だけで十分面白い。
    逆に言えば「監禁者」や袋とじによってその価値を落としてしまったのではないかとも思える。

    「監禁者」に関しては「倒錯の死角」を読んだ人にとっては
    種のわかった手品を見ているようなもので
    ややしら...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2010年01月10日

    表と裏、どちらからも読んで良いという趣向の凝らした作品。
    そして袋とじになってる最後の作品を読んでおしまい。氏、らしいなぁ。
    普通に読むと表の「首つり島」、裏の「監禁者」となる。

    どちらから読んでも良いけど、純に読んだ方がわかりやすいかも。
    とにかく面白い。
    ラストは、少し気が抜けた感じがするけど...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年12月14日

    孤島で起こる連続密室殺人(首吊り島)と東京で起こる監禁事件(監禁者)。両事件に巻き込まれた男が辿り着いた結末とは?


    前からでも後ろからでも読める、ミステリィでは珍しい袋とじ付き文庫。実験的かつ意欲的な作品です

    首吊り島の設定は所謂横溝ワールド。探偵の推理はロジカルとは言い難く、ほとんど直感に支...続きを読む

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