山本文緒のレビュー一覧

  • 日々是作文(ひびこれさくぶん)

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    4/11 あちこちの雑誌に書いたものをまとめたもの。ふつーのことを書いてあるのに「読ませる」のはなぜだろう。なんか悔しい気持ちになった。

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    2009年10月04日
  • チェリーブラッサム

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    中学2年の実乃は4年前に母親を亡くして、今は父親と姉・花乃の3人暮らし。初めはショックから立ち直れなかったけれど、ようやく元気を取り戻したそんな時、突然父親が早く帰宅して、「会社を辞めた」という。原因は姉が補導されたこと…またしても新たな試練が訪れた!何気ない日常のなかで揺れ動く家族と、淡い恋の予感。少女の成長を明るくドラマチックに描いた、山本文緒のルーツともいえる傑作長編。

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    2009年10月04日
  • ココナッツ

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    実乃に中学二年の夏休みがやって来た。特に変わったこともない静かな町で、便利屋の父親を手伝っていたそんな時、実乃が密かに心を寄せる永春さんの同級生、ロック歌手の黒木洋介のコンサートが開かれることになるが…。何かすばらしいことがあるかも知れない、そんな少女の季節を描いた、清々しくほろ苦い青春物語。

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    2009年10月04日
  • 群青の夜の羽毛布

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    深くて深くて暗い世界。でも、自分も思い当たる節がいっぱいあって結構かぶった。いい子でいようとする。何かにおびえている。普通の家に育ったけど、時々いろいろなものが角度を変えて表現すると、さとるの気持ちがよくわかる気がして、引き込まれちゃいました。葛藤、衝動、誰にでも持ち合わせているんじゃないかな。

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    2009年10月07日
  • チェリーブラッサム

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    4年前に母親を亡くした実乃は今、父と姉の3人暮らし。突然、父親が会社を辞めて便利屋を始めると言う。さわやかな話ですっきり気持ちがよかった。

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    2009年10月04日
  • 恋愛中毒

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    読み進めるにつれ、恐怖心が増幅する。
    常軌を逸していると客観的に思いつつ、でも自分がそうなってしまう危うさも持ち合わせている気がする。
    最初、水無月はきちんと自立している大人の女性だと思っていたが、自分のコントロールが効かず、変われない弱さを持っていた。
    依存体質であること以前にとにかく愛に飢えていて自分を自分自身で肯定して愛してあげることがつくづくできないのだろうなと思った。
    それはおそらく親の影響がかなり大きいところが、運命的で切ない。

    恋は人を壊す。
    林真理子の解説ありきでかなり腑に落ちたけど、創路の本心が最後までよくわからなくて、もっと知りたかった。
    人は本当に誰から見るかで全然違

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    2026年02月22日
  • 自転しながら公転する(新潮文庫)

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    ネタバレ

     プロローグは「私」で始まり、その後は「都」でずっと続いていくので、勘の悪い私は、「私」って誰のことなのかなぁと思いながらエピローグを読んでようやく解決笑
     あんなに経済的に不安定だから子どもができても育てられるかわからない、どうしたら幸せになれるのかわからない、不安で不安で仕方ないの!!!!と感情を爆発させた都が結局貫一と結婚して苦労はしたけど子どもが結婚するまで見届けて、家で猫を飼ってるなんてね。過去を振り返るとあの時は未来の不安に駆られて不安な要素や現状の不満、他人の羨ましいところの狭くて陰った部分的なことしか見えなかったけど、今思うとあの時の不安はもう通り越してここまできちゃったなって

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    2026年02月16日
  • 紙婚式

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    夫婦にまつわる短編集。いろんな夫婦がいると改めて思った。親子とは違って夫婦は離婚すれと簡単に縁が切れるんだな、その分危うい感情がもつれ合うのも当たり前か。親子だと血の繋がりのせいかどこか自分に通じるものを感じる。夫婦は愛情が冷めた時はどこへ向かうのか…
    著者が既に亡くなっていることを知り慌てて読んだけれど他の作品も読みたくなった、残念だ。

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    2026年02月12日
  • プラナリア

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    山本さんの描く女性は、リアルで好きになれなくてそこがとても良いです。その辺にいそうという意味ではなく、こういう状況から、こうなっていったというのがリアルに感じて、まるっきりこんな人はいないけど自分にもこういうところあるよなぁと思いながら読み終えました。

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    2026年02月11日
  • ばにらさま

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    ボタンのかけ違いみたいな分かりやすいやつじゃなくて、機微、本当に機微。私たちが見逃してしまうようなそれを掬い取り、丁寧に描写する作家さんだよな、と改めて感じた。

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    2026年02月10日
  • ばにらさま

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    ネタバレ

    お亡くなりになられたのか。知らなかった。この方の作品をもっと読みたかったな。
    生活と地続きというか、変に気取ってなくて心に入ってくるお話だった。
    バヨリン心中が好きだな。異国の香りが微かにする。

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    2026年02月08日
  • 無人島のふたり―120日以上生きなくちゃ日記―(新潮文庫)

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    著者の膵臓癌発覚からの日記。
    治療や体調の苦しみはあまり書かれていないが、やはり死を知っていて読むのは緊張した。
    他の著書を読んだことがないので、逆に救いだったかも。

    「上手く死ねますように」は、同感。

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    2026年02月08日
  • 無人島のふたり―120日以上生きなくちゃ日記―(新潮文庫)

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    68歳になる母親にすすめられて一読。

    これを書くことをお別れの挨拶とさせて下さい――。思いがけない大波にさらわれ、夫とふたりだけで無人島に流されてしまったかのように、ある日突然にがんと診断され、コロナ禍の自宅でふたりきりで過ごす闘病生活が始まった。58歳で余命宣告を受け、それでも書くことを手放さなかった作家が、最期まで綴っていた日記。

    余命宣告をうけるって、想像できないくらい怖い。抗がん剤の治療の辛さや、進んでいく病をどう受け止めるか、日記という形で死ぬ直前まで、書きつづけた作者をすごいなと思う。

    読み進めるうちに、どんどん弱っていくが、会いたい人に会い、食べたいものを食べ、最後まで悔い

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    2026年02月08日
  • きっと君は泣く

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    一体なんなんだろう…
    私は登場人物全員にイライラした。それぞれの背景もへったくれもない
    全員がルッキズムの塊、本当に嫌。
    それなのに一気に読んでしまった、嫌だなと思いながらも読むのを止められなかった。最後の魚住の言葉に尽きるのだと思うけど、椿は懲りないんだろうなぁ

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    2026年02月05日
  • 絶対泣かない

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    久しぶりに小説を読んだ。
    書かれたのはもう25年以上前のようだけど、働く女性たちの日常をのぞいている気分で読み進めた。あぁそういうこともあるよなと思ったり全然共感できなかったり様々。全体的にぐっと刺さらなかったのは、作者があとがきで自分に問うようにしていると言った質問の答えが、私は割と答えられるからかもしれない。なぜ働くか、何が欲しいか、それでどうしたいか、という問い。
    それを認識させてもらえたことはありがたかった。

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    2026年02月01日
  • プラナリア

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    ネタバレ

    途中まで読んで主人公たちの言動を理解するのが難しく、読破を諦めた。
    病気の中でも生活を続けねばならないという環境の中でどうにもならない気持ちというのはよく伝わってきた

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    2026年01月31日
  • ブラック・ティー

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    帯の甘やかさないと優しさは
    心に闇?病み?をブラックな視点から
    沼から出れない人達や
    心こモヤモヤを晴らせない展開に
    マジか?何だそれ?と主人公達に問い正したくなる。
    と言う自分も沼にハマってしまったかも?

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    2026年01月31日
  • 絶対泣かない

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    文庫版の初版が出た歳に生まれたわたし
    この時代の働く女性たちが、今の社会を作ってくれていたんだなあと思う。
    転勤して、なぜか分からないのにとにかく毎日が辛くて、あとがきを読みながら帰りの電車の中で号泣した。働く女性にエールをおくってくれるようなエピソードが詰まった短編集!
    毎日必死で疲労困憊だけど、やっぱりわたしは働く女性はキラキラして見える!し、わたしも社会の先輩たちのようなカッコいいオンナになるんだ!
    わたしがわたしの仕事を好きになれる日が来ますように。

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    2026年01月29日
  • ブルーもしくはブルー

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    どうして似たふたりが生まれてしまったのか。あのときもし別の相手と結婚していれば、、という後悔からか?結局どっちの方が幸せなのかわからなかったけれど、どちらの蒼子も最後には相手に屈せず、自分のしたいことができているように感じる。あのとき別のところに就職していればとか、あのまま地元に残っていればとかそんな後悔は自分の中でも小さくあるような気がするが、この本を読んで少し安心したし、今を後悔なく自分の意思で生きたいと思った。1996年とわたしが生まれる前に出版されたようだが、いつの時代になっても愛される本だと思う。

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    2026年01月23日
  • ブラック・ティー

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    「絶対泣かない」よりも後味が悪かったりその先どうなったの?!という短編が目立った。ちょっとゾクリとしたり、面白く読めました。

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    2026年01月22日