山本文緒のレビュー一覧

  • 恋愛中毒

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    わたしの話ですか?
    夢中になるの翻弄されるのももう疲れてしまったけど気づいたらまたしているというのがそれね

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    2026年10月10日
  • 自転しながら公転する(新潮文庫)

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    先が気になってやめられなくなる小説は久しぶりだった。仕事、家族、恋愛と悩んでぐるぐる考える主人公。独りよがりだったり、なんかひどいな、と思うような考え方も、いざ自分がそうなれば同じように思ってしまうのかも。母からの目線、友人、恋人からの言葉や事情も書かれていて、そっちからみれば主人公が1人で不器用にうろうろしているように見える。でも私を含め、悩みだしたら頭の中ぐるぐるして結局は同じようになってしまう。
    作者の他の本も読みたいと思った。

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    2026年10月05日
  • 自転しながら公転する(新潮文庫)

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    購入したのは数年前だけどこれまで積読しててなんの気無しに読み始めたらちょうど主人公が同い年でびっくりした。
    これはこれはこれは読みながらもう
    ぐーるぐる思考がというよりも目が回ってきた
    全くもって自分の話ではないのに、
    自分の話として読んでしまいまた目回る、、、
    「自転」はまさに自分の悩みとか選択とかそういう??
    「公転」は社会というか、仕事というか、環境の部分?
    本当に本当に毎日忙しなく回っています。
    もう年齢も年齢。たくさんたくさん考えてる。
    たくさん考えてたくさん話して、それでも分からないからずっと考えてる。
    自分の将来のこと、仕事、親のこと、家族のこと。
    これからのお金のこと、生き方のこと、恋愛のこと。
    人間は本当に考えることがたくさんありますね。

    「連帯」という言葉はハッ!!!とした
    これは、まさに今読んで良かったな〜〜いう作品だった!!
    あと内容とは別に、仕掛けというか…冒頭とラストの書き方もなるほど!!となって面白かったです。
    解説でちょっと涙出てきた。山本文緒さん、もっと色々な作品を読みたい作家さんだ。

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    2026年10月04日
  • 自転しながら公転する(新潮文庫)

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    ネタバレ

    心に刺さりまくって、読むのがキツくなるくらい。

    最初の語り手と、本編中の語り手が違うのがトリッキーでまた、話の展開的にもよい。
    私はてっきり都はニャンさんとくっつくのかと…騙された。

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    2026年10月01日
  • 恋愛中毒

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    「私は何が悪かったんだろう」 「何がいけなかったんだろう」 「どうしたらよかったんだろう」と、ずっと考えてしまう水無月。

    この「考えている時間」が本当に苦しいんだよな、、と読みながら私も苦しかったです。 そしてどうしたらいいのかを水無月と一緒に考えていました。
    執着や未練ってどうやったら変わっていくんだろう。
    簡単に「違うことに打ち込めばいい。仕事でも他の男をつくるとかでも。」って言うことはできるけど、そんなのは本人も分かっているけど、執着や未練に飲み込まれてしまっている時は難しいですね、、

    しんどくて何回か手が止まり、ずっと水無月大丈夫かな、、大丈夫じゃないよな、、って考えて、早く読まないと私もしんどい、、と思って最後まで読みました。

    32歳で先生と出会って関係が始まり、ラストは40代になっている。 色んなことがあって長い時間が流れて、ラストは先生とたまに会う関係になっていて、激しい執着が完全になくなったように見えるけど、分厚い蓋をされてるように感じました。 この先大丈夫かな?ってちょっと心配だけど、、
    完全に気持ちをなくさなくても、その気持ちが自分の人生を全部占領しなくなることができたように感じて良かったです。

    「もしも、、」は私も考えてもしょうがないことは分かっているのに考えてしまっているところがすごく共感できました。

    10年以上ぶりの再読で、めっちゃすごかった!としか覚えてなかったので初読の感じで読めました。 やっぱり良かったです。
    水無月の心の動きや葛藤が苦しいくらい細かく描かれていて、満たされない感じがずーっとあって。 自分に何回も誓いを立ててるのに、分かっているのに、それができなくてまた同じことをしてしまうのが人間臭くてやっぱり好きです。
    幸せな時も不安やどこか信用できない感じがあったり、親との距離感や、親友も友達もいなくて、荻原だけが唯一の友達で、荻原がいて良かった。  

    山本文緒さんの作品はこの本でハマって何冊か昔読んでどれも良かった記憶があるのでまた再読していきたいと思いました。





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    2026年09月27日
  • 無人島のふたり―120日以上生きなくちゃ日記―(新潮文庫)

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    予測もしていない余命宣告
    たった4ヶ月
    私だっていつそんな事態になるか分からない
    生きている限り終わりもある事
    その終末に自分はどう向き合い
    その覚悟とどう戦うのだろう
    ジタバタしない後悔しないそんな自分でありたいと思いながら自分ごととして読み終えた。
    山本文緒さんありがとう

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    2026年09月17日
  • ブラック・ティー

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    2026/09/15
    色々な境遇にある女性に焦点を当てた短編小説。個々の話の密度が濃い。最初は穏やかにスタートする話なのかなと思いきや、読み進めていくうちに「何かちょっと変じゃない?」みたいな不思議な感覚になる。普通→異常に考え方が変わりそうになるものもあるし、その逆になっていくものもあるので色々なバリエーションがあるのを短編の中でコンパクトに楽しむことができるようになっていると感じました。
    人間の綺麗事だけじゃない側面に目を向けていくような小説で、読んでて面白いものや、ハラハラするものもあります。

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    2026年09月16日
  • 自転しながら公転する(新潮文庫)

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    主人公が家族や仕事や恋愛に悩みながらも決断していくお話。

    ストーリーもテンポ良く進むし伏線もきちんと回収されラストも「えぇっ?!」となる、読み応えのある一冊。
    普段恋愛モノを読まないが、すごく面白かった!
    30歳になったからか、うんうんわかる。と共感できる部分がたくさんあった。
    結果、なんとかなるんだよ。と思える。

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    2026年09月13日
  • 自転しながら公転する(新潮文庫)

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    恋愛、仕事、家族とずっしりな内容だった。全てが自分に当てはまることは無いけど、耳が痛い事もしばしば。ページ数多かったけど、次々展開していくから夢中で読んでしまった。

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    2026年09月11日
  • プラナリア

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    面白かった!職場の人に勧められて読んだが、山本文緒さんは「自転しながら公転する」を読んだことがあったが、個人的にはこちらのプラナリアの方が好みだった。

    短篇集は普段あまり読まないけど、どれもとても完成度高くて驚いた。特に女性の内面を鋭く書いていて、女性特有の揺れる思いとか感情を書くのがとても上手い、と感じた。
    「プラナリア」、「ネイキッド」、「あいあるあした」が特に印象に残って良かった。

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    2026年09月04日
  • 無人島のふたり―120日以上生きなくちゃ日記―(新潮文庫)

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    山本文緒さんの、逃病記。

    タイトルがあたたかくて、人柄がやわらかくて。
    「頑張った」証を遺そうとしたんじゃなくって、角田さんの言葉にもあるように、こちらに「大丈夫だよ」って声をかけてくれるような、そんな作品。

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    2026年09月02日
  • 恋愛中毒

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    ネタバレ

    最初のシーンから急に主人公が変わって、初めは追いつくことに必死でしたが、状況を飲み込めてきた頃にはこの小説の伏線回収が見事に行われていくところでした。
    恋愛で相手を愛しすぎないように、と努めていた水無月が結局は中毒者でどんどん独占欲が増していく姿は正直自分が恋愛をしている時の第三者目線のようですごく醜く感じました。
    愛しすぎないことは難しいけれど、結局それは変えることができないし、治すこともできないのかな、とタイトルを見ながら考えました。

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    2026年09月02日
  • 無人島のふたり―120日以上生きなくちゃ日記―(新潮文庫)

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    もう5年も経つのだなぁ…と。

    ショックだった。とにかくショックで仕方なかった。
    で、今になってようやく読めた。
    気付いたら文庫まで出てた。

    学生時代からずっと読んできた。
    山本文緒さんの書く人物が好きだった。
    作品の一つをメールアドレスにさせてもらった。
    もう25年近くずーっと使い続けてる。

    さくらももこといい…何でなんだよぅ…

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    2026年08月26日
  • 自転しながら公転する(新潮文庫)

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    生きることのままならなさ、自分が思い描く「結婚観」含めた無意識な価値観の押し付け。

    今自分が生きるためにすべき自転と、社会や環境から求められてすべきことである公転。とかく我々は生きるために向きあなわなければならないことが多すぎる。

    「別にそんなに幸せになろうとしなくていい。幸せにならなきゃって思い詰めるとちょっとの不安が許せなくなる。少しくらい不安でいい。思い通りにはならないものよ」

    これは真理。旨に抱えて生きていきたい。

    冒頭ラストの仕掛け含めてとても楽しめて良い本だった。

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    2026年08月27日
  • 自転しながら公転する(新潮文庫)

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    ネタバレ

    いろいろな条件で結婚をやめる決断ではなく、一緒に歩んでいくのを決めたのはカッコよかった。
    そうなってくれて良かった。
    みんな好きな人と一緒になって、幸せに結婚生活送ってほしい。
    ときには喧嘩しても、この人と結婚して良かったってたまには思えるような。

    結婚式から始まるのも、誰とのなのか思考を巡らせながら最後まで面白く読めた。

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    2026年08月24日
  • 自転しながら公転する(新潮文庫)

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    ネタバレ

    貫一がだいすき!!!

    プロローグから始まり、ああ貫一とは結ばれないんだ、、、、ああやっぱり別れちゃった、、、じゃあプロローグ通りだとニャン君と結婚するのか?、、、え?ニャン君にもフラれた?!わあ貫一と結ばれてよかったーーー!!あれ、じゃあプロローグの視点は誰、、?となってエピローグでうおおお!そういう?!
    と、忙しく一気読み。最後にもう一度プロローグを読んだ。

    都のリアルな弱さ、リアルな周囲の環境の変化とそれに伴う心境、
    わたし自身も今33歳で、とっても良いタイミングで出会ったとっても良い本だった。
    やっぱり貫一がだいすき!!

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    2026年08月22日
  • 自転しながら公転する(新潮文庫)

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    山本文緒さん。。大傑作だった
    悩みがリアルで、結末にもびっくり
    謎の人に惹かれてしまうの共感し、色々なところでドキドキ感があった

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    2026年08月22日
  • 自転しながら公転する(新潮文庫)

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    ネタバレ

    面白いです。

    思い通りにいかない感じのリアルさや人の自分勝手さが表現されており、大人の方には刺さる本かと思います。

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    2026年08月20日
  • 無人島のふたり―120日以上生きなくちゃ日記―(新潮文庫)

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    昨年知人が膵臓癌で亡くなり、その方のことも思い出しながら読んだ。癌はお別れの準備期間がありすぎるほどある、というくだりがあるが、そんなに長い時間、自分とこの世との別れについて考えないといけないなんて、辛い病気だなぁと思う。
    途中「イライラする」などの文言はあるが、著者の攻撃的な感情や恨みつらみは全く伝わってこない。最後まで、周りの人に対する思いやりや、この世の中に対する親愛の気持ちのようなものが根底にあるように感じる。素敵な人柄だったんだろう。

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    2026年08月16日
  • 自転しながら公転する(新潮文庫)

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    このタイトルを思いついた時点で勝ちは確定。そして、そのタイトル通りの日常を過ごしながら少しずつ成長していく30代女性の物語。仕事の悩み、恋愛の悩み、親の介護の悩み、人生の悩み、様々な悩みを抱えながら、最後には一つの選択肢を選びとる。果たしてそれが本当の正解だったかは描かれないが、自分の気持ちに正直に、自分自身で決めたことで少なくとも後悔はないはず。この小説のあとがきで著者が亡くなったことを知ったが本当に残念に思う。

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    2026年08月12日