山本文緒のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ都が仕事、家族、恋愛で悩みを抱えていく中で、都の内面があらわになっていくのを読んでいくと、「わがまますぎる、もっと相手の気持ちかんがえてやれ」と思ってしまった。けど、自分もその立場になったらそう考えてしまうかもしれない。それは、幸せを求めて過ぎているからなのではないかと思った。周りと比べて自分の状況が不幸せに見えてしまうし、自分の将来を考えたら周りが見えず他者のせいにしてしまうこともあるかもしれない。だから、共感する面と共感できない部分があって都に感情移入ができなかった。けど、人間の本来の内面を垣間見れた。自分も理想を追い求めて、わがままになって人を動かしたりする。自分に置き換えると、私の妻も
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Posted by ブクログ
ネタバレなんだかとっても良かった。
初めのエピソードがミスリードで、後から読み返してしまった。
主人公とその母の語り部で進んでいくこの話は、この2人と彼女らを取り巻く人間たちの悩みの種が尽きない。それぞれの状態や境遇、人間関係に悩む辛い思いが書かれていて共感する部分も多かった。が、タイトル回収。人は自転しながら公転しているのである。主人公の都は考えが甘く、すぐ泣くし無意識に誰かの庇護下にあることを望んでしまうような保守的な、昔の考えを持った人だなあと思う。流されてばかりの都が啖呵を切って自分の考えを伝えるシーンも良かったし、周りの人の意見を聞いて決めきれなくなってしまうシーンも良かった。人って感じで -
Posted by ブクログ
久しぶりに、びっくりするほど最高な小説に出会えた。
人は必要な時に必要なものに出会う縁を私は信じていて、そのひとつがこの本だったんだと思う。
心に刺さるフレーズが多くて、メモをしながら夢中で読み進めた。
無骨だけど心根は優しい恋人との将来、家族との関係、情熱を注ぐほどでもない仕事のことなど人生に不安を抱いている、アラサー未婚の女性が主人公。
彼との将来が不安なのだと思っていた都が、実は自分が自立できていない不安を、彼への不満という形に置き換えていただけなのではないかと友人に指摘される場面にドキッとした。
私も、そよかみたいに歯に衣着せぬ物言いをしてくれる友人が欲しい。
真ん中まで読み -
Posted by ブクログ
〈女の罪〉を描いた10編の短編集
一編は20ページほどなので、さらっと読むことができてよかったです!キセルや不倫、借りパク、友達との約束を忘れる、電車の忘れ物を盗むなど…様々な〈罪〉が描かれており、考えさせられました
ブラック・ティー
百年の恋
寿
ママ・ドント・クライ
少女趣味
誘拐犯
夏風邪
ニワトリ
留守番電話
水商売
作中の「真実など、何の役にたつのだろう。生活は、ただここに毎日あるだけなのに。」という言葉が刺さりました!
お気に入りの話は「寿」、「夏風邪」、「ニワトリ」、「水商売」
「少女趣味」は女性側の罪とは…?とあまりぴんとこなかったので、他の人の話を聞きたくなった。
「