山本文緒のレビュー一覧

  • 無人島のふたり―120日以上生きなくちゃ日記―(新潮文庫)

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    大好きな山本文緒先生の最期を先生らしい言葉で最後まで綴られていて感動しました。
    山本文緒先生ファンが納得できる作品を残して頂きありがとうございます

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    2026年02月08日
  • 恋愛中毒

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    ネタバレ

    恋愛中毒だった

    芸能人のおじさんの愛人の1人になる女の話。
    離婚歴があり、元夫にいまだに執着している。
    ドM(適切でない表現、奴隷体質というようなことが言いたい)で献身的で、いそうな女。
    ずっと続きが気になる話で面白かった。
    私っぽい。好きな人と思い通りになるために手段を選ばない、というか、選択肢がなくなるさまがかなり私に近かった。
    登場人物
    水無月美雨みう 自分の名前を嫌っている 弁当屋で働いていたところ功二郎に気に入られる 翻訳家でもある 愛人4
    創路功二郎 有名人 結婚しているが、愛人が4人いる
    美代子 功二郎の愛人1 銀座のママ
    陽子 功二郎の愛人2 長身の若め
    千花 功二郎の愛人3

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    2026年01月31日
  • 恋愛中毒

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    ネタバレ

    『大どんでん返し』みたいな前評判のある本より、余程おもしろかった

    じわじわと不穏さが見え隠れしてたところから一気にそうなるんだ!と、本を閉じたあとも興奮しつづけている。
    そういう終わり方になるとは思ってもいなかったので。

    依存してしまうところが、わたしも似たような部分あって、なんとなく辛さもわかるわぁとなっていただけあって、やば!となりました。

    かなり好き
    おもしろかった
    一気に読みました


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    2026年01月23日
  • 自転しながら公転する(新潮文庫)

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    ネタバレ

    「別にそんな幸せになろうとしなくていいのよ。幸せにならなきゃって思い詰めると、ちょっとの不幸が許せなくなる。少しくらい不幸でいい。思い通りにはならないものよ」
    この台詞が、貫一と一緒で幸せになれるのか思い詰めていた都の口から出たことが嬉しかった。羨んだ友人のような幸せは手に入らなかったけど、少し不幸だけど幸せな2人の形を手に入れられたんだなと思う。
    プロローグがベトナムでの結婚式で始まったから、ベトナム人のニャン君が出てきた時、この子とくっつくんだなと思ってたらエピローグで全部覆された良い意味で読者を裏切る展開にもびっくり。でも、最後のお寿司屋さんのシーンで貫一が今でも都を大切に思ってることが

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    2026年01月22日
  • プラナリア

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    山本文緒さんの書く言葉が好き!
    綺麗事ではなくて人間の心のが見えて、共感できることがあった。なんだか、安心できる本だった。

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    2026年01月22日
  • 紙婚式

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    ネタバレ

    これ結婚前元彼に振られた時に読んでたわ。
    短編はすぐ忘れがちなのに
    ずーーーっと記憶にの片隅にあったいくつかの物語。

    土下座を読んだ時の衝撃。
    え?夫婦の性生活ってこんなに難しいの?って。
    今ならわかるなw
    あと、ますおはゾッとしたけど
    離婚したい気持ちは隠しつつ、この旦那と似たような旦那たぶん、多いと思う。
    誰もが羨む優しい旦那で、周りにも自分がいかに愛されているか自慢している奥さんや彼女の相手に限って浮気してたり陰ではボロクソ悪口言ってたり。男の職場に居たので、このパターン散々見てきたわ。

    愛されてると確信しているから
    全く疑わないし信じてるんだよね。
    知ってるのは周りだけ。

    奥さん

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    2026年01月20日
  • プラナリア

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    5つの話に登場する女性たち、全然好きなタイプではなく、かなり嫌悪感を覚えるタイプだった。ところがそのような女性たちを書き上げた作者がすごいと思った瞬間、大好きな一冊になってしまった。

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    2026年01月18日
  • 自転しながら公転する(新潮文庫)

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    徐々に若さを失っていく自分、少しずつ変わっていく仕事、親といった自分の周囲。
    『自転しながら公転する』という本書のタイトルが気になって読み始めたが、これ以上ぴったりなタイトルはないなと読み終わって感じた。

    主人公である都の流されやすさは読んでいてモヤモヤすることもあったが、自分を省みれば案外同じようなことをしていそうだなと思う。

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    2026年01月18日
  • 自転しながら公転する(新潮文庫)

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    都の貫一に対する感情に強く共感してしまって、今の私には少し刺激のある物語だった(笑)。
    30代前半の女性として、不安なことがたくさんあるこの年齢。
    恋愛、家族、仕事……いろんな視点で物事を考えるようになった今の自分と、「自転」と「公転」というテーマが重なって、すごく考えさせられた。

    最後は驚きもあり、嬉しさもあり、でもどこか複雑な感情も残って、しばらく余韻に浸ってしまった。

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    2026年01月18日
  • 自転しながら公転する(新潮文庫)

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    貫一に対する都の心情に痛いくらい共感してしまい、今読むべきじゃなかったといい意味で後悔した一冊になりました。苦笑

    男女、というよりは個人によって価値観も言葉選びも違う、他人とコミュニケーションをとりながら生きていく社会的な生き物、人間。様々な人と出会い、傷ついたり、助け合ったり、許したり、再会したり、人生って分からないんだなぁと未来を楽しみにさせてくれる面もありました。

    少し不幸があったくらいが、ちょうどいい。
    その通りだと思えるようになりたいです。

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    2026年01月17日
  • 無人島のふたり―120日以上生きなくちゃ日記―(新潮文庫)

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    いつもがん患者診療をしていて、データや画像、腫瘍マーカーを通して一生懸命できる医療行為をして、その中で患者さんと家族の気持ちに寄り添おうとしてたけど、どんなこと感じてるかを自分ごとのように体験できるという意味で勉強になったし、私たちに見せてる顔はもっともっと表層的なものでしかないことを改めて痛感した。
    医者という仕事を通して、人はいつか死ぬものだから、大切な人の死は怖くても自分の死は怖くないな、なんて思ってたけどでも、やっぱり死ぬって悲しくて寂しくて怖いな。

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    2026年01月10日
  • 絶対泣かない

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    物凄い共感する人は多数
    前向きになりたい、振り返って見直したい、これでいいのかも?
    全部がハマることはないが、是非読んで欲しい
    何故なら、あとがきまで短編集
    次回のブラックティーも期待大

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    2026年01月09日
  • 自転しながら公転する(新潮文庫)

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    ラブストーリーではあるけど、他の作品では無視されがちなカップルの経済状況(給料、家賃、貯金)とか、親の介護とか、”実際の”恋愛(特に30代)には必ずついて回る要素が主軸になっている。

    主人公・都の境遇がなんとなく自分と似ており、少しの自己投影をしながら読んだ。年齢的には自分より少し先をいっている彼女の気持ちが、少し先の未来の自分と重なる。
    書いてあるのは紛れもない事実というか人生の話。自分が今よりもう少し若かったら完全にフィクションとして読んでた気がするけど、おそらくほとんどの人が人生の中で辿るであろう悩みや苦悩が描かれていて、それらは20代後半の自分にとってフィクションとして捉えるには近い

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    2026年01月11日
  • 自転しながら公転する(新潮文庫)

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    実話かな?ってくらいリアルなアラサーの恋愛観、仕事観が詰まっていて生々しかった。主人公の、感情の起伏や損得勘定、友人への嫉妬…臆病で弱くて狡い“普通”の女性の思考が綿密に描かれていてリアルだった。

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    2026年01月09日
  • 残されたつぶやき

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    山本文緒さんの日常が綴られていた。父の死や愛猫の死、担当編集者さんの死を乗り越えて作品を生み出しながら代わり映えのない日常を生きていた。スタバでアイスドリンクを注文したり、夫との食事だったり。静かだけれど確かに豊かな日常がそこにあった。誰もが代わり映えのない日常をただこなしていくだけ。憂鬱な日もあるし、何もしたくない日もある。山本さんの日常を少し覗けた気がして嬉しかった。

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    2026年01月05日
  • 恋愛中毒

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    ネタバレ

    どうか、どうか、私。これから先の人生、他人を愛しすぎないように。愛しすぎて、相手も自分もがんじがらめにしないように。私は好きな人の手を強く握りすぎる。相手が痛がっていることにすら気がつかない。だからもう二度と誰の手も握らないように。

    この抜粋に惹かれて読み始めた本。
    ずっと水無月さんに感情移入しながら読んでしまった、すごくこわかった。
    分かっていながらも飛び込んでしまった経験のある身としてはもうずっと、過去の自分を振り返ってるようだったし、自分の行く末をみているような気がした。
    (もちろん状況や境遇は全然ちがうけども)

    水無月さんは先生を好きだったのかな。先生へは憧れと好きを混同していたけ

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    2026年01月04日
  • 無人島のふたり―120日以上生きなくちゃ日記―(新潮文庫)

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    タイトルの無人島の二人から無人島でのサバイバルの話かな?と想像したのだけれども、読み進めるとサバイバルといっても病気とのサバイバルだった。

    医師から告げられた膵臓がん4b。
    どんなにショックだったか。
    そして無人島という言葉、とても心に刺さりました。
    私の家族が大病の告知を受けた時の気持ちは今でも忘れられません。
    何も考えられず頭のなかが真っ白になり、家に帰ってからインターネットで検索すると出てくる言葉はネガティブなことばかりで涙が止まらなかった。
    「何で?何で自分達なの?」
    自分達家族には大事件が起きても、日常は普段と同じ顔で何事もなかったようにやってくる。まるで自分達だけ別世界、無人島の

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    2025年12月24日
  • 絶対泣かない

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    仕事で悩みすぎて購入。
    疲れているあたまでもさらりと読めるし、それぞれの話でエールを貰えて嬉しかった。
    また読み直す予感。

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    2025年12月22日
  • 絶対泣かない

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    山本文緒さん、大好きだった。
    学生時代、何冊も読んだし、何度も読んだ。
    亡くなられた時は、寂しかった。

    本作も、その頃に読んだなかの1冊。
    新装版が出ると知り、気づいたら購入してた。
    (旧版も、たぶん実家にあるはずだけど)

    社会人になって、20年近く。あの頃とは違った感想を得る。
    仕事のつらさ、厄介な人間関係、他人への妬みと羨望……仕事のネガティブさが、こうも身に迫って感じられるなんて。
    一方で、今日は今日、明日は明日。どんなにつらくても、嫌なことがあっても、明日の仕事へ向かう推進力は、たとえ小さくても、あの頃より確かだ。
    奥付を見たら、作者がこの作品を書いたのは、32~33歳頃のことらし

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    2025年12月22日
  • 自転しながら公転する(新潮文庫)

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    山本文緒さんにハマった最初の作品

    無人島のふたりを読んでからの再読

    別にそんなに幸せになろうとしなくていいのよ。幸せにならなきゃって思い詰めると、ちょっとの不幸が許せなくなる。少しくらい不幸でいい。思い通りにはならないものよ…
    色々あった「おみや」だから、笑って言えます。
    読んで勇気をいただきました

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    2025年12月17日