山本文緒のレビュー一覧

  • ブラック・ティー

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    「絶対泣かない」よりは現代風で読みやすさを感じました。
    ただ、短編集なのでどうしても物語の余韻が残りそうで残らないままいつも話が終わってしまうのが少し残念だなぁって思ってしまいました。
    長編で読んでみたいと思う作品がいくつもありました。もっと深掘りして欲しいところです。

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    2025年12月28日
  • 自転しながら公転する(新潮文庫)

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    20〜30代の頃に作者の本を何冊か読んだけど、ひさしぶりに手に取ったらこれぞ山本文緒という小説だった。
    世間一般で見れば寛一はクズなのに憎めないところや、バカ正直に不満を口にする都の気持ちもすごく分かる。感情の起伏が激しく読むのがしんどかったけど、明日死んでも百年生きても…のラストにはウルッとした。結婚前の女性の心情やリアルを書かせたら作者がダントツな気がする。寛一お宮を見るために私も熱海に行ってみたくなった。

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    2025年12月23日
  • 恋愛中毒

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    追う側は「この人を失ったら自分が壊れる」という不安に縛られ、追われる側は「完全に拒絶するほど残酷になれない」「どこかで必要とされている心地よさ」に縛られる。

    相手ではなく、関係そのものに依存してしまう「中毒」は恐ろしい。

    けど、愛しているのか、執着しているのか分からないときってわりとあるハズ。

    健康的な恋愛、していきたいですね。

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    2025年12月22日
  • ばにらさま

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    初めて山本文緒さんの本を読みました。
    最後にどんでん返しというのか、そういう事なのかという展開があり読んでいて面白かったです。
    最後の子供おばさん、とても素敵で好みのお話でした。

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    2025年12月20日
  • 絶対泣かない

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    平成初期の作品。
    あとがきから、30年前の作品のよう。

    平成から令和へ変わって、社会人としての女性に求められているもの、与えられているものは少しづつ変化していっていると感じられる一方で、女という性別で生まれ生きている人間に社会が求めているもの、その本人が(本人の意思の関係なく)求めるべきと考えられているものが、30年前とこんなに変化がないとは。

    痩せず、爪や肌の手入れもせず、無駄毛の処理もせず、スカートも履かず、ヒールも履かず、化粧もせず、ありのままの姿で振る舞えば、女を捨てている、と揶揄される性別。
    男は何をしても男を捨てているって言われないのに。
    と愚痴っても仕方ないが、まだまだ世の中

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    2025年12月19日
  • 再婚生活 私のうつ闘病日記

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    著者が鬱病だった頃の日記。

    最近ではうつ病もかなり認知されてきて残念ながら患ってしまった人達の苦しみがあちらこちらで知る事ができる。でも実際にその状態になってみないとわからない事の方がきっと多いんだろう。鬱病に関して自分の勝手な憶測であれこれ話すのは憚られる。エッセイの中でも著者の苦しみが痛いほど語られていて読んでいてとても辛い。だから彼女が治ったと感じた時にはおいおい泣いてしまうほど嬉しかった。

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    2025年12月18日
  • 自転しながら公転する(新潮文庫)

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    「これが人間なのだ」と言われている気持ちだった。
    初めは都に対して好感持てず、読み続けるのがしんどかったけど、途中からすごく面白くなってきて、最後は「早く読みたい!」という気持ちで読んでいた。
    今まで読んできた本にあんまりなかった、人間の暗い部分、深い部分が深掘りされているような気がした。
    「家族だから」手放しになんでも喜んでもらえる、なんてなくて。ありがた迷惑だと思うことも当たり前にあるが、この本で改めて感じた。
    言葉にすると難しいけど、なんか、人間、私自身の暗い部分を描かれている、そんな感じ。

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    2025年12月16日
  • 絶対泣かない

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    12/13-14題名に惹かれた。短編集は苦手だが、読みやすくてよかった。やはり「絶対泣かない」が心に残った。

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    2025年12月14日
  • ばにらさま

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    山本文緒さん最後の作品集。
    最後とはいえ一つ一つの作品の初出は死を宣告される前だったのだな。
    山本文緒作品の好きなところは描かれた日常に不吉さや不穏さが潜んでいるところ。巧妙なトリックで「え?そうだったの?こいつの方がやばくね?」みたいなどんでん返しがあるところ。
    本作もその才能を遺憾無く発揮しており、最後まで緊張して読むことができた。
    作者最後の作品集にして、「人生色々あるけど生まれ落ちた限りなんだかんだ生きていかなきゃいけないんだな」と思い知らされた一冊でした。

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    2025年12月11日
  • 恋愛中毒

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    あり得ないと思いつつ、わからんでもない。分かりたくないけど、分かってしまう。そういうのの、連続でした。

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    2025年12月10日
  • 自転しながら公転する(新潮文庫)

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    こういう女の人、苦手です。

    やばいな、この本。
    あとから、じわじわくる。
    喧嘩のシーンやら、運転のシーンやら、
    なんなんだよ。ちょっと分かるんだよ。

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    2026年01月21日
  • 自転しながら公転する(新潮文庫)

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    ネタバレ

    30歳の葛藤が痛いほどわかる作品でした。
    すべてにおいてパーフェクトな人はいないよね…恋愛むずかしい

    いつ、ニャンくんの方に行くんだろうとまんまとドキドキしながら読んでました笑
    ちゃんと読むとお母さんのキャラとかお父さんのキャラとか全然違う!笑


    エピローグで、悩みはあれどちゃんと幸せにやっていけてるんだなあと安心できてよかった。

    お母さんをうどんでいて、子どもともうまくできない、そういうところもリアルな人間っぽくてよかった

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    2025年12月08日
  • ばにらさま

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    Audibleにて。
    初めての山本文緒さんの小説。エッセイのイメージどおり読みやすく楽しかった。

    女のドロドロとした感情を書くのが得意な作家さん。だけど、どこか現実味なくバブリーな林真理子味をいつも感じるのは私だけだろうか。
    20×20場所は山本先生の実生活とかぶり、書かれていた風景を実際に見ていたのかななどと、聴いた後になんだか切なくなってしまった。

    Audibleで聴きやすいので、もっと山本先生の作品をいれてほしい。

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    2025年12月03日
  • 絶対泣かない

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    人生に絶望してる中で手に取った一冊。
    まさに帯にある通り本も読めない状態だったので、何か変わればいいなと思い手に取りました。
    世の中色んな仕事がある、その中でどう感じてどう頑張っていくかって、理由なんてなんでもいいんだと思います。
    この本は1995年に執筆されて現在も読み継がれていますが、何となくこの本を読んで扶養されない自分でありたいなと思いました。

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    2025年12月01日
  • 眠れるラプンツェル

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    充分な生活費がもらえて旦那さんもしょっちゅう帰ってこなくて、でも一応は気にはかけてくれている。傍から見ればただただ羨ましい限りの生活。私だったら何しようかな〜とニヤニヤしてしまうのに。

    山本文緒さんの作品を最近立て続けに読んでいるが、どうにも主人公の女性が見かけは普通というか、家事もできるしきっと仕事していればちゃんと仕事もする様な表面上は常識的な人の様に見えるのに中身が壊れている、というかなんというか。でも自分にも当てはまるところがある。結婚していたら、主婦として果たすべきことはしようと努力して、でもその中で何か一つでも自分に欠陥の様な何か足りない物をたとえそれがすごく些細なことだとしても

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    2025年11月26日
  • 日々是作文(ひびこれさくぶん)

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    随分前のエッセイなので時代を感じるものも多い。
    花には水を。私に恋を。が好き。私もどこでも好きな人を見つける、順番はつけないけど…
    置かれた場所で咲きなさい、的にその場所で好きな人をほぼ見つける。恋愛スコープ活躍しすぎ、けどモテませんね…若かりし頃の山本文緒、面白かった。

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    2025年11月24日
  • 恋愛中毒

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    恋愛の時の真っ直ぐで全てを正当化、都合よくとらえててしまう不思議なエネルギーについて、主観と客観の乖離を感じた

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    2025年11月08日
  • パイナップルの彼方

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    ネタバレ

    30年以上前の作品のため今から思えば古い部分もある。でもスマホもなく固定電話で連絡、会社から国際電話、備品を…などその時ならではの話題満載で小説だからこそ楽しめる。コネ入社で人事部、暇でお局がいて、ってたくさん周りにいた。背景も社会から受ける圧も違うのに悩みは同じことがよくわかる。恋敵にトラップを仕掛ける、つかみ合い、今より感情を自然に表せている時代も良かった気がした。

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    2025年11月07日
  • 恋愛中毒

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    登場人物誰にも共感は出来なかったが、プロットは秀逸。
    他の方々の感想もちらと見たが、共感されておらる方も多く、読者の性別や性格によっても読後感がガラッと変わる作品なのではなかろうか。私は既婚の男だが、途中からサイコスリラーとして読んでいたくらいだ。
    それにしても荻原の行動原理が一番謎だった...。

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    2025年11月04日
  • ばにらさま

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    短編6作品
    2021年に亡くなった山本文緒さんの作品
    人物の感情表現がリアルに描かれて、ちょっと泣けるとこが好き

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    2025年11月04日