山本文緒のレビュー一覧

  • ばにらさま

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    山本文緒さんの最後の作品
    いろんな年代の女性が主人公の、日常を切り取った短編集
    日常だけど、誰もが当たり前に経験するような日常ではない
    不穏な事件やトラブルはないけれど戸惑う主人公たちに思わず共鳴してしまう、読みやすい作品でした

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    2025年10月10日
  • 自転しながら公転する(新潮文庫)

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    主人公の気持ちが生々しく、読んでいて、自分もこんな気持ちになったことあるようなそんな錯覚に陥りました。
    30代、結婚、仕事、友達、色々なことに悩みますし、その心情が痛いほど伝わって、主人公の気持ちに共感できます。
    面白かったです。

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    2025年10月10日
  • 恋愛中毒

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    いつもされた側だと思っている。じぶんはおかしくないと。被害者意識が絶え間ない。わたしにこんなことをするなんて許せない。きっとプライドが高いんだろうねわたし。自分の価値観でものさしをはかって、じゃない人を見下すような、挑発するような、態度を意識的にとる。愛する人にはこうして当たり前、じゃあどうすればよかったの、何が正しかったの。水無月の親に対する価値観も、恋愛に対する向き合い方も、それでおかしくなる工程も、ぜんぶが醜くて、けれどぜんぶに納得していて、まるですべてがわたしだった。わたしも、水無月だった。

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    2025年10月10日
  • アカペラ(新潮文庫)

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    タマコが泣けます。人を大切に思う気持ちが、年齢だったり、関係性で色々問題になってしまう。純粋に人を思う気持ちの大切さが身に沁みました

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    2025年10月12日
  • 恋愛中毒

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    人は恋をして変になっていく。静かに静かに関係が崩れ、人として輪郭を保てなくなっていく感じ、狂気に蝕まれていく過程がとても静かに綴られた作品だった。情念が全面に出ることはないが、心の底から湧き上がる青い炎のようなものを感じた。とても良かった。

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    2025年10月04日
  • 無人島のふたり―120日以上生きなくちゃ日記―(新潮文庫)

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    ネタバレ

    泣けた
    ガンの残酷さを知った。
    上手く死ねますようにが悲しい、サヨナラをするけど心の中ではサヨナラしたくないそんな気持ちが伝わってきた。

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    2025年10月04日
  • 自転しながら公転する(新潮文庫)

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    ティファニーのネックレスで喧嘩になる場面が辛かった。感情的な都を非難したい反面、衝動的な不安も後の内省もすごく分かる。
    全編通じてこんな感じだった気もする。面白かった。

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    2025年10月04日
  • 自転しながら公転する(新潮文庫)

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    自分もこの頃はそうだったよなと共感できる
    32歳の女性の悩み、揺れる心、認めたくない気持ち、などなど、この頃の女性の心理を優しく包み込んでくれる作品。長いんだけど、続きが、結末が気になって仕方なかった。

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    2025年12月05日
  • プラナリア

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    恋愛小説というのを読みたいと思って、読んでみた。

    蓋を開けてみると、自分自身も共感できるような社会での生きづらさやなんとなく感じている疎外感をすごく感じられる作品だった。

    短編集ということもあり、作品によって考える事や口調が違って、自分としては少しイラッとする人もいたが面白かった。

    読んでスッキリはしなかったが、少し自分の心の整理がついたような気もした。

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    2025年09月29日
  • 恋愛中毒

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    水無月に対するイメージが序盤に抱いていたものからどんどん変わっていって、一人称視点ほど信用できないものはないなと思った。
    彼女の認識と事実の在り方に隔たりがあるのが不気味だったけど、こういう形で恋愛してる人もいるんだろうなと思った。

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    2025年09月26日
  • カウントダウン

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    お試しで読んでみたら次が読みたくなって
    電子図書で借りれたので手にとると
    サクサク読めてしまいました。
    こんな事起こるかなぁと思いながらも
    可笑しくて悲しくて中々進めない自分でも
    あっという間でした。
    山本文緒さんの本をもっと読みたくなりました。

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    2025年09月20日
  • プラナリア

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    仕事テーマの短編集と聞いて私生活と仕事の両立についてのテーマを期待して読み始めたが、全然違う切り口の話ばっかりで自分の生きてる世界の狭さを感じる

    とともにやっぱこの時代は景気いいよなあという感じがする、羽ぶりがいいしすぐに誰とでも寝る
    働かなくても生活に直結しない感じがあんまり親近感を持てなかった
    自立して考えをまとめて話し合って仕事をできない、の背景には大体毒親が背景になって自分の子持ち願望にちょっと怯んでしまう

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    2025年09月15日
  • プラナリア

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    いろいろちょっと変わった価値観の人達の話だった。
    ちょっと斜に構えて物事を見てる感じが面白いと思った。

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    2025年09月13日
  • プラナリア

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    山本さんの作品で1番今は共感できない、というか抽象的でふわふわしているなという感想。もう一度読んだらわかるかな

    日常から逃げることと逃げないこと、自由と束縛、そんなイメージの短編

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    2025年09月06日
  • ばにらさま

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    これが遺作なのか
    日常の中に織り込まれたたくさんの女々しい感情だったり愛情だったりがみしみしと感じられる作品

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    2025年09月05日
  • プラナリア

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    直木賞を受賞した短編集。リアルで生々しい心情描写は流石です。全体的に読みやすい文章で、救いのない話が多いながらも、読後には独特の余韻が残ります。

    名作『恋愛中毒』の濃度を保ちつつ生活語の精度をさらに研ぎ澄まし、後年作へ連なる“生の鈍い光”を確立した転換点となる作品かと。定期的に読んでしまいます。

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    2025年08月24日
  • 恋愛中毒

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    ぽつり、ぽつりと過去が明かされていくにつれ、ザワザワしてくる。
    でも読むのをやめられない、そんな感じ。
    まさに中毒のように最後まで読んでしまった。

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    2025年08月23日
  • ブルーもしくはブルー

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    結局人はないものねだりをする生き物なんだなと思った。自分であることに日々感謝なんてしないけど、羨ましいと思う誰かに自分が入れ替わった時、きっと私も私に戻りたいって思う気がする。誰かは私を密かに羨ましがってるかもしれない。そう思うことは恵まれてて幸せなことなんじゃないかな。

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    2025年08月22日
  • 紙婚式

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    23年前、初めて山本文緒さんと出会った本です。
    紙婚式をちょうど迎えていたので手にとって中身も確かめず購入してしまった。。。

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    2025年08月21日
  • 無人島のふたり―120日以上生きなくちゃ日記―(新潮文庫)

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    〈不健康〉になったときに、最も《健康》の有り難みを痛感する。。。私も40年弱生きてきて、何度かそんな経験をしているはずなのに。なぜか健康でいるうちはそれを疎かにしたり、そばに居てくれる人に不満を抱いたりする。。。そんな馬鹿な「人間」をも、"無人島"にいらした山本文緒さんは、ユーモアとともに自らの最期まで、「生と死」についての考察に優しく導いてくださった気がします。ありがとうございました。どうせなら愉しく生きねば。

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    2025年08月17日