山本文緒のレビュー一覧

  • きっと君は泣く

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    キレイともて囃されてきた椿。祖母の過去から
    自身の穿った気持ちへ更にグンゼとの関係。
    なんで自暴自棄?みんな幸せになろうよ!
    切な過ぎる。最後まで願わくば、みんな幸せになってほしい!そして真実は?

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    2026年03月06日
  • 恋愛中毒

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    ネタバレ

    華やかな恋愛小説とは違い、重い余韻を残すリアリティある恋愛小説だった。後半、何故かアジカンのソラニンが脳内に流れて来たが、その毒は泥々とし、強力なものだった。読み進めていると、自身の過去も振り返っていた。薬は、medicineとdrugの2種類あると聞くが、強力な愛は、時にdrugとして作用するのだろうか。この先も、解毒剤は見つからないまま、静かに愛は進む。

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    2026年03月05日
  • 無人島のふたり―120日以上生きなくちゃ日記―(新潮文庫)

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    著者が最期に遺した闘病記。
    穏やかに暮らしていた日常の先に膵臓癌が発覚した時点でステージ4b。余命を告げられてからの数ヶ月が、淡々とした日記の形で綴られます。
    日付が進むごとに、病の重さと時間の切実さが静かに迫ってくる。

    巻末の解説にもある通り、通常、闘病記というものは読み手が書き手に対して「頑張れ」「負けるな」とエールを送りながら読むものだと思っていました。
    しかし、この作品は全く逆でした。書き手である山本文緒さんが常に読み手を気遣い、不快な思いをさせないよう細心の配慮を尽くしている。
    そこには、私たち読み手に対する「生きてほしい」という強い願いがまざまざと溢れており、その慈しみ深さに言葉

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    2026年03月02日
  • 自転しながら公転する(新潮文庫)

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     更年期障害がこれほどまでに人により差があり、大変なものと知らなかった。改めて男の体は楽なことが多いと思った。
     気持ちは大事だが、結婚となると相手の条件の重要性を再認識させられた。
     プロローグとエピローグは、個人的にあった方が良いと思う。エピローグに軽く書かれている日本がリアルすぎて色々考えさせられた。
     自転しながら公転するというタイトルのように、自分も動いてるが、その周りの人も動いてる。主人公のようにボランティアなど行き、人のために動いたり、寄り添うことで相手の事をを理解できるのかもしれないと思った。

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    2026年03月01日
  • 自転しながら公転する(新潮文庫)

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    時間をかけたりいろいろ失敗や経験を重ねたりしないとわからない事ってたくさんある。どこにでもいそうな普通の人たちの話だけれど、みんな一生懸命毎日を送っている。読み終わって、自分の心がフラットな状態になってとてもよかった。

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    2026年03月01日
  • 自転しながら公転する(新潮文庫)

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    30歳前後の未婚女性の気持ちをここまでリアルに表現しています。ここまで細部を表現できるのは筆者の高い観察力と想像力の賜物です。ヒリヒリしながら読みました。最初と最後の場面、バトンはつながられていく人生の面白さ。

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    2026年02月28日
  • 自転しながら公転する(新潮文庫)

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    ネタバレ

    現実味ある、ダラダラとしてしまい始めている30代の恋愛?のはずだけど、ベタベタしてない感じで描かれていた。
    別に感情移入できるわけでもなかったけど、さっぱりした表現だったから読みやすかった。
    なんか元気出た。

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    2026年02月27日
  • 絶対泣かない

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    Podcast「真夜中の読書会」で紹介されていたのをきっかけに手に取った短編小説集。
    1話がすごく短いからスキマ時間にサクサクと読み進められるのに、心に刺さる言葉や考え方がたくさん詰まっていた!仕事や人間関係に悩んだら、付箋を貼った名言たちを読み返そう。

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    2026年02月26日
  • あなたには帰る家がある

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    良かった。山本文緒さんの作品にはやっぱり共感する部分が多い。それも主人公にだけではなく、全ての登場人物に。

    最後は離婚したらスッキリすると思ったけど、そうではないところも現実的。

    仕事をすることと家庭を守ること。どちらに行ってもやっぱり不満は出るよね。ぴったりハマって納得することは無いんだろうね。

    出産育児を理由に仕事を辞めたい気持ちもわかるし、それはそれで自分の能力が無駄になってる気がする焦りもあるだろうし、主婦の人付き合いも仕事のうちだけど面倒だし、何も考えずに責任を取らずに従いたい気持ちも、家族を守りたい気持ちもそれに対する重圧感も…

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    2026年02月23日
  • 自転しながら公転する(新潮文庫)

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    ネタバレ

    アパレル店員都が寿司職人の貫一と出会い、職場のセクハラや家族の問題、貫一とのすれ違う関係に悩みながら進んでいく物語。
    ''花束みたいな恋をした''のように、恋愛におけるリアルな話が詰まっててドキドキしながら読んだ。
    「結婚したい」とは言い切れないもやもやした気持ちや、貫一の自分の中で思い留めて解決しようとすることで互いの本心が分からず互いに悩んでいく様子が本当にリアル。
    そして都の友達との友情がとても素敵だなと思った。
    どのカップルも夫婦もきっと他人がどうこういうような正解はないね。

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    2026年02月22日
  • 絶対泣かない

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    大人になるということは
    泣きたいときに号泣する
    怒りたいときに激怒する
    大笑いしたいときに爆笑する
    その権利を失うことかもしれない
    経験が自由を奪う
     
    作者は本音を描くのが上手いと思う

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    2026年02月18日
  • 恋愛中毒

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    山本文雄さんの書く女性って本当こわい、
    何が怖いって、全ての女性が持ち合わせている少しの狂気が、すこし大きくなってしまったような女の人たちだから余計こわい

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    2026年02月16日
  • 恋愛中毒

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    名作と言われる理由が後半わかります
    恋に夢中になって我を失うことなんて、今どきの若い子は笑うかもしれないけど
    一線を越える可能性はみんなが秘めている
    何故か引き込まれて彼女を責める気にはなれない自分がいます
    ラストも秀逸

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    2026年02月16日
  • 恋愛中毒

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    過去の回想と現在との行き来が主人公の感情を表してて良かった。
    最初は冷めたように見えて徐々にエスカレートして終わったのも良かった。

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    2026年02月16日
  • ばにらさま

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    ネタバレ

    山本文緒最後の作品集、刊行は最後で長編「自転しながら公転する」より発表は前の作品ばかりを収録しているとのこと。

    どの作品も、今っぽい人間関係の屈折を抱えた主人公の日常を描き、読み進めていくうちに感じた違和感が実は…みたいな仕掛け(ミステリーと言うほど明確ではないにせよ)が、キモ面白い。

    表題作のばにらさま、女性に限らずちょっとヒエラルキー高めのモテ人なら、滑り止め抑えてもっとエエ相手を探すなんてのは、今時普通なんだろうな。

    筆の冴えは完璧、まさに全盛期の勢いを感じるのに、あまりにも早いご逝去が、残念でならない。まだまだ面白い小説が書けただろうになぁ…改めてお悔やみ申し上げます。

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    2026年02月14日
  • 自転しながら公転する(新潮文庫)

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    読みやすかった。
    読み途中プロローグへどう繋がるのかわからなかったけど、エピローグ読んで知ってすっきり。主人公は良くも悪くも変わってないのね。

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    2026年02月14日
  • プラナリア

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    囚われ人のジレンマのケーキ等分に例えた締めくくりとあいあるあしたの娘の髪の毛を切るシーンが個人的にすごく好き。

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    2026年02月13日
  • 恋愛中毒

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    ただ、ただ怖いと思った。
    俯瞰して見れたら、こいつヤバいやつだなって感想で終わってたかもしれないけど、自分自身も同じような気持ちになってしまったことがあり、自分のことを書かれているのではないかと、錯覚するほどの、淡々とした流れの中で、徐々に崩れていく様子が、読んでいて辛かった。
    主人公だけでなく、周りも少しづつ、感覚が鈍くなっているのだとおもった。
    すごい本です

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    2026年02月11日
  • そして私は一人になった

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    2026.1
    "耐えられないのは、一人になりたい時に一人になれないことだ"

    とてもわかる。
    ずっと一人も不安で寂しく思う時もあるけど、誰かがずっといたり、大勢でいるのはやっぱりちょっと疲れてしまう。
    人が嫌いなわけではないけど、好きでもないんだなー。

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    2026年02月11日
  • ブラック・ティー

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    平成や昭和を感じる様々な女を巡る物語の短編集
    表題の「ブラックティー」もなかなかぶっとんだ
    話だったけれど、今の時代ももしかしたらというか
    絶対ありそうな気がしてる。
    推し活のために娘の貯金を使い切った話も、
    思いのほかよかった。

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    2026年02月07日