山本文緒のレビュー一覧

  • 自転しながら公転する(新潮文庫)

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    時間をかけたりいろいろ失敗や経験を重ねたりしないとわからない事ってたくさんある。どこにでもいそうな普通の人たちの話だけれど、みんな一生懸命毎日を送っている。読み終わって、自分の心がフラットな状態になってとてもよかった。

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    2026年03月01日
  • 絶対泣かない

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    Podcast「真夜中の読書会」で紹介されていたのをきっかけに手に取った短編小説集。
    1話がすごく短いからスキマ時間にサクサクと読み進められるのに、心に刺さる言葉や考え方がたくさん詰まっていた!仕事や人間関係に悩んだら、付箋を貼った名言たちを読み返そう。

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    2026年02月26日
  • あなたには帰る家がある

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    良かった。山本文緒さんの作品にはやっぱり共感する部分が多い。それも主人公にだけではなく、全ての登場人物に。

    最後は離婚したらスッキリすると思ったけど、そうではないところも現実的。

    仕事をすることと家庭を守ること。どちらに行ってもやっぱり不満は出るよね。ぴったりハマって納得することは無いんだろうね。

    出産育児を理由に仕事を辞めたい気持ちもわかるし、それはそれで自分の能力が無駄になってる気がする焦りもあるだろうし、主婦の人付き合いも仕事のうちだけど面倒だし、何も考えずに責任を取らずに従いたい気持ちも、家族を守りたい気持ちもそれに対する重圧感も…

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    2026年02月23日
  • 絶対泣かない

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    大人になるということは
    泣きたいときに号泣する
    怒りたいときに激怒する
    大笑いしたいときに爆笑する
    その権利を失うことかもしれない
    経験が自由を奪う
     
    作者は本音を描くのが上手いと思う

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    2026年02月18日
  • 恋愛中毒

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    山本文雄さんの書く女性って本当こわい、
    何が怖いって、全ての女性が持ち合わせている少しの狂気が、すこし大きくなってしまったような女の人たちだから余計こわい

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    2026年02月16日
  • 恋愛中毒

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    名作と言われる理由が後半わかります
    恋に夢中になって我を失うことなんて、今どきの若い子は笑うかもしれないけど
    一線を越える可能性はみんなが秘めている
    何故か引き込まれて彼女を責める気にはなれない自分がいます
    ラストも秀逸

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    2026年02月16日
  • 恋愛中毒

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    過去の回想と現在との行き来が主人公の感情を表してて良かった。
    最初は冷めたように見えて徐々にエスカレートして終わったのも良かった。

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    2026年02月16日
  • ばにらさま

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    ネタバレ

    山本文緒最後の作品集、刊行は最後で長編「自転しながら公転する」より発表は前の作品ばかりを収録しているとのこと。

    どの作品も、今っぽい人間関係の屈折を抱えた主人公の日常を描き、読み進めていくうちに感じた違和感が実は…みたいな仕掛け(ミステリーと言うほど明確ではないにせよ)が、キモ面白い。

    表題作のばにらさま、女性に限らずちょっとヒエラルキー高めのモテ人なら、滑り止め抑えてもっとエエ相手を探すなんてのは、今時普通なんだろうな。

    筆の冴えは完璧、まさに全盛期の勢いを感じるのに、あまりにも早いご逝去が、残念でならない。まだまだ面白い小説が書けただろうになぁ…改めてお悔やみ申し上げます。

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    2026年02月14日
  • プラナリア

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    囚われ人のジレンマのケーキ等分に例えた締めくくりとあいあるあしたの娘の髪の毛を切るシーンが個人的にすごく好き。

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    2026年02月13日
  • 恋愛中毒

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    ただ、ただ怖いと思った。
    俯瞰して見れたら、こいつヤバいやつだなって感想で終わってたかもしれないけど、自分自身も同じような気持ちになってしまったことがあり、自分のことを書かれているのではないかと、錯覚するほどの、淡々とした流れの中で、徐々に崩れていく様子が、読んでいて辛かった。
    主人公だけでなく、周りも少しづつ、感覚が鈍くなっているのだとおもった。
    すごい本です

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    2026年02月11日
  • そして私は一人になった

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    2026.1
    "耐えられないのは、一人になりたい時に一人になれないことだ"

    とてもわかる。
    ずっと一人も不安で寂しく思う時もあるけど、誰かがずっといたり、大勢でいるのはやっぱりちょっと疲れてしまう。
    人が嫌いなわけではないけど、好きでもないんだなー。

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    2026年02月11日
  • ブラック・ティー

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    平成や昭和を感じる様々な女を巡る物語の短編集
    表題の「ブラックティー」もなかなかぶっとんだ
    話だったけれど、今の時代ももしかしたらというか
    絶対ありそうな気がしてる。
    推し活のために娘の貯金を使い切った話も、
    思いのほかよかった。

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    2026年02月07日
  • ファースト・プライオリティー

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    5ページ程の短編で読み応えはないが、相変わらず山本文緒の小説は楽しい。一番印象に残ったのは「初恋」という話。

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    2026年02月05日
  • きっと君は泣く

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    分かりやすく嫌な女で全く共感出来ないけど、何故か椿のことは憎めなかった。
    後半の怒涛の展開がすごい。憧れのおばあちゃんが、雛子が、グンゼが、と次々にいろんなことが起こって驚きの連続。最後もちょっと意外だったな〜。

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    2026年02月02日
  • ブラック・ティー

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    誰もが心の底にある嫌な部分…
    ゾッとしながらも、もしかしたら私にもこういう思いあるのかもと想像してしまいました。現実とは程遠い物語なのに胸がぎゅっとなりました。

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    2026年02月01日
  • そして私は一人になった

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    私もこんなふうに日記を書いてみたいなーなんて影響の受けやすい自分は思ったり。私も独身のままでいそうだなと常々思っていて手に取った本だったけれど、そのヒントが優しい言葉で散らばっていた気がする。山本さんの本をもっと読んでみたくなった。

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    2026年01月29日
  • きっと君は泣く

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    作中の登場人物に憑依したかのように不愉快になったりイライラしたり。
    そんな力量の作家がもういないと思うとツラい。

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    2026年01月28日
  • プラナリア

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    最初の2編を読んで、「続きは?!」と声にしてしまったが、続きはプラナリアのように読み手が独立して考えて良いよというメッセージなのかな?と思いました。主人公の女性たちは制約のなかでも意志を持って自由に生きてきていいな〜と思った。私は普段なんの背景も知らないのに人に対して適当なこと言わないように気をつけているけど、この本の中の(主人公以外の)登場人物は勝手なこと言い過ぎでちょっと嫌んなった。
    「あいあるあした」好きな回だった。

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    2026年01月28日
  • ブルーもしくはブルー

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    【記憶に残ったフレーズ】
    ないものねだりなのだろうかと、蒼子は思った。余るほどの自由があれば心の拠り所が欲しくなり、強く愛されればそれは束縛に感じる。
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    いったい、自分は何のために生まれてきたのだろうと思った。もう片方の自分を殺すために生まれたのではないはずだ。いったい自分はどこから来たのか。何をするためにここにいるのか。

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    2026年01月17日
  • 絶対泣かない

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    軽いものを読みたくて。
    合間合間に読めるすごくライトな短編集。どの短編も締めが良かった。どんな仕事も仕事よねと、ちょっと行き詰まっている今フィットした。

    没入感のある本読んだあとで次に行けない時などにおすすめ。

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    2026年01月14日