山本文緒のレビュー一覧

  • 絶対泣かない

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    フワラーデザイナー、体育教師、専業主婦、派遣社員、銀行員、養護教諭などなど、働く女性の15の物語。面白かった。
    特に主人公がデパート店員の『今年はじめての半袖』が素敵でした。

     専業主婦になってだいぶ経ちますが、ちょっぴり思い出したり、もっと色々な経験したかったなと思ってみたり。

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    2026年06月25日
  • ばにらさま

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    山本文緒さん天才すぎる
    最近別の作家さんを読んでいてラノベのような読み進めて心が動くような作品を読んでいなかったからか、文章がうますぎる

    恋愛中毒と違って登場人物に共感したりはなかったけど、読んでいて動悸がするくらい嫌な予感がしたり、えっと思わず声に出るくらい驚いたりした

    本作が遺作のようで本当に悲しい
    まだお若く、もっと沢山の作品を読ませて欲しかった

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    2026年06月21日
  • 自転しながら公転する(新潮文庫)

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    ネタバレ

    なんだかとっても良かった。
    初めのエピソードがミスリードで、後から読み返してしまった。

    主人公とその母の語り部で進んでいくこの話は、この2人と彼女らを取り巻く人間たちの悩みの種が尽きない。それぞれの状態や境遇、人間関係に悩む辛い思いが書かれていて共感する部分も多かった。が、タイトル回収。人は自転しながら公転しているのである。主人公の都は考えが甘く、すぐ泣くし無意識に誰かの庇護下にあることを望んでしまうような保守的な、昔の考えを持った人だなあと思う。流されてばかりの都が啖呵を切って自分の考えを伝えるシーンも良かったし、周りの人の意見を聞いて決めきれなくなってしまうシーンも良かった。人って感じで

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    2026年06月21日
  • 自転しながら公転する(新潮文庫)

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    面白かった。
    推理小説みたいに、途中であれ?って思う展開があり、結末を知ってほっこりした。
    主人公には共感したり、おいおいと思ったりしたけど、懐かしく昔の自分を思いだした。

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    2026年06月13日
  • 自転しながら公転する(新潮文庫)

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    久しぶりに、びっくりするほど最高な小説に出会えた。
    人は必要な時に必要なものに出会う縁を私は信じていて、そのひとつがこの本だったんだと思う。

    心に刺さるフレーズが多くて、メモをしながら夢中で読み進めた。

    無骨だけど心根は優しい恋人との将来、家族との関係、情熱を注ぐほどでもない仕事のことなど人生に不安を抱いている、アラサー未婚の女性が主人公。

    彼との将来が不安なのだと思っていた都が、実は自分が自立できていない不安を、彼への不満という形に置き換えていただけなのではないかと友人に指摘される場面にドキッとした。
    私も、そよかみたいに歯に衣着せぬ物言いをしてくれる友人が欲しい。


    真ん中まで読み

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    2026年06月13日
  • ブラック・ティー

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    〈女の罪〉を描いた10編の短編集

    一編は20ページほどなので、さらっと読むことができてよかったです!キセルや不倫、借りパク、友達との約束を忘れる、電車の忘れ物を盗むなど…様々な〈罪〉が描かれており、考えさせられました

    ブラック・ティー
    百年の恋
    寿
    ママ・ドント・クライ
    少女趣味
    誘拐犯
    夏風邪
    ニワトリ
    留守番電話
    水商売

    作中の「真実など、何の役にたつのだろう。生活は、ただここに毎日あるだけなのに。」という言葉が刺さりました!

    お気に入りの話は「寿」、「夏風邪」、「ニワトリ」、「水商売」
    「少女趣味」は女性側の罪とは…?とあまりぴんとこなかったので、他の人の話を聞きたくなった。

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    2026年06月12日
  • 自転しながら公転する(新潮文庫)

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    ネタバレ

    「自転しながら公転してるんだな」この言葉が貫一の言葉じゃなければきっとメモしていたと思う。都に自分を投影しながら、自分の中にある価値観が如何に偏ったものなのかを痛感した。

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    2026年06月12日
  • 無人島のふたり―120日以上生きなくちゃ日記―(新潮文庫)

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    母が54で他界したので、最後こんなふうだったのかなと思い出しながら読んだ。作家とはすごいなと思った。自分が体験したような気持ちになったので。この本は、今後、自分に何かあったときの拠り所になりそう。

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    2026年06月06日
  • 恋愛中毒

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    ネタバレ

    〜1周目〜
    2023.02.08
    とても面白かった。
    一気に読み進めてしまった。
    恋愛が怖くもあり、楽しみにもなる一冊なのかなと思う。
    この水無月さんの好きな人の周りの人を排除したくなる気持ちはとてもわかって、また悩んだ時に読みたいなと思った。

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    2026年06月04日
  • 恋愛中毒

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    井口
    水無月圭子…美雨
    荻原
    理香子
    坂口
    創路功二郎
    孝子
    佐藤社長
    鈴木千花
    陽子
    中野美代子
    裕二
    藤谷
    馬淵
    奥方…のばら…野原
    奈々
    トシコ

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    2026年05月30日
  • ばにらさま

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    どの話も不穏ながらに引き込まれる。
    そして「えっ?どういう事?」と少し前に戻って読み返したくなる。特に『わたしは大丈夫』はそう感じた。
    『子供おばさん』は思ってたより良い展開だったし
    それが最後なのも良かった。

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    2026年05月21日
  • 自転しながら公転する(新潮文庫)

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    ネタバレ

    タイトルが天才。この言葉を発したのが貴一で少し驚いたが。

    てっきり、「どんなに誠実に好きでいてくれても、手を離さなくてはいけない人はいる」って話かと思った。

    都の選んだ人には納得できないけど(さすがに無免許運転は…)、結婚には1つの正解はなくて、自分が、自分の選択が正しかったと思えたらそれでいいのかもしれない。

    それにしても恋愛、親の体調、職場の悩み全てがリアルだった。今を生きる日本人は本当に悩みばかりだな。

    悩みだらけの日常のなかでも、小さな幸せに感度高めて、噛み締めながら生きていかないとな。

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    2026年05月19日
  • 自転しながら公転する(新潮文庫)

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    三宅香帆さんが人生に疲れたときとかに読んでるってポッドキャストで話されてて気になって買った本。
    貫一の何にも考えてないようで実は本質をついてくる発言とか行動があまりに自分のパートナーに似ててびっくりw 男ってそういう生き物なのかw
    アラサー女子の悩みを全部詰め込んだような本で一気に読めてしまった。何を優先するか、時間の割き方なのか社会的なステータスなのか大事なひととの時間なのか。理想はいくらでも抱けるけど、自分は自分の大事にしたいことにしっかりと時間をつくってちゃんと行動する人間でありたいなあと思った。

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    2026年05月05日
  • ばにらさま

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    ネタバレ

    彼女がどうして私に愛犬を託すことにしたのか、その理由はやはりわからない。わからないまま私は暮らしてゆく。

    何も成し遂げた実感のないまま、何もかも中途半端のまま、大人になりきれず、幼稚さと身勝手さが抜けることのないまま。確実に死ぬまで。

    プラナリアぶりの山本文緒作品

    短編集だけどどれも好きな作品だった
    派手な展開や変わった設定があるわけでもなく、「
    生活」がベースのものだったけど、どの作品のキャラクターも地味に癖があり、実際の世界にいそうで、かつ立体感があるので見応えがあった。

    いつくかのものにはちょっとした仕掛けもあり見事に引っかかったので面白く読めた。

    個人的には最後の主人公が自分

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    2026年05月01日
  • 無人島のふたり―120日以上生きなくちゃ日記―(新潮文庫)

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    近い状況になるであろう人がおり
    少しでも気持ちに寄り添えたらと思って読んだ
    読まれることを意識して書いている日記だから
    ほんとのほんとかはわからないけど
    淡々としているように映るところや
    語られる言葉に重なるものを感じた
    症状が進んでも人に会えることを喜ぶ様子に
    会ってもいいんだと思えた

    最初からわかってたことなのに
    あー、やっぱり亡くなってしまったのだなと思った
    私もいつか、亡くなるんだなと思った
    角田光代さんの解説もよかった

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    2026年04月26日
  • 無人島のふたり―120日以上生きなくちゃ日記―(新潮文庫)

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    「自転しながら公転する」が年頃の女性の等身大の悩みを描いていて好きな作品だったので作者さんが亡くなっていると知り迷わず手に取った。こちらの作品もありのままの病気との付き合いが描かれていて、冗談混じりの文章だけれども日に日に弱っていく様子を追体験するようで辛かった。

    読んでいて、癌と言っても毎日ぐったりしているわけではないことを知った。自分は癌なの?となるほど元気な日もあれば、朝起きた時からぐったりしている日もある。そうやって波があるからその落差に気持ちが沈んでしまいそうだと思った。それでも最後の最後まで仕事に向き合って、辛い苦しいだけじゃないありのままの日記を遺した山本さんはすごい。

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    2026年04月20日
  • 絶対泣かない

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    全部好きでした。山本文緒先生の優しい感じがたっぷりと詰まっているような、明日も頑張ろうかなと思えるような優しいお話。短編集なので、寝る前に一話ずつ読んでもいいですね♪

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    2026年04月20日
  • プラナリア

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    自分と違いすぎてまったく共感できない話があったり、先の自分を見ているような話があったり、いろいろと考えながら読んだ。

    キャリアウーマンから無職になった話にグサっと刺さるフレーズがあり、苦しくなった。

    「私は自分がやがて立ち直って、また社会に出て働きはじめるであろうことは分かっていた。疑問を持ちつつもまた前へ前へと進んでいくのだ。(中略)
    転んで怪我をしても、やがてその傷が治ったら立ち上がらなくてはならないのが人間だ。それが嫌だった。いつの間にか体と心に備わっている回復力が訳もなく忌々しかった。」

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    2026年04月12日
  • ばにらさま

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    ネタバレ

    山本文緒さんの新作をもう読むことができないなんて。
    山本文緒さんの作品は、
    読み始めたら、途中でやめることができない。
    この本も、続きを読まずにはいられない作品ばかりだった。

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    2026年04月12日
  • プラナリア

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    大変面白かった。
    ハッピーエンドで終わらないところが、リアルだった。
    その分、最後の短編が現実離れしてて浮いていた。

    しかし、20年前の小説であれ、自分と同じく無職で編み物にはまっている女性が居るとは驚きだった。
    人間は変わらないようだ。

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    2026年03月30日