山本文緒のレビュー一覧

  • かなえられない恋のために

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    山本文緒の作品はとても好きだけど。
    エッセイはさけてきた。
    何かのきっかけで読んでみる事になったのだけど。
    よんで良かったです。

    1つ1つが短編の様で、そうだなんだよ!とか。
    そういう考えもあるのか〜。と感慨にふけりながら読んだ。

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    2010年08月17日
  • 再婚生活 私のうつ闘病日記

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    ちょうど自分が落ちていた時に読んだので、随分助けられる。山谷を繰り返しながらオブラート剥がすように、少しずつ良くなっていく様子が、訥々と記されているからだ。
    日記はだんだん良くなっていく様子に、ほっとしていくが、日記の後に書かれている丸三年間の回顧録が、実に興味深かった。ここには本当のところの状態が記されている。情緒不安定で死にたいと思う死ね死ね団に襲われているという日記には書けなかった事を知ることができる。こちらを最初に読んで、日記を読み返すと、興味深い心のうちを知ることができるかもしれない。

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    2010年10月20日
  • 群青の夜の羽毛布

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    アダルト・チルドレンとして育った私と同じ状況のこの本。
    小さくても大人になっても、がんじがらめの箱の中からは、自分で出ようと思わなければいつまでも出られない。
    同じACの人にはフラッシュバックすることを覚悟で、でも読んでほしい1冊です。

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    2009年12月24日
  • かなえられない恋のために

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    筆者が31才のときに書いたエッセイを再出版したもの。
    10年以上経ってから昔を振り返ると、変わったこと変わってないこと
    いろいろある。考え、感じ方をときどき自分の中で整理することって大切だと思う。
    今年からはじめた3年日記絶対書き遂げるように頑張ろう☆

    山本文緒の文章にはいつも共感させられてるけど、
    今回もそう。とっても考えさせられた。

    恋愛はバトルではなく、人間関係だ。人間関係に勝ち負けを持ち込むのはなんか違う。

    私は、恋愛がバトルである、としたら自分とのバトルだと思うなぁ。
    自分の嫌なところ、器の小さいところとどう戦っていくか。
    くよくよすることもある。人間だもん。
    それらを相手にど

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    2009年10月04日
  • 日々是作文(ひびこれさくぶん)

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    エッセイ。
    普段エッセイはあまり読まないけど、
    山本文緒がデビュー〜現在(執筆当時)まで
    ぎゅぎゅっと凝縮されている本であり、
    等身大な感じがすごくおもしろい。
    魅力的な人(人間として)なんだな〜と思いました。

    エッセイ読まない上に、読んでも読み返すことはないんだけど
    これだけはけっこー読み返しました。

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    2009年10月04日
  • 群青の夜の羽毛布

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    間に挟まれる独白が最初誰のだかわからなかった。構成としてはすごく良く出来てると思う。徐々に明かされる真実がすごく辛い・・・

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    2009年10月07日
  • 眠れるラプンツェル

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    以前、江国香織さんの『スイートリトルライズ 』を読んだときと同じように、数ページで主人公と自分がダブっていくのがわかりました。おかげでするするする〜〜っと読めました。仕事で忙しくなかなか帰ってこない旦那さんのいる専業主婦が主人公です。私と違って子供もいないので、全く「飼われている」ような状態。そこに現れるのがお隣の息子、12歳(途中13歳になりますが。どっちでも犯罪の年齢よね)。それからそこの旦那。奇妙な三角関係が始まります。でも、なんとなく、主人公が12歳の少年に惹かれていくのがわかるわぁ。これはまだ映像化・・されてないのよね?ぜひ、ドラマ化映画化してほしいわ。

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    2023年07月23日
  • 眠れるラプンツェル

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    「絵空事だと思ってるんだろう」
    「ネバーランドの子供が言ってるから。想像すると本当になるって」

    2023/10/23-10/26

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    2023年10月26日
  • チェリーブラッサム

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    角川書店から出ているこの人の本は、いつも何冊かまとめて買ってきた記憶がある。夢中になって読んだ中でも、かなり好きな1冊。姉妹とお坊さんのつながりがとてもいい。

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    2009年10月07日
  • チェリーブラッサム

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    ココナッツより先に読みました。

    可愛くて、面白くて、楽しい。
    一緒にドキドキしたり、ハラハラしたり、応援しちゃいました。

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    2009年10月07日
  • 結婚願望

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    本のレビューは初めてです。
    普段の私は「本}=「参考文献」or「情報手段の一手段」としか考えておりませんでした。
    なので、小説などには興味なし。
    しかし、このエッセイは「著者自身の考え・経験」「客観的な意見」「私自身どこかで考えていたこと」等が盛り込まれており、大変読みやすかった。(こういうのをエッセイって呼ぶんでしょうか?)
    これを機に「読書」について見直していこうかって考えました。(まぁ、小説を読むにはもう少し時間がかかりそうですが・・・)
    とは言うものの、本についての知識(どういうタイトルの本があるのか、どんな内容なのか)がないので、みなさんのレビューを参考にしたいと思います。

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    2009年10月04日
  • ココナッツ

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    チェリーブラッサムの続編。こちらもやはり前回同様、軽いノリでするすると読み進めることが出来た。個人的には主人公と永春さんとハズムの関係について、もうちょっと何かエッセンスが欲しかったような気もするけれど、前回よりは恋愛要素が多め。この一冊でも楽しめる甘酸っぱい物語。

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    2009年10月04日
  • チェリーブラッサム

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    少女漫画のようなライトタッチさで、非常に読みやすくて楽しかった。登場人物の永春さんとハズムには異なる魅力があって、男性(男の子)としてかっこいいなあと思った。

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    2009年10月04日
  • ココナッツ

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    「チェリーブラッサム」の続編。
    可愛い感じの恋愛小説。推理小説の要素もあって、楽しみながら読めました。登場人物が皆ステキです。主人公と同じ、中学生の時に読んでみたかった気もします。オススメ。

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    2009年10月04日
  • チェリーブラッサム

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    可愛い感じの恋愛小説。推理小説の要素もあって、楽しみながら読めました。登場人物が皆ステキです。主人公と同じ、中学生の時に読んでみたかった気もします。オススメ。続編あり。

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    2009年10月04日
  • 自転しながら公転する(新潮文庫)

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    ネタバレ

    30歳の葛藤が痛いほどわかる作品でした。
    すべてにおいてパーフェクトな人はいないよね…恋愛むずかしい

    いつ、ニャンくんの方に行くんだろうとまんまとドキドキしながら読んでました笑
    ちゃんと読むとお母さんのキャラとかお父さんのキャラとか全然違う!笑


    エピローグで、悩みはあれどちゃんと幸せにやっていけてるんだなあと安心できてよかった。

    お母さんをうどんでいて、子どもともうまくできない、そういうところもリアルな人間っぽくてよかった

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    2025年12月08日
  • ばにらさま

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    Audibleにて。
    初めての山本文緒さんの小説。エッセイのイメージどおり読みやすく楽しかった。

    女のドロドロとした感情を書くのが得意な作家さん。だけど、どこか現実味なくバブリーな林真理子味をいつも感じるのは私だけだろうか。
    20×20場所は山本先生の実生活とかぶり、書かれていた風景を実際に見ていたのかななどと、聴いた後になんだか切なくなってしまった。

    Audibleで聴きやすいので、もっと山本先生の作品をいれてほしい。

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    2025年12月03日
  • 絶対泣かない

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    人生に絶望してる中で手に取った一冊。
    まさに帯にある通り本も読めない状態だったので、何か変わればいいなと思い手に取りました。
    世の中色んな仕事がある、その中でどう感じてどう頑張っていくかって、理由なんてなんでもいいんだと思います。
    この本は1995年に執筆されて現在も読み継がれていますが、何となくこの本を読んで扶養されない自分でありたいなと思いました。

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    2025年12月01日
  • 眠れるラプンツェル

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    充分な生活費がもらえて旦那さんもしょっちゅう帰ってこなくて、でも一応は気にはかけてくれている。傍から見ればただただ羨ましい限りの生活。私だったら何しようかな〜とニヤニヤしてしまうのに。

    山本文緒さんの作品を最近立て続けに読んでいるが、どうにも主人公の女性が見かけは普通というか、家事もできるしきっと仕事していればちゃんと仕事もする様な表面上は常識的な人の様に見えるのに中身が壊れている、というかなんというか。でも自分にも当てはまるところがある。結婚していたら、主婦として果たすべきことはしようと努力して、でもその中で何か一つでも自分に欠陥の様な何か足りない物をたとえそれがすごく些細なことだとしても

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    2025年11月26日
  • 日々是作文(ひびこれさくぶん)

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    随分前のエッセイなので時代を感じるものも多い。
    花には水を。私に恋を。が好き。私もどこでも好きな人を見つける、順番はつけないけど…
    置かれた場所で咲きなさい、的にその場所で好きな人をほぼ見つける。恋愛スコープ活躍しすぎ、けどモテませんね…若かりし頃の山本文緒、面白かった。

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    2025年11月24日