山本文緒のレビュー一覧

  • ココナッツ
    「チェリーブラッサム」の続編。
    可愛い感じの恋愛小説。推理小説の要素もあって、楽しみながら読めました。登場人物が皆ステキです。主人公と同じ、中学生の時に読んでみたかった気もします。オススメ。
  • チェリーブラッサム
    可愛い感じの恋愛小説。推理小説の要素もあって、楽しみながら読めました。登場人物が皆ステキです。主人公と同じ、中学生の時に読んでみたかった気もします。オススメ。続編あり。
  • 自転しながら公転する(新潮文庫)
    見た目:本分厚!読めるかな…
    だったけれどさくさく読めたおもしろかった!
    舞台は茨城だったり熱海だったり。東京だったり…
    学歴があるのが幸せ?お金があるのが幸せ?
    好きだけじゃ結婚は?子育て等の人生のライフプランは?
    結婚はどうしたら幸せ?そもそも幸せにならなきゃいけない?両親のことは?仕事は?
    3...続きを読む
  • 自転しながら公転する(新潮文庫)
    なんだか久しぶりにお酒が飲みたくなった!
    理由はよくわからないけれど本当に急に読みながらそんな気分になったものだから、今酔っ払いながらこれを書いている。
    自分は今26だが子供もいて大好きな旦那もいる。
    しかしまた違った人生を楽しめるのが読書の良いところだ。読んでいる間、私は確実に34歳の都になってい...続きを読む
  • 自転しながら公転する(新潮文庫)
    主人公の心の動きに共感したり、反発したり。
    自分の心も忙しく動いた。
    プロローグとエピローグが小説全体に流れる雰囲気を壊しており、蛇足に感じてしまったので-★1。
  • 絶対泣かない
    いろんな職業の女性達が頑張って生きる姿に元気をもらえる。
    短編なので読みやすい。
    人生で経験できない職業と出会えるのも楽しい!
  • なぎさ
    姉妹ではじめた海街のカフェ、
    芸人を夢見たけど、家庭をもつためにブラック企業で勤める若者、
    一見、夢見がちな人たちの地に足ついてない話のようにみえる。
    けれど、逃げられなかった現実の重さや
    人生自体を誰かに相乗りして自分を保とうとした弱さをしっかり見つめている。
    一見にていない冬乃と川崎は、どこか似...続きを読む
  • 無人島のふたり―120日以上生きなくちゃ日記―
    末期がんの作家が残した日記。ガンで他界をする一つの典型のように感じた。
    ある記事では、がんで死ぬのは幸せだとかいてあった。最後のタイミングも概ねわかるし、いろんな準備もできるし、痛みもコントロールできる部分が多い、と。
    確かにそうなんだろうけど、ぼんやりくるとわかっていた終わりが具体的に見え、でもそ...続きを読む
  • ばにらさま
    拝啓、山本文緒さま
    久しぶりに貴女の小説を堪能いたしました
    やっぱり、外しませんでした
    本当に本当に貴女の作品は面白い
    大好きな作家さんでした、いえこれからも大好きな作家さんです
    素晴らしい作品をたくさん遺してくださりありがとうございます
  • 無人島のふたり―120日以上生きなくちゃ日記―
    人生の壮絶な最期をドラマとして見ているような感じだ。読後感が重い。中々、言葉にならない。

    余命宣告され、日々を生きるというのはどのようなものなのだろうか。明日がある、未来があると思うから前向きに生きて、貯金をしたり、学習をしたり、お洒落をして承認欲求を得ようとしたりするのだろう。ある時、それが12...続きを読む
  • 無人島のふたり―120日以上生きなくちゃ日記―
    何がすごいって、ガンで本当に大変なのだろうに、毎日ではないにしてもそれでも辛さは伝わってくるくらいの毎日なのに、ほとんど毎日余命宣告から半年日記をつけているということだ。

    自分がこの人のようになった時、どういうことを思うのか、どういうことをやりたくなるのか。このくらいの歳になれば知り合いが一人や二...続きを読む
  • 自転しながら公転する(新潮文庫)
    歳とると若い時とは同じように出来ないし、日々は様々な雑用に満ちているし、心やるせ無い事も多い中、出会った男にそれなりに耽溺しつつ現実も擦り合わせないと行けないもどかしさとか、言葉にした事はなかったが無意識に抱いていた理想に自分が振り回されている事に気がついて自己嫌悪したり、そんなことがどこのだれにで...続きを読む
  • なぎさ
    頭が良いことと良い人であることは別でありましろ相反する、登場人物を全員ならべるとまさにそのことがグラデーションとなってかんじられる、そんな一冊。
  • 無人島のふたり―120日以上生きなくちゃ日記―
    どこまでも作家な人なんだな。書いてスッキリするというのもあるんだろうし。日々いろいろな気づきを重ねて生活したいと思った。
  • 無人島のふたり―120日以上生きなくちゃ日記―
    【死を前に生き続けること】
    山本文緒さんが共有してくれた、最期の日々の記録。
    私たちが物語を作ったり、本を読んだりすることは、
    この時のためなんじゃないか、と
    そんなことをふと感じました。

    彼女が流れ着いた無人島での生活。
    思ってもみない、準備なんて全くできていなかった、
    けれどももう...続きを読む
  • ファースト・プライオリティー
    【ファーストプライオリティー】
    …… 複数の中で最も優先すべきこと。


    本書は、自分が大切にしている価値観を人生の
    「最優先事項」にかかげ、真っ当している人の
    人生が31編、描かれています。


    言い換えると、振り切った人生を送っている31人の
    ジェットコースターみたいな人生を追体験できる
    という...続きを読む
  • 紙婚式
     この短編集のテーマは夫婦。『貞淑』と『ますお』に衝撃を受け、『土下座』に心を乱される。相変わらず著者らしい作品ばかり。心臓に爪を立てられるような感覚が病みつきになる。まったく身近にいなさそうな夫婦関係が多いのに、不思議とリアリティを感じる。『子宝』は共感はしないが、何となく鈴子の気持ちが理解できる...続きを読む
  • ばにらさま
    短編6作、女性の日常生活を描いているのだが、どこか違和感を感じてしまう。本音はどこにあるのだろう。打算はないのだろうか?読後は背中を冷や汗が流れる。

    表題作の、ばにらさまは広志の視点から描かれている。恋人・瑞希は最初からどんな女か想像できた。これって私が擦れているからだろうか?最後の広志の言葉が全...続きを読む
  • 自転しながら公転する(新潮文庫)
    人間、特に30代女性の仕事、プライベートの悩みが詰め込まれていて、読んでいるわたしも都と同じようにぐるぐる逡巡した。
    ハッピーエンドで終わって良かったが、貫一の無免許が判明するシーンは衝撃的だったし、何で隠してたのだろうか、、
    金色夜叉読んでみたい!
  • 絶対泣かない
    仕事が辛い時に読みたいと思った本。
    1日1編よんで自分を励ましてました。
    いろんな職業の人の悩みがていねいに
    書かれていてとても共感できます!!
    たくさん泣いて悩んでまたがんばろう