山本文緒のレビュー一覧

  • きっと君は泣く

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    作中の登場人物に憑依したかのように不愉快になったりイライラしたり。
    そんな力量の作家がもういないと思うとツラい。

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    2026年01月28日
  • プラナリア

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    最初の2編を読んで、「続きは?!」と声にしてしまったが、続きはプラナリアのように読み手が独立して考えて良いよというメッセージなのかな?と思いました。主人公の女性たちは制約のなかでも意志を持って自由に生きてきていいな〜と思った。私は普段なんの背景も知らないのに人に対して適当なこと言わないように気をつけているけど、この本の中の(主人公以外の)登場人物は勝手なこと言い過ぎでちょっと嫌んなった。
    「あいあるあした」好きな回だった。

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    2026年01月28日
  • 自転しながら公転する(新潮文庫)

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    ネタバレ

    人生のほとんどは思った通りにならず他人の幸せを妬んだり愚痴を言ったりする。自分とは違う価値観を不正解として罵り片方の正義を振りかざすのは聞いている方からするとノイズでしかない。
     今の自分の環境を変えたかったらまず何かを変えていく必要がある。それが職場なのか恋人なのか住居なのかは人それぞれ。後で振り返った時にあの場所の方が良かったと思うこともあるかもしれない。しかしリセットがきかない人生ではこの苦労を楽しむことで最後に厚い自叙伝が出来上がるのだと感じた。

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    2026年01月28日
  • 恋愛中毒

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    ネタバレ

    ドラマをまだ観ては無いが、そりゃあこれはドラマ化するだろうな、と納得出来る程ストーリー構成が素晴らしかった。自分が想像していた"恋愛中毒"の物語より、遥か斜め上に行った作品だった。
    きっと水無月は親から貰えなかった愛というものを1番手に入れたかった人なんだと思った。
    だから目の前の人に全身全霊、100%の愛を委ねて差し出してしまう、そしてまたその相手からも、自分は唯一無二の存在になりたかったのだろう。そんな水無月からの愛の重みは、相手がいつしか潰れてしまいそうなくらい重たいものになってしまい、離れたくなってしまうのだろう。
    また水無月とは感情が異なるものの、完全には手を握ら

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    2026年01月25日
  • 恋愛中毒

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    一晩で読み切ってしまった、、

    恋愛とは人をおかしくしてしまうものだと思う。
    もちろん幸せで嬉しいことも多いが、恋人に夢中になり、依存する人も多いのだろつ。
    水無月という人物は、自分に自信がなくクールな印象の裏腹で、自己顕示欲の強い人物だと感じる。
    自分の居場所を確立できず、故に恋愛中毒に繋がったのではないか。
    人は、「仕事」「友人」「家族」など、、なんでもいいから1つでも自分の居心地の良いと思える居場所を作るべきである。
    1人で生きていこうと思わず、誰かを頼り頼られ、信頼できる人を周りにおくべきだと感じる。
    恋愛においてもお互いを尊重でき、感謝しあえる関係性がベストであると思った。

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    2026年01月24日
  • 自転しながら公転する(新潮文庫)

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    タイトルが秀逸だと思います。恋愛や仕事や家族など、生きる事の全部が完璧なんて無理。それで良いし、生きる事もどうにかなるし、そんなだから人は誰かと幸せになれるのだと思いました。

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    2026年01月23日
  • 恋愛中毒

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    どうか、どうか、私。
    これから先の人生、他人を愛しすぎないように。
    愛しすぎて、相手も自分もがんじがらめにしないように。
    水無月のほんの一部の人生を読んだが、何とも心が苦しくて何ともいえない気持ちになった。
    ただ、恋をする。この人に必要とされたいと思ったら最後依存してしまう体質なんだろう?必要とされたい。愛されたい。尽くしたい。創路や他の登場人物に振り回されたり、元夫のことをずっと忘れられなかったり、未練たらたらな様子だったが、それもどれにも踏ん切りがつかず自分から離れていくことが異様に怖いと思ったからなのだと思う。
    恋は盲目というが、水無月は必要とされてない、裏切られたと思った時感情が昂り、

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    2026年01月19日
  • 自転しながら公転する(新潮文庫)

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    リアルさが絶妙でした。私だったらこんな時どうするかな。。と考えながら読み進めるのが面白かったです。個人的に想像してなかった結末で終わったので良い意味で裏切られて興味深かったです。

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    2026年01月19日
  • 自転しながら公転する(新潮文庫)

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    自分の感情とその他社会との両立。
    みんな振り回されている自転しながら公転する世界で、この結末に辿り着いたのはさぞかし幸せな事だろうと思った。
    特に最後、とある場面で少し不幸なくらいがちょうどいいと言えたのが、彼女の成長の全てな気がする。
    「ある男」の小説に出てくる登場人物も2勝3敗がちょうどいいと話していたなと密かに思い出して、確かに人生プライマイゼロぐらいがちょうどいいのかもしれないと思うようになってきた。

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    2026年01月18日
  • ブルーもしくはブルー

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    【記憶に残ったフレーズ】
    ないものねだりなのだろうかと、蒼子は思った。余るほどの自由があれば心の拠り所が欲しくなり、強く愛されればそれは束縛に感じる。
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    いったい、自分は何のために生まれてきたのだろうと思った。もう片方の自分を殺すために生まれたのではないはずだ。いったい自分はどこから来たのか。何をするためにここにいるのか。

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    2026年01月17日
  • 絶対泣かない

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    なぜ働いているのか
    わからなくなる時がある。

    家族からの印象?給料の良さ?

    そんな事よりも
    自分が本当にしたい仕事なのか

    もっと自分を理解して
    仕事に向き合っていかなければ
    いけないのだと思った。

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    2026年01月15日
  • 絶対泣かない

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    軽いものを読みたくて。
    合間合間に読めるすごくライトな短編集。どの短編も締めが良かった。どんな仕事も仕事よねと、ちょっと行き詰まっている今フィットした。

    没入感のある本読んだあとで次に行けない時などにおすすめ。

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    2026年01月14日
  • 自転しながら公転する(新潮文庫)

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    エピローグでそうきたか、と唸り、またプロローグに戻った。30代の女性の心情(仕事、結婚、介護)がリアルに感じれた。

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    2026年01月10日
  • あなたには帰る家がある

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    夫婦の役割分担、よく聞く言葉に絡んでいく物語。どの人物の感情にも痛いほど共感できる。20年前も、今も。

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    2026年01月09日
  • ばにらさま

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     短編集です。
    『ばにらさま』
    『わたしは大丈夫』 
    『菓子苑』
    『バヨリン心中』
    『20×20』
    『子供おばさん』

    『ばにらさま』『わたしは大丈夫』が特に好きで、『菓子苑』は怖くって、『バヨリン心中』も恋愛で終われたら良かったのかもねって楽しめました。

     生きていく上で色々な選択肢を間違えるけど、それでも人生は続いていく。

     山本文緒さん、『自転しながら公転する』も面白かったし、長編も読んでみよう。

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    2026年01月08日
  • 絶対泣かない

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    【記憶に残ったフレーズ】
    あとがきより
    もし、あなたがあなたの仕事を嫌いだとしたら、それがどんなにつまらない仕事でも、それをつまらないと思っているのはあなた自身です。
    つまらない仕事を選んでいるのもあなたで、でもそのつまらない仕事でお給料をもらって自分を食べさせているのなら、一見華やかそうでも、誰かから扶養されている人より何倍も自由であることを、時々は思い出してください。
    どうか、あなたがあなたの仕事を好きでいられますように。

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    2026年01月08日
  • 無人島のふたり―120日以上生きなくちゃ日記―(新潮文庫)

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    等身大の気持ち、行動が記録されていて同じ目線で読める。でも読み進めるにつれて体調が悪くなり遠くに行ってしまう感じもあった。でも同じ人間で弱音も辛さも書かれていて、そこに人間の強さを感じた。

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    2026年01月04日
  • 自転しながら公転する(新潮文庫)

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    アラサーと呼ばれる年齢になり、主人公の都の心境が痛いほど分かってしまった。

    友人や家族、貫一からの言葉に一緒になってハッとしたり、傷ついたりしながら読んでいた。
    特に貫一とのやり取りは泣きながら読むシーンが多かった。

    結局、自分が納得して選べなければ意味がないのだ。腹を括って生きていくしかないんだなぁ。

    でもまた今日もぐるぐる回ってる。

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    2026年01月04日
  • 絶対泣かない

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    看護婦といった古い表記があったため、「昔の話なのかな?」と思ったが、今の時代でも通ずる物語だった。
    15の短編集で、気になるタイトルから読めるのも良い。

    とくに、「今年はじめての半袖」(デパート店員)の話がとてもお気に入り。
    失恋から立ち上がる女性は強いしかっこいい。

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    2026年01月02日
  • 自転しながら公転する(新潮文庫)

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    本棚登録した本もしてない本も
    今までに読んだことのある著者の作品と少し違い
    スラスラと読めた

    年頃の女性のよくある日常が
    書かれていて
    誰もが共感できる箇所があると思う

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    2025年12月31日