山本文緒のレビュー一覧

  • プラナリア

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    落ち着ける仕事や家庭を見失って、明日を見いだせない女性の細やかな心情を描写している。現代都市の女性の不安を活写している。

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    2026年07月26日
  • 無人島のふたり―120日以上生きなくちゃ日記―(新潮文庫)

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    ネタバレ

    何を書いても薄っぺらくなりそうだなと思いつつ、筆者の周囲が良い環境、良い人たちで囲まれていて本当に良かったと感じている。
    痛みや苦しさはもちろんあったろうが、比較的穏やかな最期だったのではと想像し、愛された人だったのだなとしみじみ思った。
    旦那さんとの写真は涙が出そうになるくらい素敵だった。

    たくさん大変だったと思います。お疲れさまでした。
    そして素敵な作品をありがとうございました。あなたの作品は私の(誰かの)心で生きていきます。

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    2026年07月25日
  • 恋愛中毒

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    あっという間に読み終わった。
    それくらい、話の展開に引き込まれた。
    若い男が主人公かと思ったらいつのまにか中年女性へ。彼女への印象が読み進める度に変わっていく。後半は共感し難い内容だったけどそれも含めて面白かった。恋愛って改めて難しい。

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    2026年07月20日
  • ブルーもしくはブルー

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    山本文緒先生、やっぱり好きだなぁ。
    なんでもっと早く出会えなかったんだろう。
    1996年の刊行だなんて信じられないくらい、今の話みたいだと思った。2003年のドラマも気になる。ただ柚木麻子先生のあとがきを読む限りエンディングにぷんすかしそうだけど。笑

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    2026年07月19日
  • 自転しながら公転する(新潮文庫)

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    グルグル悩むことばかりの中で、他者と「連帯」して生きていくことへの希望も感じさせる本。寛一との関係の行方が気になって一気読み。グルグル悩む主人公に共感させられる箇所がたくさんあった。

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    2026年07月18日
  • 恋愛中毒

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    ネタバレ

    SNSで見た一文だけで購入した本。非常に難しい本だった。なぜかと考えるとこれまで自分が見てきた本には作者の伝えたい本が明確にわかる構成、文章で出来ていて比較的見やすい印象の本が多い。この恋愛中毒は、タイトルや水無月さんの行動、言動、思考から推測したり考察したりして進めていくことに重きを置いていて読後の余韻というのが半端なく読んでからも楽しめる作品だった。構成にも驚かされ、初めに出てきた井口という男性が主役かと思ったが働いてる会社の従業員のおばさんの回想がメインだった。水無月さんは離婚をして生きていく意味も原動力もなく静かに過ごすことが現状の幸せでもあった所に創路という小説家に出会い壮絶な経験と

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    2026年07月18日
  • 自転しながら公転する(新潮文庫)

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    すごく共感しながら
    のめり込んで読めました。

    社会とか職場とか、友人とか
    自分以外でおきている出来事と
    自分が主体でおきている出来事が

    かちっとうまくはまって連動しながら動いていくと
    まるで無敵の気持ちで全てがうまくいく感覚と

    まあ何もかも逆行しているように感じて
    何をやってもうまくいかない

    そういうことが人生では往往にして起こっていて

    もしかしたら気の持ちようなのかもしれないけど
    自分の人生だから
    なりゆきのままに、とまでは気楽に思えない

    だからがんじがらめになっていく
    主人公の気持ちが、
    若い頃に抱いた気持ちととても似ていて
    すごく共感できたなあ

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    2026年07月14日
  • 無人島のふたり―120日以上生きなくちゃ日記―(新潮文庫)

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    めちゃくちゃいい本だった。
    phaさんの本で勧められていた日記本。自分が死ぬときもこんな感じなのかなと思うと紹介されていた意味がわかった。
    余命4ヶ月と宣告されても、自分より長持ちするであろう電子レンジを買い替えるし、楽しみにしてる漫画の新刊を読む。焦って色んな人に積極的に連絡するわけでもない。これ本当に死ぬのかなって、死ぬ実感が薄いまま、少しずつ病人らしくなって、なんか変だ、となって死ぬのか。

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    2026年07月08日
  • 自転しながら公転する(新潮文庫)

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    「自転しながら公転する」貫一のいい言葉だ。
    都を中心に回り、仕事や私生活等の人間関係でいろんな軌道に回っていく様子は共感できるし、人生どう進むか予想できないものだな感じれた。また、物語の進みがスムーズで読みやすかった。次から次に新しい展開(軌道)がくるので面白かった。

    男性と女性のどちらにもある特有の悩みや苦しみが伝わってきたし、一人ひとり自分の価値観を持っている心情描写が読み取りやすかった。また人が誰かとともに過ごしていくことに対しての大変さや悩み、難しさが伝わってきた。ただ反面としてともにいることの安心感や大切さ、楽しさもすごく感じる物語だった。

    関係ないが、日本衰退早すぎる。

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    2026年07月06日
  • 恋愛中毒

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    変な主人公だな、と思いながら読んでいたのが後半になっていっきにやばい主人公だな、という感想に変わった。
    理解はできないけどおもしろい。

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    2026年07月05日
  • 絶対泣かない

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    短編なので隙間時間に読みやすい。
    同性として共感できることもあり、パワーをもらえた。ただ、かなり昔に書かれていることもあり、年代が離れているため、ちょっとズレを感じだった。

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    2026年07月05日
  • 恋愛中毒

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    『恋愛中毒』は恋愛小説というより、人が依存に飲み込まれていく過程を描いた心理小説なのではと思った。怖かったのは主人公が壊れていくことではなく、自分では壊れていると気づかないまま現実よりも自分の解釈を信じるようになっていくこと。恋愛というより、自分を保つために相手を必要としてしまう姿が痛々しく読んでいて息苦しさを覚えた。一方で、主人公を責めたいとは思わなかった。『なぜここまで自分を失ってしまったのか』を考えさせられる作品であり、依存と愛情は似ているようで全く違うものなのだと感じた。

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    2026年07月02日
  • 絶対泣かない

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    "あなたはいったいどうしたいのか。どうしてもらいたい、ではなく、どうしたいのか。
    私は時折、自分に問うようにしている"

    私は自分の仕事がすごく好き。
    自分のやりたいことができている今がすごく幸せ。
    この一文を読んで、私はこの問いを自分にしてきたからだなと思った。

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    2026年07月01日
  • 絶対泣かない

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    こころにグサグサくる
    ああ山本文緒さんだ〜と思った
    こんな若娘ではないけれど、自分と重ねるね。僻み?嫉み? 自分も若いうちにこんなふうに気づけたらよかった

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    2026年06月30日
  • 自転しながら公転する(新潮文庫)

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    3.8
    心情描写や筆致はかなり好き
    途中までがとても良かった分、収束のさせ方があまりしっくりこなかった

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    2026年07月12日
  • プラナリア

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    あえて『女性』じゃなく『女』って言います⁡
    ⁡⁡
    ⁡ってな事で、山本文緒の『プラナリア』⁡
    ⁡⁡
    ⁡プラナリア⁡
    ⁡ネイキッド⁡
    ⁡どこかではないここ⁡
    ⁡囚われのジレンマ⁡
    ⁡あいあるあした⁡
    ⁡⁡
    ⁡の短編集。⁡
    ⁡⁡
    ⁡乳癌を患った女⁡⁡
    ⁡バツイチで無職ながら貯金が2000万円ある女⁡
    ⁡何かある女⁡
    ⁡⁡
    ⁡どれも面白い内容。女心と秋の空とは言ったものの、どの女もか弱そうに思えて実はゴン太の芯が有る女じゃないのかなっと。⁡
    ⁡⁡⁡
    ⁡男は単純な思考で、女は複雑な思考で生きているのかなっと。⁡⁡
    ⁡⁡
    ⁡少しは女心って言うのが解る様な、より分からない様な
    ⁡⁡⁡
    ⁡どの短編も面白かった

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    2026年06月24日
  • なぎさ

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    ☆4.5!
    山本さんの作品は短編から長編まで結構読んでるけど、やっぱり長編のほうが好きだなぁ。
    ☆5って言いたいけど、全体的に曇りがかっている雰囲気があるから、気分の落ちている人には無条件に薦められない。最終的には明るめな終わり方だけど、長いからね。

    妹の菫とカフェをやることになった冬乃。冬乃の夫の佐々井くんと、その会社の後輩川崎。菫にカフェ話を持ちかける謎の男モリと、川崎の彼女の百花。そして近所のおじさん所さん。
    主にこの面々が織り成す、家族、愛、生死、、、そういったことが描かれる作品。
    山本さんの作品は恋愛のイメージが強いけど、この作品は恋愛色は薄い。家族愛がテーマかな。

    わたしも姉妹

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    2026年06月22日
  • 恋愛中毒

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    一人間として接すると、普通の人なのに恋愛になると一気に普通という仮面が剥がれ落ちる人、いるよね。素直に愛を求めすぎる姿がいたたまれないけど、読んでて面白かった

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    2026年06月22日
  • 恋愛中毒

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     人を愛しすぎない。諦めたものをもう追わないと誓ったはずなのに繰り返してる女の人生が描かれている。
     人を好きになるってなんだろうか。結局会わなくなるとつらかった思い出が薄れて、楽しかった思い出がかおり出してしまって、元に戻ってしまう。そういうのを何回も経験するのが恋なのか。

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    2026年06月19日
  • ばにらさま

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    菓子宛とバヨリン心中、子供おばさんが特に好きだった。菓子宛にある1つの仕掛けがわかった時なるほど〜〜と納得する反面、考えさせられるような。
    バヨリン心中は全体的に好みの雰囲気だった。上手く行きすぎないけれど、確かにそこに感情があるような関係性の終わりが好きだ。すごく良い。
    子供おばさんはもっと壮絶な話ではないかと身構えて読んだけれど1番余韻に浸れた。良い〜〜‼️

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    2026年06月18日