【感想・ネタバレ】自転しながら公転する(新潮文庫)のレビュー

あらすじ

母の看病のため実家に戻ってきた32歳の都(みやこ)。アウトレットモールのアパレルで契約社員として働きながら、寿司職人の貫一と付き合いはじめるが、彼との結婚は見えない。職場は頼りない店長、上司のセクハラと問題だらけ。母の具合は一進一退。正社員になるべき? 運命の人は他にいる? ぐるぐると思い悩む都がたどりついた答えは――。揺れる心を優しく包み、あたたかな共感で満たす傑作長編。(解説・藤田香織)

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

主人公が家族や仕事や恋愛に悩みながらも決断していくお話。

ストーリーもテンポ良く進むし伏線もきちんと回収されラストも「えぇっ?!」となる、読み応えのある一冊。
普段恋愛モノを読まないが、すごく面白かった!
30歳になったからか、うんうんわかる。と共感できる部分がたくさんあった。
結果、なんとかなるんだよ。と思える。

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2026年09月13日

Posted by ブクログ

恋愛、仕事、家族とずっしりな内容だった。全てが自分に当てはまることは無いけど、耳が痛い事もしばしば。ページ数多かったけど、次々展開していくから夢中で読んでしまった。

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2026年09月11日

Posted by ブクログ

生きることのままならなさ、自分が思い描く「結婚観」含めた無意識な価値観の押し付け。

今自分が生きるためにすべき自転と、社会や環境から求められてすべきことである公転。とかく我々は生きるために向きあなわなければならないことが多すぎる。

「別にそんなに幸せになろうとしなくていい。幸せにならなきゃって思い詰めるとちょっとの不安が許せなくなる。少しくらい不安でいい。思い通りにはならないものよ」

これは真理。旨に抱えて生きていきたい。

冒頭ラストの仕掛け含めてとても楽しめて良い本だった。

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2026年08月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

いろいろな条件で結婚をやめる決断ではなく、一緒に歩んでいくのを決めたのはカッコよかった。
そうなってくれて良かった。
みんな好きな人と一緒になって、幸せに結婚生活送ってほしい。
ときには喧嘩しても、この人と結婚して良かったってたまには思えるような。

結婚式から始まるのも、誰とのなのか思考を巡らせながら最後まで面白く読めた。

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2026年08月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

貫一がだいすき!!!

プロローグから始まり、ああ貫一とは結ばれないんだ、、、、ああやっぱり別れちゃった、、、じゃあプロローグ通りだとニャン君と結婚するのか?、、、え?ニャン君にもフラれた?!わあ貫一と結ばれてよかったーーー!!あれ、じゃあプロローグの視点は誰、、?となってエピローグでうおおお!そういう?!
と、忙しく一気読み。最後にもう一度プロローグを読んだ。

都のリアルな弱さ、リアルな周囲の環境の変化とそれに伴う心境、
わたし自身も今33歳で、とっても良いタイミングで出会ったとっても良い本だった。
やっぱり貫一がだいすき!!

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2026年08月22日

Posted by ブクログ

山本文緒さん。。大傑作だった
悩みがリアルで、結末にもびっくり
謎の人に惹かれてしまうの共感し、色々なところでドキドキ感があった

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2026年08月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

面白いです。

思い通りにいかない感じのリアルさや人の自分勝手さが表現されており、大人の方には刺さる本かと思います。

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2026年08月20日

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このタイトルを思いついた時点で勝ちは確定。そして、そのタイトル通りの日常を過ごしながら少しずつ成長していく30代女性の物語。仕事の悩み、恋愛の悩み、親の介護の悩み、人生の悩み、様々な悩みを抱えながら、最後には一つの選択肢を選びとる。果たしてそれが本当の正解だったかは描かれないが、自分の気持ちに正直に、自分自身で決めたことで少なくとも後悔はないはず。この小説のあとがきで著者が亡くなったことを知ったが本当に残念に思う。

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2026年08月12日

Posted by ブクログ

p199
自分にはこうやって好意を寄せてくれる友人がいて両親も一人娘の自分を可愛がって育ててくれたしやさしい恋人だっている。
決して虐げられていい人間なんかではないと自分に言い聞かせた。深呼吸をしてゆっくりとメッセージを打ち返す。
p256
どちらかというとガサツな印象の人なのに哀愁を帯びた顔が美しかった。風が彼女の髪を揺らし、横顔を半分隠した。青白い頬にちらりと光るものが見えた。
離れているのに色を失った唇が震えているのがわかった。この人は苦しいんだ。この人に感情をぶつけてもダメだ。都はそう思った。
p269
たくさん仕事してやりたい勉強もして旅行したり興味のあることに打ち込んだりそうゆう人生にするってもう腹を決めるしかないです。
p318
何かに拘れば拘るほど人は心が狭くなっていく。幸せに拘れば拘るほど、人は寛容さを失くしていく。
p402
両親は生存戦略を練り直したんだな、長く一緒にいれば行き詰まることもある。でも変化していけばなんとか突破口は見つかるものなのかもしれない。
p477
「ママはパパと結婚して幸せだった?」
私の問いには答えずこんなことを言った。
別にそんなに幸せになろうとしなくていいのよ。幸せにならなきゃって思いつめるとちょっとの不幸が許せなくなる。少しくらい不幸でいい。思い通りにはならないものよ。

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2026年08月08日

Posted by ブクログ

まるで自分への戒めのような、踏み絵のような、そんな小説だった。

更年期障害を患った母の看病のため実家に戻ってきた32歳の都。
アウトレットモールのアパレルで契約社員として働きながら
寿司職人の貫一と付き合い始めるが、彼との結婚は見えない。
職場は頼りない店長、上司のセクハラと問題だらけ。
母の具合は一進一退。正社員になるべき?運命の人は他にいる?
ぐるぐると思い悩む都がたどり着いた答えは。

プロローグとエピローグの扱い方が秀逸だった。
途中でその仕掛けには気づいてしまったが、
まさに現実に引き戻す作用たっぷりで、
ラストの余韻に浸っていたところ、頭を殴られた様な感覚に陥った。
でもその内容がまたリアルだなぁとやけに納得してしまう。

都という女性に対して、読んでいてとてもイライラさせられる。
だが、それは己を見ているからだということに気付きゾッとした。
圧倒的な浅はかさと劣等感。それは焦りとなり、自身を傷つける刃となる。
都の思考や言動、抱える苦悩に共感できないのではなく、
共感どころかその通りだと思っていることを認めたくない。
そんな風に感情を激しく揺さぶられながら読み進めていた。
あぁ、客観的に見たら自分ってこんなクソみたいな人間なんだと凹む。
この辺は男女間の違いはあれど、近しいものは絶対にある。

正直、貫一ってそんなに悪い男か?と読んでいて疑問を抱く。
そんな疑問と都に対してのヘイトが高まってきたところで
都の友人そよかがピシャリと都に対して正論をかます。
もう、そよかちゃんいてくれなかったら最後まで読めなかったっす。
そんなお礼を言いたくなるお見通しキャラだった。

決して読んでいて清々しく気持ち良い内容の作品ではない。
良い意味でも悪い意味でも、自分の立ち位置を確かめられる。
個人的にはもう一度読み返す勇気はないだろうと思う。
それぐらい自分の心に戸惑いを与えてくれた作品。
読む際は十分ご注意を。

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2026年08月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

めちゃくちゃ良かった。アパレルで働く女の子のお話。主人公が、家族、恋人、仕事を彼女なりに乗り越えていく話。母が更年期障害で、自分の時間がなかなか取れずに葛藤してて、自分も確かになあって思った。
父との喧嘩のシーンで、嫌味な感じで言うのは良くないって思ったw
 はっとしたシーンは、恋愛なんて楽なわけがない。人間同士の感情のぶつかり合いだから。それはキツいわけだわ
 なるほどなって思ったことは、気の合わない人と不安を解消するためだけに一緒になる必要なんかないってこと。
 私が一番心にきたセリフは、別にそんなに幸せになろうとしなくていいの。幸せにからなきゃって思いつめるとちょっとの不幸が許せなくなる。少しくらい不幸でいい。思い通りにはならないものよ。
これはめちゃくちゃ響いた。
 あとどんでん返しで、エピローグで結婚したのは都だと思ってたけど都の娘かいってなったw

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2026年08月04日

Posted by ブクログ

3日で読み終わった。ボランティアのシーンとかお金を気にしてしまうところとか、上手く生きたいのに上手くできない都が自分みたいだった。言い合いになって納得させたくて相手を傷つけたい気持ちがおさまらないところとか自分見てるみたいで、はぁーーーー!!

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2026年08月08日

匿名

購入済み

人間の狡猾な面を絶妙なエピソードでえぐっていく手法はお見事。
揺れ動く気持、周りの人の意見、環境。どこにどう転がっていくか最後までわからず引き込まれるように読み進められました。

#切ない #深い #シュール

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2023年04月24日

Posted by ブクログ

私たちは常に色んな悩みをもって生きています。
家族のこと、仕事のこと、恋愛のこと。
それらのことを考えながら日々模索して生きています。

そんな生き方をこのように表してます
「自転しながら公転する」

特に大人になると私たちの日々の生き方がある種定型化してきて、人生という軌道を同じ周期で回っているように感じます。その中で色んな悩みがぐるぐると回って、それでも日々の生活を過ごそうとする様をまさしく表している表現だなと感じました。

家族、恋愛、友達、仕事。
その全てに向き合って葛藤する主人公の様子はとても他人事ではないように感じました。

またもう一つ印象に残っている表現があります。

「甘えていいと言われるのは、甘えるなと言われるよりきつかった。」

両親はきっとどんなに辛くても私たちに手を差し伸べてくれると思います。しかしそれは両親に迷惑をかけないよう必死に自立を目指した自分からしたら、それを否定されてるように感じるのだと思います。その複雑な気持ちを表している表現だと思います。

今生きてる中で悩みを持つ人はぜひ読んでみてください。きっと好きな場面や表現を見つけられると思います。

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2026年09月23日

Posted by ブクログ

前半はずっと曇り空のような日々で、特別不幸なことが起きているわけではないのに、どこか閉塞感があり、読んでいて少し暗い気持ちになった。

そんな中で印象に残ったのは、母親の「自分にも稼ぎがあったら」という言葉。
嫌なら別の道を選べる。何か起きてもすぐに生活が破綻しない。将来についていくつかの選択肢を考えられる。そんな余白を持てることは、恵まれていることなのだと思った。

母親が自分で突破口を見つけ、少しずつ空気が変わっていくところが良かった。

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2026年09月20日

Posted by ブクログ

4.4
派手な展開はないのに、描写に惹きつけられて止まらなかった
お前もこういう悩みにぶち当たることになるんだよ、って水に沈められていく感覚で、読んでる間ずっと息苦しかったから、早く息を吸わせてくれって気持ちで読み進めてたけど、そしたらまさかのVR体験でした、みたいな感じ(例えびみょいよ〜汗)
私としては、こんなに集中して読み切れた作品久々で読後気持ち良すぎた‼️
本の紹介って有益ですね

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2026年09月13日

Posted by ブクログ

更年期症状の母のため実家へ出戻り、アウトレットで契約社員として時短で働く、いい人だけど中卒アルバイトな恋人をもつ都の物語。
主人公と同世代になって再読したら、刺さるな〜
客観的に見たら30代としては言動が幼いんだけど、自分にかぶるところもありギクリ。
甘えていいんだよと言われるのは、甘えるなといわれるより辛い。

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2026年09月10日

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なにかに熱狂していたり、こだわりや自分の価値観が確固たるものとしてある人は狭量なところがあるってすごい分かる。

「お洒落な人って狭量な面があると思います。」

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2026年09月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

なかなかに分厚かったけど、読み応え凄かった!災害ボランティアのところとかすごくリアルで若干傲慢と善良の感じを感じたけど、全然違う話しだった。最後のエピローグが、ニャーと結婚した都の話かと思ったらまさかの都の子供が主人公になっててめっちゃ腑に落ちた...。最初の結婚式の話ももっかい読み返してしまったし、喜怒哀楽全部詰まってていい本でした。

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2026年09月05日

Posted by ブクログ

惜しまれながら早逝した山本さんの長編。恋も仕事も上手くいかない主人公が、多様な価値観を浴びながら懸命に生きる姿は、痛々しくも愛おしい。好きな気持ちを伝える。その尊さが静かに沁みる恋愛小説。

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2026年08月31日

Posted by ブクログ

主人公都の恋愛とか人間関係、職場、家族の不安や嫌なところ、好きだと思う瞬間そのどれもに共感出来る一方で、傍から見た時の主人公は我儘で自分軸で生きてる、八方美人で、でも誰からも嫌われたくない。その部分が見えた時あ~人間ってこうだよな、結局皆そうやって矛盾しながら生きてるんだよなって思った。今この感想を書きながらやっとタイトルの意味を理解することができた。

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2026年08月22日

Posted by ブクログ

読んでいる途中も、読み終わった後も、タイトルの意味を考えていた。

地球が自転しているということは、多くの人が小さい時に学校で教わることかもしれない。1日の中で昼と夜があることも自転の影響だ。昼夜のように比較的長い時間のスパンであれば何となく自転していることにも納得がいくが、短いスパン(1秒など)では、地球が自転していることに気づきにくい。

公転だってそう。季節の移り変わりで何となく認識する程度であり、「今この瞬間も地球は太陽の周りを回っている」という実感はなかなか湧いてこない。

本書を読んで、私たちの日々の営みも全く同じだと感じた。仕事をしていればあっという間に1日が終わる。気がつけば金曜日。1週間が終わる。そうして1ヶ月、半年と経ち、1年が終わる。でも本当は一瞬一瞬、大小を問わず、何かに直面したり選択をしており、自分という天体は止まることなく自転をしているのだ。そしてまた、他人という天体の周りを公転してもいる(しかも公転の対象は1つではない)

昼夜や季節が地球の自転と公転によって変わるように、私たちもまた日々の中で多様に変化する。各天体にもそれぞれ特徴があったり固有の事情を抱えていたりする。だから天体同士が関わる以上、自分の思い通りにはいかないことの方が多いのかもしれない。

しかしそれは逆も然りだ。巡り合わせ、タイミングといった表現に頼ってしまうけれど、そういったものは必ずあると信じている。

これからも人生という宇宙の中で、堂々と揺蕩いながら、自転も公転もしていきたいと思う。

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2026年08月17日

Posted by ブクログ

2026/8/11
中盤、エピローグが効いてソワソワしてしまった(笑)けど、プロローグとても良かった。
特に、都のセリフ。
「別に、そんなに幸せになろうとしなくていいのよ」
本当にその通りだなと思う。
ネットで何でもわかってしまう現代、つい正解や近道を知ろうとしちゃうけど、紆余曲折、酸いも甘いもいろいろあるのが人生。
いい作品だったなぁ。

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2026年08月14日

Posted by ブクログ

30代の女性、都の物語。仕事、家族、恋人、友人、特別大きなことが起こる訳ではないが、日々の出来事での心の機微が細かく描かれる。プロローグのベトナムでの結婚式から読者は都にアプローチしてくるベトナム人ニャン君との結末を思い描き読み進める。エピローグ、なるほどそういうことという感じでした。またこのエピローグで読者の都への感じ方と貫一への感じ方が変わるのもおもしろい。

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2026年08月01日

Posted by ブクログ

登場人物の心の揺れや日々の暮らし、言葉にしにくい感情まで細やかに描かれています。
大きな出来事が起こるわけではないのに、誰にも話さないような迷いや葛藤が丁寧に言葉になっていて、立場が違えば見える景色も変わることを感じました。
現実的な悩みに共感しながら、「この人はどう生きていくのか」「自分ならどうするだろう」と自然に考えながら読み進めました。
人は不完全なまま、誰かと関わりながら生きていく。その難しさや温かさを描いた作品だと思います。

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2026年07月30日

Posted by ブクログ

グルグル悩むことばかりの中で、他者と「連帯」して生きていくことへの希望も感じさせる本。寛一との関係の行方が気になって一気読み。グルグル悩む主人公に共感させられる箇所がたくさんあった。

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2026年07月18日

Posted by ブクログ

すごく共感しながら
のめり込んで読めました。

社会とか職場とか、友人とか
自分以外でおきている出来事と
自分が主体でおきている出来事が

かちっとうまくはまって連動しながら動いていくと
まるで無敵の気持ちで全てがうまくいく感覚と

まあ何もかも逆行しているように感じて
何をやってもうまくいかない

そういうことが人生では往往にして起こっていて

もしかしたら気の持ちようなのかもしれないけど
自分の人生だから
なりゆきのままに、とまでは気楽に思えない

だからがんじがらめになっていく
主人公の気持ちが、
若い頃に抱いた気持ちととても似ていて
すごく共感できたなあ

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2026年07月14日

Posted by ブクログ

3.8
心情描写や筆致はかなり好き
途中までがとても良かった分、収束のさせ方があまりしっくりこなかった

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2026年07月12日

Posted by ブクログ

最初と最後のエピソードはやられたなぁ、確かにあの人のキャラ像に合わないなぁと思ってたけどそーいうことか!
ヤンキーと知り合って1回目のデートで付き合ったり、他の男にキスされたり、彼氏の誕プレ高すぎてブチギレたり、あんまミャーコのことは好きになれんかったけど、家族仕事恋人のことで四苦八苦する姿はリアルで自分にも重なる部分があって応援したくなった。自分男だけど

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2026年09月17日

Posted by ブクログ

貫一のキャラクターが、都にこうさせたいからこう、という集まりでできているように感じたところはあったが、それでも二人の人物や行動とそれにより進んでいくストーリーはとても魅力がつまっていた。
冒頭とラストの内容は好き嫌いが分かれそうだけど、それぞれの登場人物の色々あった末のこれからが指し示されているようで、私は好きだ。

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2026年09月09日

Posted by ブクログ

機会があれば一度読みたいと思っていた山本文緒作品。32歳・女性。人生のエアポケットに落ちやすい年齢。どんなに煩わしくても家族は見捨てられない。仕事は放棄すれば無責任なレッテルを貼られるのが怖い。恋人は多分好き。本人は必死なんだけど、必死さがイコールで報われることは少ない。幸せになりたい。そう願うことは悪いことではないが、幸せを定義しないと。一人で幸せになるのと、恋人と幸せになるではベクトルが変わる。自分が思っている以上に平凡で、平均値であったとしても幸せまで平均で平凡に合わせなくてもきっと大丈夫。

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2026年08月30日

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