【感想・ネタバレ】自転しながら公転する(新潮文庫)のレビュー

あらすじ

母の看病のため実家に戻ってきた32歳の都(みやこ)。アウトレットモールのアパレルで契約社員として働きながら、寿司職人の貫一と付き合いはじめるが、彼との結婚は見えない。職場は頼りない店長、上司のセクハラと問題だらけ。母の具合は一進一退。正社員になるべき? 運命の人は他にいる? ぐるぐると思い悩む都がたどりついた答えは――。揺れる心を優しく包み、あたたかな共感で満たす傑作長編。(解説・藤田香織)

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Posted by ブクログ

ネタバレ

心に刺さりまくって、読むのがキツくなるくらい。

最初の語り手と、本編中の語り手が違うのがトリッキーでまた、話の展開的にもよい。
私はてっきり都はニャンさんとくっつくのかと…騙された。

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2026年10月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

いろいろな条件で結婚をやめる決断ではなく、一緒に歩んでいくのを決めたのはカッコよかった。
そうなってくれて良かった。
みんな好きな人と一緒になって、幸せに結婚生活送ってほしい。
ときには喧嘩しても、この人と結婚して良かったってたまには思えるような。

結婚式から始まるのも、誰とのなのか思考を巡らせながら最後まで面白く読めた。

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2026年08月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

貫一がだいすき!!!

プロローグから始まり、ああ貫一とは結ばれないんだ、、、、ああやっぱり別れちゃった、、、じゃあプロローグ通りだとニャン君と結婚するのか?、、、え?ニャン君にもフラれた?!わあ貫一と結ばれてよかったーーー!!あれ、じゃあプロローグの視点は誰、、?となってエピローグでうおおお!そういう?!
と、忙しく一気読み。最後にもう一度プロローグを読んだ。

都のリアルな弱さ、リアルな周囲の環境の変化とそれに伴う心境、
わたし自身も今33歳で、とっても良いタイミングで出会ったとっても良い本だった。
やっぱり貫一がだいすき!!

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2026年08月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

面白いです。

思い通りにいかない感じのリアルさや人の自分勝手さが表現されており、大人の方には刺さる本かと思います。

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2026年08月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

『自転しながら公転する』を面白いと思ったのは、恋愛や結婚、自立、家族など、「幸せって何なんだろう」と考えさせられるからだと思う。

主人公の都にすごく共感したけれど、最初はなぜこんなに共感するのか、うまく言葉にできなかった。たぶん、自分の人生をちゃんと生きたいと思いながらも、家族や恋愛、周りの人との関係を簡単には切り離せず、迷いながら生きているところが、自分の中にもあるからだと思う。自立したいけれど、誰かに頼りたい気持ちもある。自分で決めたいけれど、周りの期待や「普通はこう」という価値観にも揺れる。

誰にも頼らず生きることだけが自立ではなくて、誰かと支え合いながら、それでも自分の人生を自分で選んでいくことも自立なのかもしれない。都の迷いや矛盾した気持ちがすごくリアルで、まるで自分の中にあるけれど、まだうまく言葉にできていない部分を見ているようだった。だから、都に強く共感したんだと思う。

「こう生きれば幸せ」という答えを出すのではなく、登場人物たちの迷いや葛藤を通して、自分自身の幸せや生き方まで考えさせてくれる。そこが、この作品の面白さだと思った。

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2026年09月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

なかなかに分厚かったけど、読み応え凄かった!災害ボランティアのところとかすごくリアルで若干傲慢と善良の感じを感じたけど、全然違う話しだった。最後のエピローグが、ニャーと結婚した都の話かと思ったらまさかの都の子供が主人公になっててめっちゃ腑に落ちた...。最初の結婚式の話ももっかい読み返してしまったし、喜怒哀楽全部詰まってていい本でした。

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2026年09月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

貫一とのデートの場面を読み進めていくと泣きたくなった。のに、終盤であれ?と思ってエピローグで答え合わせ。

貫一の、バリバリの田舎のヤンキーなのに金色夜叉や宇宙の話(自転と公転)をするところのギャップ。学歴のコンプレックスが奥底にはあり、それが薀蓄好きにさせたのかもしれないなと思った。
印象に残ったのは、2場面。
牛久大仏で性格の悪さを吐露する都。悪さの自覚があって負い目を感じている、でもそんな性格も変えられない可哀想さと狡さ。
あとは、女たちのディスカッションのところ。女はベース共感する生き物だけど言いたいことも言わないと気が済まない生き物。(主語デカ)

概ね都に共感して読んでいたけど、熱海の話し合いの場面では貫一は私や…となりました。自信のなさ、悪い意味で図々しくなれない、自分で決めたくなくて相手に決めて欲しい。ここが1番刺さったなあ。

ギミックとしての役割も持つ母と娘という視点。
娘視点と母視点では全く捉え方に差異がある。娘っていうのは、母のことを理解したつもりでいてしまいますね。逆もまた然りか。

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2026年10月09日

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