山本文緒のレビュー一覧

  • 群青の夜の羽毛布

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    これぞ私が好きな山本文緒さん!という小説だった。下手なホラーよりホラーだ。
    長い坂を登った丘の上の一軒家に住むさとる。他人とうまく付き合えず、家事手伝いと称して、実家で母親、妹とともに生活している。
    彼氏の鉄男は、さとると交際を続ける中で母親や妹とも関わりを深めていくうちに、その家族に潜む底知れない憎悪とさとるが纏う戦慄の背景を目の当たりにしてゆく……。

    怖い。怖すぎる。家族を支配するのは、ヒステリックで冷酷な母親。さとるには、24歳にもなって22時の門限があり、それを守れなければ容赦なく打たれる。母親の意にそぐわないことをすると、幼い頃から妹のみつるとそうやって虐待され続けてきたのだ。

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    2021年07月17日
  • あなたには帰る家がある

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    ギスギスドロドロした感じがたまらなく面白く感じてしまいました
    男女のそういう修羅場(?)が好きな方には面白く感じる作品だと思います
    私はもし自分がそのような状況におかれたら、、、
    と考えさせられました

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    2018年08月06日
  • 恋愛中毒

    匿名

    購入済み

    久々に再読

    眠れない夜に久々に再読してみたら明け方までかけて一気に読んでしまった。
    何もなかったかのようにリセットされて戻ってくる男、そして距離を置いているつもりでもやんわりと依存していく女、何処かで見たことある。
    他人を愛すよりまず自分。愛しすぎないように、かなり本質をついているとおもう

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    2016年10月20日
  • ファースト・プライオリティー

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    様々な環境に身を置く31歳の人々が持つ、それぞれの「ファースト・プライオリティー(最優先事項)」を描いた掌編集。主人公たちが、自身のちょっと偏った価値観にしがみついて苦しんだり、自分らしさを貫き通したりする姿が痛々しくもすがすがしい。現代において、均質化されてゆく「幸せの形」に疑問符を投げかけるかのような、反抗的な作品だと思う。オチに泣いたり、笑ったり、傷付いたりと、ひとつひとつの物語に心を動かされた。「庭」「バンド」「初恋」が特に好き。

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    2016年09月22日
  • ひとり上手な結婚

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    ひとりになりたい気持ちとか、何もしなくても状況変わることもあるとか、お金にお酒のこと、なんとも納得で正直かつ絶妙な距離感の回答、面白かった! どんな選択も、自分がハッピーならよいのだよ!としなやかに、強く応援してもらった気分

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    2014年11月07日
  • 結婚願望

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    蛍光ペンライン入れたり、また何回も読みたい!迷いないファイブスター。つくづく…山本さんとは考えてることも、こだわることも似てる!出会ったら会話はつきないだろうな…と実感する一冊。題名とは違う内容だから、どんな状況の女性にもオススメです!

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    2014年09月02日
  • 群青の夜の羽毛布

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    門限が夜10時、私と同じでふと気になって手にとってみました。数時間で一気読みしてしまった。読み終わった後のなんとも言えない余韻が続く作品。
    なんだか今までの生き方、考え方、家庭環境がさとると驚くほど似ている。
    大切な本がまた一つふえました。

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    2014年02月06日
  • 群青の夜の羽毛布

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    彼女達の生活に入り込み
    その中で
    暖かさと
    冷酷さが
    入り混じって心がかき乱された

    鉄男。良いですね!

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    2013年09月11日
  • 群青の夜の羽毛布

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    すごく激しい内容だった。山本文緒さんの作品は、ほとんど読んでいるはずだけどこんなに引き込まれたのは初めてかもしれない。一気に読んでしまいました。

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    2012年12月10日
  • ココナッツ

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    チェリーブラッサムのその後を描いた話
    前作のキャラクターがますます魅力的に描かれています。
    永春さんの同級生が歌手として成功して地元に戻ってきて…そのなかで起きる事件
    さらにわかってくる背景にある人間関係
    恋愛要素もでてきて、ドキドキワクワクの一冊です!
    続きが気になるんですがこのシリーズはここで終わりなので…
    悔やまれます

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    2012年09月07日
  • そして私は一人になった

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    彼女の言う”理由もなく襲ってくる虚無感”に共感。
    仕事を持っていても、無職でも、未婚でも、既婚でも、
    離婚経験者でも、みんな一緒。

    でも、男性にはつまらないかも。

    生きていく上での小さな窮屈は自分で対応するしかないよねぇと
    すごくしみじみ。

    梨木果歩さんのエッセイは興味を持てなかった私ですが
    山本文緒さんの日記はとても共感します。

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    2012年03月02日
  • チェリーブラッサム

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    中学生ってドキドキ。実乃と花乃のやりとりや、素直じゃないお父さんがかわいい。実乃が妙に大人なとこ、やっぱり子供なとこ、かわいいです。

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    2011年06月15日
  • ココナッツ

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    ラストのほう、甘酸っぱくて好き。曖昧だったのに、好きだって気づけてよかったね。お嫁さんになれてるといいな。スグル?だっけ 彼も幸せになってほしい。永春さんのファンです。実乃うらやましい。続編読みたいです。

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    2011年06月15日
  • 再婚生活 私のうつ闘病日記

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     山本文緒は元々好きな作家だったけれど、うつ病の話は暫く知らなくて、この病気にかかってから読んだ本。
     彼女はとても周りの人に恵まれたのだなあという事が良く分かります。
     本人も大変だけど、周りの人間はもっと大変だものね。
     優しいダーリンとお友達に囲まれて、少しずつ立ち直っていく筆者の姿は、私からしたら物すっごく羨ましい。
     私にはお金もないし、支えてくれる人もいないし。
     でも悪い事ばかり考えていてはいけないんだなあというのは頭のどこかで理解する。
     理解するけど納得しない辺りが私の性格の悪さを垣間見れるんだけれども(笑)
     私の病気は正確には鬱ではないけれど、立ち直れた人と何が違うのかな

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    2011年06月04日
  • 再婚生活 私のうつ闘病日記

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    ネタバレ

    追い詰められた精神状態の中で、公にできることとそうでないこと、読者に誤解されそうなこと、家族や友人への影響など考えつつの推敲は、ものすごくエネルギーを要する作業だったと思う。
    と同時に書くことがセラピーとして働いていた面もあるだろうし。
    プロとして、こんな客観視しづらいことに真正面から向かった著者に拍手。でも、読みつつ自分も精神的にどんどん落っこちていってしまったので、かなり危険な、取り扱い注意な本だと思う。二度と読まない。でも読んでよかった。

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    2011年02月08日
  • きっと君は泣く

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    面白かったです。サクサクと一気に読めました。
    山本文緒さんが描く人間(特に女性)は「こういう人居る」と思えるキャラクターが多いから、その分感情移入して読める気がします。

    この作品の主人公・椿も例外ではなくて、「こういう人って居るよね‥」って思いながら読みました。
    美人に生まれて、それを自覚してるからこそ同性に嫌われて、恋愛に関してもそこまで真剣じゃなくて‥あまり先のことを考えず、今だけを楽しんでいるような人間。
    多分、読む人のほとんどがこの主人公をむかつくと思うだろうけど、私はそこまで感じなかった。美しく産まれた人特有の苦労というのはあると思うから、多少ひねくれるのも分からなくはない。
    ただ

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    2020年11月24日
  • かなえられない恋のために

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    山本文緒の作品はとても好きだけど。
    エッセイはさけてきた。
    何かのきっかけで読んでみる事になったのだけど。
    よんで良かったです。

    1つ1つが短編の様で、そうだなんだよ!とか。
    そういう考えもあるのか〜。と感慨にふけりながら読んだ。

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    2010年08月17日
  • 再婚生活 私のうつ闘病日記

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    ちょうど自分が落ちていた時に読んだので、随分助けられる。山谷を繰り返しながらオブラート剥がすように、少しずつ良くなっていく様子が、訥々と記されているからだ。
    日記はだんだん良くなっていく様子に、ほっとしていくが、日記の後に書かれている丸三年間の回顧録が、実に興味深かった。ここには本当のところの状態が記されている。情緒不安定で死にたいと思う死ね死ね団に襲われているという日記には書けなかった事を知ることができる。こちらを最初に読んで、日記を読み返すと、興味深い心のうちを知ることができるかもしれない。

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    2010年10月20日
  • 群青の夜の羽毛布

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    アダルト・チルドレンとして育った私と同じ状況のこの本。
    小さくても大人になっても、がんじがらめの箱の中からは、自分で出ようと思わなければいつまでも出られない。
    同じACの人にはフラッシュバックすることを覚悟で、でも読んでほしい1冊です。

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    2009年12月24日
  • かなえられない恋のために

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    筆者が31才のときに書いたエッセイを再出版したもの。
    10年以上経ってから昔を振り返ると、変わったこと変わってないこと
    いろいろある。考え、感じ方をときどき自分の中で整理することって大切だと思う。
    今年からはじめた3年日記絶対書き遂げるように頑張ろう☆

    山本文緒の文章にはいつも共感させられてるけど、
    今回もそう。とっても考えさせられた。

    恋愛はバトルではなく、人間関係だ。人間関係に勝ち負けを持ち込むのはなんか違う。

    私は、恋愛がバトルである、としたら自分とのバトルだと思うなぁ。
    自分の嫌なところ、器の小さいところとどう戦っていくか。
    くよくよすることもある。人間だもん。
    それらを相手にど

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    2009年10月04日