山本文緒のレビュー一覧

  • みんないってしまう

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    一話が短いストーリー仕立てなのにとても話がまとまっていて、長編作品しか読んだことのなかった自身は山本さんはショートストーリーもお得意なのかと感心してしました。
    いってしまうものが、人物に留まらず自分の内にある一部の感情を描いいることがとても興味深かったです。

    喪失感情は誰しももっているんだけれども、人は喪失したことさへも時間の経過とともに忘れていく。喪失したことで得るものもあるし、そのまま何も得ずにいってしまうものもある。
    自分の人生を振り返ってみたら、ほんとにそうだなと思いました。

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    2021年03月19日
  • 紙婚式

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    結婚生活における男女の心の葛藤を描いた八編の短編集。僕にとっては二冊目の山本文緒作品読書となりました。

    この本の感想を書く前に、白状しておきます。僕のファースト山本文緒作品は「パイナップルの彼方」。
    林真理子の小説に寄稿されていた著者の解説に接したのが切っ掛けでした。読んだ直後は、自分の感情を言葉に出来なかったのですが、今は出来ます。不愉快でした(笑)。
    当時記した「パイナップルの彼方」の読書日記を読み返すと、苦し紛れです(汗)説教してるし(俺)。ハードボイルドとか書いているし……。
    ハードボイルドは「固ゆで(卵)」。中身が見えません。外面描写に徹した小説の手法です。
    「パイナップルの彼方」

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    2021年03月06日
  • アカペラ(新潮文庫)

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    やっぱり山本さんの本が大好きです。


    1個目2個目が特に好き。
    1個目読んだ時点で、☆5つ確定でした。

    たまこ・おじいちゃん・お母さん・先生・店長みんながちゃんと書かれてていいな。
    切ないけど。

    満足。

    ちょっと変わった設定の、ラブストーリーといえばラブストーリーだけどそんなにラブラブしてない短編が3つ。もっと人生について書いてるかんじ。


    好き嫌いあるかもしれないけど、私は好き。

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    2020年03月23日
  • あなたには帰る家がある

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    ネタバレ

    自然と移り変わる三人称により切り替わる視点、夫の気持ち、妻の気持ち、立場によってこんなにも見え方が違うのかと唖然とする。特に中盤の夫婦喧嘩シーンはリアルすぎて圧巻。山本文緒さん、やはり流石でした。

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    2020年03月08日
  • 恋愛中毒

    購入済み

    けして感情移入できないのに夢中で読み進めてしまった。ただただ圧倒される。

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    2019年03月15日
  • 群青の夜の羽毛布

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    これぞ私が好きな山本文緒さん!という小説だった。下手なホラーよりホラーだ。
    長い坂を登った丘の上の一軒家に住むさとる。他人とうまく付き合えず、家事手伝いと称して、実家で母親、妹とともに生活している。
    彼氏の鉄男は、さとると交際を続ける中で母親や妹とも関わりを深めていくうちに、その家族に潜む底知れない憎悪とさとるが纏う戦慄の背景を目の当たりにしてゆく……。

    怖い。怖すぎる。家族を支配するのは、ヒステリックで冷酷な母親。さとるには、24歳にもなって22時の門限があり、それを守れなければ容赦なく打たれる。母親の意にそぐわないことをすると、幼い頃から妹のみつるとそうやって虐待され続けてきたのだ。

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    2021年07月17日
  • あなたには帰る家がある

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    ギスギスドロドロした感じがたまらなく面白く感じてしまいました
    男女のそういう修羅場(?)が好きな方には面白く感じる作品だと思います
    私はもし自分がそのような状況におかれたら、、、
    と考えさせられました

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    2018年08月06日
  • 恋愛中毒

    匿名

    購入済み

    久々に再読

    眠れない夜に久々に再読してみたら明け方までかけて一気に読んでしまった。
    何もなかったかのようにリセットされて戻ってくる男、そして距離を置いているつもりでもやんわりと依存していく女、何処かで見たことある。
    他人を愛すよりまず自分。愛しすぎないように、かなり本質をついているとおもう

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    2016年10月20日
  • みんないってしまう

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    ドーナッツ・リングという作品がとてもよかった。人生に起こる些細なことのすべてがドラマなのだと教えてくれる。

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    2016年09月04日
  • ひとり上手な結婚

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    ひとりになりたい気持ちとか、何もしなくても状況変わることもあるとか、お金にお酒のこと、なんとも納得で正直かつ絶妙な距離感の回答、面白かった! どんな選択も、自分がハッピーならよいのだよ!としなやかに、強く応援してもらった気分

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    2014年11月07日
  • 結婚願望

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    蛍光ペンライン入れたり、また何回も読みたい!迷いないファイブスター。つくづく…山本さんとは考えてることも、こだわることも似てる!出会ったら会話はつきないだろうな…と実感する一冊。題名とは違う内容だから、どんな状況の女性にもオススメです!

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    2014年09月02日
  • 群青の夜の羽毛布

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    門限が夜10時、私と同じでふと気になって手にとってみました。数時間で一気読みしてしまった。読み終わった後のなんとも言えない余韻が続く作品。
    なんだか今までの生き方、考え方、家庭環境がさとると驚くほど似ている。
    大切な本がまた一つふえました。

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    2014年02月06日
  • 群青の夜の羽毛布

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    彼女達の生活に入り込み
    その中で
    暖かさと
    冷酷さが
    入り混じって心がかき乱された

    鉄男。良いですね!

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    2013年09月11日
  • 群青の夜の羽毛布

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    すごく激しい内容だった。山本文緒さんの作品は、ほとんど読んでいるはずだけどこんなに引き込まれたのは初めてかもしれない。一気に読んでしまいました。

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    2012年12月10日
  • ココナッツ

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    チェリーブラッサムのその後を描いた話
    前作のキャラクターがますます魅力的に描かれています。
    永春さんの同級生が歌手として成功して地元に戻ってきて…そのなかで起きる事件
    さらにわかってくる背景にある人間関係
    恋愛要素もでてきて、ドキドキワクワクの一冊です!
    続きが気になるんですがこのシリーズはここで終わりなので…
    悔やまれます

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    2012年09月07日
  • そして私は一人になった

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    彼女の言う”理由もなく襲ってくる虚無感”に共感。
    仕事を持っていても、無職でも、未婚でも、既婚でも、
    離婚経験者でも、みんな一緒。

    でも、男性にはつまらないかも。

    生きていく上での小さな窮屈は自分で対応するしかないよねぇと
    すごくしみじみ。

    梨木果歩さんのエッセイは興味を持てなかった私ですが
    山本文緒さんの日記はとても共感します。

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    2012年03月02日
  • チェリーブラッサム

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    中学生ってドキドキ。実乃と花乃のやりとりや、素直じゃないお父さんがかわいい。実乃が妙に大人なとこ、やっぱり子供なとこ、かわいいです。

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    2011年06月15日
  • ココナッツ

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    ラストのほう、甘酸っぱくて好き。曖昧だったのに、好きだって気づけてよかったね。お嫁さんになれてるといいな。スグル?だっけ 彼も幸せになってほしい。永春さんのファンです。実乃うらやましい。続編読みたいです。

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    2011年06月15日
  • 再婚生活 私のうつ闘病日記

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     山本文緒は元々好きな作家だったけれど、うつ病の話は暫く知らなくて、この病気にかかってから読んだ本。
     彼女はとても周りの人に恵まれたのだなあという事が良く分かります。
     本人も大変だけど、周りの人間はもっと大変だものね。
     優しいダーリンとお友達に囲まれて、少しずつ立ち直っていく筆者の姿は、私からしたら物すっごく羨ましい。
     私にはお金もないし、支えてくれる人もいないし。
     でも悪い事ばかり考えていてはいけないんだなあというのは頭のどこかで理解する。
     理解するけど納得しない辺りが私の性格の悪さを垣間見れるんだけれども(笑)
     私の病気は正確には鬱ではないけれど、立ち直れた人と何が違うのかな

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    2011年06月04日
  • 再婚生活 私のうつ闘病日記

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    ネタバレ

    追い詰められた精神状態の中で、公にできることとそうでないこと、読者に誤解されそうなこと、家族や友人への影響など考えつつの推敲は、ものすごくエネルギーを要する作業だったと思う。
    と同時に書くことがセラピーとして働いていた面もあるだろうし。
    プロとして、こんな客観視しづらいことに真正面から向かった著者に拍手。でも、読みつつ自分も精神的にどんどん落っこちていってしまったので、かなり危険な、取り扱い注意な本だと思う。二度と読まない。でも読んでよかった。

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    2011年02月08日