山本文緒のレビュー一覧
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ラストのほう、甘酸っぱくて好き。曖昧だったのに、好きだって気づけてよかったね。お嫁さんになれてるといいな。スグル?だっけ 彼も幸せになってほしい。永春さんのファンです。実乃うらやましい。続編読みたいです。Posted by ブクログ
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山本文緒は元々好きな作家だったけれど、うつ病の話は暫く知らなくて、この病気にかかってから読んだ本。
彼女はとても周りの人に恵まれたのだなあという事が良く分かります。
本人も大変だけど、周りの人間はもっと大変だものね。
優しいダーリンとお友達に囲まれて、少しずつ立ち直っていく筆者の姿は、私から...続きを読むPosted by ブクログ -
追い詰められた精神状態の中で、公にできることとそうでないこと、読者に誤解されそうなこと、家族や友人への影響など考えつつの推敲は、ものすごくエネルギーを要する作業だったと思う。
と同時に書くことがセラピーとして働いていた面もあるだろうし。
プロとして、こんな客観視しづらいことに真正面から向かった著者に...続きを読むPosted by ブクログ -
山本文緒の作品はとても好きだけど。
エッセイはさけてきた。
何かのきっかけで読んでみる事になったのだけど。
よんで良かったです。
1つ1つが短編の様で、そうだなんだよ!とか。
そういう考えもあるのか〜。と感慨にふけりながら読んだ。Posted by ブクログ -
作者の日記エッセイ。「うつ」とともに苦しみながら、時に楽しみながら日々を送る姿に共感を抱いた。気分的に落ち込むことはよくあるけれど、立ち直れるのは身近に救ってくれる、支えてくれる人がいてくれるからこそなんだと実感した。今の自分にとって救いのような本になった。Posted by ブクログ
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ちょうど自分が落ちていた時に読んだので、随分助けられる。山谷を繰り返しながらオブラート剥がすように、少しずつ良くなっていく様子が、訥々と記されているからだ。
日記はだんだん良くなっていく様子に、ほっとしていくが、日記の後に書かれている丸三年間の回顧録が、実に興味深かった。ここには本当のところの状態が...続きを読むPosted by ブクログ -
アダルト・チルドレンとして育った私と同じ状況のこの本。
小さくても大人になっても、がんじがらめの箱の中からは、自分で出ようと思わなければいつまでも出られない。
同じACの人にはフラッシュバックすることを覚悟で、でも読んでほしい1冊です。Posted by ブクログ -
筆者が31才のときに書いたエッセイを再出版したもの。
10年以上経ってから昔を振り返ると、変わったこと変わってないこと
いろいろある。考え、感じ方をときどき自分の中で整理することって大切だと思う。
今年からはじめた3年日記絶対書き遂げるように頑張ろう☆
山本文緒の文章にはいつも共感させられてるけど...続きを読むPosted by ブクログ -
エッセイ。
普段エッセイはあまり読まないけど、
山本文緒がデビュー〜現在(執筆当時)まで
ぎゅぎゅっと凝縮されている本であり、
等身大な感じがすごくおもしろい。
魅力的な人(人間として)なんだな〜と思いました。
エッセイ読まない上に、読んでも読み返すことはないんだけど
これだけはけっこー読み返しま...続きを読むPosted by ブクログ -
角川書店から出ているこの人の本は、いつも何冊かまとめて買ってきた記憶がある。夢中になって読んだ中でも、かなり好きな1冊。姉妹とお坊さんのつながりがとてもいい。Posted by ブクログ
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チェリーブラッサムの続編。こちらもやはり前回同様、軽いノリでするすると読み進めることが出来た。個人的には主人公と永春さんとハズムの関係について、もうちょっと何かエッセンスが欲しかったような気もするけれど、前回よりは恋愛要素が多め。この一冊でも楽しめる甘酸っぱい物語。Posted by ブクログ
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少女漫画のようなライトタッチさで、非常に読みやすくて楽しかった。登場人物の永春さんとハズムには異なる魅力があって、男性(男の子)としてかっこいいなあと思った。Posted by ブクログ