山本文緒のレビュー一覧

  • アカペラ(新潮文庫)

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    中編小説の3編あり、それぞれ共通するテーマが盛り込まれてました。
    どれもとても素晴らしかったです。
    3編とも、いい意味でその後が気になる作品で、面白かったです。

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    2026年02月23日
  • 無人島のふたり―120日以上生きなくちゃ日記―(新潮文庫)

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    がんの診断、余命宣告、先の予定が立たない毎日を、
    日記に書き続けて、最終ページの角田さんの解説にもあったように、過ごされた日々がリアルに感じとることができる、だけど日々の中での生き甲斐も同時に感じ取れて、重たくさせないような配慮が散りばめられている気がしました。
    文緒さんの人柄の良さも旦那さんの懸命な支えも、また医療の進歩にも、この本の仕掛けにも、出会えてよかったと思える一冊でした。

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    2026年02月22日
  • 無人島のふたり―120日以上生きなくちゃ日記―(新潮文庫)

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    著者が膵臓がんと診断され、抗がん剤をやめて緩和ケアを選択してからの日々を綴った日記。
    余命4ヶ月と告げられながらも、淡々と暮らしを記録し続ける姿に胸を打たれました。
    読者やご主人へのさりげない気遣いを最後まで忘れない姿勢には、ただただ頭が下がります。
    当たり前のように過ごしている毎日を、もっと大切にしたくなる一冊でした。

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    2026年02月21日
  • パイナップルの彼方

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    普通の人が持っている黒い部分を上手く言語化されていて、登場人物たちそれぞれに感情移入してしまった。

    自分の性分には逆らえない。

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    2026年02月19日
  • ブラック・ティー

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    一気に読んでしまった。山本さんの作品は2つ目。
    ぞわってくる人間の嫌な感じがすごく伝わる。
    女の人だけのお話だと思ったら、男性が主人公のお話もあった。面白い短編集でした。

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    2026年02月13日
  • 無人島のふたり―120日以上生きなくちゃ日記―(新潮文庫)

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    大好きな山本文緒先生の最期を先生らしい言葉で最後まで綴られていて感動しました。
    山本文緒先生ファンが納得できる作品を残して頂きありがとうございます

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    2026年02月08日
  • プラナリア

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    山本文緒さんの書く言葉が好き!
    綺麗事ではなくて人間の心のが見えて、共感できることがあった。なんだか、安心できる本だった。

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    2026年01月22日
  • 紙婚式

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    ネタバレ

    これ結婚前元彼に振られた時に読んでたわ。
    短編はすぐ忘れがちなのに
    ずーーーっと記憶にの片隅にあったいくつかの物語。

    土下座を読んだ時の衝撃。
    え?夫婦の性生活ってこんなに難しいの?って。
    今ならわかるなw
    あと、ますおはゾッとしたけど
    離婚したい気持ちは隠しつつ、この旦那と似たような旦那たぶん、多いと思う。
    誰もが羨む優しい旦那で、周りにも自分がいかに愛されているか自慢している奥さんや彼女の相手に限って浮気してたり陰ではボロクソ悪口言ってたり。男の職場に居たので、このパターン散々見てきたわ。

    愛されてると確信しているから
    全く疑わないし信じてるんだよね。
    知ってるのは周りだけ。

    奥さん

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    2026年01月20日
  • プラナリア

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    5つの話に登場する女性たち、全然好きなタイプではなく、かなり嫌悪感を覚えるタイプだった。ところがそのような女性たちを書き上げた作者がすごいと思った瞬間、大好きな一冊になってしまった。

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    2026年01月18日
  • 無人島のふたり―120日以上生きなくちゃ日記―(新潮文庫)

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    いつもがん患者診療をしていて、データや画像、腫瘍マーカーを通して一生懸命できる医療行為をして、その中で患者さんと家族の気持ちに寄り添おうとしてたけど、どんなこと感じてるかを自分ごとのように体験できるという意味で勉強になったし、私たちに見せてる顔はもっともっと表層的なものでしかないことを改めて痛感した。
    医者という仕事を通して、人はいつか死ぬものだから、大切な人の死は怖くても自分の死は怖くないな、なんて思ってたけどでも、やっぱり死ぬって悲しくて寂しくて怖いな。

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    2026年01月10日
  • 絶対泣かない

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    物凄い共感する人は多数
    前向きになりたい、振り返って見直したい、これでいいのかも?
    全部がハマることはないが、是非読んで欲しい
    何故なら、あとがきまで短編集
    次回のブラックティーも期待大

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    2026年01月09日
  • 残されたつぶやき

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    山本文緒さんの日常が綴られていた。父の死や愛猫の死、担当編集者さんの死を乗り越えて作品を生み出しながら代わり映えのない日常を生きていた。スタバでアイスドリンクを注文したり、夫との食事だったり。静かだけれど確かに豊かな日常がそこにあった。誰もが代わり映えのない日常をただこなしていくだけ。憂鬱な日もあるし、何もしたくない日もある。山本さんの日常を少し覗けた気がして嬉しかった。

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    2026年01月05日
  • 無人島のふたり―120日以上生きなくちゃ日記―(新潮文庫)

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    タイトルの無人島の二人から無人島でのサバイバルの話かな?と想像したのだけれども、読み進めるとサバイバルといっても病気とのサバイバルだった。

    医師から告げられた膵臓がん4b。
    どんなにショックだったか。
    そして無人島という言葉、とても心に刺さりました。
    私の家族が大病の告知を受けた時の気持ちは今でも忘れられません。
    何も考えられず頭のなかが真っ白になり、家に帰ってからインターネットで検索すると出てくる言葉はネガティブなことばかりで涙が止まらなかった。
    「何で?何で自分達なの?」
    自分達家族には大事件が起きても、日常は普段と同じ顔で何事もなかったようにやってくる。まるで自分達だけ別世界、無人島の

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    2025年12月24日
  • ブルーもしくはブルー

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    はぁーおもしろかった。
    面白すぎて一気読みしました。

    山本文緒先生の作品は最近結構読んでいたけどなんだか新しい。30年以上も前に出版されているとは思えないほど今でも違和感なく楽しめる作品である。
    自分のドッペルゲンガーに出会い、ちょっとした好奇心から自分の分身と入れ替わる計画を立て、いざ実行してみた時に二人がみたものは…⁈隣の芝生は青い?それとも?
    パラレルワールドのようなファンタジー要素もあり、序盤はワクワクして、いつもなら非現実的なお話が始まると興醒めしてしまうはずなのにグイグイ引き込まれる。

    そして柚木麻子さんのあとがきもとっても良い❣️
    小説家の方の読解力や視点のつけどころに圧巻し

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    2025年12月14日
  • パイナップルの彼方

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    30年前の作品を再読。今でいう『擬態』をすることによって、若さとOL生活を満喫してなにもかもうまくいっていると自分を騙し続ける主人公。やがて少しずつなにかが崩れ、気持ちがボロボロに壊れていく様をリアリティをもって描かれる。それほど新しい題材でもないにもかかわらず著者が描写すると、とたんに平凡な筈の恋愛小説からホラーに転じるから恐ろしい。ラストに救いはあるのでなんとか読み通すことはできるが少しだけ自分の若い頃が思い出されてしまい、苦い後味は残ってしまった。

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    2025年11月24日
  • 結婚願望

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    25年前に出版された作品。
    その頃に読んでいたかったなー。
    今時の若い世代の結婚観の見当がつかないけど、今でも全然通用するであろう山本先生の結婚観、と私は思う。この作品には結婚観を通して見える人生観も綴られている、というかそっちの方がメインなのかも?

    私自身も『世界中のほとんどの人が結婚している』と言う理由で結婚せねばと焦っていた20代を思い出す。でも30歳を超えたら結婚というより私は結婚式がしたかったんだってことに気づいてそこから本気でどうでもよくなった。現在は結婚しているけれど、それもビザの関係で結婚という形をとったまでで、相手も結婚なんて絶対しないと思ってた、なんていう人なので、あの機

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    2025年11月24日
  • プラナリア

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    歯切れの悪い終わり方、、でもそれがいい。
    余韻に浸りながら、熱いお茶を飲んだ。
    知らない人の人生を覗き込んでしまった、という感じ。

    人の中で生きていくって難しい、

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    2025年11月23日
  • 無人島のふたり―120日以上生きなくちゃ日記―(新潮文庫)

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    最近姉をガンで亡くしたばかり
    なんか姉がどんな思いで最期を迎えたのか分かるような気がした。
    きっとこんな心の動きがあったんだろうなー

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    2025年11月20日
  • プラナリア

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    ネタバレ

    出てくる主人公が無職で、イヤな人、めんどくさい人ばかりなのにどこか親近感を覚える。やらないけど思ってることなんだろうな。いきなり終わる作品が多く読みやすい。何度も読んでるけど、やっぱり山本文緒最高だ。設定が古いのに今でも通じるいやらしさ。
    最初のプラナリアが一番好き。乳がんで片切除、再建したが他人からいい加減元気になって働けという圧を感じ不満。だってその後も不調に苦しんでるのにどうして私だけ…という表現が本当にうまい。そりゃそうだ、他人から癌サバイバーを誇ってるように思われたって自分自身は辛いんだもんね。その気持ちの表し方は
    自転しながら公転する
    でも感じた。目に見えない不調を抱える人には刺さ

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    2025年10月19日
  • 無人島のふたり―120日以上生きなくちゃ日記―(新潮文庫)

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    初めて読む山本文緒作品が『無人島のふたり』でした
    涙を流し続けながら一気に読み切り、身体中の水分が抜けてしまい、頭痛や吐き気までしてくる始末
    最後へむかう日々を綴った文章に
    まるでわたしが経験しているかのように
    様々な感情が過ぎていき、読み終わった今
    親しい人をなくした喪失感のようなものが残ります
    インスタの写真や追悼記事も拝見しました
    遅ればせながらこれから作品を巡っていこうと思っています

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    2025年10月19日