山本文緒のレビュー一覧

  • あなたには帰る家がある

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    夫婦の役割分担、よく聞く言葉に絡んでいく物語。どの人物の感情にも痛いほど共感できる。20年前も、今も。

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    2026年01月09日
  • ばにらさま

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     短編集です。
    『ばにらさま』
    『わたしは大丈夫』 
    『菓子苑』
    『バヨリン心中』
    『20×20』
    『子供おばさん』

    『ばにらさま』『わたしは大丈夫』が特に好きで、『菓子苑』は怖くって、『バヨリン心中』も恋愛で終われたら良かったのかもねって楽しめました。

     生きていく上で色々な選択肢を間違えるけど、それでも人生は続いていく。

     山本文緒さん、『自転しながら公転する』も面白かったし、長編も読んでみよう。

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    2026年01月08日
  • 絶対泣かない

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    【記憶に残ったフレーズ】
    あとがきより
    もし、あなたがあなたの仕事を嫌いだとしたら、それがどんなにつまらない仕事でも、それをつまらないと思っているのはあなた自身です。
    つまらない仕事を選んでいるのもあなたで、でもそのつまらない仕事でお給料をもらって自分を食べさせているのなら、一見華やかそうでも、誰かから扶養されている人より何倍も自由であることを、時々は思い出してください。
    どうか、あなたがあなたの仕事を好きでいられますように。

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    2026年01月08日
  • 無人島のふたり―120日以上生きなくちゃ日記―(新潮文庫)

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    等身大の気持ち、行動が記録されていて同じ目線で読める。でも読み進めるにつれて体調が悪くなり遠くに行ってしまう感じもあった。でも同じ人間で弱音も辛さも書かれていて、そこに人間の強さを感じた。

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    2026年01月04日
  • 絶対泣かない

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    看護婦といった古い表記があったため、「昔の話なのかな?」と思ったが、今の時代でも通ずる物語だった。
    15の短編集で、気になるタイトルから読めるのも良い。

    とくに、「今年はじめての半袖」(デパート店員)の話がとてもお気に入り。
    失恋から立ち上がる女性は強いしかっこいい。

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    2026年01月02日
  • ブラック・ティー

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    「絶対泣かない」よりは現代風で読みやすさを感じました。
    ただ、短編集なのでどうしても物語の余韻が残りそうで残らないままいつも話が終わってしまうのが少し残念だなぁって思ってしまいました。
    長編で読んでみたいと思う作品がいくつもありました。もっと深掘りして欲しいところです。

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    2025年12月28日
  • ばにらさま

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    初めて山本文緒さんの本を読みました。
    最後にどんでん返しというのか、そういう事なのかという展開があり読んでいて面白かったです。
    最後の子供おばさん、とても素敵で好みのお話でした。

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    2025年12月20日
  • 絶対泣かない

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    平成初期の作品。
    あとがきから、30年前の作品のよう。

    平成から令和へ変わって、社会人としての女性に求められているもの、与えられているものは少しづつ変化していっていると感じられる一方で、女という性別で生まれ生きている人間に社会が求めているもの、その本人が(本人の意思の関係なく)求めるべきと考えられているものが、30年前とこんなに変化がないとは。

    痩せず、爪や肌の手入れもせず、無駄毛の処理もせず、スカートも履かず、ヒールも履かず、化粧もせず、ありのままの姿で振る舞えば、女を捨てている、と揶揄される性別。
    男は何をしても男を捨てているって言われないのに。
    と愚痴っても仕方ないが、まだまだ世の中

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    2025年12月19日
  • 再婚生活 私のうつ闘病日記

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    著者が鬱病だった頃の日記。

    最近ではうつ病もかなり認知されてきて残念ながら患ってしまった人達の苦しみがあちらこちらで知る事ができる。でも実際にその状態になってみないとわからない事の方がきっと多いんだろう。鬱病に関して自分の勝手な憶測であれこれ話すのは憚られる。エッセイの中でも著者の苦しみが痛いほど語られていて読んでいてとても辛い。だから彼女が治ったと感じた時にはおいおい泣いてしまうほど嬉しかった。

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    2025年12月18日
  • 絶対泣かない

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    12/13-14題名に惹かれた。短編集は苦手だが、読みやすくてよかった。やはり「絶対泣かない」が心に残った。

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    2025年12月14日
  • ばにらさま

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    山本文緒さん最後の作品集。
    最後とはいえ一つ一つの作品の初出は死を宣告される前だったのだな。
    山本文緒作品の好きなところは描かれた日常に不吉さや不穏さが潜んでいるところ。巧妙なトリックで「え?そうだったの?こいつの方がやばくね?」みたいなどんでん返しがあるところ。
    本作もその才能を遺憾無く発揮しており、最後まで緊張して読むことができた。
    作者最後の作品集にして、「人生色々あるけど生まれ落ちた限りなんだかんだ生きていかなきゃいけないんだな」と思い知らされた一冊でした。

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    2025年12月11日
  • ばにらさま

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    Audibleにて。
    初めての山本文緒さんの小説。エッセイのイメージどおり読みやすく楽しかった。

    女のドロドロとした感情を書くのが得意な作家さん。だけど、どこか現実味なくバブリーな林真理子味をいつも感じるのは私だけだろうか。
    20×20場所は山本先生の実生活とかぶり、書かれていた風景を実際に見ていたのかななどと、聴いた後になんだか切なくなってしまった。

    Audibleで聴きやすいので、もっと山本先生の作品をいれてほしい。

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    2025年12月03日
  • 絶対泣かない

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    人生に絶望してる中で手に取った一冊。
    まさに帯にある通り本も読めない状態だったので、何か変わればいいなと思い手に取りました。
    世の中色んな仕事がある、その中でどう感じてどう頑張っていくかって、理由なんてなんでもいいんだと思います。
    この本は1995年に執筆されて現在も読み継がれていますが、何となくこの本を読んで扶養されない自分でありたいなと思いました。

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    2025年12月01日
  • 眠れるラプンツェル

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    充分な生活費がもらえて旦那さんもしょっちゅう帰ってこなくて、でも一応は気にはかけてくれている。傍から見ればただただ羨ましい限りの生活。私だったら何しようかな〜とニヤニヤしてしまうのに。

    山本文緒さんの作品を最近立て続けに読んでいるが、どうにも主人公の女性が見かけは普通というか、家事もできるしきっと仕事していればちゃんと仕事もする様な表面上は常識的な人の様に見えるのに中身が壊れている、というかなんというか。でも自分にも当てはまるところがある。結婚していたら、主婦として果たすべきことはしようと努力して、でもその中で何か一つでも自分に欠陥の様な何か足りない物をたとえそれがすごく些細なことだとしても

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    2025年11月26日
  • 日々是作文(ひびこれさくぶん)

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    随分前のエッセイなので時代を感じるものも多い。
    花には水を。私に恋を。が好き。私もどこでも好きな人を見つける、順番はつけないけど…
    置かれた場所で咲きなさい、的にその場所で好きな人をほぼ見つける。恋愛スコープ活躍しすぎ、けどモテませんね…若かりし頃の山本文緒、面白かった。

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    2025年11月24日
  • パイナップルの彼方

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    ネタバレ

    30年以上前の作品のため今から思えば古い部分もある。でもスマホもなく固定電話で連絡、会社から国際電話、備品を…などその時ならではの話題満載で小説だからこそ楽しめる。コネ入社で人事部、暇でお局がいて、ってたくさん周りにいた。背景も社会から受ける圧も違うのに悩みは同じことがよくわかる。恋敵にトラップを仕掛ける、つかみ合い、今より感情を自然に表せている時代も良かった気がした。

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    2025年11月07日
  • ばにらさま

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    短編6作品
    2021年に亡くなった山本文緒さんの作品
    人物の感情表現がリアルに描かれて、ちょっと泣けるとこが好き

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    2025年11月04日
  • 紙婚式

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    解説のすべてに共感をしてしまった
    また名前のつけられない感情に「 知ってる! 」と思わされ、山本さんの作品を読んだな〜という気持ちに

    表題作である紙婚式とおしどりは痛いほど共感しつつ、わたしの苦手なコミュニケーションの領域を言い当てられたかのような物語で恥ずかしくもなったし、大人になっても、結婚するまでの関係を育てても、人間関係に思い悩むのだと安心に似たような気持ちもしました


    恋愛関係に限らず、相手が愛だと認識できる形で愛を渡すって難しいことだな〜と感じます
    そういう意味では秋茄子がとくによかった、わたしもだいじな場面で向き合える強さを育てたい

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    2025年10月28日
  • パイナップルの彼方

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    毎日、現実から逃げたいと思っても逃げ出すことができないということは誰でもあると思う。この本を読んで、やはり人間関係は複雑で、けど頼れる人に頼ったり、逃げ場を見つけたりすることが日々の生活を乗り越えてくには必要だと感じた。

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    2025年10月17日
  • ばにらさま

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    山本文緒さんの最後の作品
    いろんな年代の女性が主人公の、日常を切り取った短編集
    日常だけど、誰もが当たり前に経験するような日常ではない
    不穏な事件やトラブルはないけれど戸惑う主人公たちに思わず共鳴してしまう、読みやすい作品でした

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    2025年10月10日