山本文緒のレビュー一覧

  • アカペラ(新潮文庫)

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    ネタバレ

    帯は、
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    ”家族”をめぐる
    三つの物語。

    こういう作品を作りたいのだと、
    読むたびに思う。
    新海 誠
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    中学三年のタマコが、老人ホームに入れられそうになる祖父と駆け落ちする「アカペラ」
    田舎を飛び出した春一は、父の死をきっかけに20年ぶりに帰郷する。そこで再会を果たしたのは…「ソリチュード」
    病弱な弟を献身的に支える志保子。仕事、恋愛、未来の転換期を迎えた時、二人きりの姉弟はどんな選択をするのか「ネロリ」

    三篇が収められていますが、
    読んだ最初に抱いた感想は、
    タイトルの意味でした。

    この

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    2023年08月05日
  • 再婚生活 私のうつ闘病日記

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     2003年から2007年にかけて書かれ、月ごとに雑誌に連載された日記スタイルのエッセイ。単行本化は2007(平成19)年、文庫化は2009(平成21)年。
     筆者山本文緒さんの当初のつもりでは、最初の離婚から数年、直木賞などを獲得し再婚を果たしたところで、この2番目の結婚生活の模様を描いてゆく予定だったらしい。
     が、次第に「うつ」の状態がひどくなっていき、すっかり「うつ日記」になってしまったようだ。
     前半ではうつ症状の一つとして胸に激甚な痛みを覚えて救急車を呼んだりもし、やがて入院することになるという展開。もっとも、入院してもノートパソコンを持ち込んで少し仕事などもやっているようで、察す

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    2023年07月31日
  • みんないってしまう

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    ネタバレ

     山本文緒「みんないってしまう」、1997.1刊行、1999.6文庫。喪失をテーマにした12の短編集。結末は読み手に委ねられています。切り口がユニークで、結構楽しめました。私のお気に入りは、「愛はお財布の中」と「イバラ咲くおしゃれ道」です。

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    2023年07月28日
  • あなたには帰る家がある

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    各登場人物の目線で描かれた感情、考え方に賛同できる反面、自身の固定概念からどうしてその考え方になってしまうの?という歯痒さを感じた。

    一方的な考えを押し付け満足させた気にさせるだけではなく相手の気持ちに耳を傾けることが必要だと思った。

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    2023年07月25日
  • ファースト・プライオリティー

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    今の自分にとっての最優先事項はあるけれど
    時間が過ぎてそれが変わっていくのかどうか、少し楽しみでもありながら変わってしまうことが少し怖くもなりました。
    大切なものを間違えない人になりたいです。

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    2023年07月18日
  • なぎさ

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    横須賀市久里浜を舞台に、各人が交ざり会いながら、自身の悩みと『共存』していく様が描かれている。
    登場人物の中で、私は菫に感情移入してしまった。私も退職する際に、上司からは冷淡だと非難された。菫さん、分かる気がします。
    久里浜に居住した経験があるが、とても忠実に街のことが描写されている。

    本作の唯一の難点は、章ごとに視点が行ったり来たり切り替わる点。今誰の視点か迷子になってしまうことはあった。

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    2023年07月15日
  • パイナップルの彼方

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    山本文緒さんの作品は自転しながら公転するを読んで大ファンになった
    その後、短編集、エッセーなど様々詠んだ。どれも面白いし、人物描写が素晴らしく、その人の動作や表情が映像のように浮かぶ
    パイナップルの彼方も自転しながら公転するにどこかティストは似ていて
    色々あったけど、最後は明るい気持ちで読み終える作品

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    2023年07月04日
  • パイナップルの彼方

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    不安定な20代女性を見事に表現している。いいことにもわるいことにも、とにかく神経すり減らしていた時代が懐かしい

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    2023年06月22日
  • 残されたつぶやき

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    まだまだ書きたいこと、やりたいこと、たくさんあったと思うし、文章にも見受けられる。私も同世代…なるべく悔いなく生きていきたい。

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    2023年06月03日
  • シュガーレス・ラヴ

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    大好きな山本文緒さんの本。
    女性が主役の短編小説です。
    みな我慢したすえに体調を崩しています。
    相変わらず女性の嫌な部分を描くのがとても上手です。
    でも共感出来る部分もきちんと描かれています。
    手を差し伸べたくなるような気持ちになります。
    みな生きていくのに必死です。

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    2023年05月30日
  • パイナップルの彼方

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    ネタバレ

     長い前奏に続く懐メロを聴いているような感じでした。鈴木深文と天堂義明の「おさまり」に納得です。山本文緒「パイナップルの彼方」、1995.12発行。4日かけて味わいましたw。

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    2023年05月19日
  • 落花流水

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    ネタバレ

     祖母律子84歳、母中村手毬67歳、娘姫乃39歳ら家族それぞれ別々の人生を描いた作品。夫や同居者などを整理しながら読まないと人間関係がわからなくなるおそれがあります。手毬がアルツハイマーで入院したことで、この3人が初めて顔を合わすことに。山本文緒「落花流水」、1999.10刊行、2015.1文庫。

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    2023年05月15日
  • 恋愛中毒

    購入済み

    甘くて辛い

    素敵なストーリーだと思った。水無月の恋愛観に共感しながら、あるいは反発しながら、読み進めた。諦めの悪い彼女が、早く気持ちの整理をしてくれるといいなと願った。予想だにしない事実に軽くショックを受けた。素敵だっだのはつかの間だったんだと気づいた時にストーリーは終わりを告げた。

    #深い #切ない

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    2023年05月13日
  • なぎさ

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    川崎くんと冬乃の話。

    自分で状況を変えよう、と行動する気持ちが人を魅力的にしていくなあ、とわかりやすく感じた作品。

    そのために悩んだり、憤ったり、少し休んだり、人の優しさに気づく過程も大切だね。

    疲れてると周り見えなくなったり、
    周囲の存在に気づけなくなったり、
    自分の思考に辟易したりでぐったりだけど、
    前には進んでるんだよね。

    はっきり結末は描かれないんだけど、
    解説にもあったように流れ着いた流木をそっと優しく海に還してくれます。

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    2023年05月12日
  • ファースト・プライオリティー

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    31ある短編の中でも、
    嗜好品、旅、当事者が特に好きでした◎

    10ページほどの短編の前にも先にも彼女たちの人生があって、彼女たちの譲れないもの、ファーストプライオリティ(最優先)が描かれています。

    まだまだ彼女たちの日々を読んでいたかった、、、

    31もの超短編を読ませる視点と文才が、
    さすが山本文緒!な1冊でした✨
    おすすめです☺︎

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    2023年05月10日
  • 残されたつぶやき

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    またこの次、と思っている事って結構多い。
    でも、人生がいつ終わるかなんて本人だってわからない。
    毎日悔いなく生きようと思った。

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    2023年05月04日
  • 残されたつぶやき

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    2023/04/24予約 46
    読んでいてもう二度と彼女の書いたものは出ないことをリアルに感じた。
    普通の人のようでもあり、たぶん感受性が強すぎ、うっかりさんで、ぐうたらさんで。親近感のわく山本文緒さん、安らかに…

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    2024年02月16日
  • そして私は一人になった

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    彼女の作品と人柄に惹かれて読んでみようと思った日記エッセイ。
    もちろん楽しく読めましたが、挟まれていた栞に書かれていた「何を読んでも、あなたが出てくる。」と書かれていたのをまさしくそれっ!だと。
    自分の今までの人生なんて作者とは全く違うのに何故か読んでいると共感出来てしまう。
    気がついていないだけで、自分も経験した事がある出来事、日常だったりするのかな。
    相変わらずの毒舌と深い優しさを持つ作者に惹かれます。

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    2023年04月09日
  • そして私は一人になった

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    「無人島のふたり」を読んでからの本書。30代前半の著者の離婚後の日記。ワープロで執筆し、FAXで原稿を送り、友達とはLINEじゃなくて電話で話す時代。日記、エッセイものは作家の素の顔が見えてしまってほとんど読まないが、山本文緒の日記は赤裸々で面白い。次は「再婚生活」を読まねば

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    2023年03月25日
  • 日々是作文(ひびこれさくぶん)

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    31才から41才になるまでの10年間のエッセイ。離婚したばかりで仕事もお金もほとんどなかった頃から再婚、直木賞受賞まで。丁度「恋愛中毒」「プラナリア」を執筆した時期でもある。

    前半は30代独身女性向け雑誌Domaniのエッセイが中心。
    後半は、色々な媒体で綴られた日常の一コマ、20代の私、日々思うことがまとめられている。

    彼女の作品を貪り読んでいた20代後半の私。田舎から関東の大学に出て、紆余曲折あって東京に戻り一人暮らししていた頃。

    朝起きて仕事に行き、小さなアパートに疲れ果ててもどる。そんな生活の中で、彼女の小説は、抱えていた苦しさを代弁してくれる理解者で、目に映るごく普通の風景や日

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    2023年03月22日