山本文緒のレビュー一覧
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誰しも「もしも今の配偶者と違う人と結婚していたらどうだっただろう」と思うことがあると思う。
自分が選ばなかった別の人生。別の人から求められる、愛される嬉しさを味わえる?そんな脳内お花畑な想像をしてしまうけど、これはただ配偶者を、結婚生活を交換してみました。という話じゃないのが恐ろしかった。
蒼子A...続きを読むPosted by ブクログ -
初山本文緒さん本。女性陣のキャラが立ちすぎですごかったです。女性の心理描写がとても得意とは聞いていましたが、ここまでとは思いませんでした。1番好きなのはやっぱり「あいあるあした」なのかなぁ。Posted by ブクログ
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主人公の椿に対して、もう全然好感もてないまま読み進めていったんだけど、最後にはキレイに抱き締めてあげたくなってた。
途中から、びっくりするような事が次々出てきて、え?え?って思ってる間に終わってしまった感。でも読後じわじわ来る。Posted by ブクログ -
あの時、ああしていたら。あのころ付き合ってたあの人と結婚していれば、、、。と思うことは誰にでもあることと思います。
しかし、どちらを選んでも変わらないことはひとつで、自分はしょせん自分なのです。
どちらも体験してみるということは現実的に出来ないので、分からないのですが、この小説を読めば、分かります。...続きを読むPosted by ブクログ -
31歳の31人の31編。
時代が古いけど(BMWコンパクト!!)今でもわかる気持ちや行動。やることは変わらないのだな。
社畜が一番好き。レビューを見ても、この話が好きと言っている人を見かけたことがないので、人それぞれだなと感じる。
「打たれた球を拾うだけ拾う。全部拾っとけば、攻撃しなくてもいつの間...続きを読むPosted by ブクログ -
帯は、
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”家族”をめぐる
三つの物語。
こういう作品を作りたいのだと、
読むたびに思う。
新海 誠
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中学三年のタマコが、老人ホームに入れられそうになる祖父と駆け落ちする「アカペラ」
田舎を飛び出...続きを読むPosted by ブクログ -
2003年から2007年にかけて書かれ、月ごとに雑誌に連載された日記スタイルのエッセイ。単行本化は2007(平成19)年、文庫化は2009(平成21)年。
筆者山本文緒さんの当初のつもりでは、最初の離婚から数年、直木賞などを獲得し再婚を果たしたところで、この2番目の結婚生活の模様を描いてゆく予定...続きを読むPosted by ブクログ -
山本文緒「みんないってしまう」、1997.1刊行、1999.6文庫。喪失をテーマにした12の短編集。結末は読み手に委ねられています。切り口がユニークで、結構楽しめました。私のお気に入りは、「愛はお財布の中」と「イバラ咲くおしゃれ道」です。Posted by ブクログ
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各登場人物の目線で描かれた感情、考え方に賛同できる反面、自身の固定概念からどうしてその考え方になってしまうの?という歯痒さを感じた。
一方的な考えを押し付け満足させた気にさせるだけではなく相手の気持ちに耳を傾けることが必要だと思った。Posted by ブクログ -
今の自分にとっての最優先事項はあるけれど
時間が過ぎてそれが変わっていくのかどうか、少し楽しみでもありながら変わってしまうことが少し怖くもなりました。
大切なものを間違えない人になりたいです。Posted by ブクログ