山本文緒のレビュー一覧

  • そして私は一人になった

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    人の日記を盗み見るのが好きなので、その動機に最もかなったタイプの本。特に盛り上がりがあるわけではないけど、それが生活。

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    2012年09月24日
  • そして私は一人になった

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    一人の生活ってどんなものだろう、と思って読んでみた。
    印象的なのは、律するのも甘やかすのも自分自身、という言葉。
    一人で生きるということは、自分で自分を縛ることでもあるんだと知った。
    プライベートもフリー、職業もフリーという状況でも、完全な自由、なんて、ないんだなと思った。
    私は、定刻に出勤する会社員。毎日同じ時間に同じ場所に行くことを苦痛に感じることもあるけど、毎日の暮らしにリズムがあるって、いいなと思った。作者はOL生活が、つまらなかったようだけど、会社勤めもそう単純じゃないと私は思う。毎日良く似ているが、毎日それぞれ違う日なんだよね。

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    2012年09月08日
  • チェリーブラッサム

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    久しぶりに本棚よりだしてきて再読しました。
    周りで起きる事件を探っていくちょっとした謎解きストーリー
    元々コバルト文庫でかかれた作品なので、若年者向けの文章で描かれてるので幼稚な感じをうけますが、
    父子家庭で、いきなり父親が脱サラ
    中学生の不安定なココロ
    不安定な家族模様
    などなど侮れない描写もあったり、ほんのり恋も描かれててやっぱり好きな作品だなぁと。
    キャラクターが魅力的でみんなが愛おしくなります

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    2012年09月06日
  • 結婚願望

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    9割くらい、共感です。
    「一人で生きてゆく覚悟」をした上で、結婚願望を持ち続けるのが良いのかな。
    人と人の出会いは、ほぼ、運ですし。

    「結婚をしたいほど好かれている、という事実ほど、その人個人の存在を肯定するものはなかなか他には見つからない。
     他人が結婚をしてくれる。これから先の人生、健やかなるときも病めるときもそばにいて、家族として助けあって生きていこうと他人が誓ってくれるというのは、能力が選ばれたのではなく人格が選ばれたということだ。」
    これが今の私の『結婚願望』かな。

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    2012年07月29日
  • 日々是作文(ひびこれさくぶん)

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    山本文緒のエッセイ集。
    人生の最悪な時期に「この方が唯一の理解者なのだ」と思い込み、貪り読んでたものだ。
    社会復帰(?)以降ご無沙汰していたら、今度は山本文緒が心の病を患っていたとのこと。

    山本文緒の小説ばかり読んでいた時は人生観的な事が好きだったけど、時代が変わると別な見方もできるようになってくる。

    私は恋愛マスターでもなければ女性友達が多い訳でもない。
    そもそも既婚者だし。
    でも、このエッセイ集の中の「男女恋愛観の違い」のような価値観に共鳴した。


    「女性に浮気は出来ない!」という「本気の不倫」VS「気楽な浮気」というエッセイは特に面白かった。
    別に差別している訳ではなく(著者は女性

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    2012年06月19日
  • 結婚願望

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    とことん考え抜いたその姿勢がいいなぁと思いました。あと私は、男性から友達として重宝されるタイプだと気づいたわよ。

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    2012年05月29日
  • ファースト・プライオリティー

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    いま、私がまさに31歳。
    読めてよかった。
    自分にも照らし合わせて読んだり。
    私のファーストプライオリティはなんだろう?って考えさせられました。

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    2012年02月06日
  • チェリーブラッサム

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    少女マンガチックで読みやすく、家族愛やちょっとした推理が入っている物語。
    実乃ちゃんの心情に分かる分かると頷きたくなる。
    中学生や高校生、読書が苦手な方に読んでもらいたい。

    最後に、永春さんが好きだ!

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    2011年12月27日
  • 群青の夜の羽毛布

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    ドロドロして怖かったけどおもしろかった

    やっぱりどの家庭も色々ありますよね…この小説に出てくる家族ほどじゃないにしても

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    2011年05月14日
  • 結婚願望

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    最近浮上しつつあるが、ずどーんと落ち込んだのは人生で2回目で、一度目が27歳のとき、そして今回が34歳だった。
    本書を読み終わって、結婚している人たちにコンプレックスを抱いていたのを認めようと思った。
    そうだよ、私だって「独りでも楽しいもん!」とかいうフリしてるけどホントは結婚したいよ!
    と、開き直れる本でした。

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    2011年01月29日
  • そして私は一人になった

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    勉強や仕事の合間にさくっと読める。エッセイを読みたい人よりも、ブログとか見るのが好きな人、作者自身に興味がある人向けかも。こんな生活をしてみたい。

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    2011年01月23日
  • チェリーブラッサム

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    買ったまま読んでなかった本。山本さん、初めてよみました。想像していた文章と違ったのでびっくりしたら、元は少女小説だったそうな。ゆえに最初は……でしたが、すぐに慣れました。みのちゃんが成長していく姿、永春さんとのからみの部分がやわらかく、好きでした。

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    2011年01月16日
  • 日々是作文(ひびこれさくぶん)

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    作者の31歳から41歳までのエッセイをまとめた一冊。

    作者の周りの環境の変化と共に変わる気持ちの変化や、時を越えても変わらない想いなどが分かる。特に、「ここに一人でいる理由」と「贅沢な助手席」が今の自分に共感できた。

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    2010年11月15日
  • そして私は一人になった

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    1996年の著者の日記エッセイ。
    『再婚日記』と合わせて読むと、より著者の変化が分かっていい。

    私にとっては、気持ちが落ち込んだときに薬のような働きをしてくれる作品。

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    2010年11月15日
  • かなえられない恋のために

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    「古い壷」、「狭い世界」、「パンクチュアル」が良かった。今の自分を見つめなおしたこと、考えていて納得できる答えがここにあった。

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    2010年11月15日
  • そして私は一人になった

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    山本文緒さんは32才で一人暮らしを始めたそうです。私は高校を卒業して1年間は大学の寮で暮らし、19才から結婚する27才まで一人暮らしをしました。

    OLの時、三歳年下の女の子を理想のOLと思ったことがあります。外見は悪いけど、そうキレイじゃないしスタイルがいいわけでもない。だけど、女性としての基本的生活習慣、周りの人との関わり方、さりげなく節約する工夫や金銭感覚、たまにおでかけする時の楽しみ方、私は仕事に振りまわされプライベートな時間は荒んでいましたが、仕事はさらりと片付け、女性らしく愛されキャラでした。

    長くなりましたが、山本さんの独り暮らしはそれこそ理想的な書き出しです。仕事をして家事も

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    2010年11月09日
  • 再婚生活 私のうつ闘病日記

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    エッセイ類はめったに読まない私が、夢中になった本。
    「うつ」になったことはないが、どんな症状なのかとても伝わる本。

    日々の生活や夫とのかかわりなど、かなり赤裸々で個人的で、ちょっと私生活を覗いているようで、興味深くもあり、ちょっとヘンな感覚になった本。独特の読後感だった。

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    2010年09月27日
  • かなえられない恋のために

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    山本文緒さん久しぶりです。
    ダイスキです。
    自分に似てるところある。
    過去を振り返ったりしてるから尚重なる。
    「自分は小さな世界に住んでる・・繰り返しの日々。。」そして旅にでたくなり出ると、そこえでは、必死に働く人々。
    「そうか、みんな小さな世界で毎日毎日積み重ねてるんだ。。」「一部の人しか世界を飛び回ったりしてない」と。
    作家さんなのに、でもとても身近。
    これからも作品が楽しみです。

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    2010年08月11日
  • 群青の夜の羽毛布

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    ミステリーのような雰囲気で明かされていく謎が面白く、読み進む手が止まらなかった。
    今まで読んだ山本文緒作品の中で一番良かった。

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    2010年05月28日
  • 日々是作文(ひびこれさくぶん)

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    山本さんの31歳から41歳のさまざまなエッセイが収録されています。年齢的に自分と近いので読みながら色々感じました。好きな文章です。すごく共感する部分もあり、まったく違う部分もあり、ですが。「天気予報の時間になるとテレビをつける(しかも平井さんの)」のが嬉しかった!そんな人私(と家族)以外にもいるのね、と。その前にうつ病の話(「再婚生活 私のうつ病闘病日記」)を読んでいたので背景もわかって尚理解が深まる感じ。

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    2010年01月28日