山本文緒のレビュー一覧

  • みんないってしまう

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    私たちが日々生きるということは、新しい人や新しい物と出会うと同時に、今まで当たり前に近くにいた人や、近くにあった物と別れることでもあります。

    人はそんな瞬間を、進級してクラスが変わる時に、進学して学校が変わる時に、そして就職して今までの人間関係がゴロッと変わる時などに経験します。一方で、そういった大きなイベントでなくても『初めての手痛い失恋も、幸せだった新婚時代も、子育ても、夫の帰らない孤独な夜も』やがては過ぎ去り過去になっていきます。私たちが慌ただしい日常生活を送る中では、そういったことをいちいち考えている余裕はありません。しかし、ふと時間ができて立ち止まってみると、悲しかった、苦しかった

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    2021年02月24日
  • あなたには帰る家がある

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    ミステリ、ミステリ、ミステリ・・・・
    と来たから、ちょっとテイストの違うものを読みたいなぁ~

    と思い、web で恋愛小説の上位を検索してみた。
    うーん、ほぼほぼ既読作品(-_-;)

    下位の方を見ていくと、知った題名だった為目についた。

    そういえば、ドラマ化されていたなぁ。
    ドラマCMで、中谷美紀が夫に言っていた文句にもの凄い共感を得て、ドラマの1話を見たのだが、あまりにもドロドロな感じで、見続けられなかった作品だった(笑)

    映像作品程、本の方が心が痛まずサクサクっと一気読み出来た。


    これは佐藤家と茄子田家のぐちゃぐちゃドロドロな話(笑)

    ねちっこい茄子田の奥さんを、ドラマでは木村

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    2021年01月31日
  • あなたには帰る家がある

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    楽しかった。
    ドラマ化されているので、俳優さんや女優さんを思い浮かべながら読んだら、ドラマを見ている様だった。

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    2021年01月25日
  • なぎさ

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    感想がまとまらない。

    わたしの母親は、いつも誰かの愚痴を言っていて、お酒しか飲まなくて、いつも私の事を下げて言う。
    お母さんに言っても嫌な事言われるだけだから何も話さなくなった。わたしは、自己肯定感が低い。

    楽しいことも確かにたくさんあったのだ。

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    2020年12月29日
  • ファースト・プライオリティー

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    あるとあらゆる人の「きらきら」した人生の短編を描く山本文緒さん。私はこの人の短編がとても好きだ。それはなぜだろうと疑問に思っていたけれども、31番目の話を読んで、すとんと腑に落ちた。その覚悟、その愛、そのまっすぐさにいつも救われる。

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    2020年11月02日
  • 結婚願望

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    ネタバレ

    山本文緒さんの小説が好きで、どんなエッセイを書くのか興味があったこと、私自身があまり結婚願望がなかったので、周りの結婚願望がある友だちの気持ちを知りたいと思って読んでみた。
    読みやすく、なるほどなと考えさせられる内容だった。
    特に印象に残ったのは、「みんな結婚してるから結婚したくなる」という話や、人には恋愛体質の人とそうでない人がいて、恋愛体質の人は結婚しても安定した幸せに飽きてしまい、また恋愛に走ってしまうので、恋愛体質でない人の方が意外と結婚が長く続く、という話。

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    2020年09月06日
  • ひとり上手な結婚

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    ネタバレ

    山本文緒さんの文章は正直で、読んでいて気持ちが良く、伊藤理佐さんの漫画はとにかく楽しい。読んでいて幸せな気分になれる良い本!

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    2020年08月09日
  • 再婚生活 私のうつ闘病日記

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    山本文緒さんの日記形式のエッセイ。
    一見自由に再婚生活を綴ってるようだがうつにじわじわ苦しめられる様子が書かれており
    結構読むのしんどい。
    けど山本文緒さんのことをたくさん知れるし、
    病気としてのうつの参考本としていいのかもしれない。
    読むの時間かかるししんどいけど読んでしまう。

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    2020年02月12日
  • 群青の夜の羽毛布

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    家事手伝いをする24歳のさとるの門限は10時。
    それを頑なに守っている。
    さとると付き合うようになったスーパーのアルバイト店員大学生の鉄男から見たさとるの家庭は、普通ではないように思えた。

    多少の家族の秘密はどこにでもありそうですが、さとるの家庭の問題はとても深く重い。
    さとるはその被害者なのかも。
    さとるの陰湿な雰囲気も、家庭環境にありと思います。
    鉄男が救いになるのでしょうか。

    物語の後の展開を想像しても、一筋縄では行かなそうな気がします。
    みんなが今より少しでも幸せになれたらいいなと願ってやみません。

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    2019年12月13日
  • チェリーブラッサム

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    神奈川出身の作家の作品として読みました。
    母を亡くし、父・豹助と姉・花乃と3人で暮らしている中学2年生の実乃。突如、父が銀行を辞めて「便利屋」をはじめるところから物語がはじまります。

    町の困りごとを解決しながら、順調なスタートを切った「便利屋」稼業でしたが、ご近所の犬がいなくなったことから、土地の立ち退きをめぐるトラブルに発展して…⁉


    ミステリ作品として事件そのものや調査のヤマ場を楽しんで読む、という趣旨の作品ではなく、どちらかというと主人公の精神面の成長に主眼が置かれている作品だと思います。
    なかなか思うようにならない姉との関係、姉の(つくった)「いい子」の側面だけを見ていつも自分だけ

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    2019年10月29日
  • あなたには帰る家がある

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    たまたまこの本の前に読んでいたのが、
    「これは経費で落ちません 3」で...
    二冊続けてテーマは「恋愛って面倒臭い」(^ ^;

    さらに本作は、読み進むと「生活って面倒臭い」
    「人間って面倒臭い」に行き着く(^ ^;

    好きな人と一緒にいたい。
    これは人間と言うより、生物としての本能。
    でも、一緒にいると、「生活」というものが発生する。
    現代日本で「生活」するためには、お金が必要になる。
    お金を得るためには「仕事」をしなければならず、
    仕事と「生活」のバランスを取ろうとあっぷあっぷしてると、
    「好きな人と一緒にいる」喜びが蔑ろにされ...

    そうか、金が無いと暮らしていけないのが悪いのか(^

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    2019年11月05日
  • ファースト・プライオリティー

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    内容的にはすごい面白かった けど
    最優先なことを他人から見れば気にならないくらい気ままに生きれるのがかっこよくて羨ましくもあり妬ましかった

    こんなに読まない間もモヤついた話は初めて

    20190510

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    2019年05月11日
  • ファースト・プライオリティー

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    様々な人生を送る女性達の、31歳という今を切り取ったショートショート。恋や家庭や仕事、名前のつけられないような日常の一コマの中で沸き起こる女性達の想いが丁寧に描かれています。
    なぜ31歳なのか?女性にとっての30歳は、男性にとっての節目よりも大きく感じる人が多いのではないだろうかと思います。
    世間からみた自分はどんな人間なのか?これから女性としてどう生きたいのか?一度立ち止まってみる。
    立ち止まってみてまた進み始めると、理想だけではないリアルな自分が見えてくる。31歳とは、女性にとってファーストプライオリティー(最優先)が見えてくる年齢なのだろうと思います。どの物語も、不思議と主人公1人1人

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    2019年01月08日
  • あなたには帰る家がある

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    ネタバレ

    ドラマ後の読破。ドラマの印象が強かったんですが、こちらも楽しめる一冊。
    女と仕事、男と仕事、概念をはずしたら違う夫婦ができるのだろうけど。
    ラストはちょっと歯がゆいというか、微妙なところ。
    黒白のない終わりっぽく感じてしまった。
    ドラマでは離婚してたけど。
    離婚てそんな簡単じゃない。浮気男の心理ってこんな感じなんだろうな、と思いつつ読み進めた。

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    2018年09月01日
  • あなたには帰る家がある

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     普段テレビを視聴しないので、このタイトルのドラマは知らなくて、新聞でドラマ化された小説の情報を得て原作をその後、ネットでドラマのあらすじを読みました。
    小説はプロローグからクライマックスまでの過程が長く、エピローグで、どう決着するのかが楽しみの一つです。因みにTVはコメディータッチでハラハラドキドキでの連続だったようです。
    登場人物の綾子役を演じたのは、女優の「木村多江」さんでした。
    視たかったなぁ~(笑)
    偶にはこういう本も面白い。

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    2018年08月14日
  • きっと君は泣く

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    この人の本は以前一冊読んでしっくり来なかったのをうる覚えしている。しかし、今回の本は面白かった。人の心の機微を堪能できるまでに自分の心が耕されているのだろうか。それとも、4月の新しい出会いと別れの時期だから、センチメンタルでセンシティブになっているだけなのだろうか。でも、読書ってタイミングは大切だと思う。出逢うべきときに出逢えた本は、心に響く。共感は出来ないが、感情は移入される。人の心の変化を成長と呼ぶのか堕落と呼ぶのかはそれぞれの主観に委ねられるのだろうが、やはりそういう場面は、物語のピラクルなのだと思う。人の本心が曝け出されるときは、やっぱりちょっとドキッとする。そんな場面に溢れた一冊。

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    2018年04月03日
  • 紙婚式

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    ネタバレ

    結婚をテーマにした8編からなる短編集

    『土下座』
    主人公の男は、妻の態度を恐れている
    二人が出会ったきっかけは、主人公が居酒屋でバイトしているとき、
    着物を着ている女性にキムチをこぼしてしまったこと。
    それが後の妻になった。

    妻にしたはいいものの、しばらくすると妻は夜の生活を断るようになってきた。
    そして主人公が復讐のつもりで妻を求めなくなると、今度はあからさまに
    夫を誘うようなことをしてくる。
    妻を抱くべきか、否か……。

    一度目の土下座は、キムチをこぼした時。
    二度目の土下座は、プロポーズの時。
    主人公の男は、妻を抱くために、三度目の土下座をしなくてはいけないのだろうか?



    『子

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    2018年03月12日
  • カウントダウン

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    ネタバレ

     漫才師を目指す高校生のお話だったが、芸に取り組んでいる場面があまりなくて、期待はずれだろうかと読み進んでいたらクライマックスが素晴らしかった。ちょっと目が潤むほどよかった。

     90年代の初め頃に書かれた小説を現代風に修正したそうで、常識が今とは少し違う。好きな女の子のお父さんが、非常に暴力的で今なら大問題のレベルなのだが、しかしそんなところも微笑ましかった。

     主人公のお姉さんがグラビアアイドルで、それがひどく後ろめたい仕事のような扱いで、今ならAVになるのかなと思って読んだ。

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    2017年10月25日
  • 日々是作文(ひびこれさくぶん)

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    ネタバレ

    興味のこと、日常の生活範囲のこと、人付き合いのこと、1人が苦でなく好きなこと。
    この時期の筆者さんと年齢が近いからか、とても共感がわいてきた。
    (もちろん、異性との話など、共感できない部分もあったけれど。)
    恥ずかしながら、本業の小説の方は読んだことがないので、これを機に読んでみようかなと思う。

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    2017年10月10日
  • かなえられない恋のために

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    ネタバレ

    タイトルに惹かれて初めて読んだ山本文緒さんの本。面白かった。30才手前くらいで読んだら、響くところが違うかもしれない。

    「自分の好奇心に素直になること。持っているものを大切にすること。
    人は何事かを成すために生きてるんじゃない。何も成さなくてもいいのだ。自分の一生なんて好きに使えばいいのだ。」

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    2017年08月24日