山本文緒のレビュー一覧

  • 恋愛中毒

    Posted by ブクログ

    久しぶりに読んだ。星3.2くらい。読みやすくてブワーーっと一気に読めちゃう。本当に恋愛中毒で内側に秘めためちゃくちゃが光る主人公。最後の迎えに来た相手は元旦那なのかな?

    0
    2026年08月12日
  • 絶対泣かない

    Posted by ブクログ

    自分以外の人生を覗き見できた気がした。でも結局は自分の人生と似たようなもん。自分はどう生きていこうかな。

    0
    2026年08月10日
  • 結婚願望

    Posted by ブクログ

    現在自分が20代であるから、第1章で共感や納得することが多かった。将来への漠然とした不安に寄り添ってくれるエッセイだった。

    まだまだ気持ちは学生だけど、少しずつ大人な考え方を身につけている過程にあるのだなと自分を客観視できた。

    結婚って人格が肯定されたことを意味する、という文章に納得。

    うまくいかないこと、しんどいこと、たくさんある。だけど私は今、未来を楽しみに思える

    0
    2026年08月01日
  • 無人島のふたり―120日以上生きなくちゃ日記―(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    山本文緒さんの印象として、とにかく終始周りの人を気遣っているのがひしひしと伝わってきた。
    見舞いに来る友人がどんな気持ちで来るか、夫がストレスの捌け口が無くて辛いのではないか。自分が死と隣り合わせの状況で、周りにアンテナを張れるって、なんて出来た方なんだ。。
    膵臓がんで母を亡くした私。当時高校2年生で、自分の大学受験に精一杯で、何にもしてあげられなかったな。寂しい思いさせただろうな、苦しかっただろうなと振り返る。

    0
    2026年07月26日
  • パイナップルの彼方

    Posted by ブクログ

    美術系短大を卒業して、信金に就職した深文と同僚、大学からの友人の話。
    興味のない仕事、深い関わりにはならない同僚、幸せを求めたけどうまくいかない友人とうまくやっているはずが少しずつバランスがくずれていく。
    女性が仕事をすること、社会に出ることに固定観念があった時を過ごした人は共感を感じる話かも。

    0
    2026年07月26日
  • プラナリア

    Posted by ブクログ

    強烈に訴えるようなメッセージ性などはないけれど、いろんな年齢、環境、性格の人間の心のうちを垣間見るようなリアリティがあっておもしろかった

    毎話ごと、わかるなーて部分と捻くれてるなーて思う部分があって、人間だなって感じがする。

    0
    2026年07月23日
  • 絶対泣かない

    Posted by ブクログ

    若いいろんな職業の女性が出てきて、それぞれ思うところを感じながら過ごしてました。
    もっと若い頃にこの本を読んだら、少しは生活が変わったかも、なんて思ったけど、その時に出会わなかったのだから仕方ないと思うわけで…。

    若い女性が読んでくれるといいな。
    自分だけが弱くなって萎れてるんじゃないって、思えるといいな、と思いました。

    0
    2026年07月20日
  • 恋愛中毒

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    あなたなんか執行猶予中なんでしょう?
    この一文の後から一気におもしろくなった。
    これを読んだ後、水無月さんが奈々に何かしでかす予感がしてゾワってなった。

    萩原もおかしいけど、先生も最後までおかしい。自分の娘が酷い目に遭わされたのに、中毒症状って怖い。


    恋は人を壊すかー。
    自分を好きになれない人ほど、他人に依存してしまうのかな?
    私は水無月さんほど、人を好きになったことないけど、それは、自己愛が強いからかもしれない。自然と傷つくことを恐れて、他人に全体重を預けないようにしてる気がする。ここまで、自分より他人を愛せる水無月さんが少しだけ羨ましくもなった。

    0
    2026年07月19日
  • 恋愛中毒

    Posted by ブクログ

    面白くて一気に読んでしまったが、、美談では終われない結末であり、主人公に腹立つ作品。

    誰しもが心の中にある独占欲、嫉妬、他人への依存、恨みつらみなどなど。。
    主人公である水無月ももちろん持ち合わせている。
    自分で先生(不倫相手)を独占したい、他の女が羨ましい、排除したい、相手から必要とされたい、自分は親のせいでこんなに捻くれた、といった具合である。
    それらがエスカレートし、読者の我々には到底理解できないレベルにまで到達する。

    なんでこんな不義理ができるのか、なんで相手を思いやれないのか、なんでこんなに人に身を委ねられるのか、といった疑問が湧き出てくる。「自分はこうはならないぞ」と思わせてく

    0
    2026年07月12日
  • 絶対泣かない

    Posted by ブクログ

    女であるということは、呪縛のようだ。
    「女だから、こうであれ」
    「女でも、こうであってはいけない」
    たしかに今の時代は女性が生きやすい社会になってきたかもしれない。性の多様性、女性の社会での活躍、性に関係なく平等な権利の主張……色々なことは日々進歩していると信じたい。
    けれど日本という国で、今でこそ生きやすくなった部分はあるものの、やっぱり払拭されずに根付いている何かはどこかにある。
    男女共同参画社会基本法が制定されたのはいつだったか。調べてみると1999年だった。この小説が世に出た4年後だった。そんな時代の女性たちの生き様が、この中には詰まっている。
    一つだけ、おそらく男性目線の物語がある。

    0
    2026年07月11日
  • 恋愛中毒

    Posted by ブクログ

    1ミリも理解できない恋愛観ではありましたが、続きが気になる作品でした。
    なんでそこまでして1人に固執するのか、
    何にそんな嫉妬してしまうのか、
    そんなので良いのか?とか問いたくなるけど実際に周りにそういう子がいるので、気持ちを垣間見えた感じがして面白かったです。

    最後はただ怖い。

    0
    2026年07月05日
  • 恋愛中毒

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「恋愛中毒」という強いワードに惹かれて読んだ。けど、めちゃくちゃ好みかと言うと、少ししんどいというかハッピーエンドが好きな私からしたらもやもやする終わり方なのであまり好まない類の小説ではある。「母性」を読み終わった時の感情に近いかな。
    私は比較的綺麗な恋愛をしてきたんだなぁと思わざるを得なかった。好きな人に振られてもその人に無言電話をかけ続けたことはないし、かけようと思ったこともない。浮気をされてもその相手に執拗な嫌がらせをしたこともない。そういった意味では共感は何も出来なかったと思う。でも、好きな人の唯一無二になりたくて少し背伸びをしてしまう(数ある愛人の中で唯一無二になりたくて無理をしてし

    0
    2026年07月03日
  • ブラック・ティー

    Posted by ブクログ

    大きなものから小さなものまで、さまざまな「罪」をテーマにした短編集。

    短編なのがもったいないくらいどれも面白くて、もっとこの世界観に浸っていたいのに‥と思いながら最後の行を読むこと10回。中でも忘れ物を盗んで生計を立てている女性のお話(ブラック・ティー)と、ゲイバーで働く女性のお話(水商売)が好きだった。

    どのお話も、ここからもっと展開がありそうな気配を残して終わるので、読者の想像力に委ねるタイプの小説が好きな人にはとても刺さりそう。

    ハッピーエンド世界は優しい努力は報われる!みたいなお話が苦手なわたしにも合っていました。以前プラナリアを読んだときは、登場人物にまったく共感できなくて、ち

    0
    2026年07月03日
  • 絶対泣かない

    Posted by ブクログ

    どれも読み終わった後に心がほの温かくなる作品だった。

    中でも『花のような人』『天使をなめるな』『女神の職業』『真面目であればあるほど』『もういちど夢を見よう』は好きな作品。

    『花のような人』ではフラワーデザイナーとして人生が充実した薔子と、内面が成長した主人公が、お互い人として成長した後に再び築く、以前よりも深い人間関係を羨ましく、微笑ましく思った。

    『天使をなめるな』では、ラストの主人公が酔っ払いをぶん殴るシーンが良かった。
    自分がどん底にいる時は、酔っ払いでもぶん殴ってみようかと思った。

    『女神の職業』は、女優の彼女がとても魅力的に感じた。元々沈まない性格なのか、沈んでいたけれども

    0
    2026年07月01日
  • 眠れるラプンツェル

    Posted by ブクログ

    無気力無機質怠惰無為に過ごしている主人公の日常の描写がリアルすぎ。ルフィオの父親の役割はよくわからなかったけど、結構深刻にぶっ壊れていて怖かった。
    読後感が苦しょっぱい。もう少し救われてほしかったな

    0
    2026年06月30日
  • 自転しながら公転する(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    アパレルで契約社員として働く32歳の都がすし職人の貫一と付き合い、未来に目を向けていく姿を描いた作品。

    32歳実家で暮らし契約社員の都が、自分のステイタスは棚に上げて貫一の学歴や経済状況に不安を感じる姿に、アラサー女性のリアルさを感じた。

    私たちは変わらないようで同じ日は一日とない、タイトルが素敵。

    「少しくらい不幸でいい」「思い通りにはならないもの」と思えるマインドは、不幸にならない考え方でいいと思った。

    0
    2026年06月26日
  • きっと君は泣く

    Posted by ブクログ

    椿と祖母どちらにも共感出来なかったし、自分勝手すぎて好きになれなかった。
    こんなに嫌な女性が出てくるのに、途中でやめることなく、読後感も悪くなかったから不思議。
    さんざん周囲にわがままを言って振り回してきた祖母と椿は結局自分たちが1番その言動に振り回されて、大切なものを見失ってしまう。
    もっと素直になれば良かったのに、そう思わずにはいられなかった。

    0
    2026年06月25日
  • 自転しながら公転する(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ


    生い立ちや経済力など、決して自分と境遇が丸かぶりするわけではないのに、同じ「30代初期」というだけでこんなにも世の中のとって足らぬ事象が精神に食い込んでくる感覚は同じなんだと思った。

    何よりも、物語のメッセージとしては最後の都の「別にそんなに幸せになろうとしなくていいのよ。幸せにならなきゃって思い詰めると、ちょっとの不幸が許せなくなる。少しくらい不幸でいい。思い通りにはならないものよ」という発言に凝縮していて、100%の幸せを求めなくてもいいんだ、いや、諦めなければいけないんだ、求めすぎてはいけないんだ、と現実を見せてくる。しかしそれは、読者にミスリードを与えるプロローグがあることにより、

    0
    2026年06月24日
  • ばにらさま

    Posted by ブクログ

    山本文緒先生の遺作。「自転しながら公転する」でも感じた、女性いや人間の日常に反する心の抗いというか鬱々とした感情が伝わった。本作は短編集なのでそれぞれ読みやすい。女性を主人公に置いている共通点はあるが異なるテーマから描いていたので、差別化されてて良き。

    0
    2026年06月23日
  • 絶対泣かない

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    超短編集。すごく読みやすい。
    パターンは大体毎回一緒で、「なんだこいつ」「なんでこんなことに」と思うものが、何かのきっかけで解消されるという流れ。
    わかりやすく、すっきりもできて良かったが、物足りなさが否めなかった。

    しかし、働く女性像をこれだけの種類描けるのがすごい。お茶汲みとか、古くさい働き方も出てきていたが、まさか1995年の出版とは思わなかった!
    それほど、今でも共感ができる内容だった。

    0
    2026年06月15日