山本文緒のレビュー一覧

  • 恋愛中毒

    Posted by ブクログ

    狂ってる
    読み終わった時、この本にはことタイトルしかないと思える
    ここまで人を狂わせる恋とはすごいものですね

    0
    2026年04月09日
  • 絶対泣かない

    Posted by ブクログ

    積読昇華。
    サラッと読めるので読書の余裕がない学生や社会人スタートの人にはおすすめできそうです。

    新装版が素敵でジャケ買いしたけれど、
    やはり1998年刊行ということもあり
    まだ女性が社会の第一線に進出していない時代を切り取っている印象です。
    まだ当時は看護師ではなく『看護婦』であり、
    営業職は男性の仕事、女性は『男性の補助』的扱いがスタンダード。
    その中で必死に自分の人生と社会への関わり方に向き合う女性を中心に描かれた作品。

    特に『天使をなめるな』の章では
    失恋するたびに髪を切るので顎の線より短いボブカットになる女性が登場するのだが、
    その"女性像"がなんというか古め

    0
    2026年04月07日
  • きっと君は泣く

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    自分が美人だという自覚がある椿は、年をとっていても隙がない刃物のような美しさの祖母が自慢でした。しかし、交通事故に遭い入院すると、祖母は変わってしまって —— 。

    椿のような子、昔いたなぁ。
    若さと美を自負していて“永久就職”が目的の子。
    なんだか昔の価値観だなぁと思っていたら、改版した本だったのですね。

    椿と対極にいるのが看護師の魚住です。
    美しくない自分の容姿を自覚しているからこそ、彼女は看護師という仕事を選び、周囲に惑わされることなく現実をみています。

    後半、椿が知らない事実が明かされます。
    読み始めの印象とは異なる展開に心が少し重くなりました。

    0
    2026年04月07日
  • 恋愛中毒

    Posted by ブクログ

    中毒かぁ…。いろいろあるけどやめようと思っていても止められないのが中毒でこの主人公は恋愛することがまさにそれだったということなんだろうね。
    主人公目線で話が進んでいくから最初は切なさもあったが、途中からいやいやそれはやり過ぎでしょ、と感じついていけなくなった。最後はホラーさながらで怖かった。

    0
    2026年04月05日
  • 残されたつぶやき

    Posted by ブクログ

    隙間時間に読むのに丁度良かった。

    すごい売れっ子の作家さんの日常ってどうなんだろうと思ったけど、良い意味で普通にダメなところがあり、親近感を持った。「アホほど気が散る」はまさに自分のことかなと思った。
    また、著書の映像化に対する気持ちもなるほどなぁと思った。

    0
    2026年04月04日
  • 自転しながら公転する(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    角度違えば同じ時間にお互いを思い合っていても、実は違うことを想像しあって勝手に期待したり、拒絶したり、結局は自分本位でしかないのよね、ってわかるわかる。それでもなんかうまくハマったりするから成り立ったりするよね。

    彼の素性も分からず、彼女がそれから何かを掴んだのかも分からないままだけど、それすらも自分本位に想像している読後です。

    0
    2026年04月03日
  • 自転しながら公転する(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    初めての山本文緒作品。
    文章のリズムが心地よくて、止まったり戻ったりすることなく、さらさらと読めた。軟水を飲んだときのような、なんの違和感もないことに驚いた。やはり文章のリズムって、書き手読み手によって合う合わないが明確にあるんだなぁ。

    主人公の都は仕事に恋に家族に、日々奮闘している。
    ただ33歳にしては精神的にかなり幼い印象を受けた。仕事のことはまだしも、人生設計や家族・恋人との関わり方などは、その場しのぎの対応が多く、見ていて呆れる場面が多々あった。私は母親目線の話のほうが風通しのよいサッパリした感じで読むのが楽しかった。

    とはいえ都が話したり考えたりしていることの根底の部分は理解でき

    0
    2026年04月03日
  • みんないってしまう

    Posted by ブクログ

    不完全自殺マニュアルの星野君が激メロで、私も研究室の先生なら絶対こんな男の子好きになっちゃうよ〜という感じ。また、私自身が1人親で、母親が死んだら自殺しようと常々思っている私に深く深く刺さったエピソード。
    初めて山本文緒の作品読んだけど、彼女の生活から見えた情愛について丁寧に書かれており、よかった。死生観をもっと書き込んでほしかった、かも。

    0
    2026年04月03日
  • 自転しながら公転する(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    俺が女じゃないし、年齢もまだ30代に突入していないので深い共感は得られなかった。
    賛否はあるがプロローグとエピローグはあってもいいと思う。
    その後の2人を見れたし、母と同じになってんじゃんと結構リアル。
    文章も読みやいので結婚に焦っている、20代後半以降の女性にオススメ

    0
    2026年03月29日
  • ばにらさま

    Posted by ブクログ

    何か、どこかしらに苦しみがあるんだよな。
    それもどこか身の覚えのある…。

    最後の話の「子供おばさん」に書かれていた
    ”何も成し遂げた実感のないまま、何もかも中途半端のまま、大人になりきれず、幼稚さと身勝手さが抜けることのないまま。確実に死ぬ日まで。”
    という言葉が、恐ろしいくらい現実を見せつけているようで。

    0
    2026年03月28日
  • 恋愛中毒

    Posted by ブクログ

    女が恋に落ちた時の気持ちのアップダウンが凄まじいなと、男目線で読んでいて、ずっとゾッとしていました。女の嫉妬ほど恐ろしいものはないなと。
    ジェットコースターのような恋に憧れている方は、読んでみて下さい。

    0
    2026年03月26日
  • 自転しながら公転する(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    初めての山本文緒。何気ない30代女性の日常をこのページ量読ませるのは凄いと思った。その反面、友人以外が全員じめっとした性格のキャラクターで少し読んでいて疲れた。途中で出てきた友人にも、そこまで言うならもうちょい踏み込んでよ、と思ってしまった。

    0
    2026年03月24日
  • ばにらさま

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    印象に残ったのは「ばにらさま」と「わたしは大丈夫」。特に後者の、妻と不倫相手の目線からの物語かと思ったら、実はかつての自分と今の自分の物語だったのが巧妙で面白いなと思った。

    「ばにらさま」
    白は何色にも染まる色。真っ白くて同じ鋳型でくり抜かれた「モデル」のような瑞稀は、よく読むと広志に自分の意見を全く言わない。「んー」が否定だってことにも広志が気づかなければ、瑞稀はずっと望まないデートをしていただろう。日記の中には綴られている本音を自分にはひとつも言ってくれないことが広志は悲しかっただけで、瑞稀のことは本気で想っていたんじゃないかと思う。でも瑞稀は、キラキラした外面を保つために貯金を切り崩し

    0
    2026年03月22日
  • 恋愛中毒

    Posted by ブクログ

    友達に借りた。後半までは展開が気になってすごく早く読めたが、最後の展開に若干ついていけなかった。あと離婚までの描写が生々しくて圧巻。

    0
    2026年03月16日
  • ファースト・プライオリティー

    Posted by ブクログ

    山本文緒さんの作品は久々。
    一作あたりは短くさくさく進んでいくけど面白い。最近は連作短編集ばかり読んでいたので、こういった短編集は久々だった。

    0
    2026年03月06日
  • 恋愛中毒

    Posted by ブクログ

    なんか誰が主人公かとかよくわからないまま読み進めて、気づいたらなんかホラー要素出てきて何これってなったけど、文章が上手くて分厚い本だけど最後まで読み切ってしまったので、まあまあ面白かったと思う。

    0
    2026年03月05日
  • ブラック・ティー

    Posted by ブクログ

    短編集10話
    いろんなどうしようもない女たちの一コマを鮮やかに切り取ってみせてくれる。
    表題作、「寿」「ママ•ドント•クライ」が良かった。

    0
    2026年03月04日
  • 恋愛中毒

    Posted by ブクログ

    むかーーしに読んだ事忘れて再読。
    女性なら、みな心の中に15%ぐらい水無月を飼ってるじゃないかなと思いつつ後半は度を過ぎ執着心に恐怖も感じた。可哀想だなと痛々しいが半分半分で、水無月それほど自分の事を蔑ろにしてて辛くないかのかなと勝手に同情した。それともその異常な執着が彼女のアイデンティティと考えたらそれはそれで納得。恋愛中毒と言うタイトルはいい意味で裏切りな気がする。

    0
    2026年03月04日
  • 恋愛中毒

    Posted by ブクログ


    読み進めるにつれ、恐怖心が増幅する。
    常軌を逸していると客観的に思いつつ、でも自分がそうなってしまう危うさも持ち合わせている気がする。
    最初、水無月はきちんと自立している大人の女性だと思っていたが、自分のコントロールが効かず、変われない弱さを持っていた。
    依存体質であること以前にとにかく愛に飢えていて自分を自分自身で肯定して愛してあげることがつくづくできないのだろうなと思った。
    それはおそらく親の影響がかなり大きいところが、運命的で切ない。

    恋は人を壊す。
    林真理子の解説ありきでかなり腑に落ちたけど、創路の本心が最後までよくわからなくて、もっと知りたかった。
    人は本当に誰から見るかで全然違

    0
    2026年02月22日
  • 紙婚式

    Posted by ブクログ

    夫婦にまつわる短編集。いろんな夫婦がいると改めて思った。親子とは違って夫婦は離婚すれと簡単に縁が切れるんだな、その分危うい感情がもつれ合うのも当たり前か。親子だと血の繋がりのせいかどこか自分に通じるものを感じる。夫婦は愛情が冷めた時はどこへ向かうのか…
    著者が既に亡くなっていることを知り慌てて読んだけれど他の作品も読みたくなった、残念だ。

    0
    2026年02月12日