山本文緒のレビュー一覧

  • みんないってしまう

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    永遠に続くかと思う子育てや家事、仕事に追われる日々。そんな日々の中で、ふとした時に家で1人になると、激しい孤独感に襲われることがある。

    子育て卒業して、夫との関係性も変わったら、自由を得る代わりにこんな感じになるのかなと想像した。
    それが悪いということではなく、何かを得て何かを失うってこと。

    子どもたちが幼い頃、母から
    子どもは小さくならないから、この小さい頃を思いっきり大切にして
    と言われたことを思い出しました。

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    2025年09月22日
  • 無人島のふたり―120日以上生きなくちゃ日記―(新潮文庫)

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    カウントダウンより山本文緒さんの事を知り(遅すぎ)最新版を読もうとしたら闘病記であるこちらを見つけました。
    タバコも吸わず暴飲暴食もせず人間ドックにも毎年いき、健康には大変気遣っていたのに何故?
    ステージ4aになる前にわからなかったのか…と思ってしまいました 人間は必ず死はやってきますが、余命宣告され死と直面したらどうなってしまうのか…
    体調が浮き沈みする中、日記として綴るなんてホント強い方ですね  気持ちが落ちてる時だったのでちょっとネガティブになってしまった。
    しかしご夫婦の中がとてもよく旦那さんがずっと寄り添ってくれてホッコリさせられました。

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    2025年09月22日
  • みんないってしまう

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    ネタバレ

    〜1周目〜
    2025.09.17
    大好きな山本文緒さんの書いた本。
    短編集なので、1つ1つのお話にボリュームがあるというよりかは短いながらも1つのお話でちゃんと伝えたいことを伝えてきてくれる。

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    2025年09月17日
  • 恋愛中毒

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    創路みたいな男って、不幸な恋愛になるとわかっていても人とのコミュニケーションをとるのが上手だったり余裕やお金があって魅力的で惹かれちゃうよね、沼るよね、わかるわかる〜。ていう話だけじゃなかった。ラストにかけて、恋愛下手として頭で片付けてた水無月のパーツが明かされていくのが圧巻。創路もよく羊ちゃんとして飼い慣らそうとしたよね。

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    2025年09月16日
  • 恋愛中毒

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    ネタバレ

    人生で初めて失恋をして、もう恋愛に振り回されたくないと思って、背表紙のあらすじに惹かれて手にとった。読む前は主人公と同じ気持ちだったし、読み始めてすぐ「恋は人を壊す」という文章にも共感をした。他人の一挙手一投足でわたしの幸せが左右されてしまうことにとんでもないストレスと虚しさを感じて耐えきれず関係を切ったのに、それでも連絡をしてしまう自分が凄く恥ずかしかった。だから連絡手段を切って、自分への戒めのために胸に深く刺さるような本を読みたくて探して、この作品に出会った。
    読み終わって、思った以上に深く刺さった。恋愛するのがすごく怖くなった。わたし含めてみんな主人公と同じ狂気を持っていると思ってしまっ

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    2025年09月02日
  • なぎさ

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    故郷を離れて久里浜で暮らす佐々井と冬乃な夫婦の元に冬乃の妹である菫が突然転がり込んできた。
    その冬乃と、芸人に挫折し、佐々井が勤める会社に正社員として働き始めた川崎の2人の目線で話が進んでいく。
    冬乃は突然現れた妹に振り回されるように、カフェを始めることになり、川崎と佐々井が勤める会社はブラック企業。
    その他様々な人間関係等を抱え、2人とも疲弊していた。
    そんな、なんとも言えない窮屈さややるせなさに包まれ疲弊する2人を支えてくれる温かい人たちがいることに安堵する。
    苦難や上手く行かないことに立ち向かう勇気がもらえるかも。

    2025.8.17

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    2025年08月17日
  • プラナリア

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    ばにらさまを読んで、山本文緒さんにはまり、こちらも読んでみました。
    表題作の「プラナリア」は
    主人公がびっくりするくらいひねくれもので、いや、もうちょっとやり方あるやんと思いながらも、所々に気持ちが分かる箇所もあって。
    「人の御恩には感謝しないと」と思いながらも、「もういいのに」と思ってしまったり。
    そういう事ってきっと誰にでもあるのかも。
    人それぞれの心の動きをすごく繊細に、そして鮮明に描かれていて
    すごく引き込まれました。

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    2025年08月15日
  • プラナリア

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    色んな無職の女性を描いた直木賞受賞作。
    5つの短篇集です。
    働くことの意味、働かないことの意味を考えさせられました。

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    2025年08月09日
  • 眠れるラプンツェル

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    どうしてこんなに自分とかけ離れた登場人物揃いなのに、次へ次へと読んでしまうんだろう?こんなに衝動で生きてて理解不能ではあるのに、読む手が止まらない不思議。私の中にも汐美みたいな部分があって、目が反らせなくなってしまうのかな。

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    2025年08月09日
  • みんないってしまう

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    生きている中で選択することの多さと疲労を感じるけど、この忙しなさも少し愛おしめるような。なにかを喪失して悲しんだり怒ったりしながらも、また新しいものに出会う人生の豊かさ。こいつカスだな…って思う短編もグッと引き込むのがすごい。

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    2025年08月08日
  • 群青の夜の羽毛布

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    タイトルから、静かでゆったりした展開を想像しておりましたがめちゃくちゃ違いました。ここまでくると、ミステリというかホラー。そうだ親子関係という恐ろしい関係は“ホラー”の類なんだ…と謎に納得。スルスル読めたけど、重たい読後感。

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    2025年08月03日
  • シュガーレス・ラヴ

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    みんな見えないところで何かを抱えてる。自分も経験のある辛さは凄くよく分かるし、経験ない部分も苦しみが想像できる繊細な描写。身体はもちろん、心も参るとしんどいですね。冷蔵庫空っぽニンゲンなのでそこは少し反省。

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    2025年07月20日
  • なぎさ

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    人との出会いは人を変えていく。
    冬乃も佐々井くんも菫も川崎くんも。

    家族だからこそ踏み込める領域もあるし、触れては行けないところもある。難しいなあ。

    所さん(通称)ご夫婦が素敵。生きていくということは、やり過ごすということ。

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    2025年07月16日
  • ブルーもしくはブルー

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    ネタバレ

    続きが気になり一気に読んでしまった。だけど、読んでいてイライラ感もあったなと。。

    父に再会したシーンで、自分の人生を生きるのを諦めている感じがなんで??と思った。
    自分の人生なんだから、前向きじゃないなら結婚しなくても良いのに。。と思ったり、生活を交換してから行くなと言われたデパートに行ったり、カードを使って良い=豪遊して良いと思って使いまくる所とかそんなわけないだろ‥。と思ったり。個人的にはミシン工場で働いている蒼子の方は好きじゃないなと思った。なんかイライラしてしまって
    もう片方の蒼子が好きって訳でもないけど。。
    最後はお互い発見があった、という形で本人たちはプラスに捉えているみたいだけ

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    2025年07月14日
  • きっと君は泣く

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    主人公の気持ち、思考回路、行動どれをとってもあまりに自分と違うので共感はできませんでしたが、それでも物語は読みやすくて凄いなと思いまし。いわゆる「ブス」への言葉の強さは何かの執着の感じるほどですが…。最後にはなんやかんや椿の幸せを願うような気持ちになりました。こんなに感情を振り回してくれる小説、すごい。

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    2025年07月11日
  • 無人島のふたり―120日以上生きなくちゃ日記―(新潮文庫)

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    タイトルを見たとき、私はてっきり、のんびりとした無人島生活を描いた、癒し系の物語だと想像していました。
    ですが読み始めてすぐに、その予想は完全に裏切られます。
    いきなり主人公が余命宣告を受けるところから物語は始まり、抗がん剤治療の辛さから緩和ケアを選ぶというところから始まります。
    この時点で、生半可な気持ちでは読めない本だと強く感じました。

    本作は事実をもとにしたエッセイです。
    そのため、一見すると何気ない言葉にも、生きてきた時間の重みや死と向き合う切実さがにじみ出ていて、読むたびに胸にズシリと響いてきます。
    物語を楽しむというよりも、作者の想いや日々の感情を一つも取りこぼさないように、丁寧

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    2025年07月08日
  • プラナリア

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    表題作の「プラナリア」が一番印象的だった。
    小説として読むと主人公は若くして乳癌になった自分を拗らせてしまっている印象も受けるけど、現実で想像したらそりゃそうだよな、と納得。

    子どもの頃は体の不調=治るもの、一時的なもの だった。
    だけど年を重ねるにしたがって完全に治ることは無くうまく付き合っていくという不調に遭遇するようになって、自分の体との向き合い方が変わった。
    幸い大病をしていない私でさえそうなんだから、健康な体に対する喪失感ややり切れなさは計り知れないだろう。

    乳癌になった事は主人公の中ではまだ終わっていなくて、今もずっと続いていること、というのが心に残った。

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    2025年07月05日
  • シュガーレス・ラヴ

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    リアルな描写が多くて少しゾクッとする場面が多めだった。特に生理痛のとことか。それもまた山本さんの魅力でもあるけど!!各短編小説を読む前はこれとこの病気がどうやって関連するんだろうって思うけど綺麗にまとまってすごいです。スッキリ!って終わることもあれば、少しモヤって終わるものもあってそのいい塩梅で読みやすい。私はねむらぬテレフォンが好きだったなー

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    2025年07月04日
  • ばにらさま

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    2025/06/20
    どの話も毎回、途中でうわっとなる場面があった。人間って、怖くて、気持ち悪くて、ままならない生き物だなと。

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    2025年06月20日
  • 無人島のふたり―120日以上生きなくちゃ日記―(新潮文庫)

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    膵臓癌、突然の余命宣告を受けてからの闘病日記…日常生活の記録…と言った方がいいのか、コロナ禍で無人島に居るみたいだと感じる筆者。
    思い遣りの詰まった文章を読ませてもらった。

    するすると読み進められたのは筆者から読者への心配りが有ったのだと角田光代さんの解説を読んで納得。

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    2025年06月04日