山本文緒のレビュー一覧

  • プラナリア

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    2026. 27

    読みやすかった
    生きにくい人たちの話だった
    好みかと言われれば違った
    それは私がそこまで生きにくい人じゃないからか

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    2026年04月26日
  • そして私は一人になった

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    人生は本当にどうなるか分からないものだ。
    再婚生活を読み終わってから見る本書は希望に満ち溢れて、将来どうなるか分からない希望を感じ取れた。
    まさか将来、うつ病になり、がんで死んでしまうとは思いもしない。
    人生は儚く、一日を大事に噛み締めながら生きようと、改めて思った。

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    2026年04月20日
  • 恋愛中毒

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    多くの女性が他人に依存してしまう局面があると思うけど、こんな形になると怖いね
    物語序盤に誓ってたはずなのに人間は変わらないなーと思いました。終盤では狂気を感じました。

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    2026年04月19日
  • 自転しながら公転する(新潮文庫)

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    共感できないところもたくさんあるのに、これ私だ…とハッとする言葉がいくつか出てきて、よくある誰かの物語であり、私自身の物語でもあった。
    登場人物の心が綺麗すぎないのが、嫌なんだけど、分かる気がして、腹立つ。
    嫌だと思った設定が物語後半で効いてきて、なんだよこれ言わせるためかよ…となりつつ、そのセリフに心打たれてしまうのも、なんか腹立つ。笑

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    2026年04月17日
  • 自転しながら公転する(新潮文庫)

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    自転しながら公転した結果、主人公たちはどう変わっていたのか。
    変わった感情と変わらない価値観を自覚しながら、生きていく大変さと向き合おう。

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    2026年04月16日
  • 絶対泣かない

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    さらっと読める短編集。
    様々職業の人の、ちょっと何かしら訳ありなところ、心のおくにしまっている感情が描かれていて、悩んでいるのは私だけじゃないって思てくる。
    少しずつでも、読み進めることができる。
    わたしが好きなのは、
    体育教師
    銀行員
    秘書
    です。

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    2026年04月12日
  • 絶対泣かない

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    積読昇華。
    サラッと読めるので読書の余裕がない学生や社会人スタートの人にはおすすめできそうです。

    新装版が素敵でジャケ買いしたけれど、
    やはり1998年刊行ということもあり
    まだ女性が社会の第一線に進出していない時代を切り取っている印象です。
    まだ当時は看護師ではなく『看護婦』であり、
    営業職は男性の仕事、女性は『男性の補助』的扱いがスタンダード。
    その中で必死に自分の人生と社会への関わり方に向き合う女性を中心に描かれた作品。

    特に『天使をなめるな』の章では
    失恋するたびに髪を切るので顎の線より短いボブカットになる女性が登場するのだが、
    その"女性像"がなんというか古め

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    2026年04月07日
  • きっと君は泣く

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    ネタバレ

    自分が美人だという自覚がある椿は、年をとっていても隙がない刃物のような美しさの祖母が自慢でした。しかし、交通事故に遭い入院すると、祖母は変わってしまって —— 。

    椿のような子、昔いたなぁ。
    若さと美を自負していて“永久就職”が目的の子。
    なんだか昔の価値観だなぁと思っていたら、改版した本だったのですね。

    椿と対極にいるのが看護師の魚住です。
    美しくない自分の容姿を自覚しているからこそ、彼女は看護師という仕事を選び、周囲に惑わされることなく現実をみています。

    後半、椿が知らない事実が明かされます。
    読み始めの印象とは異なる展開に心が少し重くなりました。

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    2026年04月07日
  • 残されたつぶやき

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    隙間時間に読むのに丁度良かった。

    すごい売れっ子の作家さんの日常ってどうなんだろうと思ったけど、良い意味で普通にダメなところがあり、親近感を持った。「アホほど気が散る」はまさに自分のことかなと思った。
    また、著書の映像化に対する気持ちもなるほどなぁと思った。

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    2026年04月04日
  • みんないってしまう

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    不完全自殺マニュアルの星野君が激メロで、私も研究室の先生なら絶対こんな男の子好きになっちゃうよ〜という感じ。また、私自身が1人親で、母親が死んだら自殺しようと常々思っている私に深く深く刺さったエピソード。
    初めて山本文緒の作品読んだけど、彼女の生活から見えた情愛について丁寧に書かれており、よかった。死生観をもっと書き込んでほしかった、かも。

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    2026年04月03日
  • ばにらさま

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    何か、どこかしらに苦しみがあるんだよな。
    それもどこか身の覚えのある…。

    最後の話の「子供おばさん」に書かれていた
    ”何も成し遂げた実感のないまま、何もかも中途半端のまま、大人になりきれず、幼稚さと身勝手さが抜けることのないまま。確実に死ぬ日まで。”
    という言葉が、恐ろしいくらい現実を見せつけているようで。

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    2026年03月28日
  • ばにらさま

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    ネタバレ

    印象に残ったのは「ばにらさま」と「わたしは大丈夫」。特に後者の、妻と不倫相手の目線からの物語かと思ったら、実はかつての自分と今の自分の物語だったのが巧妙で面白いなと思った。

    「ばにらさま」
    白は何色にも染まる色。真っ白くて同じ鋳型でくり抜かれた「モデル」のような瑞稀は、よく読むと広志に自分の意見を全く言わない。「んー」が否定だってことにも広志が気づかなければ、瑞稀はずっと望まないデートをしていただろう。日記の中には綴られている本音を自分にはひとつも言ってくれないことが広志は悲しかっただけで、瑞稀のことは本気で想っていたんじゃないかと思う。でも瑞稀は、キラキラした外面を保つために貯金を切り崩し

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    2026年03月22日
  • ファースト・プライオリティー

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    山本文緒さんの作品は久々。
    一作あたりは短くさくさく進んでいくけど面白い。最近は連作短編集ばかり読んでいたので、こういった短編集は久々だった。

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    2026年03月06日
  • ブラック・ティー

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    短編集10話
    いろんなどうしようもない女たちの一コマを鮮やかに切り取ってみせてくれる。
    表題作、「寿」「ママ•ドント•クライ」が良かった。

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    2026年03月04日
  • 紙婚式

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    夫婦にまつわる短編集。いろんな夫婦がいると改めて思った。親子とは違って夫婦は離婚すれと簡単に縁が切れるんだな、その分危うい感情がもつれ合うのも当たり前か。親子だと血の繋がりのせいかどこか自分に通じるものを感じる。夫婦は愛情が冷めた時はどこへ向かうのか…
    著者が既に亡くなっていることを知り慌てて読んだけれど他の作品も読みたくなった、残念だ。

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    2026年02月12日
  • プラナリア

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    山本さんの描く女性は、リアルで好きになれなくてそこがとても良いです。その辺にいそうという意味ではなく、こういう状況から、こうなっていったというのがリアルに感じて、まるっきりこんな人はいないけど自分にもこういうところあるよなぁと思いながら読み終えました。

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    2026年02月11日
  • ばにらさま

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    ボタンのかけ違いみたいな分かりやすいやつじゃなくて、機微、本当に機微。私たちが見逃してしまうようなそれを掬い取り、丁寧に描写する作家さんだよな、と改めて感じた。

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    2026年02月10日
  • ばにらさま

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    ネタバレ

    お亡くなりになられたのか。知らなかった。この方の作品をもっと読みたかったな。
    生活と地続きというか、変に気取ってなくて心に入ってくるお話だった。
    バヨリン心中が好きだな。異国の香りが微かにする。

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    2026年02月08日
  • 無人島のふたり―120日以上生きなくちゃ日記―(新潮文庫)

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    著者の膵臓癌発覚からの日記。
    治療や体調の苦しみはあまり書かれていないが、やはり死を知っていて読むのは緊張した。
    他の著書を読んだことがないので、逆に救いだったかも。

    「上手く死ねますように」は、同感。

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    2026年02月08日
  • 無人島のふたり―120日以上生きなくちゃ日記―(新潮文庫)

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    68歳になる母親にすすめられて一読。

    これを書くことをお別れの挨拶とさせて下さい――。思いがけない大波にさらわれ、夫とふたりだけで無人島に流されてしまったかのように、ある日突然にがんと診断され、コロナ禍の自宅でふたりきりで過ごす闘病生活が始まった。58歳で余命宣告を受け、それでも書くことを手放さなかった作家が、最期まで綴っていた日記。

    余命宣告をうけるって、想像できないくらい怖い。抗がん剤の治療の辛さや、進んでいく病をどう受け止めるか、日記という形で死ぬ直前まで、書きつづけた作者をすごいなと思う。

    読み進めるうちに、どんどん弱っていくが、会いたい人に会い、食べたいものを食べ、最後まで悔い

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    2026年02月08日