山本文緒のレビュー一覧

  • プラナリア

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    どこかではないここ
    娘、息子に嫌われている?なめられている?母親の話


    囚われ人のジレンマ
    大学院生と付き合う浮気女(怖い父親持ち)の話
    プロポーズされるも、結婚に気が乗らない主人公

    あいあるあした
    居酒屋の店主の話。すみ江という無職で奔放な女と付き合っている。離婚した妻との間に娘がおり、髪を切る。
    後味も良くて、好きな話。

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    2026年01月23日
  • ファースト・プライオリティー

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    31歳の女性を描く短編集。
    いろいろと変化や壁にぶつかるタイミングを様々に描いている。面白い話もあれば、まったく理解できない話もある。ただ、最後には何か希望とかを見出しているのがよい。

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    2026年01月18日
  • 絶対泣かない

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    なぜ働いているのか
    わからなくなる時がある。

    家族からの印象?給料の良さ?

    そんな事よりも
    自分が本当にしたい仕事なのか

    もっと自分を理解して
    仕事に向き合っていかなければ
    いけないのだと思った。

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    2026年01月15日
  • 恋愛中毒

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    ネタバレ

    この筆者さんの作品が初めてで、
    恋愛中毒、というタイトルから、もっとポップな恋愛小説を想像していました。

    でも、予想が大きく裏切られ
    読み終わった後、正直かなり
    嫌な気持ちになりました。

    初めての男、夫、憧れの作家
    それぞれに対する依存がドロドロしていて、
    途中から
    読んでいて、痛いよやめときなよ
    という声がこぼれそうでした。
    ひりひりした。

    自分は恋愛に依存しない⁇タイプだと思っているので、主人公のことが理解できないと思っていたけど、物語後半で
    正しい愛し方とは⁇とわからなくなり混乱しました。自分の中にも、彼女のような愛し方が隠れているのかもしれません。

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    2026年01月13日
  • なぎさ

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    小説の舞台の久里浜が自分が住んでいる場所とわりと近いので知っている場所がリアルに描かれていて面白かった。好きになれないような人たちがたくさん出てきたがそれぞれ抱えてるものや感じてることが人間らしくもある。所さんの「生きていくということは、やり過ごすということ」という言葉がしっくりときた。

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    2026年01月11日
  • 絶対泣かない

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    体調不良でも読めるライトな文章
    10年前はちょうど男女平等がほっとな話題になり始めた頃だろうか
    働くことへのプライドがどのエピソードにも滲んでいてよい、誰かの杓子定規にはかるようなプライドではなく己の中で一本筋が通っているようなプライドの方。
    みんながキャリアアップを目指しているわけではないし、こういう教科書にない経験値を積むには自分にできることを毎日やり切る以外にないんだな。
    全体的にハッピーエンド気味すぎる感じがした、どこまでもいっても分かり合えねえなというシスターフッドもあっていいと思う

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    2026年01月11日
  • ファースト・プライオリティー

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    31通りの31歳のお話。
    来月32歳になるので、自らも31歳のうちに読みたい!と思って探していた本。

    感情移入できない主人公が多かったけど、いろんな人生があるな…と楽しく思いながら読みました。
    一番好きなのは嗜好品!
    年に一度だけのアムステルダムでの逢瀬とラストが好きだった。

    読み返したら好みが変わっていたりするのかな?
    とはいえ、私は自分が短篇小説より長篇が好きだと気が付いてしまったので、しばらくは読み返さないかも。

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    2026年01月08日
  • ばにらさま

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    決して非現実的ではないところに怖さを感じた。読んでてドキドキした。誰にでも当てはまるかもしれないことなのに、なにも押し付けられていない体験ができたことに感動。

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    2025年12月26日
  • ブルーもしくはブルー

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    ネタバレ

    自分と瓜二つな外見をしたもう1人の自分が送っている人生。自分があの時違う結婚相手を選んでいれば…という後悔が、もう1人の自分を羨んでそれが妬みに変わる心情は理解出来るような気がします。お金はあるが愛されていない冷え切った結婚生活か、束縛的に愛されていて暴力も振るわれる結婚生活か…。蒼子はもう1人の自分に出会って別の人生を体験出来たことで、視野が広がり今の不満だらけの生活を変えるために離婚に向けて動こうとする勇気が生まれたのかなと思いました。しかし一筋縄ではいかなさそうな雰囲気に後を引く怖さを感じます。

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    2025年12月22日
  • 絶対泣かない

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    女性達がしっかりと自分の意思を持って生きている姿が本当にかっこいい
    迷ったり傷ついたりしても、最後には自分で決めて前を向く彼女たちの姿が素晴らしかった

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    2025年12月18日
  • 無人島のふたり―120日以上生きなくちゃ日記―(新潮文庫)

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    この本には、言葉はいらない。読みながら思ったことをメモしていたのだが、どれもあまりに矮小で、消した。この本に書かれていることが、もうすべてだ。そしてまた角田光代さんによる「解説」という名の弔辞が、すべてを語ってくれている。これ以上の言葉は必要ない。

    角田さんと同じく、私も〈読むことがぜんぶ私の体験にな〉っていて、本書を手にしていない時でもその感覚が抜けず、気分が沈み、体調も悪くなってしまった。少し間をおいて気を取り直してから再開し、読み終えた今、山本文緒さんのご冥福をお祈りすることはもちろん、このことに関わった多くの方々への労いの気持ち、そして山本文緒さんを含めた全員への感謝の気持ちがあふれ

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    2025年12月13日
  • 絶対泣かない

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    タイトル買い。
    すごい勇気を与えてくれる一冊。

    ネガティブ思考で、
    人と比較して、
    皮肉な考えを持ってて、
    何が楽しいも無く、
    毎日仕事して、帰って寝て起きて仕事して、
    そんな自分にすごく刺さった。

    「私は私なりに、自分の信じた通りに生きていけばいい。」
    「仕事をする、ということは、遊びとは違うのだ。」
    「自分のことばかり喋っていて、彼の話を聞こうとしたことがあっただろうか。」
    そして、文緒さんのあとがき。
    些細なコトバが人に勇気を与えるんだなと、
    改めて感じたし、
    なんか頑張りすぎない程度に
    もうちょっと頑張ってみようかねと思える短編集だった。

    営業部員の『話を聞かせて』が一番グッと

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    2025年12月10日
  • 絶対泣かない

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    ネタバレ

    20年前の作品。
    が故に脱毛がすごく痛そうだしOLのお茶汲みが当たり前だしうーんあんまり刺さらなかったなあ

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    2025年12月08日
  • プラナリア

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    短編集だが、ストーリーの中の主人公はそれぞれ葛藤の中にいて苦しみや悩みを抱えているという点で共通している。
    登場人物には共感する事も多かったが、特に最初の主人公の態度には共感するものが多かった。
    自分の過去の苦しみを盾にして言い訳をして逃げようとする姿勢やある日突然やる気をなくして無気力状態に入ってしまうところなど、自分も生活しててあるなぁというリアルな人物像が描写されている。
    それぞれの短編はスッキリ終わる感じというよりも何かしこりのようなものが残る終わり方をする話の方が多く、その点も含めてリアルだと感じた。

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    2025年12月03日
  • 群青の夜の羽毛布

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    今で言う機能不全家族のお話。
    でも1995年に初版されていた様なので、その当時読んでたら自分の知識が足りなくてただのホラー小説としか感想が出てこなかった気がする。

    毒親の母を持つさとるは終始暗い印象で、彼氏といる時も不安定な状態。なんでまたこういう人にも彼氏ってできるんだろう?と思うけど、良い様に言えば『ちょっと危なっかしい支えたくなる人』に惹かれる人もいる。彼氏が献身的にさとるを支える反面、母親の支配的で且つ常に独善的な言動に押さえつけられ、自分の人生すらも決定出来ないさとるにモヤモヤする。そんな壊れた家族の中で帳尻合わせて家族も助けながら自由気ままに振る舞うみちるの存在がこの物語の印象を

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    2025年11月21日
  • ばにらさま

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    ネタバレ

    短編集だがひとつひとつ濃く読み応えがある。ただ、表題作の「ばにらさま」を含む4作品、あっと驚く仕掛けがある話が続いたため、途中から仕掛けが気になってしまい物語に集中しにくくなった。それでも読み進めていくと「20×20」と「子供おばさん」は面白かった。自分の感じ方がある事実を知ることにより変化したり、ひとつの出来事で自分の本音に気づいてゾッとしたり。それでもなお日常が続いていくところが生々しい。それが人生だよね。苦しさの中で小さな暖かさが沁みる。

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    2025年11月18日
  • 恋愛中毒

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    なかなか読ませる。恋愛ってこういう側面もあるよな。いろんな女が出てきてあんまり嫌な奴がいなくて、でも起こってることはまあまあ凄みがあって面白かった。

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    2025年11月13日
  • シュガーレス・ラヴ

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    病を患った人たちの短篇10篇。①都会で生きる若いきれいな女になるため、骨粗鬆症になった義娘。②アトピー性皮膚炎になったことで、夫に去られた女。③男ばかりの職場で働くことになって、トイレに行けず、便秘を患う元モデル。④突発性難聴に悩まされ、教え子に暴力を振るって免職になった元小学校教師。⑤テレビ局に勤める激務の彼からの電話を待つことによって、睡眠障害を発症した会社員。⑥PMSに悩まされ、無関係の人にスタンガンを向ける、会社の上司とセックスしまくるOL。⑦友人に見捨てられる不安から、アルコール依存になった女子高校生。⑧痩せてきれいになる努力をしたのに欲しいものを手に入れることができず、肥満でソープ

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    2025年11月11日
  • プラナリア

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    ネタバレ

    〜1周目〜
    2025.11.08
    人は他人から向けられた善意を嫌だと思うこともあって、きっと自分も他人に向けて同じようなことをしてしまっているのだと思う。
    だけどそれでも言葉で話したり、見たり聞いたり感じたり一緒に時を過ごすことの大事さを感じた。

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    2025年11月08日
  • あなたには帰る家がある

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    ハウスメーカーに勤める夫と妻、一歳の娘。中学教師の夫と、夫の両親、妻、小学生の息子二人。二つの家庭が、それぞれ出会う。モラハラ体質の中学教師は、二世帯住宅を建てるという名目でハウスメーカーの夫と知り合い、ハウスメーカーの妻は専業主婦に嫌気がさして働き始めた生保レディとして、中学教師を顧客として獲得しようとする。ハウスメーカーの夫と、中学教師の妻は、互いに惹かれ合い、不倫関係になる。ハウスメーカーの後輩の女が、その場面を目撃、妻に告げ口する。駆け引きだらけの大人たちの視点の中、中学教師の、非常に聡明な長男の視点が、ちょっとした救い。

    だけどその長男は、中学教師の子供ではない。別の男の子を宿した

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    2025年11月08日