山本文緒のレビュー一覧

  • チェリーブラッサム

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    is there means title 'cherry blossom'? as you know, i'm not pure ;-)

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    2014年07月06日
  • ファースト・プライオリティー

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    31歳女性の日常、揺れ動く気持ちなどを1篇あたり数ページで描く激短編集。山本さんらしい、すっきりしない日常が多数出てきてしみじみ。最後の小説、という1篇は恐らく自伝に近いんじゃないかな、売れ始めの小説家が旦那さんと離婚に至る話。しみじみ。

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    2014年07月02日
  • ブラック・ティー

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    大人はキレイごとばかりではありません。

    軽犯罪の短編集ってかんじかなー

    サクッと読めてドキッとして、ヒヤッとする。

    でも読み終わりはなんか軽い。


    病んでる時にジャケ買いするのはいつもこの人

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    2014年06月19日
  • 群青の夜の羽毛布

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    家族との関係の中で、自分の価値を見出せずに変わらない日々を過ごす24歳の女の子。母と子、女と男、周りと自分。様々な対比の中で存在する自分を見直す機会を与えてくれる本。気分が憂うつな時にはお勧めしないね。

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    2014年05月28日
  • そして私は一人になった

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    離婚後の独り、だけど穏やかな日々を淡々と綴った作家の日記。ホントに普通の女性、って感じの日記。この後鬱になって一切文章が書けなくなってお酒飲めなくなって再婚するらしい。直木賞までとった売れっ子作家の筆者なのに、でも不安感や焦燥感からは逃れられないというか、普通に悩み苦しむんだなあ。復帰した後に出した再婚日記、ってのもあるらしいので読まねば。

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    2014年05月20日
  • 日々是作文(ひびこれさくぶん)

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    5月に読書をする時間がなかったせいか
    読書欲が止まりません。

    山本文緒の小説って、
    どこか暗くて病んでる雰囲気があまり好きじゃなかった。
    それでもけっこう読んでいるのは、姉が好きだから。
    私の姉はけっこう読書家で、わりと趣味も合う。
    山本文緒も自分では買いたくないけど読みたい。
    この本は、今山本作品を読み直したら好きと思うかもしれない、
    と思わされる面白い人柄がにじみ出るエッセイ集。
    なんとうか…性格がキツい!全然いい人じゃない!
    だけど正しい感じが、巷に蔓延する「私ってばハッピーなの~」的
    うんざり女性エッセイ(あんま読んでないのに偏見だらけですみません。)とは違う、
    爽快感のようなも

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    2014年05月19日
  • ブラック・ティー

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    小さな罪というのは、
    ふとした瞬間にすごい重みを持ったりする。

    毎晩1人反省会をする人もいるけれど。

    1番気に入ったのは、ニワトリ。
    身にしみる。

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    2014年05月15日
  • きっと君は泣く

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    題名の意味が、最初に想像してたものと違いました。ある意味これがオチだったんだと。(言っておくけど、最後で主人公は泣かない)

    強いと思っていた。怖いものもなかった。これが自分だと誇れるつもりだった。優越感と背中合わせの虚無感に気付いて、最後にやっと本当の自分を知った主人公。

    解説が唯川恵さん!これがまたちょっと面白い。仲良い友達のことをちょっとかしこまって書いたらこんな感じになるよなぁって共感しました。

    なりたい自分になっても、それは必ずしも幸せではなかった。もしこのまま幸せになっていたら、あたしはずっと弱いままだったよ。

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    2014年05月11日
  • みんないってしまう

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    喪失がテーマの短編集。
    恐らく二回目。遠い過去に読んだはず。
    でもそれを忘れてしまうような、ごく日常を切り取ったどこにでもあるようなないような風景。
    何気ない描写が、面白い。

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    2014年03月30日
  • ブラック・ティー

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    誰しも一度は経験するような、小さな罪。
    決して憎めない、彼らの気持ちも分かる、物語り。
    作者のあとがきも良い。

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    2014年03月25日
  • アカペラ(新潮文庫)

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    短編3つ、それぞれ喪失の話のようだが後味は悪くない。
    というのも、そうはならないことを皆気づいているからだ。

    もはやオペラなんかないんだと著者はそう思っているのだろうか。

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    2014年03月16日
  • チェリーブラッサム

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    父親が仕事を辞めるところからはじまる。この事件をここまでひっぱるのかー とか ちょっと先が読める点もあるが少女が成長していく姿を描いた作品。読後はいい。

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    2014年02月22日
  • 群青の夜の羽毛布

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    歪んだ母子関係は、欧米では結構昔から取り上げられてきたように思います。
    しかも、『サイコ』や『キャリー』など、ホラーやサスペンスに絡められるほど、その恐ろしさや問題の根深さが捉えられている気がします。

    私が気が付かなかっただけかもしれませんが、日本でこの手のテーマが書かれるようになったのは、欧米に比べると、割と最近になってからのように感じられます。

    欧米では早くから、カウンセリングも普及し、家庭の問題を外に出そうという動きがあったからかもしれません。
    一方、日本では未だに、DVやその他、家庭の中の問題は外に出さない、という考えが、当事者や周辺の人にも残っているようです。

    アダルトチルドレ

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    2014年02月19日
  • ファースト・プライオリティー

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    それぞれの話は数分で読める短編集。
    分かる分かるっていう感じではないんだけど、妙に残る話が幾つか。
    その中で、飛び抜けてぐっときたのは「当事者」
    出てくる二人の男性の、さりげなく、真っ直ぐで、どっしりした
    人との“関わり方“にぐっとくる。

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    2014年01月25日
  • あなたには帰る家がある

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    教師である茄子田家と ハウジングメーカーに勤める佐藤家のお話。
    既婚者にはいろいろ共感するシーンもあったが、みなが自分本位。
    相手の立場になって考えたり、勝手に憶測だけで行動せず、言葉にすることも必要。話さないとわからないこともある。
    途中までは、先が気になって読み進めてきたが、最後が何だかしっくりこない。

    読者に1番伝えたかったことは何なのか?

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    2014年01月11日
  • ココナッツ

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    初の山本文緒さん。何気ない物語だけれど、ホッとする感じで展開を気にしつつも、すーっと読み切りました。年上の人に、憧れるよなぁ、うんうん。

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    2013年11月23日
  • 再婚生活 私のうつ闘病日記

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    好きな作家のひとりである、山本文緒さんの闘病記。
    旦那様の王子の献身的な看病というより、粘り強く闘病生活を歩んでいたことに対して立派のひとことです。これからも、ゆっくりと、小説を書き続けて欲しい。

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    2013年11月19日
  • そして私は一人になった

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    揺れ動く気持ちに共感でき、あっという間に読破しました。彼女はとても身近に感じられる作家さんだと思います。

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    2013年11月05日
  • 結婚願望

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    女性の結婚観について実体験にそって書かれたエッセイ集。
    「一人で生きていくには」という部分に焦点が置かれている。

    ・結婚したい程、好かれているという事実ほど、
     個人の存在を肯定するものはなかなか他にはみつからない。
    ・結婚を渋るのは責任をとるのが嫌なのではなく、責任をとる自信がないから。
    ・結婚とは、安定した安らぎを得るものであり、
     恋愛感情は月日を経る事に薄れていくもの。
    ・人が結婚したいと思うのは、「世界中の人が結婚しているから」
    ・酒さえ飲まなきゃいい人は、お酒を飲んだ時点でいい人ではない。
    ・結婚相手一人に全てを求めるのは、相手の重荷になる。
    ・「一生独身でもいい」「結婚を諦める

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    2013年07月14日
  • 結婚願望

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    どちらかというと一人で生きていくってことに対する覚悟って大切なんだよって
    ことが書かれている気がする。
    離婚して一人の時に書かれたものだから、この先一人で生きていくことに対する
    不安や覚悟が現れている感じ。
    でも、あとがきでこのあと再婚されたとあった。
    今、どうされているのかな?幸せていてくれたらいいなと、コバルトから
    親しんでいる読者としてはそう思う。

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    2013年05月12日