山本文緒のレビュー一覧

  • ココナッツ

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    ネタバレ

    可愛い話だった。中学生なのにお坊さんに恋するとはなかなか目が高いなと思った。
    そこまでシリアスでもなく、ミステリーでもない日常要素が強かったからスラスラ読めた!最後の方は実乃と永春に焦点を当てて書かれていたがハズムが不憫だなと感じた。実乃はハズムとの方がお似合いな気がする。

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    2024年08月11日
  • きっと君は泣く

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    1993年の作品

    自分の美貌だけが強みの女子、23歳、名前は椿
    自分によく似た祖母が名付けてくれた
    美しい方が強い
    単純明快な椿は、その生き方を貫いていた
    彼女の憧れは祖母だ
    その美貌で愛人として生き抜いてきた、と椿は信じていた
    父親は経営者でお小遣いにも困らない
    このまま、順風な人生を満喫するはずが
    祖母の骨折からの認知症
    父親の倒産からの寝たきり介助
    大好きな祖母の家と自宅の売却
    これまで女友達さえ作らず傲慢な生活をしてきた椿は、一挙に生活全てに困窮する
    加えて祖母と父親の人生の真実
    肉体関係のある男友達の病気
    それまでの罪と罰が押し寄せる
    でもね、椿は自分で立ち上がるんだろうねえ
    呆れ

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    2024年07月15日
  • 結婚願望

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    あっという間に読めた。共感できるけど、やっぱりさすが人生経験を積んだ人の貫禄も感じる。思い切りがいい。

    “仕方ないと、私も苦く笑うことにする。”
    短い文章に力があって、心にすとんと落ちる。

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    2024年06月27日
  • ブルーもしくはブルー

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    「君の顔では泣けない」
    の瀧井朝世さんの解説に
    君嶋さんが小説を書き始めるきっかけの本と紹介されていた
    先日、ひまわり師匠が読書していると時折思ってみない繋がりがあるとかなんとかそんな事を書いていたと思うけど
    ほんとそういう偶然だか必然って時々ありますよね
    私もつい最近「ブルーもしくはブルー」を読んでいたんです♪解説読んでて ほおってなりました

    1992年出版で30年前の作品
    読み始めて山本文緒さんとしては思い切った設定に驚き
    タイムトラベルでなく 並行世界でもなく 自分が決めた結婚相手が違った場合の ドッペルゲンガー的if
    自分の今に満足するかは、自分次第ということか
    相手の男性達に当然否

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    2024年06月17日
  • きっと君は泣く

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    美しい祖母と、それほどでもない母のもと、美しく生まれた椿は、幼少の頃からその美貌を武器に生きてきた。イベントなどのコンパニオンを行いながら、美しさを武器に男に貢がせて、悪くない生活を送っていたが、ある日、一番の理解者であった祖母が怪我で入院し、それをきっかけにすべてが崩壊を始める。

    気性の激しい、友人の少ない主人公が美しさを武器にバッサバッサと周りを切っていく冒頭部分に、作者の視点はそのへんに置かれているのかという、よくある価値観の基準に迷うタイプの小説である。

    展開を書くとネタバレとされると、何を描いてもネタバレになるわけだが、祖母が怪我をきっかけに認知症になり、父が破産、仕事を失い…と

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    2024年06月05日
  • パイナップルの彼方

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    すごく悪い人じゃないけど、なんというか、ちょっとイライラっとする人が複数出てくる笑
    地味にリアルな感じが山本文緒さんらしい。

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    2024年05月27日
  • シュガーレス・ラヴ

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    別の小説の巻末の広告欄から探して手に取った。

    病気に悩む女性をテーマにした短編集。各話の最後は、少し向きが変わりそうなところで終わるのだけれども、自分が交わったことのないタイプの人たちもいて引き込まれながら一気によんだ。

    短編なのもあって、思い悩む場面は短くさくさく軽く読める。

    この手の話、アルコール依存症は苦手。

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    2024年05月23日
  • 紙婚式

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    結婚に関する短編集。家族という枠組みの中で唯一血の繋がらない夫婦だからこその気持ちのすれ違いだったり、不思議な関係性を繊細に描いてて上手いなと思った。ゾワっとするような話もあったが、妻か夫どちらかの目線でしか描かれていないので、違う目線から見ればまた違った解釈が出来そうで面白い。

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    2024年05月21日
  • 日々是作文(ひびこれさくぶん)

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    いろんな媒体に掲載されたエッセイ集なので
    対象媒体によって文体の温度感が違う。

    なのでアップダウンは激しめ。

    人の葛藤を知る由がないので
    赤裸々な本書は興味深い。

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    2024年05月20日
  • かなえられない恋のために

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     すっかりハマってしまった山本文緒さん。エッセイにも着手。美容院ジプシーという表現にクスリ。美容院選びって本当に難しい。スキルと価格設定に加えて利便性、予約取りやすさ、さらに美容師さんとの相性まで考えなきゃいけないのでなかなかピッタリの店には出会えないのに職業のことまでプラスされるなんて。一応恋愛エッセイなので、もっと恋愛ど真ん中の時期に読みたかった。イチャイチャカップルは最近見ないなぁと思ったが、考えてみるときっと視界に入ってはいるのだろうが自分が見ていないだけなんだろうな。

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    2024年05月18日
  • ブルーもしくはブルー

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    もう一人の自分が、過去に自分が選択しなかった方の人生を生きていた、そして自分ともう一人の自分が期間限定で入れ替わって生活してみる、と言う設定がまず面白くて、内容も期待を裏切らないストーリー展開であっという間に読めた。

    エンターテイメントを期待していた自分としては、もう少し入れ替わり期間中の様子、ハプニング、ドタバタ展開などがあったら良かったなぁと思ってしまった。
    どちらかと言うと、しっかりとしたメッセージ性のある社会派小説といった感じかな。

    人生に満足感を見出せるかどうかは気持ちの問題、隣の芝は青い、的なことなのかなとも感じだけど、解説を読むに、社会での女性の在り方など、社会的もしくは時代

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    2024年05月03日
  • ブルーもしくはブルー

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    蒼子が入れ替わるまでは、あまり面白味を感じなかったけど、入れ替わってからはハラハラする展開で、結末も気になり一気読み。
    身勝手でヒステリックな蒼子Aにかなりイラついた。
    あの時あっちを選んでいれば‥も結局は、
    隣の芝生は青く見えるというだけ。

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    2024年04月22日
  • 残されたつぶやき

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    『無人島のふたり』『自転しながら公転する』を読んで以来、山本文緒さんのエッセイを色々読んでいます。
    こちらは2008年から21年の13年間にSNSでつぶやかれた日記などをまとめたもの

    うつ病で入院後、復帰してからのことなどが綴られています

    山本文緒さんの人となりが感じられる1冊でした

    以下心に残った言葉

    まだうつが治りかけの頃に一番ぞっとしたのは、うつは再発するということが多いという都市伝説です(いや伝説ではなく本当らしい)。
    でも生きていればストレスはあるのが当たり前なので、ストレスを失くすというよりは、受けたダメージに敏感になろうとその時心底思いました。
    私は気を付けてあげないとす

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    2024年04月03日
  • みんないってしまう

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    再読。
    弱さを抱えた作品ばかりだと感じた。
    読むと心のどこかがひりひりする。
    好き嫌いは別として、そんな作品ばかりだった。
    だから、この本を捨てられなかったのだ。


    2001.10.6
    みんな弱いな、と思う。ここに出てくる人たちはみんなとても弱くて、私はとても共感する。くっきりとしっかりと明確に切り取った小説だと思う。一人一人の気持ちが、じんと伝わってきた。

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    2024年04月18日
  • ファースト・プライオリティー

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     31歳の男女が最優先するもの・ことについての超短編集。世界に入りかけた段階で終わるので、個人的には短すぎる短編集は好きではない。新聞で読むのに丁度良さそう。ひとり旅や銭湯通い、カラオケ、車で生活する女性の話などが興味深い。そんな趣味があってもいいかも。ざらっとした終わり方の話が多いのは山本さんらしい。もう少し普通の考え方をする主人公がいてほしい。

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    2024年03月20日
  • パイナップルの彼方

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    逃げることの愚かさと大切さを痛いくらい思い知らせてくれる1冊。
    逃げてもいいんだよ!というメッセージの本が多い中で、逃げなかった人の目線から物事が描かれている。
    携帯が出て来ない5年くらい前の作品かな?と思いきや、約30年前の作品。世の中もだけど、自分もアップデートされているようでされていないんだなあと思い知らされた1冊だった。



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    2024年03月12日
  • 残されたつぶやき

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    「再婚生活」「無人島のふたり」に続いてこの作品を読んだ。

    この中では、前の夫のことも少し書かれていた。

    断食道場へ行ったことも、ピアノを習ったことも書いてあり、思ったことを行動にすることがすごいなぁと思った。

    もっと読みたかったなぁ…。
    山本さんの日記やつぶやき。

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    2024年03月07日
  • 紙婚式

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    生々しい結婚と男・女の色々。端から見るのと実情はいつだって違う。一緒に暮らす、ということも、籍を共にする、ということも。
    8作の短編集だったけど、それぞれの続きが気になる…。それでも続けるなんて、私には出来ない。私は、ね。

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    2024年03月01日
  • アカペラ(新潮文庫)

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    3編あって、3編目の最後の一文が印象に残った。
    どんな生き方も人生も否定しない、変えようとしない、そのままを受け止めている感じがした。その上で自分がどう関わっていくかが伝わってきてよかった。

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    2024年02月22日
  • 再婚生活 私のうつ闘病日記

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    ドラマ「自転しながら公転する」を観て、山本文緒さんの作品を読んでみようと思った。
    そして、山本文緒さんはお亡くなりになられていることと、著書「無人島のふたり」を知った。
    「無人島のふたり」を読む前に、まずはこちらのエッセイ?というか日記?を…。

    うつ病の大変さを知った。
    本人も辛そうだけど、「王子」と呼ばれるご主人や周りの人たちの支えがあったことで救われる。

    精神科医の方の解説の最後に書かれていた。
    自分を大切にしつつ、周囲の人をも大切にするというバランスの取れた生活が、幸せの条件だと…。

    それと、山本文緒さんが書かれていましたが、食生活に気をつけることとお酒やタバコ(私は喫煙者ではない

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    2024年02月21日