山本文緒のレビュー一覧

  • シュガーレス・ラヴ

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    どの物語の主人公も病気とは別に拗らせている部分や恋愛に重心を置きすぎたり性に奔放な所がある。振り切れているわけでもなくそれを楽しむこともない中途半端で生々しい感じが時々鬱陶しく感じる。とくに最初の2つの短編には強く感じた。

    男性も下品で攻撃的な人が多く出てくる。のめり込まず適度な距離感で読まないと嫌な気持ちに浸ってしまう。でも著者の作品はどれも読みやすくて一気に読める。

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    2023年02月26日
  • 眠れるラプンツェル

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    同じマンションに住む28歳専業主婦と13歳男子中学生のラブストーリー。
    前者を汐美、後者をルフィオ(汐美が名付けた)という。
    最初は、子なし専業主婦で閉鎖的、
    旦那も帰ってこない、その孤独や寂しさをルフィオで埋めていたのではないかと思ったが、終盤で本気の恋に落ちていたことがわかった。

    汐美の夫は超激務で高収入のCMディレクター。
    汐美の住むマンションにはほぼ返ってこない。
    生活費は月15万振り込まれ、自由で何不自由ないけど閉鎖的で退屈な日々を送る。そこで隣人の息子であるルフィオに恋をする。ある日から彼は気分で汐美の部屋に遊びに来るようになり、ファミコンをしたり、汐美の愛猫タビと戯れたり、ご飯

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    2023年02月16日
  • アカペラ(新潮文庫)

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    短編集。

    親が当てにならず祖父が大好きなタマコは祖父と駆け落ちをする話。

    ダメ男が20年ぶりに帰省して、改めて自分のダメさに気づく話。

    最後に何が解決するでもない感じがリアルさを感じる。

    最後は病気の弟の面倒を見る姉と弟の恋人の話。最後にちょっと意外な展開がある。

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    2024年08月12日
  • 落花流水

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    ささっと読めてしまった。
    そんなに簡単に家族を置いて逃げてしまえるものなのか、全然共感できなかった...。家族内の恋愛が多すぎてちょっと気持ち悪かった。

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    2023年01月24日
  • 眠れるラプンツェル

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    働かなくても生活できて、自由な時間とお金、煩わしい人付き合いもしなくていい。羨ましい生活のような気もするけれど…
    やっぱりそれじゃ何か足りない。20代の女性がこんな生活してたら恋もしたくなるよね。せめてルフィオが13歳じゃなかったら…
    塔を飛び出した汐美が自分の力で幸せが掴めますように。

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    2023年01月07日
  • そして私は一人になった

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    書くという仕事はとても大変な精神力や忍耐力もいる仕事だと思うが、著者さんはキツイながらも快適そうに書かれていた

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    2023年01月04日
  • 再婚生活 私のうつ闘病日記

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    日記の量が半端なく、また中身も薄くないので3日くらいで休み休み読んだ。黒い体が黒い気持ちを生むっていうのが刺さった。

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    2023年01月04日
  • みんないってしまう

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    ネタバレ

    表面張力
    「のら人間っているのかな?」との息子の問いかけに、見に行く?と言い、ホームレスをみせる場面には衝撃を受けた。

    タイトル通りの、みんないってしまうがすべての作品で表されている。永遠と思えたものでも、永遠というものはないというラストになる。
    あっやってしまった、そんな気持ちが、きっとどれか一つくらいは当てはまりそうで。
    「これってありえなくない?!」ではなく、他人の私生活を覗き見した気分になる。
    主人公のほとんどが、ちょっと貧乏臭く、全体的に、内容が暗い、それも現実的。

    好きなヒトのゴミを盗む女性。
    小柄な喫茶店の店員少女に密かな恋心を抱く、中年男性。
    山ほどの洋服があるのに着ていく

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    2022年12月20日
  • アカペラ(新潮文庫)

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    最初のアカペラは、10代の女の子が話してる感じでなんかモヤモヤ読み辛かった。内容も、、最後はほっとしたけどやっぱりモヤッとする。

    あとの二つも中編小説でさらっと読めたけど、好みじゃなかった。

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    2022年12月02日
  • なぎさ

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    全体的に普通な感じの小説であまり印象に残らなかった。とくに結末は話の途中で終わってしまった感じだった。

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    2022年11月14日
  • 残されたつぶやき

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    残されたつぶやきってタイトルの通り。ミクシィデビューから始まりFacebookやTwitterインスタ、noteとあらゆる媒体でSNSを楽しんでらしたんだなーと。ミクシィが時代過ぎて。あの頃のSNSって楽しかったな、日記私も書いてた。プラダフォンめっちゃ気になる笑。
    最後の受賞の言葉がグッときた。まだ自転公転読んでないので読もうと思いました。
    山本文緒さん、さくらちゃんとお父さんと元気で健やかにあちらで暮らしてくださいね

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    2022年10月18日
  • 眠れるラプンツェル

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    山本文緒の描く女性はいつもどこか不安定。
    その中にほんの少し自分と重なる部分があったりもする。
    きっとそんな人は多いのかもしれない。
    不安定なのに、料理をササッと作ってふるまうのはスゴイ。

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    2022年10月18日
  • アカペラ(新潮文庫)

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    初めて読む山本文緒さんの作品、設定には色々と驚いたが、読みやすい文章で短編のような物足りなさはなく、長編のように時間もかからず程よく満足出来る中編小説。
    ネロリの最後の2行に書かれている言葉がとても印象的で3つの小説にでてくる人たちのように、キラキラしたこともなく未来に希望を持てずに暮らしている多くの人たちに小さな光を照らしてくれるような作品だった。
    山本さんが遺された作品をもっと読んでみようと思う。

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    2022年10月12日
  • 群青の夜の羽毛布

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    歪んだ家族の形を描いた一冊。厳しすぎる母と娘の重く暗い話しではあるものの、不思議と嫌な感じはしなかった。どこかが少しずつ違っていたら、幸せな家族になったのではないかとも思う。

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    2022年09月29日
  • ひとり上手な結婚

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    ネタバレ

    まだ新婚だったころのいとうりささんとまだ東京に暮らしていたころの山本文緒さんが結婚にまつわるお悩みにこたえる形で紡がれる書籍。
    笑える。
    なるほどあなたの家はそうなのね。くらいのテンションで読まないと基本的には参考にならないところが良いのです(笑)

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    2022年09月28日
  • カウントダウン

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     著者の初期のころの青春小説が装いも新たに登場。漫才師になることを夢見た高校二年生の男子の成長を描く。
     すべてがこの生徒の視点で描かれてり、全体的に読みやすい印象を受ける。いろいろなものに触れ、ぶつかり成長してく姿がコミカルに描かれており、心地よい作品である。

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    2022年09月24日
  • ファースト・プライオリティー

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    色んな31歳の女性が主人公になってる短編集。
    自分も近い歳なので気になった。

    どの話を読んでも「わかるわー」と思える"ファースト·プライオリティー(最優先事項)"。
    共感は出来ても、私自身にそんなにこだわりがないことに途中で気がついた(悲 笑

    ハッピーエンドがほとんどなく、仕事が忙しい時期に読んでいたので少し疲れてしまった。
    逆に1話1話がサクサクっと読めて、忙しい中でも毎日読み進められるのは良かった!
    すごく読みやすい。

    個人的には【燗】が1番好き。単に自分も酒好きだからか…!?笑
    他にも【車】【旅】【銭湯】とかも良かったなあ…

    こうやって振り返ってみると、私自身

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    2022年08月30日
  • 群青の夜の羽毛布

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    厳しすぎる親子関係はどこかしらにリアリティを感じる部分があって下手なホラーより怖い。
    最後の各登場人物の心情の対比がとても印象的。

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    2022年07月24日
  • なぎさ

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    救いようのないくらい苦しく辛い話だったけど読後が不思議と爽やかで、希望すら感じる。悲しいことばかりだけど前を向こうという感じがどうにもリアルで頭が下がります。

    川崎くんもすみれも好きになれず。
    冬乃にも特別魅力を感じてなかったはずなのに、グダグダの川崎くんや残酷なすみれにも優しい手を差し伸べられるようになった冬乃の強さにじんときた。

    両親とのこともう少し早めに書いてくれてた方が自分は冬乃に感情移入できたかも。

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    2022年07月03日
  • みんないってしまう

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    みんないってしまう…なんかこの言葉が凄く寂しい響きに感じますね、置いてかれ感みたいな印象があるし共感する箇所もあるのだけれど、いく側にも自分がなってる箇所もあると思うし、いく側の割合が多いと、みんないってしまう…と思う機会も減ると思う。
    読後、改めてアタシはどっち? と考えると『いく側』だと思うナ

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    2022年06月21日