山本文緒のレビュー一覧

  • ファースト・プライオリティー

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    31歳の女は色々ある。
    ほぼ同い年で楽しく読ませていただきました。
    少しずつ切り取っていった感じなので、それぞれの主人公の未来が良くあればいいなと思う。
    色んな人生があるけれど自分らしい日々をおくりたいと思う。

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    2021年02月22日
  • 紙婚式

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    夫婦に限らずだけど、”自分以外”は他人だから価値観も考え方も何もかも違うのは当たり前。
    血縁のある家族でさえ、何を考えているかなんて言葉にしないと分からないのだから、育ってきた環境も何もかも違う他人なら理解できないことがあっても仕方ない。

    しっかり話し合って、考えを言葉にして伝えて、譲り合い、ときにはぶつかり合って、一緒にいる努力をお互いにしていかなければ夫婦という紙1枚の関係なんて呆気なく崩れてしまう。
    結婚とは、夫婦とは、なんなんだろうなぁ、と考えさせられ本でした。

    読みやすいし面白かったです!

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    2021年01月18日
  • 群青の夜の羽毛布

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    ネタバレ

    ゆがんだ家庭の事情を赤裸々に描いたお話。

    長く一緒に暮らしている家族ならそこでのルールみたいなものは自然と出来てくる。
    家族各々はその狭い世界のなかで生きなければならない。
    抜け出したくても、なかなかできない。
    家族間のルールに縛られると嫌なことなのかいいことなのか、その判別までもが難しくなる。

    娘二人の家庭に母親が女帝になり、彼女の独裁ぶりに父親を含め娘の恋人までが、翻弄されていく。

    ここまではよくあると思うのだが、母親が娘の恋人を寝取るというのは、ちょっとわからない。
    娘を含めた周囲の者達を独占したいのであれば、そんなことはしないのでは?

    この母親が何を目指しているのかが、さっぱり

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    2021年01月09日
  • なぎさ

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    冬乃の本質的な強さを徐々に引き出して行くストーリー展開が、面白く感じた。
    妻として、姉として、カフェを営むものとして、そして、娘として対峙する冬乃の成長が、どこか励みになる。
    もう一人の語り手、川崎君なりの決意もあと味は良かった。

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    2021年01月02日
  • アカペラ(新潮文庫)

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    アカペラ
    山本文緒さん。

    短編集。

    とても良いところで、終わる。
    続きが気になる。

    もう少し読みたい!!という感じが、
    良いのだろうか。

    おもしろかった。

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    2020年10月19日
  • ココナッツ

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     「チェリーブラッサム」の続編。本作も前作同様、便利屋を始めた父のもとに舞い込んできた依頼がきっかけとなり事件に巻き込まれていく。
     前作よりも主人公「実乃」が危機にさらされることもあり、緊迫度はやや高め。前作同様、少女小説がベースになっているので、淡い恋の行方など、青春の1ページと言えるような設定がふんだんに盛り込まれている。
     内容がやや簡単なので、大人が読むと物足りなく感じるかもしれないが、その分気軽な気持ちで読むことができ、話もテンポよく進むので、あっという間に読み切れてしまう。重たい内容ではないので、やや難しい小説の合間に読むちょっとした清涼剤といった雰囲気がある。

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    2020年09月22日
  • チェリーブラッサム

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     中学2年生の少女「実乃」を主人公にした少女小説。ただの成長物語かと思っていたのだが、本編はミステリー仕立てになっているので、タイトルなどから想像していたものと違い、意外な印象を受けた。
     突如として仕事を辞め、便利屋を始めた父に舞い込んできた依頼から今回の事件はスタートする。ただ、あくまで少女小説なので、複雑なトリックなどは一切なし。主人公やその家族、友人などの揺れ動く心を存分に味わえて、更にちょっぴりミステリーの要素が盛り込まれた、気軽に読めてスッキリする作品。

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    2020年09月21日
  • 紙婚式

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    いろんな結婚の形の話。みんな気づかないふりをしていて先延ばしにしたり、自分には関係ないと思ったり、心で言い訳をしたり、とても人間らしくて。ほんとにこんなことありふれているんだろうなと思う。自分に正直に、でも人には優しくできるように生きたいものです。

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    2020年09月17日
  • 紙婚式

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    女の人の短編集。普通の女性のはずなのに読み進めると少しづれていることがわかる。哀しい思いで恋をしている話

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    2020年08月18日
  • みんないってしまう

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    ドーナツリングの話がすごく良かった。
    何かを得ると何かを失ってしまう、そしてその失った何かを何であったかさえ人は忘れていってしまうのよね、、悲しい、喪失。だけどそれがこの世の摂理であって現実なのだなあと思わされる作品

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    2020年04月20日
  • ココナッツ

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    前作『チェリーブラッサム』と比べると、恋愛小説の要素が強くなったな、と感じます。
    主人公の実乃も精神的に大きく成長していて、すっかり「子ども」ではなくなっている印象です。幼なじみのハズムや、憧れの永春さんといった、周囲の男子との関係も少しずつ変化し、自分の心と向き合っていくこと・周囲との折り合いをつけてゆくことの難しさと大切さを感じさせてくれる物語でした。

    ヒョウスケお便利商会にもちこまれる依頼や、そこからはじまる事件の背景などについては、ミステリ小説ではないので作り込みは甘い部分も否めませんが、それを気にさせることのない、主人公の心情を豊かに描いた作品だと思います。
    シリーズはこの2巻目で

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    2019年10月31日
  • あなたには帰る家がある

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    登場人物がみんな自分勝手だと感じた。
    でも仕事や家族を抱えると自己主張もあって仕方ないのかな。
    終わり方がイマイチだった。

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    2019年06月26日
  • かなえられない恋のために

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    ネタバレ

    この本は“過去に二回出版されたことがあり、それを今回大幅に改稿し、新たに加筆したもの”らしい。
    一番最初の刊行としては1993年であり、この角川文庫が出版されたのが2009年。
    山本文緒さんは31歳→46歳へ。
    15年の月日が流れ、色々となおされているようなので、“荒っぽい”本書も読んでみたくなった。
    というのもあとがきを読む限り、46歳の山本さんが書かれたところに比べると加筆訂正されてはいるものの昔書かれたところの方がいきいきしている気がしたので。若干柔らかくなられたところもあるのかな、と。
    色んな見方をできるようになって直線的にこれはいい、だめ、と打ち立てることをしなくなっただけかもしれな

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    2019年04月18日
  • あなたには帰る家がある

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    ネタバレ

    ドラマと違うんだな。

    1つ言えるのは、佐藤家・茄子田家の誰にも共感できない、好感を持てない。むむむ。

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    2018年07月10日
  • あなたには帰る家がある

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    男性目線で読んでいくと、
    男性達の心理は共感でき、
    女性達の心理はそう来るかぁ〜と勉強になりました。

    2組の夫婦だけでなく、祖父母、子供たち、仕事仲間など、皆んなが色々と抱えていて途中から混乱してきて、終盤の修羅場でドカーンとなる感じがドキドキハラハラの連続でした。

    スッキリはしない終わり方だったが楽しめました。

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    2018年06月17日
  • みんないってしまう

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    突如「みんないってしまう」というタイトルが頭にこびりついて離れなくなり早急に読みきった一冊。
    手をすり抜けていく風のようなこのタイトル好き。留めておけるものなんてない。変わらないものなんてない。無力にも、みんないってしまう。

    20ページにも満たないストーリーが12編。
    主人公はギリギリの状態で日々をやり過ごしているような人物たちだ。何かの拍子に突き落とされて始めて、自分が立っていた場所が崖っぷちだったことを知ったような。
    むろん良いラストなはずはなく、苦みが残るものが多い。けれど自分の立ち位置を知り、本当の自分をみつけるというのは喪失と相反する貴重な何かだ。この短編集をよんで私はその瞬間に立

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    2018年03月09日
  • 結婚願望

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    概ね面白く読めました。
    みんな結婚する、とか独身の人はまだまだ少ない、とかちょっと時代を感じる部分はありました。
    書かれてから十数年経っているけれど、その十数年でさらに結婚観も変わったものだなぁ。
    タイトルからはメラメラとした結婚にたいする強い執着を感じましたが、内容はわりと真っ当な意見が多かった。
    そして「もう結婚はしない」とこの先独身であることを強く決めた作者が、その後わりとすぐに結婚したと知って驚く。
    人生なにがあるかわからないなぁ。

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    2017年08月18日
  • 落花流水

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    血は争えないというお話なのだろうか。
    途中までは展開が読めずにハラハラドキドキしていたが

    家庭や夫、子どもを顧みずに家を飛び出してしまう母そして娘。本人たちに罪悪感がなくて奔放すぎる姿にあきれてしまった。最後もグタグタのまま終わって。

    残された人たちが悲しすぎて
    辛すぎて。理不尽さが頭の中でずっと渦巻いていたお話だった。

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    2017年02月17日
  • かなえられない恋のために

    購入済み

    個人的な感想

    山本文緒の本は10代の頃に読み漁った記憶があります。その頃はまだ「いい人」が主人公の小説が当たり前だと思っていた時代に、人間の、よじれた後ろ向きな感情を丁寧に描写している山本文緒の文章に衝撃を受けました。本編は、そんな、人間の闇を描くのが上手な作家の、良い意味でひねくれたエッセイ集です。「そうくるかー」といった意表を突かれる表現や、「うんうん分かる分かる」と共感する気持ちになりました。題名から予想するよりは、恋愛の話は少なかったかな。。

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    2016年11月12日
  • ひとり上手な結婚

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    結婚、に関するお悩み相談室。

    自由気ままに一人で生きてきたら、途中で二人に。
    それ以上になる場合も当然あるわけで…。
    そして思い通りにならない事が増えていくわけで。

    お金の使い方から、家族としてのありよう。
    温度調節などなど、悩みは大量です。
    一番恐ろしいのは、相手の家族、です。
    こればっかりは…付属品なので選べませんし。

    なるほど、と思うものも、そうなのか、と思うものも。
    冷蔵庫の大きさは、そうか、という感じですが。
    とはいえ、毎度買いに走ったりするのは面倒です。
    丁度いい量、はどこにあるのでしょう?

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    2016年09月04日