山本文緒のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
37歳バツイチ、1人暮らしの独女エッセイ。
結婚は「したい」「すべき」という立場で、
「した方がよく」て「生きやすい」ことが主軸に書かれている。
随所に書かれている通り非常に結婚願望が強い人だと思う。
しかしながら結婚がもたらすメリット、独身でいることのデメリットについての記述はとても現実的でドライ。
独身主義なんてほとんどいない(本質的には存在しないとまで思ってそう)、という思い切った意見なので、
選択非婚の人は反発が強そうだけど、
でもなんだかんだとこういう意見の方が優勢かもなあ、と思う。
そしてこういう結婚礼賛的な内容に反感を覚える人は、
本当の意味で「独身を選ん -
Posted by ブクログ
少し期待し過ぎたか。
『恋愛中毒』の時ほどの怖さは感じなかった。十分悲劇的でありながら、嘘っぽくもないのに。
心の動きが表に出過ぎたキャラ構成だったからだろうか?
それでも、ともすれば、二時間の薄っぺらなサスペンスドラマにさえ、使われそうなシナリオが、決して品位を失わずにいるのは、作者の力量なのかもしれない。
家族のあり方は一様でなく、お手本は存在しない。今ひとつといところを常に抱え、お互いを信じて諦めず、ある努力を続けて行くことの上に成り立つ。バランスが崩れた時に、ありったけの力をつぎ込まないと、傾き続ける。
最初はちょっとしたかけ違いだ。それが、タイミングや怠慢で、みるみる溝が広がる。そん -
Posted by ブクログ
ネタバレ『いやなものはいや』で古い友人に対して『もう電話しないでくれる?』と言った山本さんがすごく羨ましく思えた。
私は人を誘うばかりで誘われるという事がほとんど無く、時々誘ってもらえると舞い上がってはい、よろこんで!と返事してしまう。例え相手が苦手だと意識している人であってもだ。
そして返事した後に少し後悔し、いざ会ってみると様々な毒をぶつけられて会うんじゃなかったと大いに後悔する。
気持ちを切り替えようにも会うと返事してしまった自分が悪いと思ってスムーズに切り替えができない。
『だから私はなるべく気が進まないことはやらないようにしている。厭なことは厭だというのが、他人や自分に対する礼儀のような -
Posted by ブクログ
山本文緒さんって、デビューは少女小説家だったんですね!
で、これはもともと『アイドルをねらえ!』というタイトルでコバルト文庫から出ていたものを改題、加筆修正したものだそうです。
それを知らずに手にとって読み始めたので、「え?これ、本当に山本文緒?」って、びっくりしてしまいました。
どんなお話かというと・・・中学二年生の実乃が父親が営む「便利屋」の仕事を手伝って、ちょっとした事件に巻き込まれて・・・
少女小説らしく、そこにはもちろん、実乃が思いを寄せる男子や実乃を好きな男子の存在もあり・・・
まあ、甘酸っぱい感じで、懐かしい感じはしました。でも、やはり、これは少女向け、ですね。アラサーには厳し