山本文緒のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
5月に読書をする時間がなかったせいか
読書欲が止まりません。
山本文緒の小説って、
どこか暗くて病んでる雰囲気があまり好きじゃなかった。
それでもけっこう読んでいるのは、姉が好きだから。
私の姉はけっこう読書家で、わりと趣味も合う。
山本文緒も自分では買いたくないけど読みたい。
この本は、今山本作品を読み直したら好きと思うかもしれない、
と思わされる面白い人柄がにじみ出るエッセイ集。
なんとうか…性格がキツい!全然いい人じゃない!
だけど正しい感じが、巷に蔓延する「私ってばハッピーなの~」的
うんざり女性エッセイ(あんま読んでないのに偏見だらけですみません。)とは違う、
爽快感のようなも -
Posted by ブクログ
女性の結婚観について実体験にそって書かれたエッセイ集。
「一人で生きていくには」という部分に焦点が置かれている。
・結婚したい程、好かれているという事実ほど、
個人の存在を肯定するものはなかなか他にはみつからない。
・結婚を渋るのは責任をとるのが嫌なのではなく、責任をとる自信がないから。
・結婚とは、安定した安らぎを得るものであり、
恋愛感情は月日を経る事に薄れていくもの。
・人が結婚したいと思うのは、「世界中の人が結婚しているから」
・酒さえ飲まなきゃいい人は、お酒を飲んだ時点でいい人ではない。
・結婚相手一人に全てを求めるのは、相手の重荷になる。
・「一生独身でもいい」「結婚を諦める -
Posted by ブクログ
母親は数年前に病死、父は仕事が忙しく姉妹の夕飯はポテチ。姉がゲーセンで補導されたのをきっかけに父が会社を突然やめた。
…という冒頭の割には話はけっこう軽かった。悪評まみれの不動産屋とか出てくるけど、謎の真相もユーモアも含む軽いものだった。便利屋稼業もひとまず順調に滑り出すし。
表紙で恋愛ものかなーと思ったら全然そんな感じじゃないし。笑
でも、面白かったです。
軽さはティーン向け小説だった名残りなんだろうけど、主人公の心理描写は、中学生らしく真っ直ぐで、時に痛々しく、もどかしく心が締め付けられて、リアルで魅力的だった。
原題の「ラブリーをつかまえろ」の方が良かったんじゃないかなあ。桜の花なん