山本文緒のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
帰る家が帰りたい家とは限らない
帰りたい家としていくのが家族
商社OLだった真弓
妊娠、結婚、退職と希望した専業主婦の道
子育てと苦手な家事に鬱屈としはじめパート勤め
年下の夫は、家事を押し付け合う生活に辟易し始める
他の男の子を妊娠している事を知っても子供ごと引き受けて結婚した男、茄子田 中学教師
横柄なこの男の妻は清楚で家庭的
この二組の夫婦が、仕事を通じて近づいていく
日常に近い設定の中でぎりぎりの異質さが
上手いなあと思う
二組の全く交差しそうもない関係が、あれあれという感じで絡まっていく
大人の社会的関係性の描写に絡めて
那須田家の子供が 傲慢でありながら善良な事業家の息子 -
Posted by ブクログ
「君の顔では泣けない」
の瀧井朝世さんの解説に
君嶋さんが小説を書き始めるきっかけの本と紹介されていた
先日、ひまわり師匠が読書していると時折思ってみない繋がりがあるとかなんとかそんな事を書いていたと思うけど
ほんとそういう偶然だか必然って時々ありますよね
私もつい最近「ブルーもしくはブルー」を読んでいたんです♪解説読んでて ほおってなりました
1992年出版で30年前の作品
読み始めて山本文緒さんとしては思い切った設定に驚き
タイムトラベルでなく 並行世界でもなく 自分が決めた結婚相手が違った場合の ドッペルゲンガー的if
自分の今に満足するかは、自分次第ということか
相手の男性達に当然否 -
Posted by ブクログ
『無人島のふたり』『自転しながら公転する』を読んで以来、山本文緒さんのエッセイを色々読んでいます。
こちらは2008年から21年の13年間にSNSでつぶやかれた日記などをまとめたもの
うつ病で入院後、復帰してからのことなどが綴られています
山本文緒さんの人となりが感じられる1冊でした
以下心に残った言葉
まだうつが治りかけの頃に一番ぞっとしたのは、うつは再発するということが多いという都市伝説です(いや伝説ではなく本当らしい)。
でも生きていればストレスはあるのが当たり前なので、ストレスを失くすというよりは、受けたダメージに敏感になろうとその時心底思いました。
私は気を付けてあげないとす -
Posted by ブクログ
ドラマ「自転しながら公転する」を観て、山本文緒さんの作品を読んでみようと思った。
そして、山本文緒さんはお亡くなりになられていることと、著書「無人島のふたり」を知った。
「無人島のふたり」を読む前に、まずはこちらのエッセイ?というか日記?を…。
うつ病の大変さを知った。
本人も辛そうだけど、「王子」と呼ばれるご主人や周りの人たちの支えがあったことで救われる。
精神科医の方の解説の最後に書かれていた。
自分を大切にしつつ、周囲の人をも大切にするというバランスの取れた生活が、幸せの条件だと…。
それと、山本文緒さんが書かれていましたが、食生活に気をつけることとお酒やタバコ(私は喫煙者ではない