山本文緒のレビュー一覧

  • 落花流水

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    読みやすくてすぐに読み終えたけど…
    出てくる人みんな好きになれず、共感するとこ特になく、結局何を伝えたかったのか私にはよくわからず…。

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    2023年08月27日
  • みんないってしまう

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    バイトが決まらないわ、卒論のテーマも定まらないわで大分自堕落な生活をしている今、これが読めてなんだかスッキリした。
    いっそ失ってしまえば、何かが分かるのかもしれない。
    一度無に戻って考えてみよう。焦りを忘れて。

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    2023年08月05日
  • そして私は一人になった

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     1997(平成9)年刊。
     1996年、こないだ読んだ『恋愛中毒』の作者が32歳から33歳にかけての日常を綴った日記体のエッセイ。
     結婚して5年くらいで離婚し、一人暮らしとなった状況を描くと言うことで、同様に離婚して一人になった私にとって身につまされる話があるかと期待したのだが、その「離婚」の事情については全然言及しておらず、単に「一人暮らし」の自由さを書いている。会社勤めでない作家業という、時間に縛られないかなり自由な生活が描かれている点、時間に縛られているサラリーマンの私には憧れるものがあって、読んでいて楽しい。子供の頃、藤子不二雄などのマンガ家生活の日記・手記を読んでわくわくしたのと

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    2023年07月26日
  • 再婚生活 私のうつ闘病日記

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    「正しく起きる、正しく寝る…」
    筆者は前半で何度も「正しく」という言葉を使っています。
    うつになると「正しく起きて食べて仕事して寝て…」という普通の生活が出来なくなることに、罪悪感と恐怖感を持つからだと思います。必死で治したいのに、出口の見えない一人相撲をする辛さが、この言葉に凝縮されていたような気がします。
    何年もよく頑張ったねと労ってあげたいけれど、ご本人は快復された後癌で亡くなられたとのこと。
    これは私見ですが、自らの経験からも、心身ともにシンドイ状況が続くと、後に癌は狙っていたようにやってくると感じています。勿論そのようなケースばかりではないことは、わかっていますが。
    そこで運良く癌を

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    2023年07月12日
  • パイナップルの彼方

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    少し古い話なので、物語の中に時代を感じるもの(連絡方法が固定電話だったり、ワープロなるものが出てくる)があって、懐かしく思った。
    今の女性像とは違って、見えないものに縛られている20代の女性が主人公。
    全てに対して、なんとなく生きているけれど、違和感を拭いたくても拭えずにそこに葢をして、見てみぬふりをしている。
    その違和感はメリメリと剥がれていき、やっと本来の姿を出してくるところが、ゾクゾクして面白い。

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    2023年06月24日
  • 残されたつぶやき

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    ネタバレ

     山本文緒さん(1962.11.13~2021.10.13、享年58)「残されたつぶやき」、2022.9.25。前半は自伝風エッセイ、後半は日記(つぶやき)か・・・。2008年ミクシー、2009年ツイッター、2011年フェイスブック登録。2011年暮れに軽井沢に月ノ輪荘が完成、2012年、長野県民に。2016年7月角田さんとトトちゃんに会う。2017.3.28愛猫のさくら、17歳で没、ペットロスに。2020年、7年ぶりに新刊「自転しながら公転す」同年11.13、58歳に。2021.1.27がつぶやきの最後

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    2023年06月21日
  • 紙婚式

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    様々な結婚の形態を描いた短編集。

    赤の他人が家族になる、という特殊な関係だからこそ生まれる歪みがリアルに描かれている。
    もうこれはホラーと言ってもいいのではないか、というくらい、背筋がゾワゾワする箇所がいくつかあった。

    一人称で綴られたストーリーが主なのだが、男性が主人公のときに「俺」や「僕」が「私」になっているところがたまにあり、違和感があった。
    多分作者さんが書いているときにうっかり間違えたのだと思うけれど、編集の人はなんで気が付かなかったのかなぁ、と。

    物語の世界に入り込んでいるときにこういう誤植があると、急に現実に引き戻されてしまう…。

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    2023年06月20日
  • ファースト・プライオリティー

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    面白くなかったわけではないが、31歳になった時にもう一度読みたいと思ってしまった。

    嗜好品、当事者、冒険、お城が好き。

    自分のなりたい、好きな女性像が明確になった気がする。

    私は「何かにおいて譲れない信念があるような、自分を持ってる」女性が好き。

    31歳の自分のファーストプライオリティは何なのか考えてしまう作品。

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    2023年10月15日
  • パイナップルの彼方

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    ネタバレ

    それなりに上手に世渡りしていたつもりが、中途半端なポジションの取り方でだんだんと破綻の方向に向かっていく...
    家族に馴染めなかった自分、どこかいつも他人事で親身になりきれなかった自分、真に大切なものがわからない自分...
    一度落ちた人間が、現状を見つめ直し、自分の力で再び歩み出そうとする物語。

    どこか人のことを馬鹿にしている深文にイライラしながらも、ただ成り行きに身を任せて世の中を泳いでいるところが自分と重ねてられて、なんとも言えない気分になった。
    最後は大切なものをつかめて良かった。

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    2023年05月22日
  • あなたには帰る家がある

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    ネタバレ

    結婚したのならば
    やっぱり添い遂げるべきだし
    好きな人が出来たら別れてから付き合うべき。

    保険のセールスではこんなにも
    稼げないと思うけどな。

    わたしは暇なのは気にならないけど
    子どもがいるとしんどくて仕方ないのかな。

    自立はしたいけど自信過剰の
    有言不実行の人にはなりなくないと思った。

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    2023年05月19日
  • なぎさ

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    佐々井くんと冬乃さん。
    2人はふんわりした印象なのに、周りが強烈で、なかなかの波乱万丈ぶりだった。
    所さんが唯一のオアシス。

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    2023年05月17日
  • 群青の夜の羽毛布

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    家族という箱は本当に怖い。
    さとるはふつう、みつるはすごい。
    母という存在はなんでいつも狂ってしまうんだろう。
    意識が中にむいているから?
    家族を離すまい、という異常な執着?

    意識は外に向いていた方がいいのかな。
    外から見えない、というのがいけないんだろうか。
    わからない。

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    2023年05月13日
  • なぎさ

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    故郷を出てから連絡をとっていなかった妹が家に転がり込み、そのことから『なぎさ』というカフェをオープンさせることになった主人公、冬乃。
    彼女と妹、菫や夫の佐々井、その職場の後輩である川崎など様々な生き方や考え方を交えながら成長を描いた作品。

    大好きな山本文緒作品なのに。
    そろそろ私も卒業の時期が来たのか?
    そんな気持ちにさせてくれた一冊。

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    2023年04月27日
  • 紙婚式

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    前に読んだのは20代の前半。
    この本に出てくる男女はめちゃくちゃ格好良いと思っていた。今読むと「考え方甘いなぁ」という印象のお話しばかり。
    今の生活が現実的すぎてこの90年ころの本を読み進めのは難しかった。
    でも「自転しながら公転する」を読むのが楽しみである。残念ながら山本さんは亡くなってしまったが、この本は今がやはり旬なのかなと思う。

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    2023年04月11日
  • 群青の夜の羽毛布

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    山本文緒さんの本はどれも文章がサラッとしていて読みやすい。この本はストーリーが少し重いけど、山本文緒さんの書く文章や会話のリズム良さで、ドラマを見るようにスーッと一気に読めてしまいました。
    母親が、どうしてああなってしまったのか、もう少し掘り下げて書いてあれば良かったかな、、。

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    2023年04月03日
  • ココナッツ

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    山本文緒さんって青春系小説も書かれていたのか…。
    違った一面が見れて今までと違った気持ちで楽しく読めた。
    この頃から文緒さんの引き込まれる文章は健在。
    こちらは続編だったようなので『チェリーブラッサム』も読んでみたいな。

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    2023年04月02日
  • 残されたつぶやき

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    断食(ファスティング)の話が印象に残っている。私はできないな〜断食してあの感じの著者いろいろすごいな〜。

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    2023年03月31日
  • 眠れるラプンツェル

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    ネタバレ

    主人公は退屈を求めていて、何も考えずに暮らしていけるような平凡で平和な毎日を望んでいて。
    だけどそんな日常を自ら壊してしまう。

    人生には、積み上げてきたものが、一気にどうでも良くなってしまうような瞬間ってある。
    この主人公は全部を失っても「悪くない感情だった」と言っているから、退屈を求めつつも刺激を求めていたのかもしれない。
    刺激っていうのは単純に不倫をする事によって得られる非日常の刺激とかではなくて、自分が自分であるための、自分で人生を選び取っていくという意味での刺激みたいなものかなぁ。
    読み終わった後に何とも言えない爽快感ともの悲しさが残った。

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    2023年03月26日
  • 群青の夜の羽毛布

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    一貫してダークで、劇場型な展開も多い反面、心理描写がすごくリアルで、頻繁にゾッとしながら読み進めました。

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    2023年03月10日
  • 眠れるラプンツェル

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    ネタバレ

    中学一年生の男子ってこんなに大人びてるっけ?と思った。
    関わる機会がないからどんなものなのわからないけど、わたしが中学一年生だったときの同級生はこんなんじゃなかった。
    うまく人物像がつかめなかった。汐美がどう頑張っても28歳に見えなかった。でも汐美がこんな感じだから一向に帰ってこない夫を責めないしおかしいとも思わないんだろうなと思った。均衡が取れていないようで、取れている。奇妙な夫婦関係。
    最後はルフィオと汐美の関係がバレて裁判沙汰になるかと思ったら、意外とあっけなく終わった。本当に北海道で一緒に暮らせるのかが気になる。

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    2023年03月07日