山本文緒のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
色んな31歳の女性が主人公になってる短編集。
自分も近い歳なので気になった。
どの話を読んでも「わかるわー」と思える"ファースト·プライオリティー(最優先事項)"。
共感は出来ても、私自身にそんなにこだわりがないことに途中で気がついた(悲 笑
ハッピーエンドがほとんどなく、仕事が忙しい時期に読んでいたので少し疲れてしまった。
逆に1話1話がサクサクっと読めて、忙しい中でも毎日読み進められるのは良かった!
すごく読みやすい。
個人的には【燗】が1番好き。単に自分も酒好きだからか…!?笑
他にも【車】【旅】【銭湯】とかも良かったなあ…
こうやって振り返ってみると、私自身 -
Posted by ブクログ
専業主婦の汐美ちゃん28歳が、中1の男子ルフィオに
恋する話。
でも、恋って言っても、なんだか可愛い恋愛というより、
病的な愛を感じてしまったよー。
子どもがいない専業主婦の汐美ちゃんは、
パチンコしたり、ネコのお世話、
たまーにマンションの隣人とお話しして、
死んだようにのんびり過ごす。
それが、隣の家のルフィオ(本名は蕗巳 ろみ)と話すうちに
なんだか、その関係が居心地よくなる。
ルフィオの義父ダニー(本名は違う)と関係性を持ったり、
なんだかワケわかんない状況になるけど、
結果3人で仲良く過ごす。
それが、心地いいからこそ、このままでいいのか
変えなくてはいけないのか、
汐美ちゃんの心 -
Posted by ブクログ
結婚に関する相談を、山本文緒と伊藤理佐がそれぞれ文と絵で回答した連載の書籍化
結婚に関する相談の回答
主に価値観の違いについてのテーマが多い
山本文緒さんの方は、新聞に載っている人生相談のように、回答のお手本と思えるくらいにしっくりくる
傾向として、相談内容の本質的な価値観の違いは何か?というところを掘り下げているように思える
それをどこまで許容できるかは本人次第で、相互理解が大事というのがよくわかる
相談内容に対して、私も自分なりの回答を考えてから回答を読んだ
方向性として、山本文緒さんの回答と似ているのは嬉しかったな
一方、伊藤理佐の方はいつも通りの伊藤さんw
自分の事に落とし込 -
Posted by ブクログ
24歳家事手伝いのさとるは近くのスーパーの大学生の鉄男と付き合っている。
坂の上にあるさとるの家は母と妹と3人暮らしだが、教師の母親が厳しく様々なルールがある。
そんな女3人暮らしのどろどろを描いた作品。
やっぱり病的かつクレイジーなのに魅力的な女性を描かせると、山本文緒さん以上の作家はいないといつも痛感させられる。
嫌な、どうしようもない女なのにどこか憎みきれない。
どこか女らしいねちねちした魅力が文字から香ってくるのだ。
やっぱり一気読み。
母として誰もが自分が正しいと思うことを子どもにして、精一杯の子育てをしている。
それを誰も責めることや、咎めることはできない。
正解も善悪もな -
Posted by ブクログ
★3.7
昨年亡くなられた山本文緒さん
調べてみたら恋愛小説家として有名だったようだが、恋愛小説にあまり詳しくない私は恥ずかしながら知らなかった。
昨年から本をめちゃくちゃ読むようになってきたときに、秋頃、山本文緒さんが亡くなられたこと、それを受けて悲しむ数々の著名人の方のコメントをみて、いつかこの方の作品を読んでみたい、と思い、見かけておもしろそうなものがあれば買ってみよう、というくらいの心持ちでいた。
新年早々、実家近くの書店でたまたま見つけたこの本。
短編の集まりのタイトルごとに、何の病気かが書いてあり、なにこれおもしろそう、と手をとった。
短編の病気、全部患ったことはないけれど