山本文緒のレビュー一覧
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リアルすぎた。行動したり、言いたい事を言語化して相手に思いっきりぶつけたりすることがきっかけで、自分に自信がついて憑き物が剥がれ、次にやるべきことが見えてくる感じはその通りだと思った。たとえ苦労する事になったとしても一緒にいたいと心から思える人と結婚するのがいいなと思った。Posted by ブクログ
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評価は関係ないのだ
本当は
辛くなるから読むのをためらったけど
どうしても読んでおかなくちゃ
と 思って手に取った
やっぱり辛くなった
私の周りで亡くなった人たちのことを
想った。 最期のことばが 今ならよく分かる
想いの深さが
私も不調つづきで…
読んでいて 怖くなった
私も…実は??と
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親の健康問題、職場の人間関係、恋愛の悩みなど、様々なモヤモヤを抱えて生きる姿がリアル。人間の狡猾さや脆さも垣間見え、人間ってそんなもんだよねと思わされる。プロローグとエピローグの仕掛けが面白いPosted by ブクログ
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本当に面白かった、、最後に都がお寿司屋さんに行ったのが良かったし、貫一のお寿司を都が食べられてよかった!最初の文章で騙されたから、ニャン君と結婚するのかとずっと思ってた〜
明日死んでも百歳で死んでも、触れたいのは好きな人だけって、いいなぁ
あと良かったのは色々悩んだり劣等感を持っていたのに自分からそ...続きを読むPosted by ブクログ -
前半は探り探り読んでいたが、後半に行くにつれてだんだんと読む手が止まらなくなっていった。そして最後の最後に衝撃を受けて、また最初から読み直した本。面白かったです。Posted by ブクログ
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一気に読んだ!
私もなぜかヤンキーに惹かれる。
それって、ギャップなのかな。優しかったり、頭が良かったりするところ。
期待してない時に期待以上なことが起きているから?
当たり前を求めていないか?期待していないか?なにより自分がやりたいことは何なのか。Posted by ブクログ -
エピローグを読んでスッキリ。都はやはり貫一と一緒になったんだなぁ。考えてみれば「自転しながら公転する」は貫一の言葉だもんな。大人の結婚話はちょい前に読んだ「傲慢と善良」もよかったけど、こっちの方が面白く一気に読めた。Posted by ブクログ
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私が都ちゃんと同じくらいの歳だったら読めたかなぁ…友達の日記、いや、なんなら自分の日記を見ているような感覚になって最後まで読めなかったかも。
思春期とは違うぐるぐるもやもやが出ますよね、30歳くらいって。なんか、20代の時みたいに無敵でもないし、仕事の伸び代も段々現実が見えてきたりして。
人に対して...続きを読むPosted by ブクログ -
かなり古い小説だが、働く女性の心の葛藤を非常にうまく表現していると思う。今でも何度も読み返すお気に入りの一冊。仕事をするということ、お金を稼ぐこと、生きることについて考えさせられ、そして同時に「明日も頑張ろう!」という気持ちになる。Posted by ブクログ
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感情を乱されてどうしようもない時、会いたいと言える存在がいることがどれだけ貴重でありがたくて幸せなことか、、ちょっとみんなちゃらんぽらんすぎないかとも思ったけど⁽˙ˑ˙⁾Posted by ブクログ
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文中に、こんなものを読む人がいるだろうかと書かれていましたが、
こんなにも為になる本はなかなかありません。
世に出してくださりありがとうございます。Posted by ブクログ -
自分とそっくりのもう一人の「蒼子」が過去に選ばなかったもう一つの人生を生きてて、ある時その二人が出会い、互いにもう片方の生活を1ヶ月間生活していく物語。「過去に違う選択をしていたら?」という自分にないものを相手が持っていることに人は揺さぶられ、でも実際試してみると「やっぱり元の方がいいや」となったり...続きを読むPosted by ブクログ
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山本文緒さんの著書「自転しながら公転する」があまりにも素晴らしく、彼女の作品をもっと読みたいと思って調べたことがきっかけで、皆がおすすめしていたこの本に出会った。
「無人島のふたり」というタイトルだけでは気付かなかったがこれはいわば山本文緒さんの闘病日記であることにびっくりし、さらに彼女が2021...続きを読むPosted by ブクログ -
すごく良かった!
最初の文を読んだ時にすっかり騙され、都はニャンさんと結婚することになったんだなーと思いながら読み進めていってたので、貫一とのやりとりが出てくるたびに切なくなっていたのだが、エピローグでまさかまさかの展開になっていき、読み終えたあとはすごい!の一言だった。
私は結婚前にアパレルの販...続きを読むPosted by ブクログ -
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お別れの言葉は、
言っても言っても言い足りない――。
ある日突然がんと診断され、
夫とふたり、無人島に流されて
しまったかのような日々が始まった。
余命宣告を受け、それでも書くことを
手放さなかった作家が、最期まで綴った日記。
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