塩野七生のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
Wikiによると、
1522年のロドス包囲戦(ロドスほういせん、英語:Siege of Rhodes イタリア語:Assedio di Rodi トルコ語:Rodos'un Fethi)は、オスマン帝国が聖ヨハネ騎士団をロドス島から完全に駆逐した戦い。この結果オスマン帝国は東地中海での覇権を確立し、聖ヨハネ騎士団はシチリア島に撤退、後にマルタ島へ移ってオスマン帝国に抵抗し続けた。
中世のほぼ最後の騎士による戦いといったところだろうか。
キリストvsイスラムという構図の中で、ヨーロッパ各国からの支援が全く期待できず、まさに孤軍奮闘する様は騎士道の最後にふさわしい。
ローマ人の物語の -
Posted by ブクログ
父が法王に選ばれた時から死に至るまで、読み終わって、この量に随分圧縮されたんだなという感想。
作者の筆致はとても濃密なのだが、要所をていねいに取り上げていて、きっと現実的な時間感覚で取り上げてしまったら何倍の量になっていただろう。
父によって枢機卿に選ばれ、緋のマントを身につけていた頃は、まだ聖職者としての面影もあったように思うけれど……。
それでは、「ここまで」しか行けないという、限界も見えていたのだろうか。
金と力を手にし、還俗するという荒技を為してしまう中盤は、フランスを盾に持ち、イタリア中をボコボコにして回り始めるチェーザレ。
他の本では、殊にその美貌を取り上げられていたりするけれ -
Posted by ブクログ
塩野七生 「 ローマ亡き後の地中海世界 」
ローマ帝国滅亡後の地中海通史=キリスト教とイスラム教の対立史。サラセンのシチリア征服(イスラム勢力の拡大)〜ノルマンコンクエスト(キリスト教国家の反撃)まで。
印象に残るのは シチリアとヴェネツィア。
シチリアの通史〜イスラム化、ノルマンコンクエスト、ノルマン王朝におけるイスラム教とキリスト教の共生の歴史〜は 未来的な感じがする。ヴェネツィア については 著者の「海の都の物語」を読もうと思う。
ノルマンコンクエストの成功要因を
*イスラム教徒間の宗教的な内紛(同一宗教内の対立)
*地中海経済の共有を目的とした キリスト教国家間の協力
と