塩野七生のレビュー一覧

  • サロメの乳母の話

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    またまたななみんぐ
    西欧の歴史上の大人物を隣人の視点からややシニカルに描写。
    ただ他の塩野作品で知ったエピソードが被っていて残念だった。

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    2009年10月04日
  • 海の都の物語 ヴェネツィア共和国の一千年(上)―塩野七生ルネサンス著作集4―

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    国王の時代に「共和国」として生き続けた都市国家ヴェネツィア。その成り立ちから終焉までを塩野さんが愛情を込めつつも冷静に描き出しています。ここに描かれているヴェネツィアは、非常に頭の良い悪く言えばずる賢い(笑)したたかな国家です。情報のスピードと貴重さを知り尽くし「キリスト教徒であるまえにヴェネツィア市民」であることを誇りとした共和国。国を守るための政治とは、決して綺麗事ではないのです。

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    2009年10月04日
  • キリストの勝利──ローマ人の物語[電子版]XIV

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    いよいよローマ帝国も、キリスト教に呑み込まれていく時代。最後に抵抗したのがユリアヌス皇帝ということで、おなじみの「背教者」ユリアヌス。。となるそうです。

    学生時代に大枚はたいて購入したのだけど、あまりのボリュームに、読む気力が萎え、ずっと積読状態であった辻邦生さんの「背教者ユリアヌス」。ようやく読んでみようかという気になりました。
    2006/2/1

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    2009年10月07日
  • おとな二人の午後

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    イタリアのセンスを偏愛する五木さんと、そこに30年以上暮らし古代ローマ史に打ち込む塩野さんの対談集です。2人が古都ローマを散策し、人生の宝物について談笑する。ブランド・買い物・住まい・靴・車・ワイン・年齢・ 健康法・政治・宗教・教育などなど、カフェでのユーモアあふれる歓談が載っています。特に2人が対談しているホテル、エデンの最上階のレストラン、テッラッツァから眺められる元メディチ家の屋敷の写真、本の中に散りばめられている様々な美しい写真にうっとり。また塩野さんのエッセイものからはわからない塩野さんの考え方がわかって楽しい♪あと、塩野さんの書斎の写真や塩野さんがデザインなさった机、それに塩野さん

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    2009年10月04日
  • 最後の努力──ローマ人の物語[電子版]XIII

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    正直、「へぇー」とか、「ふーん」というのが一番ピッタリの読後感ですが、今回は、キリスト教について、なかなか勉強になりました。
    自分の高校生時代にこういう本に巡り合っていたら、進路は大きく変わっていたでしょうにね。。。
    2005/3/5

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    2009年10月04日
  • 最後の努力──ローマ人の物語[電子版]XIII

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    これを読んで、耳が痛くならない現代日本人はいないと思います。まさに、歴史に学べということではないかと。
    特に税金についての考え方の転換には、一考の価値があります。ローマ時代の主な税金の考え方は、「税金でできる範囲が行政のやるべき範囲」なのに、中世が近くなってくると、「行政がやりたいことをやるために必要な分を税金としてとる」
    ・・・・・行政の「やりたいこと」が「国民のためになること」なら福祉国家の誕生だけれど、今の日本はとてもそうとはいえないのではなかろうか・・・。

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    2009年10月04日
  • 男の肖像

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    ローマ史の英雄、西郷隆盛や毛沢東まで様々な方々の評なのですが、
    中でも、北条時宗と織田信長の延暦寺虐殺の見方は「ほほう!」と
    目からウロコでございました。紙も装丁もうつとりですよ。

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    2009年10月04日
  • 愛の年代記

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    人の名前を覚えるのがあいかわらず下手なので、適当に日本名をつけながら読んでみました。
    (そのほうが難しいのかも・・)
    西洋史は高校一年レベルで止まっているのですが、面白い。(2003.10.21)

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    2009年10月04日
  • 海の都の物語 ヴェネツィア共和国の一千年(下)―塩野七生ルネサンス著作集5―

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    「栄枯盛衰」様々な物語が紡がれ、それを導き出しているのでしょう。辿り着く先は同じ「滅亡」であっても。

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    2009年10月04日