塩野七生のレビュー一覧

  • ルネサンスとは何であったのか―塩野七生ルネサンス著作集1―

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    イタリア史の中でも、特にルネサンスという時代に焦点を絞って、その始まりから終わりまでを通して説明した、入門書的な本。
    ルネサンスはフィレンツェでの出来事かと思っていたけれども、その舞台の中心は、フィレンツェ→ローマ→ヴェネツィアと、時代と共に変遷していったらしい。その、それぞれの時代ごとに、章を分けて特色が語られている。

    教科書的な説明と違い、塩野七生氏による解説は独自の史観が入っていて、その視点からいったんまとめて説明がされているので、一つの流れに従って読み進めることが出来、とてもわかりやすい。
    そして、彼女の話しは歴史的事実そのものよりも、誰を中心としてその出来事は起こったか、という観点

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    2020年07月15日
  • イタリア遺聞

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    イタリア、主にヴェネチアの歴史とその中で生きていた人々の痕跡を辿る。
    ヴェネチアから始まり、今に続くものは意外に多いものだと発見させられた。

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    2009年10月04日
  • キリストの勝利──ローマ人の物語[電子版]XIV

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     各章の名前は、コンスタティンウス、ユリアヌス、アンブロシウスの名前が冠せられている。ただ本文中の分量としては、ユリアヌスの記述が多く、コンスタティンウス、アンブロシウスの記述は少ない。
     なぜだろう?と考えて気がついた。この本はローマ帝国の歴史ではなく、「ローマ人」の物語なのだと。
     ユリアヌスはローマ人だが、コンスタンティウスもアンブロシウスもローマ人ではない、と著者は考えたのだろう。
     となると、13巻の「最後の努力」の意味合いも、ディオクレティアヌスに向けられているのだろう。コンスタテンティヌスはキリスト教優遇を明確にした時点でローマ人とは違うのだから。

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    2009年10月04日
  • サロメの乳母の話

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    かなり遊んでますね。
    神話や歴史をこういう風に料理するのも面白くて良いのではないでしょうか。
    最後の自虐ネタはどうかと思うけど(笑)

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    2009年10月04日
  • パクス・ロマーナ──ローマ人の物語[電子版]VI

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    英雄カエサルの遺志を継ぎ、事実上帝政ローマの初代皇帝となったオクタヴィアヌス(アウグストゥス)の一生を描く一冊。
    以下、本文から抜粋。
    「天才の後を継いだ天才でない人物が、
     どうやって、天才が到達できなかった
     目標に達せたのか。」

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    2009年10月04日
  • 勝者の混迷──ローマ人の物語[電子版]III

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    ポエニ戦役でカルタゴを破り「外患」を克服したローマが国内に蔓延する「内憂」を一掃すべく一大改革に乗り出す時代にグラックス兄弟からポンペイウスまで世界史の教科書でもお馴染みの改革者の生き様をより精緻に描いた一冊。

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    2009年10月04日
  • ローマ世界の終焉──ローマ人の物語[電子版]XV

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    歴史の教科書によれば、東ローマ帝国は1453年まで続いたそうですが、塩野氏によれば、これはビザンチン帝国であるらしく、西ローマ帝国が滅びる(476年)前後の記述をもってして「ローマ世界の終焉」となりました。
    全15巻を通して、それぞれの時代の「皇帝」を中心にした読み物で、リーダーシップを考えさせられる、素晴らしい著作だったなぁ、と思う反面、やっと終わった!というのも正直な感想です。
    巻末に年表が掲載されており、日本の歴史も対比して眺めることができるようになっておりました。日本の歴史で最後の項目が、「大化の改新(645)」だったのが印象的でした。日本の正史はようやくこのあたりから。日本はまだ神話

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    2009年10月07日
  • ローマ世界の終焉──ローマ人の物語[電子版]XV

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    完結おめでとう。なのだが,この巻だけを平積みにしている書店は愚かであるとしか言いようがない。13巻や14巻の売り上げがどうだったかを確認してから注文したまえ。

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    2009年10月07日
  • 最後の努力──ローマ人の物語[電子版]XIII

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    帝国を維持しているのは軍事力なのだろうか。軍事技術,工学,冶金学の進歩や格差について全く論じられてはいないのでそのあたりどうにもすっきりしない。

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    2009年10月07日
  • 危機と克服──ローマ人の物語[電子版]VIII

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    いつかうまくいかなくなることがわかっていてもその時点で必要な改革があり,これを読んで使命感を新たにした政治家がいたに違いない。

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    2009年10月07日
  • イタリア遺聞

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    カテゴリ小説にしたけどほんとはエッセイ。
    イタリアの日常や印象深いできごとを丁寧にすくう文体が、安らぐ。
    眠る前に読むのに最適。

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    2009年10月04日
  • イタリアからの手紙

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    1972年にかかれた本なのに、時の流れをほとんど感じないのは、やはりヨーロッパだからだろうか?
    イストリアはユーゴスラビアからクロアチアになった。内戦後の家はどうなったのだろう?切ない。
    007はワシントンからは来ません。ロンドンからです。
    (2007.1.6)

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    2009年10月04日
  • イタリア遺聞

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    知的好奇心を刺激する楽しいトピックが並んでいたけど、特に葡萄酒について教養が深まった。(2007.1.7)

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    2009年10月04日
  • ローマ世界の終焉──ローマ人の物語[電子版]XV

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    15年…第一巻がでたときは遠い先のようにおもってました。カエサルの巻が一番面白かったのは作者が惚れていたからだろうなと今おもいます。変質と失敗と不運と何をやってもうまくいかない例満載の衰退の部は読むのがつらかった。でもローマ帝国という臨終間際の患者を穏やかに死なせようという作者の優しさを感じました。読み終えると急にあの七つの丘に住み着いた人たちを描く第一巻を読みたくなりました。終巻を機に第一巻からまとめて読み直して歴史時間の怒涛感を味わおうとおもいます。

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    2009年10月04日
  • イタリア遺聞

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    塩野七生『ローマ人の物語』の影響 第1段。

    イタリア史に関してのエッセイ集です。
    ローマの話もチョットあるけど、メインは中世ルネサンス期のベネチアがメイン
    イタリア史なんて、『ローマ人の物語』しか知らない僕にとっては
    チョット判らない事が多かったけど、
    この人の文章はやっぱり面白い。
    品というか、格調(というほど大仰なものじゃないけど)に加えた
    ちょっとしたエスプリが効いてる感じ

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    2009年10月04日
  • サロメの乳母の話

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    またまたななみんぐ
    西欧の歴史上の大人物を隣人の視点からややシニカルに描写。
    ただ他の塩野作品で知ったエピソードが被っていて残念だった。

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    2009年10月04日
  • 海の都の物語 ヴェネツィア共和国の一千年(上)―塩野七生ルネサンス著作集4―

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    国王の時代に「共和国」として生き続けた都市国家ヴェネツィア。その成り立ちから終焉までを塩野さんが愛情を込めつつも冷静に描き出しています。ここに描かれているヴェネツィアは、非常に頭の良い悪く言えばずる賢い(笑)したたかな国家です。情報のスピードと貴重さを知り尽くし「キリスト教徒であるまえにヴェネツィア市民」であることを誇りとした共和国。国を守るための政治とは、決して綺麗事ではないのです。

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    2009年10月04日
  • キリストの勝利──ローマ人の物語[電子版]XIV

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    いよいよローマ帝国も、キリスト教に呑み込まれていく時代。最後に抵抗したのがユリアヌス皇帝ということで、おなじみの「背教者」ユリアヌス。。となるそうです。

    学生時代に大枚はたいて購入したのだけど、あまりのボリュームに、読む気力が萎え、ずっと積読状態であった辻邦生さんの「背教者ユリアヌス」。ようやく読んでみようかという気になりました。
    2006/2/1

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    2009年10月07日
  • おとな二人の午後

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    イタリアのセンスを偏愛する五木さんと、そこに30年以上暮らし古代ローマ史に打ち込む塩野さんの対談集です。2人が古都ローマを散策し、人生の宝物について談笑する。ブランド・買い物・住まい・靴・車・ワイン・年齢・ 健康法・政治・宗教・教育などなど、カフェでのユーモアあふれる歓談が載っています。特に2人が対談しているホテル、エデンの最上階のレストラン、テッラッツァから眺められる元メディチ家の屋敷の写真、本の中に散りばめられている様々な美しい写真にうっとり。また塩野さんのエッセイものからはわからない塩野さんの考え方がわかって楽しい♪あと、塩野さんの書斎の写真や塩野さんがデザインなさった机、それに塩野さん

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    2009年10月04日
  • 最後の努力──ローマ人の物語[電子版]XIII

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    正直、「へぇー」とか、「ふーん」というのが一番ピッタリの読後感ですが、今回は、キリスト教について、なかなか勉強になりました。
    自分の高校生時代にこういう本に巡り合っていたら、進路は大きく変わっていたでしょうにね。。。
    2005/3/5

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    2009年10月04日