塩野七生のレビュー一覧

  • 日本人へ リーダー篇

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    「常に勝ち続ける秘訣とは、中ぐらいの勝者でいつづけること。」マキアヴェッリ

    日本が、国際的に勝者になるのは、難しい。
    日本だけでできることに注力すべき。
    ひとつは、経済力。

    ただし、それだけで正面突破するのは利口なやり方ではない。
    超大国とは、はた迷惑な国のこと。
    その狭間を生き抜くために、日本が参考にすべきなのは、
    経済大国ではあっても軍事大国には、なれなかった国。ヴェネチア。
    その長寿の秘訣は、情報収集とそれを駆使しての冷徹な外交。

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    2013年01月23日
  • 神の代理人―塩野七生ルネサンス著作集6―

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    ネタバレ

    ローマ法王をテーマにした一冊。「ローマ人の物語」以来、新作の文庫本が出ると必ず手に取ってしまうことが続いている。それくらい、クセになる塩野氏の小説。

    この時代は、昨日のヒーローが一転して今日の悪魔になってしまうようだ。民衆に教養がないので、感情で動いてしまう。それを操るのがローマ法王だったりするのだ。法王が本当に『神の代理人』かどうかは疑わしいが、世間を動かすと言った意味で『神の代理人』であったことは間違いない。

    これは1972年に出された作品という。関係者の日記だけで構成された章もあり、初期作品の試行錯誤っぷりを垣間見ることができて面白かった。

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    2013年01月16日
  • イタリア遺聞

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    トリビアルな楽しみのつまった塩野七生さんのイタリアエッセイです。

    個人的に面白かったのが、活版印刷の発明と書体の変化の話と、
    生まれて間もないアメリカとヴェネツィア共和国の関係の話です。

    エッセイ調の文章で軽く楽しめますが、
    全体を通して情報はしっかりありますし、
    ヴェネツィアに旅行に行く予定のある方や教養を深めたい方はぜひ。

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    2012年12月23日
  • 神の代理人―塩野七生ルネサンス著作集6―

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    大学の大先輩だけど、実は初めての塩野七生。語られてるのはルネサンス期の4人だけで、ちょっと物足りない。でもアレッサンドロⅥ世の語り口は上手いなあ、と。

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    2012年12月19日
  • 神の代理人―塩野七生ルネサンス著作集6―

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    初めての塩野七生。前書きでご本人も認めているように、若いときの作品で「若書き」であると。
    文章が固いのは年齢ではなく作家の特徴かも知れないが、所々、ものすごく読むのに疲れた。
    題材は興味深く、その点はでは面白いのだが、まるで教科書を読んでいるか、講義を聴いているときのような退屈感との戦いだった。学生ではない身からすると、もう少しこなれた文章で読みたいものだ。
    そんな中、ジュリオ二世かヴェネチア大使ピサーノと釣りをしながら、ヴェネチアの考え方を探るシーンがある。お互い背中合わせで釣糸をたれながらの会話で、振り向きながら相手に声をかける。法王の問いに対し、ピサーノが、振り向いて『冷ややかに』答える

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    2012年12月15日
  • 神の代理人―塩野七生ルネサンス著作集6―

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    塩野初期三部作の一つ。

    ローマ法王が主人公。
    これを読むと、カトリックの中での法王の絶対性に驚く。
    イタリアの中にバチカン市国を作るのもカトリックという宗教に配慮したんだろうなぁと思った。

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    2012年11月21日
  • サイレント・マイノリティ

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    いや〜、実に面白かった!と思った章もあれば、なんだか難しくてわかんなかったかも、と不完全燃焼のまま読み終えた章もあった。よって、プラマイ0と言ったところか。この本は知人より「君はマイノリティだ。少数派がダメだってことではない。塩野七生のサイレント・マイノリティと言う本を読んでみたまえ。」と言われ、その方より戴いたもの。読んだものの私がマイノリティであるって言う意味はわからないまま。

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    2012年11月06日
  • イタリア遺聞

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    塩野七生のエッセイを読んだのはこれが初めてでした。
    エッセイというだけあって他の作品よりもあっさり読めました。塩野作品をとっつきにくく思っている知り合いがいたら入門編として勧めるかも。
    法王に問われ、「中央公論」の意味を説明したくだりが面白かった。にやりと笑い合うお二方を横から眺めさせてもらった気がしました。

    ずっと以前に書かれたエッセイだとは承知しているけど、「塩野さん、教会の尖塔からの煙草のポイ捨てはやめてください」と言いたくなった。

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    2012年10月31日
  • 迷走する帝国──ローマ人の物語[電子版]XII

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    ローマの衰退が書かれる。ただただ衰退していくだけ。ある意味単調だが、ある意味展開がめまぐるしく、記憶には残らなかった。

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    2012年10月06日
  • レパントの海戦

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     オスマントルコとキリスト教世界の攻防を描いた3作目。昔の海戦は人間どうしの白兵戦だったみたいです。この戦いののち、歴史の舞台は地中海から大西洋へ。歴史物はスケールが大きいね。

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    2012年09月30日
  • ルネサンスの女たち―塩野七生ルネサンス著作集2―

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    ネタバレ

    今まで文庫で出た中で唯一読んでいない塩野さんの作品。
    確かに文章は若い。けれども、その後に海の都の物語とかマキャベリとかを書くことになるのがよくわかる。
    女性を描けば必然的にその時代に生きた男性を描くことになるというのが印象に残った。
    ただ、カテリーナ・コルネールの話は、もはや女性の話というよりヴェネツィアの話という印象(この時からすでに海の都の構想はできつつあったのでは、と思わせる)。
    女性の話として読むよりも、本当にその女性の周りの時代の話というところかな。彼女らしい作品だと思いました。

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    2012年09月14日
  • ルネサンスの女たち―塩野七生ルネサンス著作集2―

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    ルネサンス期の女性4人の人生が描かれている。イタリアの中世、小国公国が群雄割拠する中、政略結婚のコマとして使われながらも、一国の当主や女王となり、男性相手に渡り合ってきた女性の話。ある意味、女は強いなぁと思ったり。男はズルイなぁと思ったり。

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    2012年08月28日
  • 日本人へ リーダー篇

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    ネタバレ

    ・日本のマスメディアは海外の情報が乏しい。
    ・戦争は血の流れる戦争であり、外交は血の流れない戦争。

    ・三種の人間
     1.刺激を与えるだけで能力を発揮する人
     2.安定を保証すれば能力を発揮する人
     3.刺激を与えても安定を保証しても成果を出すことのできない人

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    2012年08月10日
  • ハンニバル戦記──ローマ人の物語[電子版]II

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    読みたい巻から読めばいいという話を信じて読んでみましたが、そのとおりでした。
    完全な伝記というよりは、事象を追うといった形で、会話文などはほとんどないですが、それでも楽しみながら読んでしまうのは、なんでなんだろうと不思議なところです。

    楽しみながらとは言っても、やはりサクサク読める内容でもないので、それなりに読み終わるには時間がかかりました。教科書で5行も、深く調べていくと、こんな壮大な物語が含まれているんだということに驚きます。

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    2013年05月11日
  • ローマは一日にして成らず──ローマ人の物語[電子版]I

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    良いと思うところに付箋をつけて読むことにする。


    かっこいいから、ラテン語表題もメモ!

    RES GESTAE POPULI ROMANI

    =ROMA NON UNO DIE AEDIFICATA EST=

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    2012年06月08日
  • 日本人へ リーダー篇

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    ネタバレ

    ・政策の継続性の欠如こそが、3世紀のローマ帝国にとっての諸悪の根源であった。
    ・一級のミリタリーは一級のシビリアンでもある。
    ・マキャベリ曰く、「いかなる事業といえどもその成否は、参加する全員が利益を得るシステムをつくれたか否かにかかっている」
    ・想像力が動き出すのは、疑問をいだいたときからだ。いかなる分野でも共通して必要とされる重要な能力が、一つある。それは想像力だ。
    ・アマチュアがその道のプロさえも超えるのは、プロならば考えもしなかったことをやるときなのだ。

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    2012年05月30日
  • 絵で見る十字軍物語

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    ネタバレ

    入門書と書いているけど、やはり下地がないと楽しめないかな?でも絵とシンプルな塩野節文章が2ページで表現されている状況。
    あっと言う間に読めるのですが、もう一度読み直したい、と思われる本です。

    これは本当に魅せます。

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    2015年01月11日
  • 絵で見る十字軍物語

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    「十字軍物語1〜3」の序曲としての扱いで、ギュスターヴ・ドレの版画に塩野七生さんの解説が簡潔に書かれていて、十字軍の歴史のおおまかな流れを掴むことができます。さぁ、小説読むぞ〜!

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    2012年05月27日
  • 日本人へ リーダー篇

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    塩野さんが2006年頃に連載していた記事。経済力を高めることに注力みたいな簡単にそんなこと言えるのは素人だからなってゆうとこと、やっぱローマ史やイタリア生活を通して養われた人物を見る力ってのは参考になる。

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    2012年05月21日
  • マキアヴェッリ語録

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    ホワイトハウスの書架にはマキアヴェッリの著作があるとか。抽出された言葉だけで本質を語る事は出来ないが、なんとなく頷ける。

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    2012年05月12日