辻村深月のレビュー一覧

  • ぼくのメジャースプーン

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    ネタバレ

    辻村さんの作品は考えさせられることが多い、本の厚みと内容の重量に耐えて読みきると、平凡な生活の中でも考えることがあることに気が付く。辻村作品はリンクしていて、先に読んだ「凍りのくじら」は別コースとか。

    可愛がっていたウサギが無惨に殺された。
    クラスで交代に餌をやり世話をしていたが、僕が風邪を引いて休んだ日、当番を変わってくれたふみちゃんが手足を切られて死んでいるウサギを最初に発見した。
    校門で中の様子を見ていた犯人ともすれ違っていた。犯人は罪の意識などなく、うさぎを殺してもただ一時の気晴らしだと言う20歳の引きこもりの男だった。

    うさぎは殺しても器物損壊で軽い刑だという。可愛がっていたウサ

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    2026年02月14日
  • 傲慢と善良

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    自分の価値と周りの評価をめぐる感情について、共感という言葉では言い尽くせない部分が、何度もしっかり文字で綴られていて、悶えるような瞬間があった。
    感情の文字起こしが「絶妙」という言葉がしっくりくるかも。

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    2026年02月14日
  • かがみの孤城 下

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     思春期の中学生らしさを感じさせる心情や人間関係、入ってみたいとワクワクさせられる孤城の情景、ラストパートでの圧巻の伏線回収等々、読みながら書き手のスキルにつくづく驚嘆させられる。加えて、「不登校」という現在進行形で深刻な問題に対しどう希望を提示するかという点で、物語のメッセージ性も強い。技術と内容、どちらの面でも高いクオリティを備える最高の小説。

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    2026年02月14日
  • かがみの孤城

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    伏線回収がすごかった。
    いつの時代でも同じような感じなんだなって思った。
    みんなの絆が徐々に深まっていくのが感動した!
    リアルと幻想の線引きが絶妙ですごく面白かった

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    2026年02月14日
  • かがみの孤城 下

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    結末はどうなるんだろう…と思っていたら想像以上の最後で感動しました。素敵な終わり方でした。
    もっと早く読めばよかったと思えた本。

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    2026年02月13日
  • 盲目的な恋と友情(新潮文庫)

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    これはすごい!
    ただの恋愛小説ではない。かなりサスペンスが入った大どんでん返しのストーリー。
    瑠利絵のような盲目的な思いをぶつけてくれる友達が欲しいような、やっぱり怖すぎて欲しくないと思う自分もいる。
    最後はハラハラドキドキであっという間に読み終えてしまった。

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    2026年02月13日
  • 子どもたちは夜と遊ぶ(下)

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    ネタバレ

    『木村浅葱』や月ちゃんに共感はできなかったし、犯人は野放しなのかぁ、、とは思った。ただ、それは別として、私のなかで『木村浅葱』への感情がデカくなりすぎてしまい、、、( ᵕ̩̩ㅅᵕ̩̩ )
    『木村浅葱』は罪を償った上で、月ちゃんと

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    2026年02月13日
  • かがみの孤城

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    不登校時に読んだら心にそっと寄り添ってくれて元気が出た不朽の名作。窮屈な世界から鏡の世界に行くと生き生きする主人公に私も一緒に行きたいと思えた。

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    2026年02月12日
  • かがみの孤城

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    全てにおいてバランスの良い内容で、老若男女にオススメしたい名作です。
    辻村深月さんは、本当に天才ですね。

    とくに、小学生や中学生に読んで欲しい内容で、悩める若者の支えになるでしょう。
    子供達へのプレゼントに、どうでしょうか?

    あと、もう中学校の国語の教科書にした方がいい。
    してください、お願いします。

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    2026年02月19日
  • 凍りのくじら

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    ノーマークでしたが、妻と息子に勧められて読みました。
    さすがは、辻村深月さんです。何を読んでも面白いし深い。

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    2026年02月19日
  • 朝が来る

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    ネタバレ

    不妊治療(男性不妊)、中学生での妊娠、思春期の女子の子育てなど読みごたえがあった。
    辻村作品はいつも面白い!

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    2026年02月11日
  • かがみの孤城

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    ネタバレ

    自分と少し似た境遇が描かれてて前半は体調悪くなったけど、最後まで読んでずっと泣いてた。冒頭・中盤・最後の文章も思い出して泣いた。8人の繋がりを読み返してもう一回泣いた。どこかで誰かと助け合える時代が来ますようにと願った。

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    2026年02月11日
  • 噛みあわない会話と、ある過去について

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    ネタバレ

    あのとき、噛み合っていなかった会話。噛み合っていなかったけど、噛み合わせたかった会話。そんなことが自分にもあったのだろうか。あったとしても、思い出せないのは、この話を読んだ後の自分としては、残念でならない。

    過去にしたことや言ったことが、今の誰かにとってどんな影響を与えているのか。いい影響でも悪い影響でも、一人の人間が誰かに影響を与えていると考えるのは烏滸がましいと思う。だが、自分の覚えていない、無意識の言動が何らかの形で他人に残っているのだとしたら、それがいいものであって欲しいと願うばかりだ。そう思わせるほど、この短編たちは恐ろしい。非現実的でありながら、いつか自分の身に降りかかるのではな

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    2026年02月11日
  • 朝が来る

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    不妊治療を経ても子を授かれなかった夫婦と、若くして子を授かったが、自分の意思と反して子を離すことになった少女。特別養子縁組で結ばれた、2人の母親それぞれのストーリーが描かれている。

    不妊治療を経て、妊娠中の自分にとって、子供を授かること、育てることについて深く考えさせられた。
    子供が欲しいとどんなに強く願っても必ず妊娠するわけでもないのに、覚悟がなくとも行為をすれば出来てしまうものでもある。妊娠は奇跡的だし、残酷でもある。

    自分が産んだ子だからといって、思い通りになんかならないし、人は抑制された分、反発する。
    親になったとて未熟な人間だけども、子供のことを一番に信じてあげられる親でありたい

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    2026年02月11日
  • かがみの孤城

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    多くの伏線を回収していくのが素晴らしく、とても面白い本だった。自分も誰かを助けられるような存在になりたいと思った。

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    2026年02月10日
  • 朝が来る

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    この物語をソーシャルワークの視点で捉えると、まず浮かび上がるのは家族システムの機能不全である。

    家族との関係がうまく機能しなくなる
    → 家族との関係が疎遠になる
    → 家族以外の支援に頼らざるを得なくなる
    → その支援(団体)が失われる
    → 誰にも頼れず、生活のあらゆる場面で行き詰まっていく

    この連鎖は、現場で私たちが
    何度も目にしてきた構造と重なる。

    「本人の問題」として語られがちな出来事が、
    実は関係の断絶が積み重なった結果であることが、
    描かれている。

    とくに印象に残ったのは、親と娘の関係だ。

    急な妊娠という出来事に対して、
    親が戸惑い、責める気持ちを抱いてしまうこと自体は、

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    2026年02月09日
  • ぼくのメジャースプーン

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    ネタバレ

    ブグログで僕をフォローしてくれた◎◎さんの本棚で★5つだったので聞き始める。

    僕のメジャースプーン 辻村深月 著/
    もし私に物事が叶えられる 条件提示の能力があったらどのように使うだろうか。必ず叶う 必ず人を縛る 条件提示の能力があったら。
    自分のしたいことでも人を縛るのは勇気がいる。このお話は小学校4年生の男の子が自分の能力に気づき 自分のせいで言葉をなくしてしまった友達のためにその犯人に対して何ができるのか それを考える1週間の物語。
    「反省しろ、でなければ死ね」と言うこと、これは SNS で囁くだけであれば簡単だけれど本当に相手を縛る能力があると考えたら怖くてしょうがない。「私の首を

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    2026年02月09日
  • かがみの孤城 上

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    「傲慢と善良」とは違い、中学生たちの話。
    社会人の内面描写と比べれば若干マイルドだが、思春期の子供達の心理描写が少し生々しい。
    背景を理解していくうちに、全員応援したくなるような登場人物たちで読んだ後は爽快感のような前向きな気持ちになれたと思います

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    2026年02月08日
  • 噓つきジェンガ

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    ネタバレ

    めちゃ良かったです❕
    コロナ、闇バイト、中学受験、子供部屋おばさん、オンラインサロンetc、昨今のキーワードを交えつつ、騙す側/騙される側の視点から、日常で起こりそうな詐欺を扱った短編三部作

    わたしは今まで運良く?詐欺に遭ったことも詐欺を働いたことも(当たり前かもですが)無いですし、
    ニュースを見てても、何で騙されるんだよバカだなて今でも思いますが、、少しだけ気持ちがわかった気がします
    タイトルともマッチしてておもしろかったです

    最後の話で、犯罪に背景がないという記述がありましたが、
    何か事件があると犯人の幼少期や家族構成を見てストーリーを作りがちな現代社会人として、ドキッとしました

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    2026年02月08日
  • この夏の星を見る 上

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    2020年春。コロナ禍で消えた日常、蔓延する閉塞感。部活も大会も修学旅行も全て奪われた中高生たちが、夏の「星」で繋がっていく…。理不尽な状況、孤独と不安の中でそれでも諦めずに「何ができるのか」と自問する彼らの姿が目に熱い。
    「この夏の星を見る」(2023)辻村深月
    #読書好きな人と繋がりたい

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    2026年02月07日