酒寄進一のレビュー一覧
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試し読み
Posted by ブクログ
「終戦日記」と読み比べると元々書かれていない事をケストナーが加筆している個所が多々ある。グデーリアンの邦題「電撃戦」で書かれている宣伝省次官ヴェルナー・ナウマンから依頼された談話は「戦争日記」では単に彼の発言を引用しているだけだが「終戦日記」ではポーランド人の地主からダイペンホーフを略奪したグデーリアンに代表される当時の国防軍の軍人批判を書き加えているので「終戦日記」は「青い本」こと「戦争日記」を元にした日記体の実録と見た方がいい。「終戦日記」は1961年に刊行されているので1951年に刊行されたグデーリアンの回想録をケストナーが読んで書き加えた可能性はありそうだ。
邦訳者のあとがきには第三帝 -
Posted by ブクログ
「自分を解き明かすことができるのは、他人ではなくあくまで自分だけだ。」
ヘルマン・ヘッセの代表作のひとつ『デーミアン』です
うーん、これまた「聖書の壁」
しかも完全に四方を囲んでいて、蟻の這い出る隙間もない
当然のことながら、全く意味もわからん
けど面白かった
たまにあるのよ
全く意味分からんけど面白い
全く意味分からんときって大抵は面白くないのよ
だってそうでしょ、意味分からんのだから
でも、本作は面白かった
ぜんぜん分からんのに、全部分かったような気もする
独断的で独りよがりな心中が延々と語られるのに、普遍的で共感できるような気にもなる
なんだこれは!
こういう時、いつも実 -
Posted by ブクログ
ネタバレドイツの作家、ネレ・ノイハウスの警察小説オリヴァー&ピアシリーズ第一弾。
邦訳はシリーズ3作目から変則的に始まったため、しばらく様子見してたらいつの間にか10年積読。。。
オリヴァーの知り合いの高名な弁護士の自殺死体が発見される。時を同じくして、馬専属医師の妻の死体も発見される。妻は周囲の人から相当嫌われていて、誰が容疑者となってもおかしくない。この二つの事件は関連があるのか。。。
死んだ妻が題のとおり、酷すぎる悪女で。絶対自殺しないだろうと笑。
非常に読みやすく、スラスラと読める典型的な警察小説。。。。なのだが、登場人物の名前が覚えづらすぎて。馴染みがないためか、登場人物表と行っ -
Posted by ブクログ
ネタバレ相変わらず一気読み必至のストーリーで、ぐいぐい読み進めてはいたのですが、今回はちょっと読みながら頭の片隅に違和感がちょいちょい顔を出しました。
なぜみんな、周りの人に一言言わないの!?
そうすれば何人かは死なずにすんだはず。
以下、ぬるっとネタバレになっているかもしれません。
気をつけますが。
例えば、不審な日記の切れはしが届けられた時、過去に犯罪を犯した人は口をつぐんでもしょうがないけど、何が起こったのかわからないまま口裏をあわせさせられた人は「どういうこと?」って言っていいと思う。
言ったら殺されてたかもしれないけど。
ていうか、ハイケが殺された理由がいまいち判然としない。
殺人を見 -
Posted by ブクログ
ネタバレドイツの作家、セバスチャン・フィチェックの作品。邦訳自体は初めてではなく、過去何作品かはある様子(アマプラで見れる治療島とか)。
豪華客船の船旅中、妻と息子を亡くした囮捜査官マルティン。二人を亡くした船で暮らす老婆から新たな情報が得られると知り、船に乗り込む。一方、船の中では数週間前に行方不明になった子供が記憶喪失で現れる。またその母親はどこかで拷問されているようだが。。。
豪華客船という閉鎖空間で起こる様々な事件。ジェットコースターのように目まぐるしく展開が変わるため、先が気になり読み進めるのだけど、思ったほどのどんでん返しはなく。。。面白い作品ではあるのだけど。ご都合主義なとこもあり、 -
Posted by ブクログ
滅亡の日を憂いでいる彼女の日常に溢れる幸福と悲哀… カシュニッツ作品集第二弾 #ある晴れたXデイに
■きっと読みたくなるレビュー
ドイツ生まれで、戦後1940-60年代に小説や脚本を手掛けたカシュニッツの短編集です。ミステリーではありませんが、人間の深い部分を描いた作品集とのことで、気になっていた一冊です。
どの作品も何かしらの背景を抱えつつ、人間は家族関係を切り取って表現している。幻想的な世界観ではあるものの、心情描写は芯を突いた深い部分を感じることができる作品ばかり。いくつかお気に入りの作品をご紹介します。
●雪解け
夫婦の物語。夫が自宅に帰ると、妻は外を警戒している様子で…
人生 -
Posted by ブクログ
ドイツの作家による推理小説。ドイツのフリードリッヒ・グラウザー賞(ドイツ推理作家協会賞)新人賞受賞作品。
アンドレアス・ヒューアと言えば、弁護士アイゼンベルクシリーズで知られていますが、こちらは別のシリーズ作品。シノプシスを見ると、主席警部のヴァルナーと上級巡査のクロイトナーのシリーズ作品という事ですが、実際には??
というのも、ドイツの警察制度では、制服警官による外勤の保安警察と、私服勤務がデフォルトの刑事警察と、制服組と私服組が異なる警察組織になるんですよね。なので、日本の様に、制服警察官から始まり、階級が上がって、刑事になると私服勤務になるという事では無いんですよね。なので、ヴァルナ