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Posted by ブクログ
「性根」というものについて考えてみた
「性根が腐ってる」とか「性根が座ってる」みたいな使われ方をするよね
生まれながらに備わっている性格や性質を言い、後天的に変えにくいもの、精神や魂そのものを指す場合もあるようです
で、ナチよ
積極的にナチに加担した人たちって一定数いるわけな
そういう人たちってもともと「性根が腐ってた」んだろうか?
んで本来そういう人たちは、やっぱりまっとうな世界では日陰者になるところをナチスが支配する世界ではむしろ「素晴らしい人格者」とか言われて、俺たちの時代が来たぜとか思ってたんだろうか
いやね
ヨーロッパのミステリーではよくあるのよ
元ナチの犯人や元ナチの被害者(恨まれて殺される)がね
殺す側でも殺される側でも「性根の腐った」やつとして登場するんだけどね
うーん、なんかまとまらんなー
ドイツミステリーの本作はナチスを題材にしてきまして、やっぱりドイツではナチに積極的に加担したやつは「性根の腐った」人という扱いなんだなぁ〜と思った次第
まぁ、そりゃそうか
Posted by ブクログ
翻訳第1作だが、オリヴァー&ピアシリーズとしては3作目。
前に読んだ「生者と死者に告ぐ」より前の話。であるがゆえに「あれこの人は昔こうだったのか」的な驚きがある。
謎の数字を記されて殺される老人の謎。捜査がままならない状況から進んでいくミステリ。なぜ老人が次々と殺されるのか。最初はまったく見えない点が線になると、恐ろしい理由が明らかになる。
そうして、その理由の裏側にある深い疵を負ったとある人物の行動が……もう本当に、それだけでこの物語成立してもいいかもって思える。
単純な謎解きではなく、人々の生きている証が見えるところがこのシリーズの面白さだと思う。
Posted by ブクログ
初ドイツミステリー。
冒頭とラストの50頁は一気に読める面白さ。ただし、全500頁強あるため、途中で読むのを止めてしまうとなかなか次に読むのをためらう類いの内容だった。(重い、暗い、捜査がなかなか進展しない)
そしてこのジャンルのお約束を知らないせいか、はたまた私がアガサ・クリスティーばかりを好んで読んできたからか、思ったほどの大どんでん返し、ではなかった。真犯人はわりとはじめから、あの人ではないかなとあたりがつけられる。
しかし誰も彼もが犯人に見える(読める)中盤から、終盤の一気に事件が転がって帰結する流れは是非とも一気に続けて読んで欲しい。これは秀作。
訳者あとがきにもあるように、本文で投げられた謎が全て解かれて終わり、ではなくいくつか疑問が残った終わりだったので、もう一度読み直して自分なりに考察する楽しみもある。さて、もう一回読み直そう。
Posted by ブクログ
オリヴァー&ピアシリーズ第三作。
戦争中にはこうしたことは世界中で起こっていたのだろうなと思う。だからこそ日本でも戦中戦後の混乱を利用したミステリーが数多くあるわけだし、面白い。
それにしてもドイツというとヨーロッパの中でもお堅いイメージがあったが、このシリーズを読むとやはり男女関係(もしくはその他の恋愛関係も)は随分発展しているのだなと思う。捜査関係者、事件関係者と安易に個人的関係を結ぶなんて日本の刑事小説では考えられないことなのだが、その辺がお国柄を感じて海外小説は面白い。
またこんな大昔の事件を実際に起訴出来るなんていうのもお国柄を感じる。日本ならいくらこれだけの証拠が揃っていてもどうせ起訴猶予処分で終わりそう。
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