深い疵

深い疵

小説・文芸
1,152円 (税込)

5pt

ドイツ、2007年春。ホロコーストを生き残り、アメリカで大統領顧問をつとめた著名なユダヤ人の老人が射殺された。凶器は第二次世界大戦期の拳銃で、現場には「16145」という数字が残されていた。しかし司法解剖の結果、遺体の刺青から、被害者がナチスの武装親衛隊員だったという驚愕の事実が判明する。そして第二、第三の殺人が発生。被害者らの隠された過去を探り、犯行に及んだのは何者なのか。刑事オリヴァーとピアは幾多の難局に直面しつつも、凄絶な連続殺人の真相を追い続ける。本国で累計200万部を突破した警察小説シリーズ!

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    「性根」というものについて考えてみた

    「性根が腐ってる」とか「性根が座ってる」みたいな使われ方をするよね

    生まれながらに備わっている性格や性質を言い、後天的に変えにくいもの、精神や魂そのものを指す場合もあるようです

    で、ナチよ
    積極的にナチに加担した人たちって一定数いるわけな
    そういう人たちってもともと「性根が腐ってた」んだろうか?
    んで本来そういう人たちは、やっぱりまっとうな世界では日陰者になるところをナチスが支配する世界ではむしろ「素晴らしい人格者」とか言われて、俺たちの時代が来たぜとか思ってたんだろうか

    いやね
    ヨーロッパのミステリーではよくあるのよ
    元ナチの犯人や元ナチの被害者(恨まれて殺される)がね
    殺す側でも殺される側でも「性根の腐った」やつとして登場するんだけどね

    うーん、なんかまとまらんなー

    ドイツミステリーの本作はナチスを題材にしてきまして、やっぱりドイツではナチに積極的に加担したやつは「性根の腐った」人という扱いなんだなぁ〜と思った次第
    まぁ、そりゃそうか

    0
    2025年12月26日

    Posted by ブクログ

    日本語訳にされたのは、これが一冊めのようですが、シリーズとしては三作目。

    基本的に読み切りなので、これ一作だけでも十分楽しめますが、ちょこちょこ過去の話題が出てくるので、やっぱり一作目も読んでみよう!と思うほど、面白かった。

    0
    2022年12月16日

    Posted by ブクログ

    ノイハウス氏を知るきっかけの1冊。白雪姫も面白くよんだ。3冊めには今行き詰まっているけど。。。。
    ドイツ・ミステリーの深みにはまる途で出会った作者。好きです。

    0
    2015年04月12日

    Posted by ブクログ

    面白かった。
    慣れないドイツ系の名前に四苦八苦しながらも、
    ぐいぐい引き込まれていく感じで、
    とても面白かった。
    相棒であるオリヴァーとピアが好対照で、
    お互いをぐいぐいひっぱっていく感じが良かった。
    二人の家庭(同棲)生活が良好なのも、好感がもてる。

    ただ、非常に残念だったのは、これが第三作なこと。
    第一作と二作はまだ訳されていないらしい。
    どおりで、途中でわからない話がでてきた訳だ。
    お願いだから、早く翻訳して出版してほしい。

    0
    2014年11月06日

    Posted by ブクログ

    ページ数を感じさせない展開とテンポで面白かった。主人公警察官のペアがとてもいい感じ。ただ人名覚えるのが大変だった…

    0
    2026年02月18日

    Posted by ブクログ

    「森の中に埋めた」でハマってしまったネレ・ノイハウス。
    ミステリー要素以外に、テーマや、オリヴァーとピアの世界が面白い!訳も素晴らしいのだと思う。
    ホロコーストについては学校で習う知識しかなかったが、本作を読んで、もっと知りたいと思った。過ちの歴史に対して、恨とも哀悲とも違う感情を覚えた。上手く言えないのだけど、無知である事が恥ずかしくなった。

    0
    2021年08月23日

    Posted by ブクログ

    翻訳第1作だが、オリヴァー&ピアシリーズとしては3作目。
     前に読んだ「生者と死者に告ぐ」より前の話。であるがゆえに「あれこの人は昔こうだったのか」的な驚きがある。

     謎の数字を記されて殺される老人の謎。捜査がままならない状況から進んでいくミステリ。なぜ老人が次々と殺されるのか。最初はまったく見えない点が線になると、恐ろしい理由が明らかになる。
     そうして、その理由の裏側にある深い疵を負ったとある人物の行動が……もう本当に、それだけでこの物語成立してもいいかもって思える。
     単純な謎解きではなく、人々の生きている証が見えるところがこのシリーズの面白さだと思う。

    0
    2020年02月28日

    Posted by ブクログ

    初ドイツミステリー。
    冒頭とラストの50頁は一気に読める面白さ。ただし、全500頁強あるため、途中で読むのを止めてしまうとなかなか次に読むのをためらう類いの内容だった。(重い、暗い、捜査がなかなか進展しない)
    そしてこのジャンルのお約束を知らないせいか、はたまた私がアガサ・クリスティーばかりを好んで読んできたからか、思ったほどの大どんでん返し、ではなかった。真犯人はわりとはじめから、あの人ではないかなとあたりがつけられる。
    しかし誰も彼もが犯人に見える(読める)中盤から、終盤の一気に事件が転がって帰結する流れは是非とも一気に続けて読んで欲しい。これは秀作。
    訳者あとがきにもあるように、本文で投げられた謎が全て解かれて終わり、ではなくいくつか疑問が残った終わりだったので、もう一度読み直して自分なりに考察する楽しみもある。さて、もう一回読み直そう。

    0
    2019年12月10日

    Posted by ブクログ

    これは良く書けてるなあ。この作者はすごくバランスがいい。話はかつてナチスの親衛隊が個人的な恨みと財産乗っ取りで無実の人達を自分達の利益だけために無差別に殺害し、なに食わぬ顔で60年ばかし生き延びて生きてきた歴史を暴くという、壮大なドラマ。死人が出るが、むしろ昔の事件を暴くためと復讐のための行動に裏付けられたもので、警察側は無駄に撹乱させられる。普通に面白かった。このシリーズ追いかけるぞ。

    0
    2019年10月13日

    Posted by ブクログ

    オリヴァー&ピアシリーズ第三作。
    戦争中にはこうしたことは世界中で起こっていたのだろうなと思う。だからこそ日本でも戦中戦後の混乱を利用したミステリーが数多くあるわけだし、面白い。
    それにしてもドイツというとヨーロッパの中でもお堅いイメージがあったが、このシリーズを読むとやはり男女関係(もしくはその他の恋愛関係も)は随分発展しているのだなと思う。捜査関係者、事件関係者と安易に個人的関係を結ぶなんて日本の刑事小説では考えられないことなのだが、その辺がお国柄を感じて海外小説は面白い。
    またこんな大昔の事件を実際に起訴出来るなんていうのもお国柄を感じる。日本ならいくらこれだけの証拠が揃っていてもどうせ起訴猶予処分で終わりそう。

    0
    2017年03月21日

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