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Posted by ブクログ 2014年11月06日
面白かった。
慣れないドイツ系の名前に四苦八苦しながらも、
ぐいぐい引き込まれていく感じで、
とても面白かった。
相棒であるオリヴァーとピアが好対照で、
お互いをぐいぐいひっぱっていく感じが良かった。
二人の家庭(同棲)生活が良好なのも、好感がもてる。
ただ、非常に残念だったのは、これが第三作なこ...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年07月04日
一気に読み終えた。面白い!
老いと秘密の物語。過去は常に現在を追いかけ、時に追い抜いてしまう。
あるいは、いい同僚が最高のバディに変わるまでの物語。
ご当地ものミステリというラベルも捨てがたい。訳者のあとがきにも語られているように、それは単なるご当地では済まない。ドイツだから。「歴史」というほども...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年05月14日
とにかく登場人物が多くて、同じ人でも名前で呼ばれたり苗字で呼ばれたり(本当は・・・みたいな人もいるし)で「この人誰?」と登場人物一覧と首っ引き状態なのがちょっとつらかったけど、でも面白くて(ネタ的に『面白い』はないんだろうけど)結構一気に読めてしまった。こういうのを読むと、ドイツじゃまだ第二次世界大...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年12月04日
ストーリーは濃厚だが演出が淡白で、もう少し芝居っ気があったほうが自分の好みには合うし、もっと感情移入できただろう。或る一族の歴史の暗部を掘り返すダークなストーリーだけに、不気味さや刺さる感じ、ひりつく感じを味わいたかった。ドイツ人が読めばそういう感じを味わえるようなキーワードが、ふんだんにあったのか...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年08月23日
「森の中に埋めた」でハマってしまったネレ・ノイハウス。
ミステリー要素以外に、テーマや、オリヴァーとピアの世界が面白い!訳も素晴らしいのだと思う。
ホロコーストについては学校で習う知識しかなかったが、本作を読んで、もっと知りたいと思った。過ちの歴史に対して、恨とも哀悲とも違う感情を覚えた。上手く言え...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年02月28日
翻訳第1作だが、オリヴァー&ピアシリーズとしては3作目。
前に読んだ「生者と死者に告ぐ」より前の話。であるがゆえに「あれこの人は昔こうだったのか」的な驚きがある。
謎の数字を記されて殺される老人の謎。捜査がままならない状況から進んでいくミステリ。なぜ老人が次々と殺されるのか。最初はまったく見え...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年12月10日
初ドイツミステリー。
冒頭とラストの50頁は一気に読める面白さ。ただし、全500頁強あるため、途中で読むのを止めてしまうとなかなか次に読むのをためらう類いの内容だった。(重い、暗い、捜査がなかなか進展しない)
そしてこのジャンルのお約束を知らないせいか、はたまた私がアガサ・クリスティーばかりを好んで...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年10月13日
これは良く書けてるなあ。この作者はすごくバランスがいい。話はかつてナチスの親衛隊が個人的な恨みと財産乗っ取りで無実の人達を自分達の利益だけために無差別に殺害し、なに食わぬ顔で60年ばかし生き延びて生きてきた歴史を暴くという、壮大なドラマ。死人が出るが、むしろ昔の事件を暴くためと復讐のための行動に裏付...続きを読む
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