深い疵

深い疵

1,152円 (税込)

5pt

ドイツ、2007年春。ホロコーストを生き残り、アメリカで大統領顧問をつとめた著名なユダヤ人の老人が射殺された。凶器は第二次世界大戦期の拳銃で、現場には「16145」という数字が残されていた。しかし司法解剖の結果、遺体の刺青から、被害者がナチスの武装親衛隊員だったという驚愕の事実が判明する。そして第二、第三の殺人が発生。被害者らの隠された過去を探り、犯行に及んだのは何者なのか。刑事オリヴァーとピアは幾多の難局に直面しつつも、凄絶な連続殺人の真相を追い続ける。本国で累計200万部を突破した警察小説シリーズ!

...続きを読む

深い疵 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2022年12月16日

    日本語訳にされたのは、これが一冊めのようですが、シリーズとしては三作目。

    基本的に読み切りなので、これ一作だけでも十分楽しめますが、ちょこちょこ過去の話題が出てくるので、やっぱり一作目も読んでみよう!と思うほど、面白かった。

    0

    Posted by ブクログ 2015年04月12日

    ノイハウス氏を知るきっかけの1冊。白雪姫も面白くよんだ。3冊めには今行き詰まっているけど。。。。
    ドイツ・ミステリーの深みにはまる途で出会った作者。好きです。

    0

    Posted by ブクログ 2014年11月06日

    面白かった。
    慣れないドイツ系の名前に四苦八苦しながらも、
    ぐいぐい引き込まれていく感じで、
    とても面白かった。
    相棒であるオリヴァーとピアが好対照で、
    お互いをぐいぐいひっぱっていく感じが良かった。
    二人の家庭(同棲)生活が良好なのも、好感がもてる。

    ただ、非常に残念だったのは、これが第三作なこ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2014年07月04日

    一気に読み終えた。面白い!

    老いと秘密の物語。過去は常に現在を追いかけ、時に追い抜いてしまう。
    あるいは、いい同僚が最高のバディに変わるまでの物語。
    ご当地ものミステリというラベルも捨てがたい。訳者のあとがきにも語られているように、それは単なるご当地では済まない。ドイツだから。「歴史」というほども...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2014年05月14日

    とにかく登場人物が多くて、同じ人でも名前で呼ばれたり苗字で呼ばれたり(本当は・・・みたいな人もいるし)で「この人誰?」と登場人物一覧と首っ引き状態なのがちょっとつらかったけど、でも面白くて(ネタ的に『面白い』はないんだろうけど)結構一気に読めてしまった。こういうのを読むと、ドイツじゃまだ第二次世界大...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2022年12月04日

    ストーリーは濃厚だが演出が淡白で、もう少し芝居っ気があったほうが自分の好みには合うし、もっと感情移入できただろう。或る一族の歴史の暗部を掘り返すダークなストーリーだけに、不気味さや刺さる感じ、ひりつく感じを味わいたかった。ドイツ人が読めばそういう感じを味わえるようなキーワードが、ふんだんにあったのか...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2021年08月23日

    「森の中に埋めた」でハマってしまったネレ・ノイハウス。
    ミステリー要素以外に、テーマや、オリヴァーとピアの世界が面白い!訳も素晴らしいのだと思う。
    ホロコーストについては学校で習う知識しかなかったが、本作を読んで、もっと知りたいと思った。過ちの歴史に対して、恨とも哀悲とも違う感情を覚えた。上手く言え...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2020年02月28日

    翻訳第1作だが、オリヴァー&ピアシリーズとしては3作目。
     前に読んだ「生者と死者に告ぐ」より前の話。であるがゆえに「あれこの人は昔こうだったのか」的な驚きがある。

     謎の数字を記されて殺される老人の謎。捜査がままならない状況から進んでいくミステリ。なぜ老人が次々と殺されるのか。最初はまったく見え...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2019年12月10日

    初ドイツミステリー。
    冒頭とラストの50頁は一気に読める面白さ。ただし、全500頁強あるため、途中で読むのを止めてしまうとなかなか次に読むのをためらう類いの内容だった。(重い、暗い、捜査がなかなか進展しない)
    そしてこのジャンルのお約束を知らないせいか、はたまた私がアガサ・クリスティーばかりを好んで...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2019年10月13日

    これは良く書けてるなあ。この作者はすごくバランスがいい。話はかつてナチスの親衛隊が個人的な恨みと財産乗っ取りで無実の人達を自分達の利益だけために無差別に殺害し、なに食わぬ顔で60年ばかし生き延びて生きてきた歴史を暴くという、壮大なドラマ。死人が出るが、むしろ昔の事件を暴くためと復讐のための行動に裏付...続きを読む

    0

深い疵 の詳細情報

閲覧環境

注意事項あり
  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア
  • 【閲覧できない環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

深い疵 の関連作品

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

創元推理文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

作者のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す