19号室

19号室

1,496円 (税込)

7pt

2019年2月。ベルリン国際映画祭の開会式場に悲鳴が響き渡った。オープニングで、女性が殺害される瞬間を撮った予定外の映像が上映されたのだ。金髪の女性が何者かに襲われ、大きな釘で心臓をひと突きされていた。しかも、彼女は市長の娘で女優の卵だと判明。映像はあまりにもリアルで、目出し帽の人物が上映を強要したという。トム・バビロン刑事は捜査を始めるが、相棒の臨床心理士のジータは、映像内の壁に残されていた「19」に自分との共通点を見つけて戦慄する。そして新たな惨劇が!『17の鍵』につづく、疾走感抜群のシリーズ第2弾。/解説=吉野仁

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19号室 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    『17の鍵』の続編、トム•バビロンシリーズ2作目。ベルリン国際映画祭の開会式で女性が殺される映像が流され、その女性は市長の娘であった。トム達は操作をはじめるが…
    2019年と過去の2001年の物語が交互に書かれ、何か心に傷を負っているようなであった相棒の臨床心理士ジータの過去も明らかに。
    ドイツが舞

    0
    2025年10月16日

    Posted by ブクログ

    やや展開が冗長に感じる部分も否めないが、じっくりねっちり描いてくれるミステリは好みなので良かった。
    今回は前作よりもはっきりしたところがあったし、ここまできたら絶対にあと二作読みたいので翻訳なにとぞ。
    あんな引きをされて読めなかったら生殺し!!(笑)

    0
    2025年04月30日

    Posted by ブクログ

    女性の殺害シーンが映画祭で流された。そこには『19号室』の文字が…ベルリンの壁崩壊という大きな歴史をベースに展開するミステリは前作よりさらに重厚感があった。さらに、気になっていたジータの過去までがからむ。今作もまた、気になるラスト。次も絶対翻訳して欲しい!

    0
    2025年03月10日

    Posted by ブクログ

    前回の話、ここにも繋がるの?!
    幼くしていなくなった妹のことは、少しずつ受け入れて生きてくしかない…という風に話は進み、それとは別の新たな事件が…かと思いきや。
    今回の手がかりは「19」、とある人物の古傷をえぐる文字でもある。それを振り返るのでなかなか辛い描写が続く。
    ドイツ人だから書ける話かな。

    0
    2025年06月27日

    Posted by ブクログ

    今回もスピード感ある展開で面白かった。ひとつひとつの章のページ数が多くないからなのかもしれない。バビロン刑事だけではなく相棒のジータの過去も語られ、旧東ドイツの暗黒が深まる。
    私は『17の鍵』よりも『19号室』の方が楽しめたので、次に期待したい。

    0
    2025年05月25日

    Posted by ブクログ

    今回も良い。

    トム・バビロンが主人公のドイツミステリー第2弾。
    ベルリン国際映画で突如上映されたスナッフ・フィルム。そのフィルムは本物かどうか判断できないが、「17の鍵」の捜査メンバーが招集された。
    事件を追うごとに物語は混迷を増していく。


    前回は主人公のトムの過去と現代の事件が交わっていく流

    0
    2025年05月20日

    Posted by ブクログ

    『17の鍵』に続く第2弾は、2019年2月、ベルリン国際映画祭の開会式場での映像で、女性が殺害されるシーンが上映されるという幕開けである。

    あまりにも映像がリアルであり、女性が市長の娘で女優の卵だと判明し、トム・バビロン刑事と相棒の臨床心理士のジータが動き出す。

    映像内の壁に残された「19」に戦

    0
    2025年05月06日

    Posted by ブクログ

    前作同様、映像が目に浮かぶようなエキセントリックなオープニング。さすが映像制作会社社長!目まぐるしい展開に閉じることができず、ほぼ一日で読みました。こうした歴史の負の側面を抉り出すことで、エンタメに重みが生まれているかと。ドイツ分断時代ネタはたっぷりありそうなので、今後も楽しみです。ジータと彼の繋が

    0
    2025年04月29日

    Posted by ブクログ

    「17の鍵」と同じトム・バビロンが主人公のドイツを舞台にしたミステリー。今作は臨床心理士のジータに焦点を当てている。ジータの18年前の事件と2001年の事件がそれぞれの時間系列で交互に描かれていく。過去のトラウマに苦しむジータ、妹の亡霊が見えてしまうトムの2人の、足を使った地道な操作に拍手を送りたい

    0
    2025年03月31日

    Posted by ブクログ

    ベルリン国際映画祭の開会式場に悲鳴が響き渡った。予定外の、女性が殺される瞬間を撮った映像が上映されたのだ。女性は市長の娘で女優の卵。映像はあまりにリアルで、目出し帽の人物が上映を強要したという。トム・バビロン刑事は捜査を始めるが、相棒の臨床心理士ジータは、映像内の壁に残されていた「19」に、自分との

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    2025年03月30日

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