酒寄進一のレビュー一覧
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重厚!濃厚!日大三高!
いやー、なんかもうネレ・ノイハウスが達者になったなーって
まず、もうそういう偉そうな感想が来ましたよ
エピソードの繋ぎがうまい
滑らかになってきた気がすーる
そしてオリヴァーですよ
なんか自分を見つめ直して、心の中のモヤモヤが晴れてきたみたいで、ようやっと帰ってきました
優秀なリーダーがね
やったぜ
でもダメダメなオリヴァーもわいは嫌いじゃなかった
むしろ好きだった
フォーエバーダメ男オリヴァー
そしてわいが今回すごいと思ったのは、なにやらシリーズを通しての、敵というか悪い奴らの存在が見えて来たってことなんだが、絶対シリーズの一作目を書いたときはそんな存在想定し -
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ネタバレタイトルのない26の掌編集。
講演会やインタビュー、プライベートな旅などで世界各地を転々と訪れる私。
具体的に「作家」という職業が言及されていたかどうかあやふやだが、なんとなく本人を想起させるようなメタフィクションめいた様相が漂う作品。
その土地土地で出会ったエピソードがシーラッハならではの研ぎ澄まされた文体で紡がれる。
読む度に毎回凄いなぁと思う。
こんなにも端的に、ある意味ぶっきらぼうとも思えるほどに余計な装飾がなく直接的な言葉の集まりなのに、その連なり、間、行間が作り出す文章に心が吸い寄せられる。
何を意味したいのかはかりかねる物語もあれば、奇妙な味風ミステリめいたオチのあるものもあ -
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ネタバレ「ウェルテル効果」という言葉を知らず、雑誌でたまたま知ったので。
これが300年前の話だというから、驚きです!
エキセントリックで、直情的すぎると思うべからずです。
近年の、メンヘラノンフィクションや作話に、頻繁に出るシチュエーションな気がします。
つまり、それだけ普遍的な価値観を描いているということですよね。
しごとも、こいも、何もかも思い通りにならず、絶望……いやむしろ「死」をある種の希望として命を絶つ刹那的な様が、若者に熱狂的な共感を呼んだのは、正直頷けます。
これは、受けるだろうなと。
光文社古典新訳文庫、酒寄進一さんの比較的新しい訳は、読みやすかったです。 -
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ネタバレドイツの作家マルク・ラーべのトム・バビロンシリーズ第二弾。
ベルリン国際映画祭で女性が刺される映像が流される。どうやら女性は市長の娘で、本物のスナッフビデオなのか、それとも作成された映像なのかがわからない。ただし臨床心理士のジータは、映像の中にあった『19』の数字に嫌な予感を覚え…
二ヶ月連続で刊行されただけあって、前作「17の鍵」と前後編のような立ち位置。関連しすぎていて、連続して読まないと細かなところまで楽しめないかも(サラッと復習してから読んだ方が良い)。
前作よりミステリ的には薄くなったが、エンタメ度は段違い。今作の疾走感は前作以上。前作のように現代パートがありつつ、今回はジータ -
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ネタバレいかにもシーラッハらしい短編集、「犯罪」「罪悪」「刑罰」で3部作らしい。とはいえ順番に読まなくても良いようにも思う。本作最後の「友人」は確かに末尾を飾るにふさわしい感じの締め方ではある。
シーラッハの魅力は言葉数が少ない事。華美や大げさな修飾はなく、必要最低限の文章で淡々と進行する物語構成が良い。和食のような「引き算の美学」なミステリー、そこには断捨離、ミニマリズムにも通じる、潔さと清潔さがある。
掲載されている「奉仕活動」なんて、凡百の作家なら胸糞描写を満載にしてくるだろし、被害者や家族の怒り憎しみももっともっと書き込みを増やしているだろうが、シーラッハは端的である。だからこそ余韻が強く -
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マルク・ラーベ『スズメバチ』創元推理文庫。
『17の鍵』『19号室』に続く、ドイツ・ミステリー『刑事トム・バビロン』シリーズの第3弾。
第2弾の『19号室』がイマイチだったので、この第3弾の購入に躊躇していたのだが、全4作の結末が気になり、購入してしまった。果たして、鬼が出るのか、それとも蛇が出るのか。
2027年春にはシリーズ完結編となる『ヴィオーラの隠れ家』が刊行されるようだ。
30年前に何者かに連れ去られ、安否不明状態の妹ヴィオーラの幻影と幻聴を常に身近に感じながらも、刑事としての任務を全うしようするトム・バビロンに襲い掛かる暗い影。誰の思惑なのか、次第にトムは妻のアンネと共に事 -
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簡潔で事実を元にしたようなドキュメンタリーっぽい文体。国際色豊かで人物の階級も多岐にわたる。難民がよく登場する。
犯罪というタイトルの通り犯罪が扱われている。複雑な人間の行動を犯罪という一面から切り取っているような小説。
本屋大賞1位も納得。ただミステリーらしさは全然ない。
『棘』『ターナー氏』『エチオピアの男』がいいが、どれも甲乙つけがたいくらい面白い。
本書はネット上で誤訳があるという指摘があるが、それはハードカバー版が加筆前のものを題材にしているのに誤訳を指摘している側が参照しているのは加筆されたバージョンのものだから、だという。私が読んだ文庫版は加筆版を元に翻訳されている。 -
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刑事オリヴァー&ピア・シリーズ10作目。
ドイツの警察小説、ベストセラーです。
出版社の有名な毒舌編集者が失踪。
ピア・ザンダーは、元夫のヘニングに頼まれ、連絡がつかないという女性の家を訪ねた。ヘニングは昨年、自分とピアをモデルにした小説を書いて、それが大ヒット。ピアは迷惑しているのだったが…
2018年9月、オリヴァーの末の娘ゾフィアは12歳。
オリヴァー・フォン・ボーデンシュタインは、6年前の事件(「生者と死者に告ぐ」)で知り合ったカロリーネと再婚して5年になる。50代半ば?
継娘のグレータは18歳、オリヴァーへの反発を募らせて荒れ、家庭は破綻しつつあった。
オリヴァーの元妻コ