周木律のレビュー一覧

  • WALL

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    一般人、政府側、記者という三つの視点から描かれるパニック小説
    個人的にシンゴジラが好きなので楽しく読めた

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    2023年07月24日
  • ネメシス3

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    収録作は設定もストーリーも全く違うのだけど、AIが共通して出てくる。
    こういう話を読んでいると、使い方次第で善にも悪にもなってしまうのかもなと思ってしまう。
    何事も程よい距離感が大事なのかも。

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    2023年06月29日
  • ネメシス3

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    2話構成でともにAIが出てくるお話。
    第1話の風真さんの言葉に痺れました。
    確かにいつかAIは人間を超えるかもしれないけど、AIでも越えられない部分はきっと人間にもあると思う。人の温かさはAIには出せないのでは!

    個人的にストーリーは2話目が好きで、中村三冠かっこいい!

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    2023年06月22日
  • WALL

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    初めてパニックSFを読みました。
    読む前に想像していたより人間ドラマのような展開で感動した。
    SFだから現実には起こらないことだけれど、そこに科学の要素を盛り込んでいて面白かった。
    日本の政治やマスコミ、SNSなども
    リアリティ感がある

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    2023年05月04日
  • 不死症

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    奥神谷村という山奥にある村で製薬研究所が爆発事故を起こす。研究員の泉夏樹は一命を取り留めたものの、記憶を無くしてしまう。被験者、同僚ら生き残った仲間と共に脱出を試みるも、理性を失い凶暴化した人々が突如襲いかかってくる。研究所で何が起こったのか、記憶を失った泉夏樹が行っていた研究とは。手に汗握るバイオホラー×ミステリー小説。

    総理大臣登場シーンなど物語の設定に疑問を抱く場面が多い印象を受けましたが、読みやすいバイオホラー小説として楽しめました。

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    2023年04月29日
  • 双孔堂の殺人 ~Double Torus~

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    ネタバレ

    『堂シリーズ』第二弾。
    今回はクローズド・サークルではなく、事件が起きた後の現場を捜査していくというもの。今回はなんと十和田が犯人として逮捕されてしまうという展開は驚いた。なので今回は宮司が実質的な主人公として捜査していく。館にトリックがあるのはなんとなくわかっていたが、「分かるわけないやろ!」と思いながら読んでいました。宮司がエレベーターを降りていたときに感じていた違和感は水圧変化による物なのだなという考察が出来たりと最初からヒントが隠されていてとても面白かったです。今回の結末は前回に比べたらまだ救いがあるのかなと思っていたら、やっぱりお前が関わっていたんかい!という人物が出てきて思わず笑っ

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    2023年02月19日
  • 幻屍症 インビジブル

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    現実世界の不平等さや特権階級らによる差別、世界の腐敗が暗示されている。読んでいる途中では某ヒットアニメと絶対同じやんけと思っていたけど、こちらの方がメッセージ性があった。単行本p177とあと1箇所、誤植かな?という所があったがどうなんだろう。個人的には続編が読みたい。

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    2023年02月14日
  • 眼球堂の殺人 ~The Book~

    匿名

    購入済み

    結構なボリュームだが展開がおもしろくて一気に読了。
    いわゆる館ものだが、その中でも建造物としての魅力はピカイチ。
    見取り図だけでもその奇っ怪さが伺える。
    本格ミステリ、クローズドサークル、この言葉に反応した方には是非とも手にとって頂きたい。

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    2023年02月14日
  • 「さあ、どんでん返しだ。」(キャンペーン8作品無料試し読み)

    購入済み

    サンプルとしてとても良い試み

    今まで読んだことのない作家の作風、特に文体を知るのには、とても良い試みである。サンプルなのでミステリーに必須の伏線関係、特にオチの部分のどんでん返し は当然入っていないので評価できないが、文章そのものが読みやすいか文体が気に入るか の評価はできる。三津田信三 さんが苦手だ と言うのはよくわかった。

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    2023年02月05日
  • 災厄

    購入済み

    映画化したら面白そう

    主人公の官僚に魅力が乏しいが、対する政治家の横暴さ。それに耐える主人公と分かりやすい構造。災厄の源の解明過程は素人には納得させられる展開。映画化したら面白そう。

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    2023年01月18日
  • 伽藍堂の殺人 ~Banach-Tarski Paradox~

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    面白くてあっという間に読み終えてしまいました。
    特にラストは衝撃。
    ですので、星プラス1。
    次が気になります。

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    2022年07月22日
  • 「さあ、どんでん返しだ。」(キャンペーン8作品無料試し読み)

    購入済み

    気になる気になる

    気になる作家さんが複数いるが、文章が好みかどうかわからなかったので無料試し読みで確認。最初から引き込まれるタイプと中々進まないけどいつの間にか引き込まれてるタイプと最後まで無理なタイプがあった。コレを参考にして作品を選ぼうとおもった。

    #シュール #ドキドキハラハラ #怖い

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    2022年09月29日
  • 伽藍堂の殺人 ~Banach-Tarski Paradox~

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    ネタバレ

    堂シリーズの折り返しから読むという罪を犯した感はある。当然だがシリーズで先のものを読むとネタバレされるわけで…しかし大変面白く読めた。天才たちが織り成すミステリーは気持ちが良い。
    確かに数学的には正しいのだろうけど、それでもぶっ飛んだ建造物を使ったトリックは普通のミステリーには無いものだし、嘘だろ…?となる。こういったトリックが生まれる発想力が小説であることを抜きにでも本当にすごい。
    今手持ちは本作のひとつ前の眼球堂。これも楽しみになった。

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    2022年01月29日
  • 双孔堂の殺人 ~Double Torus~

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    建物はおもしろい。トリックはあまりおもしろくない。
    でも自分が理論数学が好きなのと、十和田が好きなのでどうしても高評価になってしまう。
    ミステリだけ見た時は2〜3だろうとは思う。

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    2022年01月22日
  • 五覚堂の殺人 ~Burning Ship~

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    五角形の館で繰り広げられる密室殺人、トリックが凄すぎる。十和田只人のトンデモ館 堂シリーズ第3弾。

    シンプルかつ綺麗にせ入れされた構成、よくまとまっている本格ミステリーです。特に今回の館トリックはトンデモすぎでしょ、わかんねーよっ まあそこが最高なんですけどね。

    ただ折角良いトリックも、深みや繋がりがなくてどうも重厚感が得られないんすよね… そのあたりが少し残念です。

    ただ本シリーズは数学者たちのキャラクターは強烈で素晴らしい! 今後どうなっていくか楽しみです。館モノが好きな本格ミステリー好きにはおすすめの一冊です。

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    2022年01月06日
  • 災厄

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    周木律『災厄』角川文庫。

    まるで新型コロナウイルス感染禍を予言したようなパンデミック・サスペンス。因みに、この作品は2014年に刊行されている。

    原因不明の症状で瀕死の住民が次々と医療機関に収容され、次第に医療現場が逼迫する様子などはまさに今起きている現実を見ているようだ。また『災厄』を目の当たりにしてもなかなか原因と解決策を見出だせない政府の姿は東日本大震災やこの新型コロナウイルス感染禍での混乱ぶりを連想させる。ストーリーには幾分甘さがあり、諸手を挙げて納得出来るものではないが、なかなか面白い。

    突如として高知県で発生した原因不明の住民の集団死事件。次第に集団死は地域を拡大し、瞬く間に

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    2021年11月27日
  • 「さあ、どんでん返しだ。」(キャンペーン8作品無料試し読み)

    購入済み

    沢山のミステリーを知ろう

    ミステリー作品は読んでない人からすれば敷居が高く感じられますが、同一作者のみのものではなくさまざまな作家先生方の作品が連載されているこのシリーズであれば、自分のお気に入りの作風を知ることができると思います。

    #深い

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    2021年11月06日
  • 「さあ、どんでん返しだ。」(キャンペーン8作品無料試し読み)

    購入済み

    東川篤哉先生の純喫茶〜の続編が見られるなんてワクワクします。是非文庫本が出たら買いたい。これを気に他のミステリー作家さんたちを知れたのも良かったです。

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    2021年10月14日
  • 謎の館へようこそ 白 新本格30周年記念アンソロジー

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    館もののアンソロジーで
    作家ごとにいろんな切り口のアプローチがあって
    バラエティは富んでいた。

    その分、好みなものもそうでないものもあって
    全体としては星3.5という感じ。

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    2021年09月25日
  • 教会堂の殺人 ~Game Theory~

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    この物語は先に進むほど面白くなる。


    数学の部分は複雑だけど、読んで理解しようとすると面白くなる。


    今回の話のラストは衝撃的だった。

    まさかこんな事になるなんて...


    あと、上毛かるた(群馬県民はみんな知ってます)に出てくる「和算の大家 関孝和」の件があったが、こんなすごい人だなんて知らなかった。


    あと2冊、楽しみです。

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    2021年09月18日