双孔堂の殺人 ~Double Torus~

双孔堂の殺人 ~Double Torus~

880円 (税込)

4pt

二重鍵状の館、「Double Torus(ダブル トーラス)」。警察庁キャリア、宮司司(ぐうじつかさ)は放浪の数学者、十和田只人(とわだただひと)に会うため、そこへ向かう。だが彼を待っていたのは二つの密室殺人と容疑者となった十和田の姿だった。建築物の謎、数学者たちの秘された物語。シリーズとして再構築された世界にミステリの面白さが溢れる。「堂」シリーズ第二弾。

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数学者十和田只人 のシリーズ作品

1~7巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~7件目 / 7件
  • 眼球堂の殺人 ~The Book~
    1,034円 (税込)
    新たな理系&館ミステリ。シリーズ第一作神の書、"The Book"を探し求める者、放浪の数学者・十和田只人(とわだただひと)がジャーナリスト・陸奥藍子と訪れたのは、狂気の天才建築学者・驫木煬(とどろきよう)の巨大にして奇怪な邸宅"眼球堂"だった。二人と共に招かれた各界の天才たちを次々と事件と謎が見舞う。密室、館、メフィスト賞受賞作にして「堂」シリーズ第一作となった傑作本格ミステリ!
  • 双孔堂の殺人 ~Double Torus~
    880円 (税込)
    二重鍵状の館、「Double Torus(ダブル トーラス)」。警察庁キャリア、宮司司(ぐうじつかさ)は放浪の数学者、十和田只人(とわだただひと)に会うため、そこへ向かう。だが彼を待っていたのは二つの密室殺人と容疑者となった十和田の姿だった。建築物の謎、数学者たちの秘された物語。シリーズとして再構築された世界にミステリの面白さが溢れる。「堂」シリーズ第二弾。
  • 五覚堂の殺人 ~Burning Ship~
    924円 (税込)
    メフィスト賞受賞シリーズ第三弾! 有り得ぬ館と哲学者の遺言とが惨劇を呼ぶ。放浪の数学者、十和田只人は美しき天才、善知鳥神に導かれ第三の館へ。そこで見せられたものは起きたばかりの事件の映像――それは五覚堂に閉じ込められた哲学者、志田幾郎の一族と警察庁キャリア、宮司司の妹、百合子を襲う連続密室殺人だった。「既に起きた」事件に十和田はどう挑むのか。館&理系ミステリ第三弾!
  • 伽藍堂の殺人 ~Banach-Tarski Paradox~
    880円 (税込)
    堂シリーズはついにここまできたか 解説 村上貴史(ミステリ書評家) 謎の宗教団体・BT教団の施設だった二つの館の建つ伽藍島。リーマン予想解決に関わる講演会のため訪れた、放浪の数学者・十和田只人と天才・善知鳥(うとう)神、宮司兄妹。その夜、ともに招かれた数学者二人が不可能と思われる"瞬間移動"殺人の犠牲となる。秘められた不穏な物語がさらに動く"堂"シリーズ第四弾。
  • 教会堂の殺人 ~Game Theory~
    858円 (税込)
    館で待つのは、絶望か、祈りか。天才数学者が仕掛ける究極の罠!訪れた者を次々と死に誘う狂気の館、教会堂。失踪した部下を追い、警察庁キャリアの司は館に足を踏み入れる。そこで待ち受けていたのは、水死・焼死・窒息死などを引き起こす数多の死の罠!司の足跡をたどり、妹の百合子もまた館に向かう。死のゲームと、天才数学者が求める極限の問いに、唯一解はあるのか!?
  • 鏡面堂の殺人 ~Theory of Relativity~
    946円 (税込)
    すべての事件【ものがたり】はここから始まった。謎は原点【ゼロ】に収束する――鏡の館が写す過去と現在。異形の建築家が手掛けた初めての館、鏡面堂。すべての館の原型たる建物を訪れた百合子に、ある手記が手渡される。そこには、かつてここで起きたふたつの惨劇が記されていた。無明の闇に閉ざされた密室と消えた凶器。館に張り巡らされた罠とWHO、WHY、HOWの謎。原点の殺人は最後の事件へ繋がっていく!
  • 大聖堂の殺人 ~The Books~
    1,144円 (税込)
    解は示された。大人気シリーズ、ついに終幕!天才数学者が館に隠した時と距離を超える最後の謎。すべての事件を操る数学者・藤衛に招かれ、北海道の孤島に聳え立つ大聖堂を訪れた宮司百合子。そこは、宮司家の両親が命を落とした場所だった。災禍再び、リーマン予想の解を巡り、焼死や凍死など不可解な殺人が発生する。しかし、藤は遠く離れた襟裳岬で講演の最中だった。大人気「堂」シリーズ、ここに証明終了!

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双孔堂の殺人 ~Double Torus~ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    シリーズ1作目よりも面白い。
    宮司兄妹が今後どんな風に物語に食い込んで来るのかが楽しみ。
    それにしても、数学の話は難しい。昨今、高等教育の場でも数学の重要さが叫ばれているけれど、心から賛同。文系だからといって避けて通ってはいけない道だった・・・。

    0
    2020年04月13日

    Posted by ブクログ

    他の感想にもあるように、数学的な説明が多く、その“パート”に入ると内容が理解できているような出来ていないような感覚に陥るが、重要な要素はわかりやすくヒントとしてその“パート”に含まれているためあまり読み進めることに支障はないので問題はないと感じた。トリックについては前作同様、違和感の多さや多分に散り

    0
    2024年12月21日

    Posted by ブクログ

    トリック、解決に向けた流れ、手が止まらなくなる面白さでした。詳しくは書けないけど、全然予想できませんでした。
    ただ、作者がことわっているとおり、数学の話は難しい。そこは読むのしんどいし、理解できなくてもストーリーの理解に影響ないけど、なんとなく悔しいです(笑)ポアンカレ予想、多様体、位相幾何学、どれ

    0
    2024年10月31日

    Posted by ブクログ

    あとがきにも書いてあるように、この作品は理解できない数学に関する会話が割と長く続きます。

    ですが、物語として成立していて、私は続きが気になってしまいあっという間に読破してしまいました。

    ある程度読み進めていくと、ミステリー小説を他にも読んできた方でしたら、ある程度犯人は分かると思います。
    けれど

    0
    2024年08月03日

    Posted by ブクログ

    建物はおもしろい。トリックはあまりおもしろくない。
    でも自分が理論数学が好きなのと、十和田が好きなのでどうしても高評価になってしまう。
    ミステリだけ見た時は2〜3だろうとは思う。

    0
    2022年01月22日

    Posted by ブクログ

    う~ん今回も面白かった。  
    私ごときじゃ理解できない数学談義を流し読みして、気になる本編を読み進める。  
    もう少し厚みがあってもと思ったけれど、十二分に面白かった。    
    ダブル・トーラス。それさえ分かれば単純明快。  
    そこに複雑に絡まる人間関係。  
    盲点を突かれるのはほんと面白い。

    0
    2017年02月17日

    Posted by ブクログ

    堂シリーズ第2弾
    「双孔堂の殺人」

    ダブルトーラスと呼ばれる二つの穴が空いてる建物。そこで起きる密室殺人事件。
    そして容疑者は十和田只人。

    ヒントはちゃんとたくさんあって、なんとなく気づける˙ᴥ˙。

    でも眼球堂ほどの衝撃ではないかも。
    どうせならもっとトポロジーを絡めてほしかった。
    あれだけト

    0
    2025年10月30日

    Posted by ブクログ

    堂シリーズ第2作目。1作目が面白かったので。

    とはいえ、前作ほどの面白さやワクワク感、衝撃は薄かったかも。
    たぶん、あとがきでも書いてある通り、数学の話がすごく多かったことが原因だと思う。
    ただここでシリーズの肝となる宮司司と百合子ちゃんが登場する意味で、本作を読む意義はあると思った。

    0
    2025年06月28日

    Posted by ブクログ

     放浪する数学者を求めて訪れたのは"双孔堂"、警察庁キャリアである宮司はそこで密室殺人が起き、容疑者として尋人である十和田只人が捕まってることを知る。 自分が犯人であると結論づける十和田、既に出された解を変えるには事件の'前提'を覆さなければ・・・ シリーズ第

    0
    2024年03月19日

    Posted by ブクログ

    堂シリーズ二作目。
    前作以上に数学蘊蓄がパワーアップ。
    全体の3割ぐらい数学の話してるため、どちらかというと文系の自分には頭の中にクエスチョンマークが駆け巡っていましたが、なんか読んでて楽しかったです。
    眼球堂に続き変な建物ですが、変で奇天烈な建物であればあるほど本格ミステリファンは喜ぶので(偏見)

    0
    2023年12月28日

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