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二重鍵状の館、「Double Torus(ダブル トーラス)」。警察庁キャリア、宮司司(ぐうじつかさ)は放浪の数学者、十和田只人(とわだただひと)に会うため、そこへ向かう。だが彼を待っていたのは二つの密室殺人と容疑者となった十和田の姿だった。建築物の謎、数学者たちの秘された物語。シリーズとして再構築された世界にミステリの面白さが溢れる。「堂」シリーズ第二弾。
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Posted by ブクログ
シリーズ1作目よりも面白い。 宮司兄妹が今後どんな風に物語に食い込んで来るのかが楽しみ。 それにしても、数学の話は難しい。昨今、高等教育の場でも数学の重要さが叫ばれているけれど、心から賛同。文系だからといって避けて通ってはいけない道だった・・・。
他の感想にもあるように、数学的な説明が多く、その“パート”に入ると内容が理解できているような出来ていないような感覚に陥るが、重要な要素はわかりやすくヒントとしてその“パート”に含まれているためあまり読み進めることに支障はないので問題はないと感じた。トリックについては前作同様、違和感の多さや多分に散り...続きを読むばめられたヒントにより自分自身でも推理(推測)することはできるが、それでも「やられた。」と思えるほど奇抜でシンプルな解が存在していることは騙された側としては気持ちがいい。しかし文章において詰めの甘さを感じないでもないことから星4とさせていただく。
トリック、解決に向けた流れ、手が止まらなくなる面白さでした。詳しくは書けないけど、全然予想できませんでした。 ただ、作者がことわっているとおり、数学の話は難しい。そこは読むのしんどいし、理解できなくてもストーリーの理解に影響ないけど、なんとなく悔しいです(笑)ポアンカレ予想、多様体、位相幾何学、どれ...続きを読むも理解できず、ネットで調べても、あぁとはならない。前作の方がまだ数学部分はとっつきやすかったです。 次作も読みます。
あとがきにも書いてあるように、この作品は理解できない数学に関する会話が割と長く続きます。 ですが、物語として成立していて、私は続きが気になってしまいあっという間に読破してしまいました。 ある程度読み進めていくと、ミステリー小説を他にも読んできた方でしたら、ある程度犯人は分かると思います。 けれど...続きを読むも、犯人に関する人間関係や動機、様々なトリックと伏線にはなかなか気がつけないと思います。 物語終盤にはそれらトリックと伏線がするすると説明、回収されていきます。 個人的には読んでいってそれが爽快でした。 シリーズものであることが嬉しいと感じる終わり方。 引き続き堂シリーズを読んでいこうと思います。
建物はおもしろい。トリックはあまりおもしろくない。 でも自分が理論数学が好きなのと、十和田が好きなのでどうしても高評価になってしまう。 ミステリだけ見た時は2〜3だろうとは思う。
う~ん今回も面白かった。 私ごときじゃ理解できない数学談義を流し読みして、気になる本編を読み進める。 もう少し厚みがあってもと思ったけれど、十二分に面白かった。 ダブル・トーラス。それさえ分かれば単純明快。 そこに複雑に絡まる人間関係。 盲点を突かれるのはほんと面白い。
堂シリーズ第2弾 「双孔堂の殺人」 ダブルトーラスと呼ばれる二つの穴が空いてる建物。そこで起きる密室殺人事件。 そして容疑者は十和田只人。 ヒントはちゃんとたくさんあって、なんとなく気づける˙ᴥ˙。 でも眼球堂ほどの衝撃ではないかも。 どうせならもっとトポロジーを絡めてほしかった。 あれだけト...続きを読むポロジー言ってたのにミステリは普通だった気が。
堂シリーズ第2作目。1作目が面白かったので。 とはいえ、前作ほどの面白さやワクワク感、衝撃は薄かったかも。 たぶん、あとがきでも書いてある通り、数学の話がすごく多かったことが原因だと思う。 ただここでシリーズの肝となる宮司司と百合子ちゃんが登場する意味で、本作を読む意義はあると思った。
放浪する数学者を求めて訪れたのは"双孔堂"、警察庁キャリアである宮司はそこで密室殺人が起き、容疑者として尋人である十和田只人が捕まってることを知る。 自分が犯人であると結論づける十和田、既に出された解を変えるには事件の'前提'を覆さなければ・・・ シリーズ第...続きを読む二作。 流石屋敷に主眼を置いてるだけあって面白いトリックでしたね。 キャラも立ってきてるしいいシリーズになってきたんじゃないでしょうか?
堂シリーズ二作目。 前作以上に数学蘊蓄がパワーアップ。 全体の3割ぐらい数学の話してるため、どちらかというと文系の自分には頭の中にクエスチョンマークが駆け巡っていましたが、なんか読んでて楽しかったです。 眼球堂に続き変な建物ですが、変で奇天烈な建物であればあるほど本格ミステリファンは喜ぶので(偏見)...続きを読む最高です。ただトリックは前作よりも劣るかな... そして最後にあの人も登場。やっぱり出てきた。 森博嗣作品の某人みたいな感じになっていくんですかね?
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数学者十和田只人
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